説明

通信装置

【課題】コンテンツ情報の複製を防止することができる通信装置を提供すること。
【解決手段】MFP1によれば、複製が許可されていないコンテンツ情報のURIを、MFP1へのアクセスを行わせるURIへ変換する。よって、PC20が、複製が許可されていないコンテンツ情報のURIを取得し、そのコンテンツ情報のURIへアクセスして、そのコンテンツ情報を取得することを防止することができる。従って、複製が許可されていないコンテンツ情報がPC20を用いて複製されることを防止することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は通信装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
画像情報(画像データ)等のコンテンツをパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と称す)を介して利用する技術としては、例えば、特開2007−179328号公報に記載のネットワーク印刷システムが知られている。このネットワーク印刷システムでは、コンテンツを生成可能なコンテンツ情報(コンテンツデータ)をPCで取得し、その取得したコンテンツ情報を用いた印刷をプリンタで実行させて、所望のコンテンツの印刷を実現している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−179328号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述のネットワーク印刷システムでは、コンテンツ情報がPCで取得されてしまう(ダウンロードされてしまう)。よって、複製が許可されていないコンテンツ情報であっても、一度、PCへダウンロードされてしまうと、そのPCを用いて容易に複製が行われてしまうという問題点があった。
【0005】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、コンテンツ情報の複製を防止することができる通信装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するために、本発明の通信装置は、コンテンツを生成可能なコンテンツ情報、および前記コンテンツ情報の記憶位置を特定可能な位置情報を対応付けて記憶するコンテンツ記憶装置との通信を行うコンテンツ通信手段と、外部通信装置との通信を行う外部通信手段とを備えたものであり、前記外部通信装置からの第1のアクセスが前記外部通信手段を介して行われた場合に、前記コンテンツ記憶装置から前記位置情報を、前記コンテンツ通信手段を介して取得する取得手段と、その取得手段により取得された前記位置情報を、前記通信装置へのアクセスを行わせるアクセス情報へ変換する変換手段と、その変換手段により変換したアクセス情報と前記取得手段により取得された前記位置情報とを対応付けた対応情報を記憶する記憶手段と、前記変換手段により変換されたアクセス情報を、前記外部通信手段を介して前記外部通信装置へ送信する送信手段と、その送信手段により送信されたアクセス情報が前記外部通信装置で選択され、そのアクセス情報の選択による前記外部通信装置からの第2のアクセスが前記外部通信手段を介して行われた場合に、その外部通信装置にアクセスを行わせたアクセス情報に対応する前記位置情報を、前記記憶手段に記憶された対応情報を用いて特定する特定手段と、その特定手段により特定された位置情報が示すコンテンツ情報を前記コンテンツ通信手段を介して取得するコンテンツ取得手段と、そのコンテンツ取得手段により取得したコンテンツ情報から前記コンテンツを生成し、そのコンテンツの出力を実行する実行手段とを備えている。
【0007】
なお、本発明は、通信装置のための制御装置、制御方法、通信装置を制御するコンピュータプログラム、該コンピュータプログラムを記録する記録媒体等の種々の態様で実現可能である。
【発明の効果】
【0008】
請求項1記載の通信装置によれば、コンテンツ記憶装置に記憶されたコンテンツ情報を外部通信装置に取得させないので、コンテンツ情報が外部通信装置で複製されることを防止することができるという効果がある。
【0009】
請求項2記載の通信装置によれば、請求項1記載の通信装置の奏する効果に加え、アクセス情報に加えて、要約情報を外部通信装置へ送信するので、外部通信装置のユーザは、所望のアクセス情報の選択を容易に行うことができるという効果がある。
【0010】
請求項3記載の通信装置によれば、請求項1または2に記載の通信装置の奏する効果に加え、コンテンツ情報の複製が許可されている場合には、そのコンテンツ情報を外部通信装置に取得させることができるという効果がある。
【0011】
請求項4記載の通信装置によれば、請求項2記載の通信装置の奏する効果に加え、コンテンツ情報の複製が許可されている場合には、そのコンテンツ情報の記憶位置が特定可能な位置情報を外部通信装置に取得させて、外部通信装置にコンテンツ情報を取得させることができるという効果がある。
【0012】
