説明

遊技機

【課題】初心者に対しては当選役を報知し、熟練者に対しては違和感なく通常遊技を楽しんで貰う。
【解決手段】複数の図柄15が配置され回転する複数のリール16と各リールに対応して設けられた複数のストップボタン21と複数の当選役のいずれかまたはハズレを決定する当選役決定手段とを備え、全てのリール16が停止したときに当選役決定手段により決定された当選役に対応する図柄が表示された場合にこの当選役が入賞となる遊技機であって、少なくとも2つのリール16が回転している状態でこの回転中リールのいずれかに対応するストップボタン21が押下された際に、ストップボタン21が押下されている押下時間を測定するタイマと、停止しているリール16に表示された図柄15が所定の図柄であり、かつ前記押下時間が所定時間を上回るとき前記当選役抽選で決定された当選役を報知する報知手段と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技場に設置されたスロットマシンなどの遊技機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
パチンコ店などの遊技場に設置される遊技機は、使用するメダルやパチンコ球などの遊技媒体に一定の価値が与えられて遊技を行って獲得した遊技媒体を種々の景品に交換することができる。スロットマシンでは、1〜3枚のメダルを投入した後にスタートレバーを操作すると遊技が開始され、複数種類の当選役のいずれか又はハズレの抽選(以下、当選役抽選という。)が行われるとともに、例えば3個のリールが回転する。リールが回転した後、ストップボタンが押下されると、押下されたストップボタンに対応するリールが停止する。全てのリールが停止し、表示窓から表示される図柄の並び方によって入賞(当選役を構成する図柄を入賞有効ライン上に揃えた状態)したか否かが表示され、入賞した場合には入賞に基づいたメダルの払い出しが行われる。なお、当選役抽選によって当選役に当選した後、これが入賞されるまでの状態を内部当選という。
【0003】
遊技モードとして通常の遊技が行われる通常モードや、通常モードよりもメダルを獲得しやすくなるボーナスモードなどが設けられている。例えば、(リールが3つある場合の)ボーナスモードには、「赤7」が3つ揃ったときのスーパーボーナス、「青7」が3つ揃ったときのノーマルボーナス、「赤7、赤7、青7」が揃ったときのミドルボーナスがあり、それぞれのゲームモードに移行する。各ゲームモードでは総払出し枚数に上限があり、例えば、スーパーボーナスで350枚、ミドルボーナスで300枚、ノーマルボーナスで250枚などとなっており、ボーナス当選の確率も考慮して決められている。しかし、このようなスロットマシンでは、ボーナスモードが内部当選している場合であっても、その後の遊技の仕方によっては入賞を得られないこともある。一般には、表示された図柄の停止態様により内部当選していることを認識することができるが、この判断を正確に行うのは熟練を必要とし、初心者では難しく、はなはだ不公平感を生じるものとなり易い。このような欠点を解消する方法として、入賞したことを遊技者に判り易く報知する装置が複数提案されている。
【0004】
例えば、下記特許文献1には、ストップボタンの近傍に振動発生手段を設け、遊技状態に応じて前面扉を振動させて、遊技者に当選役抽選の結果を報知するものが記載され、下記特許文献2には、ストップボタンにバネによる圧力を加えて押圧力を変化させ、特別な遊技状態であることを報知する構成が記載されている。
【特許文献1】特開平11−19276号公報
【特許文献2】特開2004−313380号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、前述の報知の方法は全ての遊技者に対して作用するので、熟練者のように報知を必要としない者にとっては煩わしいだけのものとなってしまい、遊技者の興趣が削がれてしまうことにもなる。また、表示モードを切替えて報知させるか否かを選択できるようにしたものもあるが、切替操作が必要であり、部品数が増えるなどの欠点もある。
【0006】
本発明は、ストップボタンの押圧操作の態様を僅かに変えるだけで報知のON/OFFが選択でき、初心者に対しては当選役抽選の結果を報知するとともに、報知を必要としない熟練者には全く負担の掛からない遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明による遊技機は、外周に複数種類の図柄が配置され遊技開始に伴って回転を開始する複数のリールと、各リールに対応して設けられ対応するリールを停止させる際に操作される複数のストップボタンと、当選役抽選を行い複数種類の当選役のいずれかまたはハズレを決定する当選役決定手段とを備える。全てのリールが停止したときに当選役決定手段により決定された当選役に対応する図柄が表示された場合に、この当選役が入賞となる。少なくとも2つのリールが回転している状態でこの回転中リールのいずれかに対応するストップボタンが押下された際にストップボタンが押下されている押下時間を測定するタイマと、停止しているリールに表示された図柄が所定の図柄であり、かつ前記押下時間が所定時間を上回る場合に前記当選役抽選で決定された当選役を報知する報知手段と、を備える。当選役を入賞させるための図柄として、図柄の組合せが異なる複数の当選役に共通で用いられる共通図柄を備え、前記報知手段は、停止しているリールに表示された図柄が共通図柄である場合に報知を行うようにすると良い。前記報知手段は、停止しているリール数が抽選により決定された所定のリール数である場合にのみ報知を行うようにしても良い。