請求項5記載の通信装置によれば、請求項1から4のいずれかに記載の通信装置の奏する効果に加え、外部通信装置のユーザは、ウェブブラウザを用いて第2のURIの選択を行うことができるので、その選択を容易に行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】(a)は、コンテンツ一覧を取得するアクセスが行われた場合のMFP、PC、およびコンテンツサーバで行われる情報伝送を概略的に示したコミュニケーション図であり、(b)は、コンテンツサーバから取得されたcontents.rssファイルの内容を示した図であり、(c)は、contents.rssファイル内のURIを変更した場合を示した図であり、(d)は、URIが変更されたcontents.rssファイルをhtml documentへ変更した場合を示した図である。
【図2】(a)は、コンテンツ詳細情報のURIが選択された場合のコミュニケーション図であり、(b)は、コンテンツサーバから取得されたコンテンツ詳細情報の内容を示した図であり、(c)は、図2(b)に示すコンテンツ詳細情報内のURIの記述を一部変更した場合を示した図である。
【図3】コンテンツ情報のURIが選択された場合のコミュニケーション図である。
【図4】取得処理を示すフローチャートである。
【図5】(a)は、コンテンツ一覧の取得処理を示すフローチャートであり、(b)は、コンテンツ詳細情報の取得処理を示すフローチャートであり、(c)は、コンテンツ情報の取得処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1(a)は、本発明の通信装置の実施形態である多機能周辺装置(以下、「MFP(Multi Function Peripheral)」と称す)1、PC20、およびコンテンツサーバ40で行われる情報伝送を概略的に示したコミュニケーション図である。また、図1(b)は、コンテンツサーバ40から取得されたcontents.rssファイルの内容を示した図であり、図1(c)は、contents.rssファイル内のURIを変更した場合を示した図であり、図1(d)は、URIが変更されたcontents.rssファイルをhtml documentへ変更した場合を示した図である。
【0015】
なお、図1においては、コンテンツサーバ40に記憶されたコンテンツ情報の名称であるコンテンツタイトル情報と、コンテンツサーバ40に記憶されたコンテンツ情報を利用する場合に用いるURI(Uniform Resource Identifier)であるコンテンツ情報のURIと、コンテンツサーバ40に記憶されたコンテンツ詳細情報を利用する場合に用いるURIであるコンテンツ詳細情報のURIとを、PC20が取得する場合を図示している。以後、コンテンツタイトル情報、コンテンツ情報のURIおよびコンテンツ詳細情報のURIを、「コンテンツ一覧」と称する。なお、本実施形態においては、コンテンツ情報とは、MFP1が処理を行うことで、コンテンツを生成可能な情報を示しており、コンテンツ要約情報とは、コンテンツの内容を要約した情報を示している。また、コンテンツ詳細情報とは、コンテンツ情報のURIと、そのコンテンツ情報のURIに対応するコンテンツ要約情報とを含んだ情報を示している。
【0016】
MFP1は、ファクシミリ機能、プリント機能などの各種機能を有する多機能周辺装置である。MFP1には、CPU2、ROM3、フラッシュメモリ4、スキャナ5、プリンタ6、電話/FAX部7およびネットワークインターフェイス(以後、「ネットワークI/F」と称す)8が設けられている。CPU2、ROM3およびフラッシュメモリ4は、バスライン9を介して相互に接続されており、バスライン9は、入出力ポート10に接続されている。また、スキャナ5、プリンタ6、電話/FAX部7およびネットワークI/F8は、それぞれ、入出力ポート10に接続されている。なお、MFP1には、現在処理を行っている内容等を示すLCD等、さらに他の構成も設けられているが、図示および説明は省略する。
【0017】
CPU2は、入出力ポート10に接続された各部を制御する制御装置である。ROM3は、このMFP1で実行される制御プログラム3aなどを格納した書換不能なメモリである。後述するフローチャートに示す処理は、制御プログラム3aに従ってCPU2により実行される。
【0018】
フラッシュメモリ4は、各種設定項目の設定内容や固定値を書き換え可能に記憶すると共に、電源遮断後も内容を保持可能な不揮発性のメモリである。フラッシュメモリ4には、変換記憶メモリ4aが設けられている。この変換記憶メモリ4aには、MFP1が、コンテンツサーバ40へのアクセスを実行させるURI(コンテンツ情報のURIおよびコンテンツ詳細情報のURI)の記述を、MFP1へのアクセスを実行させるURIの記述へ変換した場合に、その変換前の記述と変更後の記述とを対応付けて記憶するメモリである。なお、フラッシュメモリ4には、更に、ウェブサーバ機能とウェブアプリケーション機能とを実現するソフトウェア(図示せず)が記憶されているので、MFP1は、両機能を発揮することができる。
【0019】
スキャナ5、プリンタ6、電話/FAX部7およびネットワークI/F8は公知の装置であるので、説明を省略する。なお、ネットワークI/F8は、LANケーブル50を介してPC20と接続され、インターネット60を介してコンテンツサーバ40と接続されている。
【0020】
PC20は、MFP1の外部に設けられる通信装置である。PC20には、URIを用いてウェブサイトを閲覧できるウェブブラウザが予めインストールされている。
【0021】
コンテンツサーバ40は、コンテンツタイトル情報と、コンテンツ情報と、コンテンツ情報のURIと、コンテンツ詳細情報と、コンテンツ詳細情報のURIとを、対応付けて記憶する記憶装置である。なお、コンテンツサーバ40に記憶される上述の情報は、MFP1で使用可能な形式で記述されている。
【0022】
ここで、コンテンツ一覧を取得するアクセスがPC20からURIを用いて行われた場合のMFP1の動作について説明する。まず、「http://mfp/」で記述されるURIへのアクセスがPC20により行われると(図1(a)[1]参照、以下、図1(a)を省略)、MFP1は、アクセスに用いられたURIを特定し、そのURIを、「http://contents−server/contents.rss」で記述されるURIへ変換する([2]参照)。そして、MFP1は、このURIを用いて、コンテンツサーバ40へのアクセスを行う([3]参照)。これにより、MFP1は、コンテンツサーバ40からコンテンツ一覧の情報であるcontents.rssファイルを取得する([4]参照)。
【0023】
ここで、contents.rssファイルの内容について、図1(b)を用いて説明する。contents.rssファイルには、タイトルT11,T21が記述されると共に、リンクU11b,U12b,U21b,U22bが記述されている。タイトルT11およびT21には、各コンテンツタイトル情報が記述される。リンクU11bおよびU21bには、コンテンツ詳細情報の各URIが記述されている。リンクU12bおよびU22bには、コンテンツ情報の各URIが記述されている。
【0024】
このcontents.rssファイルの取得後、MFP1は、contents.rssファイル内のURIの一部を、MFP1へのアクセスを実行させるURIへの記述に変換する([5]参照)。具体的には、リンクU11b,U12b,U21b,U22bのURIの一部を変換する。この変換後のcontents.rssファイルの内容について、図1(c)を用いて説明する。変換後のcontents.rssファイルでは、リンクU11b,U12b,U21b,U22bの各々に対応するリンクU11c,U12c,U21c,U22cのいずれについても、「http://」の直後に、MFP1へのアクセスを実行させる「mfp」が、コンテンツサーバ40へのアクセスを実行させる「contents−server」の記述に代えて記述される。
【0025】
このcontents.rssファイル内のURIの変換後、MFP1は、contents.rssファイルをhtml documentへ加工する([6]参照)。そして、MFP1は、このhtml documentをPC20へ送信する([7]参照)。ここで、html documentの内容について、図1(d)を用いて説明する。
【0026】
html documentには、タイトルT11に対応するタイトルA11と、リンクU11cに対応するリンクU11dと、リンクU12cに対応するリンクU12dと、タイトルT21に対応するタイトルA21と、リンクU21cに対応するリンクU21dと、リンクU22cに対応するリンクU22dとが記述されている。このhtml documentを取得するとPC20は、ウェブブラウザを使用して表示画面(図示せず)に、html documentに応じた表示を行う。これにより、PC20のユーザは、リンクU11dおよびリンクU21dを用いて表示されるコンテンツ詳細情報のURIを、或いは、リンクU12dおよびリンクU22dを用いて表示されるコンテンツ情報のURIを、ウェブブラウザを用いて容易に選択することができる。
【0027】
次に、図2を参照して、リンクU11d(図1参照)を用いてPC20に表示されるコンテンツ詳細情報のURIが、PC20のユーザにより選択された場合のMFP1の動作について説明する。図2(a)は、コンテンツ詳細情報のURIが選択された場合のMFP1、PC20、およびコンテンツサーバ40で行われる情報伝送を概略的に示したコミュニケーション図であり、図2(b)は、コンテンツサーバ40から取得されたコンテンツ詳細情報の内容を示した図であり、図2(c)は、図2(b)に示すコンテンツ詳細情報内のURIの記述を一部変更した場合を示した図である。
【0028】
なお、図2においては、リンクU11dを用いてPC20に表示されるコンテンツ要約情報のURIが、PC20のユーザにより選択された場合について説明するが、PC20のユーザが、ウェブブラウザを使用してコンテンツ詳細情報のURIを直接入力してアクセスした場合にも、図2に示す動作と同様になる。
【0029】