【発明の効果】
【0008】
本発明の遊技機は、ストップボタンの押下時間が所定時間を上回る、所謂長押しをすることで当選役抽選の結果が報知され、これによって初心者は入賞の可能性がアップするとともに、熟練者には全く負担が掛からず、違和感なく遊技を楽しんで貰うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図1に示すように、本発明によるスロットマシン(遊技機)10は、前面に開口を有する収納箱11と、この収納箱11の前面に設けられ前記開口を塞ぐ前面扉12とを備え、前面扉12は上扉13と下扉14とで構成される。前記収納箱11の内部は上下2段に仕切られ、上段には外周面に複数種類の図柄15が複数個配列された3つのリール16(第1リール16a、第2リール16b、第3リール16c)が設けられている。図柄15は前記上扉13に設けられた表示窓17を通して1リール当たり3個が表示され、同時に視認可能な図柄15は計9個であり、この9個の図柄15のうち直線状に並んだ3つを1本のラインとした入賞有効ライン18が、横3本と斜め2本の合計5本設定されている。また、前記表示窓17の側方には液晶表示装置(報知手段)22が設けられ、各種のメッセージなどが必要に応じて表示される。
【0010】
下扉14には、遊技の開始に先立ってメダルを投入するメダル投入口24、リール16の回転を開始させて図柄15の変動表示を行わせるスタートレバー25、回転しているリール16を停止させるストップボタン21(第1ストップボタン21a,第2ストップボタン21b,第3ストップボタン21c)、メダルをメダル受け皿26に払い出すメダル払出口27などが設けられている。メダル投入口24にメダルを投入するとスタートレバー25の操作が有効化され、操作の有効化後にスタートレバー25が押下されると当選役抽選が行われて複数種類の当選役のいずれか又はハズレが決定される。
【0011】
図2に示すように、スロットマシン10の遊技における基本的制御は遊技制御装置30によって行われる。遊技制御装置30は、CPU31、ROM32及びRAM33を備えている。CPU31は、スロットマシン10に給電が行われると、ROM32に記憶された起動プログラムを読み出して、そのプログラムを実行する。RAM33は、遊技中の制御におけるデータが記憶される他に、設定変更時における設定値等が記憶される。
【0012】
3個のリール16には、それぞれの基準位置にインデックス37が設けられ、その一回転ごとにフォトセンサ38によって検知され、リセット信号としてCPU31に出力される。リール16は、ステッピングモータ39によって回転され、ステッピングモータ39に供給される駆動パルスの数によって制御される。ストップボタン21が押下操作されると駆動パルスの供給が停止され、対応するリール16の回転が停止される。
【0013】
CPU31は、制御部50、乱数取得部51、当選役決定部(当選役決定手段)52、報知リール抽選部53、停止図柄判定部54、タイマ55、計時判定部56を備えている。タイマ55は前記ストップボタン21が押下操作されている押下時間を測定し、測定された時間が計時判定部56に入力され予め決められた所定時間(例えば、3秒または5秒など。)を超えているか否かが判定される。ROM32には、上述した起動プログラムや、遊技制御プログラム、投入プログラム等のプログラムの他に、乱数テーブル57、図柄テーブル58等が記憶されている。乱数テーブル57は、当選役抽選時に用いられ、複数の当選役、及びハズレのそれぞれに、乱数の振り分けが行われている。図柄テーブル58は、第1リール16a、第2リール16b、第3リール16cの外周面にそれぞれ配置される図柄と、基準位置からのステップ数とが対応付けられたテーブルである。
【0014】
制御部50は、ROM32に記憶された遊技制御プログラムに基づいて、遊技を実行するための制御を行う。例えば、各リール16a〜16cの回転制御や停止制御、あるいは入賞となる場合の払い出し制御等を実行する。ストップボタン21が押下されるごとに入賞有効ライン18上に停止する図柄を決定し、全てのストップボタン21が押下され全てのリール16が停止したときに入賞有効ライン18上に停止する図柄の組合せを識別して、当選役が入賞したか否かの入賞判定を行う。
【0015】