リンクU11dを用いてPC20に表示されるコンテンツ詳細情報のURIが、PC20のユーザにより選択された場合、まず、「http://mfp/contents−info.cgi?id=001」で記述されるURI(図1(d)のリンクU11d参照)へのアクセスがPC20により行われる(図2(a)[1]参照、以下、図2(a)省略)。すると、MFP1は、アクセスに用いられたURIを特定し、そのURIの「mfp」部分の記述をコンテンツサーバ40へアクセスを行う記述に変換したURI、即ち、「http://contents−server/contents−info.cgi?id=001」で示されるURIへ変換する([2]参照)。そして、MFP1は、このURIを用いて、コンテンツサーバ40へのアクセスを行う([3]参照)。これにより、MFP1は、コンテンツサーバ40からコンテンツ詳細情報を取得する([4]参照)。
【0030】
ここで、コンテンツ詳細情報の内容について、図2(b)を用いて説明する。コンテンツ詳細情報はhtml言語で記述されている。コンテンツ詳細情報には、要約Y1と、リンクU12bとが存在する。要約Y1には、コンテンツ要約情報のそのものが記述されている。リンクU12bには、コンテンツ要約情報に対応するコンテンツ情報のURI、即ち、図1(b)と同一の内容が記述されている。
【0031】
このコンテンツ詳細情報の取得後、MFP1は、コンテンツ詳細情報内のURIを、MFP1へのアクセスを実行させるURIへ変換する([5]参照)。この変換後のコンテンツ詳細情報の内容について、図2(c)を用いて説明する。変換後のコンテンツ詳細情報では、要約Y1への変更はないものの、リンクU12bに対応するリンクU12cについては、次の変換が行われる。即ち、リンクU12cでは、「http://」の直後に、MFP1へのアクセスを実行させる「mfp」が、コンテンツサーバ40へのアクセスを実行させる「contents−server」の記述に代えて記述される。なお、このリンクU12cは、図1(c)と同一の内容が記述されている。
【0032】
このコンテンツ詳細情報内のURIの変換後、MFP1は、コンテンツ詳細情報をhtml documentへ加工する([6]参照)。このhtml documentへの加工により、リンクU12cは、図1(d)に示すリンクU12dと同一の内容となる。その後、MFP1は、このhtml documentをPC20へ送信する([7]参照)。このhtml documentを取得するとPC20は、ウェブブラウザを使用して表示画面(図示せず)に、html documentに応じた表示を行う。これにより、PC20のユーザは、リンクU11d(図1参照)の選択に対応して取得された要約Y1を、ウェブブラウザを用いて閲覧できると共に、その要約Y1に対応するコンテンツ情報のURI(リンクU12d、図2においては図示せず)を、ウェブブラウザを用いて選択することが可能となる。このように、コンテンツ情報のURIに対応して要約Y1を表示するので、PC20のユーザは、所望のコンテンツ情報のURIを比較的短時間で選択することができる(選択を容易に行うことができる)。
【0033】
なお、MFP1がコンテンツサーバ40から取得する要約Y1に代表されるコンテンツ要約情報には、そのコンテンツ要約情報に対応するコンテンツ情報が複製許可されているか否かを示す判定情報が含まれている。よって、その判定情報により、コンテンツ情報が複製許可されていることが示されている場合には、MFP1は、図2(a)[5]に示す変換を行わない。即ち、複製が許可されているコンテンツ情報のURIを、MFP1へのアクセスを実行させるURIへ変換する処理を行わず、そのまま、html documentへ加工する。よって、コンテンツ情報が複製許可されている場合には、PC20は、そのコンテンツ情報を、コンテンツサーバ40へ直接アクセスして取得することができる。
【0034】
次に、図3を参照して、リンクU12dを用いてPC20に表示されるコンテンツ情報のURIが、PC20のユーザにより選択された場合について説明する。図3は、コンテンツ情報のURIが選択された場合のMFP1、PC20、およびコンテンツサーバ40で行われる情報伝送を概略的に示したコミュニケーション図である。
【0035】
なお、図3においては、リンクU12dを用いてPC20に表示されるコンテンツ情報のURIが、PC20のユーザにより選択された場合について説明するが、PC20のユーザが、ウェブブラウザを使用してコンテンツ情報のURIを直接入力してアクセスした場合にも、図3に示す動作と同様になる。
【0036】
リンクU12dを用いてPC20に表示されるコンテンツ情報のURIが、PC20のユーザにより選択された場合、まず、「http://mfp/contents.cgi?id=001」で記述されるURIへのアクセスがPC20により行われる(図3[1]参照、以下、図3省略)。すると、MFP1は、アクセスに用いられたURIを特定し、そのURIの「mfp」部分の記述をコンテンツサーバ40へアクセスを行う記述に変換したURI、即ち、「http://contents−server/contents.cgi?id=001」で示されるURIへ変換する([2]参照)。そして、MFP1は、このURIを用いて、コンテンツサーバ40へのアクセスを行う([3]参照)。これにより、MFP1は、コンテンツサーバ40からコンテンツ情報を取得する([4]参照)。なお、このコンテンツ情報にも、コンテンツ要約情報と同様、判定情報が含まれている。
【0037】
そして、MFP1は、取得したコンテンツ情報に含まれる判定情報に応じた処理を実行する([5]参照)。なお、この処理の詳細については、図5(c)を用いて後述する。その後、MFP1は、コンテンツ情報のURIが選択された場合の実行結果を示す実行情報を生成し、その実行情報をhtml documentへ加工する([6]参照)。そして、MFP1は、このhtml documentをPC20へ送信する([7]参照)。このhtml documentを取得するとPC20は、ウェブブラウザを使用して表示画面(図示せず)に、html documentに応じた表示を行う。これにより、PC20のユーザは、コンテンツ情報のURIが選択された場合の実行結果をウェブブラウザを用いて閲覧することができる。
【0038】
次に、図1〜図3に示す情報伝送を実現する取得処理を、図4および図5を用いて説明する。図4および図5は、MFP1のCPU2で実行される取得処理を示したフローチャートである。なお、取得処理は、PC20からのアクセスがあった場合に実行される処理である。
【0039】
図4に示す取得処理では、まず、アクセスに用いられたURIを特定して、アクセス目的を判断する(S2)。そして、その判断した結果に基づき、S4の判定を行う。具体的には、「http://mfp/」で記述されるURIが特定された場合には(図1(a)[1]の場合には)、アクセス目的がコンテンツ一覧の取得であると判定し(S4:コンテンツ一覧の取得)、S6へ移行する。また、「http://mfp/contents−info.cgi・・・」で記述されるURIが特定された場合には(図2(a)[1]の場合には)、アクセス目的がコンテンツ詳細情報の取得であると判定し(S4:コンテンツ詳細情報の取得)、S8へ移行する。また、「http://mfp/contents.cgi・・・」で記述されるURIが特定された場合には(図3[1]の場合には)、アクセス目的がコンテンツ情報の取得であると判定し(S4:コンテンツ情報の取得)、S10へ移行する。
【0040】
次に、図5(a)を参照して、コンテンツ一覧の取得処理(S6)について説明する。コンテンツ一覧の取得処理では、まず、MFP1は、S2で特定したURIを、コンテンツサーバ40へのURI、即ち、「http://contents−server/contents.rss」で記述されるURIへ変換する(S22、図1(a)[2]参照)。そして、このURIを用いて、コンテンツサーバ40へのアクセスを行う(S24、図1(a)[3]参照)。なお、S24では、更に、MFP1に設定済みの認証情報をコンテンツサーバ40へ送信する。コンテンツサーバ40が認証情報を受信すると、その認証情報を使用して、コンテンツサーバ40は、MFP1が適正なものであるかの判定を行う。
【0041】
コンテンツサーバ40は、アクセスを行ったMFP1が適正なものであると判定すると、contents.rssファイルをMFP1へ送信する。このcontents.rssファイルがMFP1で取得されると(S26、図1(a)[4]参照)、contents.rssファイル内の全てのURIについて、「contents−server」の記述を、MFP1へのアクセスを行うURI、即ち、「mfp」の記述へ変換する(S28、図1(a)[5]参照)。なお、S28では、変換前の記述である「contents−server」と、変換後の記述である「mfp」の記述とが対応付けられて、変換記憶メモリ4aに記憶される。
【0042】
その後、変換後のcontents.rssファイルを、html documentへ加工する(S30、図1(a)[6]参照)。そして、このhtml documentをPC20へ送信して(S32、図1(a)[7]参照)、このコンテンツ一覧の取得処理を終了する。
【0043】
このコンテンツ一覧の取得処理によれば、contents.rssファイル内の全てのURIを、MFP1へのアクセスを行うURIへの記述に変換する。よって、PC20が、複製が許可されていないコンテンツ情報のURIを取得し、そのコンテンツ情報のURIへアクセスして、そのコンテンツ情報を取得することを防止することができる。
【0044】
次に、図5(b)を参照して、コンテンツ詳細情報の取得処理(S8)について説明する。コンテンツ詳細情報の取得処理では、まず、変換記憶メモリ4aの記憶内容に従い、S2で特定したURIを、コンテンツサーバ40へのURIへ変換する(S42)。具体的には、変換記憶メモリ4aには、「contents−server」と、「mfp」の記述とが対応付けられて記憶されているので、S2で特定したURIの「mfp」部分の記述をコンテンツサーバ40へアクセスを行う記述に変換したURIへ、例えば、「http://contents−server/contents−info.cgi?id=001」で記述されるURIへ、変換する(S42、図2(a)[2]参照)。そして、このURIを用いて、コンテンツサーバ40へのアクセスを行う(S44、図2(a)[3]参照)。なお、S44では、S24(図5(a)参照)と同様、MFP1に設定済みの認証情報をコンテンツサーバ40へ送信する。
【0045】
コンテンツサーバ40は、アクセスを行ったMFP1が適正なものであると判定すると、コンテンツ詳細情報をMFP1へ送信する。このコンテンツ詳細情報がMFP1で取得されると(S46、図2(a)[4]参照)、コンテンツ詳細情報内のコンテンツ要約情報に含まれる判定情報を用いて、コンテンツ詳細情報内のURIの全てについて、即ち、コンテンツ情報のURIの全てについて、S48を実行する。S48では、まず、判定情報を用いて、コンテンツ要約情報に対応するコンテンツ情報が複製許可されているか否かを、コンテンツ情報のURIの全てについて判定する(S50)。S50の判定が否定される場合(S50:No)、その否定されたコンテンツ情報のURIを、変換記憶メモリ4aの記憶内容に従い、MFP1へのアクセスを実行させるURIへ変換する(S52)。具体的には、変換記憶メモリ4aには、「contents−server」と、「mfp」の記述とが対応付けられて記憶されているので、コンテンツ情報のURIの「contents−server」部分の記述をMFP1へアクセスを行う記述に変換したURIへ、例えば、「http://mfp/contents.cgi?id=001」で示されるURIへ、変換する(S52、図2(a)[5],図2(c)参照)。
【0046】
一方、S50の判定が肯定される場合(S50:Yes)、S52をスキップする。これにより、コンテンツ情報のURIは、MFP1へのアクセスを行う記述へ変換されない。よって、複製が許可されているコンテンツ情報については、PC20は、そのコンテンツ情報のURIそのものを取得することができる。
【0047】
S48の終了後、コンテンツ詳細情報をhtml documentへ加工する(S54、図2(a)[6]参照)。そして、このhtml documentをPC20へ送信して(S56、図2(a)[7]参照)、コンテンツ詳細情報の取得処理を終了する。
【0048】
コンテンツ詳細情報の取得処理によれば、複製が許可されていないコンテンツ情報のURIを、MFP1へのアクセスを行わせるURIへ変換する。よって、PC20が、複製が許可されていないコンテンツ情報のURIを取得し、そのコンテンツ情報のURIへアクセスして、そのコンテンツ情報を取得することを防止することができる。
【0049】
最後に、図5(c)を参照して、コンテンツ情報の取得処理(S10)について説明する。コンテンツ情報の取得処理では、まず、変換記憶メモリ4aの記憶内容に従い、S2で特定したURIを、コンテンツサーバ40へのURIへ変換する(S62)。具体的には、変換記憶メモリ4aには、「contents−server」と、「mfp」の記述とが対応付けられて記憶されているので、S2で特定したURIの「mfp」部分の記述をコンテンツサーバ40へアクセスを行う記述に変換したURIへ、例えば、「http://contents−server/contents.cgi?id=001」で記述されるURIへ、変換する(S62、図3[2]参照)。そして、このURIを用いて、コンテンツサーバ40へのアクセスを行う(S64、図3[3]参照)。なお、S64では、S24(図5(a)参照)と同様、MFP1に設定済みの認証情報をコンテンツサーバ40へ送信する。
【0050】
コンテンツサーバ40は、アクセスを行ったMFP1が適正なものであると判定すると、コンテンツ情報をMFP1へ送信する。このコンテンツ情報がMFP1で取得されると(S66、図3[4]参照)、取得したコンテンツ情報に含まれる判定情報を用いて、コンテンツ情報の複製が許可されているか否かを判定する(S68)。
【0051】
S68の判定が否定される場合(S68:No)、取得したコンテンツ情報からコンテンツを生成して、そのコンテンツを、プリンタ6を用いて印刷する(S70)。一方、S68の処理が肯定される場合(S68:Yes)、取得したコンテンツ情報をPC20へ出力する(S72)。このS70およびS72の処理が、図3[5]の動作に対応する。
【0052】
S70またはS72の実行後、実行情報を生成し、その実行情報をhtml documentへ加工する(S74、図3[6]参照)。なお、実行情報は、S70が実行された場合には、コンテンツを印刷した旨のメッセージとなり、S72が実行された場合には、コンテンツ情報を出力した旨のメッセージとなる。S74の実行後、html documentをPC20へ送信して(S76、図3[7]参照)、コンテンツ情報の取得処理を終了する。
【0053】
コンテンツ情報の取得処理によれば、複製が許可されていないコンテンツ情報がPC20へ出力されることを、即ち、複製が許可されていないコンテンツ情報がPC20に取得されることを防止することができる。
【0054】
上述した通り、MFP1によれば、コンテンツ情報の複製が許可されている場合を除き、コンテンツ情報をPC20に取得させない。よって、複製が許可されていないコンテンツ情報がPC20を用いて複製されることを防止することができる。
【0055】
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
【0056】
本実施形態の図2においては、MFP1は、1つのコンテンツ詳細情報を取得したが、これに限られるものではない。例えば、PC20のユーザが、リンクU11dおよびリンクU21dをウェブブラウザを用いて選択した場合や、リンクU11dおよびリンクU21dに示されるURIをウェブブラウザに直接入力した場合には、MFP1は、2つのコンテンツ詳細情報を取得する。即ち、PC20のユーザが複数のコンテンツ詳細情報を要求した場合には、MFP1は、その要求に応じた数のコンテンツ詳細情報を取得することができる。
【0057】
また、本実施形態においては、MFP1は、複製が許可されていないコンテンツ情報については、コンテンツの印刷を行ったが、これに限られるものではない。即ち、MFP1は、コンテンツの印刷に代えて、LCDにコンテンツを表示するように構成しても良い。この構成の場合には、PC20のユーザは、印刷用紙を使用することなく、コンテンツを視認することができる。
【0058】
また、本実施形態においては、図4に示すS2で、「http://mfc/」が特定された場合に、アクセス目的をコンテンツ一覧の取得と判定したが、これに限られるものではない。即ち、S2では、コンテンツ一覧の取得であるか否かを、PC20のアクセス先のファイル名で判定しても良い。例えば、MFP1は、「http://mfc/contents−list.cgi」をPC20から受信した場合には、アクセス目的がコンテンツ一覧の取得であると判定しても良い。
【0059】
また、MFP1はアクセス目的を、特定されるURIの引数で判定しても良い。例えば、図4に示すS2で、MFP1は、「http://mfc/index.cgi?type=list・・・」を特定した場合に、アクセス目的をコンテンツ一覧の取得と判定し、「http://mfc/index.cgi?type=info・・・」を特定した場合に、アクセス目的をコンテンツ詳細情報の取得と判定し、「http://mfc/index.cgi?type=contents・・・」を特定した場合に、アクセス目的をコンテンツ情報の取得と判定しても良い。なお、URIの引数でアクセス目的を判定する場合には、図5のフローチャートを次のように変更する。即ち、コンテンツ一覧の取得である場合には、S22をスキップして、S24の内容を、「http://contents−server/contents.rss」で記述されるURIを用いて、コンテンツサーバ40へのアクセスを行うと変更すれば良い。また、コンテンツ詳細情報の取得である場合には、S42をスキップして、S44の内容を、「http://contents−server/contents−info・・・」で記述されるURIを用いて、コンテンツサーバ40へのアクセスを行うと変更すれば良い。更に、コンテンツ情報の取得である場合には、S62をスキップして、S64の内容を、「http://contents−server/contents.cgi・・・」で記述されるURIを用いて、コンテンツサーバ40へのアクセスを行うと変更すれば良い。
【0060】
また、本実施形態では、MFP1は、コンテンツ一覧をPC20が取得する場合、変換後のcontents.rssファイルを、html documentへ加工した後、PC20へ送信したが、これに限られるものではない。即ち、MFP1は、変換後のcontents.rssファイルを、html documentへ加工することなく、そのまま、PC20へ送信しても良い。この構成の場合には、変換後のcontents.rssファイルを、html documentへ加工する処理を、PC20で実行させることができるので、MFP1の処理負担を軽減することができる。
【符号の説明】
【0061】
1 MFP(通信装置の一例)
4a 変換記憶メモリ(記憶手段の一例)
8 ネットワークインターフェイス(コンテンツ通信手段の一例、外部通信手段の一例)
20 パーソナルコンピュータ(外部通信装置の一例)
40 コンテンツサーバ(コンテンツ記憶装置の一例)
S24 コンテンツ一覧の取得処理(取得手段の一部の一例)
S28 コンテンツ一覧の取得処理(変換手段の一部の一例)
S32 コンテンツ一覧の取得処理(送信手段の一部の一例)
S44 コンテンツ詳細情報の取得処理(取得手段の一部の一例)
S48 コンテンツ詳細情報の取得処理(変換手段の一部の一例)
S50 コンテンツ詳細情報の取得処理(要約複製判定手段の一例)
S50:Yes コンテンツ詳細情報の取得処理(中止手段の一例)
S56 コンテンツ詳細情報の取得処理(送信手段の一部の一例)
S62 コンテンツ情報の取得処理(特定手段の一例)
S66 コンテンツ情報の取得処理(コンテンツ取得手段の一例)
S68 コンテンツ情報の取得処理(実行手段の一例、コンテンツ複製判定手段の一例)
S70 コンテンツ情報の取得処理(実行手段の一例)
S72 コンテンツ情報の取得処理(実行手段の一例、コンテンツ情報送信手段の一例)


【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンテンツを生成可能なコンテンツ情報、および前記コンテンツ情報の記憶位置を特定可能な位置情報を対応付けて記憶するコンテンツ記憶装置との通信を行うコンテンツ通信手段と、外部通信装置との通信を行う外部通信手段とを備えた通信装置であって、
前記外部通信装置からの第1のアクセスが前記外部通信手段を介して行われた場合に、前記コンテンツ記憶装置から前記位置情報を、前記コンテンツ通信手段を介して取得する取得手段と、
その取得手段により取得された前記位置情報を、前記通信装置へのアクセスを行わせるアクセス情報へ変換する変換手段と、
その変換手段により変換したアクセス情報と前記取得手段により取得された前記位置情報とを対応付けた対応情報を記憶する記憶手段と、
前記変換手段により変換されたアクセス情報を、前記外部通信手段を介して前記外部通信装置へ送信する送信手段と、
その送信手段により送信されたアクセス情報が前記外部通信装置で選択され、そのアクセス情報の選択による前記外部通信装置からの第2のアクセスが前記外部通信手段を介して行われた場合に、その外部通信装置にアクセスを行わせたアクセス情報に対応する前記位置情報を、前記記憶手段に記憶された対応情報を用いて特定する特定手段と、
その特定手段により特定された位置情報が示すコンテンツ情報を前記コンテンツ通信手段を介して取得するコンテンツ取得手段と、
そのコンテンツ取得手段により取得したコンテンツ情報から前記コンテンツを生成し、そのコンテンツの出力を実行する実行手段とを備えていることを特徴とする通信装置。
【請求項2】
前記コンテンツ記憶装置は、前記コンテンツ情報と位置情報とに対応付けて、前記コンテンツの内容を要約した要約情報を記憶するものであり、
前記取得手段は、前記外部通信装置からの第1のアクセスが前記外部通信手段を介して行われた場合に、前記位置情報に加え、その位置情報に対応する要約情報を、前記コンテンツ記憶装置から取得するものであり、
前記送信手段は、前記変換手段により変換されたアクセス情報に加え、前記取得手段により取得された要約情報を、前記外部通信手段を介して前記外部通信装置へ送信するものであることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
【請求項3】
前記コンテンツ情報には、前記コンテンツ情報が複製許可されているかを示す判定情報が含まれており、
前記実行手段は、
前記コンテンツ取得手段により取得された前記コンテンツ情報に含まれる判定情報を用いて、前記コンテンツ情報が複製許可されているものかを判定するコンテンツ複製判定手段と、
そのコンテンツ複製判定手段により前記コンテンツ情報が複製許可されているものであると判定された場合に、前記コンテンツ取得手段により取得された前記コンテンツ情報からの前記コンテンツの生成を中止し、前記取得されたコンテンツ情報を前記外部通信装置へ前記外部通信手段を介して送信するコンテンツ情報送信手段とを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記要約情報には、前記コンテンツ情報が複製許可されているかを示す判定情報が含まれており、
前記変換手段は、
前記取得手段により取得された前記要約情報に含まれる判定情報を用いて、前記コンテンツ情報が複製許可されているものかを判定する要約複製判定手段と、
その要約複製判定手段により前記コンテンツ情報が複製許可されているものであると判定された場合に、前記取得手段により取得された前記位置情報の前記アクセス情報への変換を中止し、前記取得された位置情報を前記アクセス情報とする中止手段とを備えていることを特徴とする請求項2記載の通信装置。
【請求項5】
前記位置情報は、インターネット上の位置を示す第1のURIであり、
前記アクセス情報は、前記通信装置のネットワーク上の位置を示す第2のURIであり、
前記取得手段は、前記外部通信装置からの第1のアクセスが前記外部通信手段を介して行われた場合に、前記コンテンツ記憶装置から前記第1のURIを取得するものであり、
前記変換手段は、前記取得手段により取得された前記第1のURIを、前記第2のURIへ変換するものであり、
前記外部通信装置は、ウェブサイトを閲覧するウェブブラウザを備え、そのウェブブラウザを使用して、前記第2のURIの選択を行うものであることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の通信装置。


















【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−231628(P2010−231628A)
【公開日】平成22年10月14日(2010.10.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−80073(P2009−80073)
【出願日】平成21年3月27日(2009.3.27)
【出願人】(000005267)ブラザー工業株式会社 (13,856)
【Fターム(参考)】