また、当選役決定部52が当選役を決定するのと同時に、報知リール抽選部53によって、液晶表示装置22に当選役の報知を指示する報知タイミングの抽選が行われる。即ち、何個のリールが停止している状態で当選役決定部52による当選役の決定が行われた時に液晶表示装置22に当選役を構成する図柄の組合せを報知させるかを決める抽選が行われる。例えば、報知リール抽選部53の抽選結果が「2個」であった場合は、他の条件が揃った場合であっても停止しているリールが2個でなければ液晶表示装置22による当選役の報知は行われない。既に1個のリール、例えば第1リール16aが停止した状態で第2ストップボタン21bの押下によって2個目の第2リール16bが停止したときは、停止リール数が2個になるので、前記報知が行われる。なお、「当選役を報知する」とは「当選役を構成する複数の図柄の組合せを報知する」ことである。
【0016】
制御部50は、ストップボタン21の押下操作によって前記リール16が停止すると停止したリールのフォトセンサ38と駆動パルス数から停止した図柄(以下、停止図柄という。)を割り出し、この情報を停止図柄判定部54に入力する。停止図柄判定部54は、この停止図柄が当選役抽選によって当選した当選役を構成する図柄の組合せに示された図柄と同じ図柄であり、かつ、予め決められた所定の図柄であるか否かを判定する。所定の図柄としては、図柄の組合せが異なる複数の当選役に用いられている図柄(以下、共通図柄という。)が選ばれる。例えば、「赤7」が3つ揃うスーパーボーナスと、「赤7、赤7、青7」が揃うミドルボーナスとでは、第1リールと第2リールの図柄がともに「赤7」であるから、「赤7」は共通図柄ということになり、スーパーボーナスあるいはミドルボーナスが当選し、「赤7」が停止図柄となった場合には、停止図柄判定部54によって所定の図柄であると判定される。
【0017】
制御部50は、前記報知リール抽選部53によって決められた報知タイミング(停止リールが何個か)であり、停止図柄判定部54によって停止図柄が、当選役抽選によって当選した当選役を構成する図柄の組合せに合致する図柄(以下、当選役合致図柄という。)であり、かつ、所定の図柄であるときに、計時判定部56によって測定されたストップボタン21の押下時間が所定時間を超えた場合、当選役を構成する図柄の組合せ、例えば、「赤7、赤7、青7」を液晶表示装置22に表示させる。
【0018】
次に、前記実施形態における当選役の報知について、前記ミドルボーナスが当選し、報知リール抽選部53の抽選結果が「2個」である場合を例に挙げて、図3に示すフローチャートに沿って説明する。遊技者がメダルの投入を行ってスタートレバー25を押下すると、CPU31の指示を受けて当選役決定部52による当選役抽選と報知リール抽選部53による報知タイミングの抽選が行われる。当選役抽選によってミドルボーナスの当選が決定し、報知リール抽選部53によって報知タイミングは停止リールが「2個」の時と決定される。制御部50はドライバ40を介してステッピングモータ39を駆動させ、前記3個のリール16が回転を開始する。制御部50によって内部当選や当選役の確認が行われリール16の回転が一定速度に達すると、ストップボタン21の押下操作が有効化される。
【0019】
ストップボタン21の押下操作が有効化された後、第1ストップボタン21aが押下される。第1ストップボタン21aは2つ以上のリールが回転している状態で押下されたのであるから、タイマ55はストップボタン21aの押下時間の測定をスタートさせる。第1リール16aの回転が停止すると、報知リール抽選部53によって決定された報知タイミングと合致しているか、即ち、停止しているリールが2個であるかが判定されが、停止したリールは第1リール16aのみであるから、タイマ55の測定は停止され無効となる。
【0020】
第1リール16aが停止し停止図柄として「赤7」が表示され、第2リール16bと第3リール16cが回転している状態で第2ストップボタン21bが押下されて第2リール16bが停止すると、停止しているリールが2個の状態となるので、報知タイミングと合致することが確認され、続いて、停止図柄判定部54によって、停止図柄は当選役合致図柄か、停止図柄は所定の図柄かが、判定される。第2リール16bが停止して停止図柄として「赤7」が表示されると、当選役であるミドルボーナスを構成する図柄の組合せ「赤7、赤7、青7」の2つ目の図柄と合致することが確認され、また停止図柄が所定の図柄であることが確認される。図柄の確認が済むと、第2ストップボタン21bの押下解除が確認されタイマ55の測定した押下時間が所定時間(例えば、3秒)を超えている場合には、制御部50から、当選役を構成する図柄の組合せの報知が液晶表示装置22に指示され、液晶表示装置22は「赤7、赤7、青7」を表示する。
【0021】
前記停止図柄の確認において、停止図柄が当選役を構成する図柄であり且つ所定の図柄であっても、前記図柄入賞有効ライン18の中の1本の上に停止していない場合、例えば、第1リール16aが上段で第2リール16bは下段に停止した場合は、当選に該当する図柄が第3リール16cのどの位置に停止しても前記図柄入賞有効ライン18上に3つの図柄が並ぶことはないので、入賞の可能性がなく、この場合は、前記液晶表示装置22による報知を行わないようにしても良い。言い換えれば、当選役を構成する複数の図柄のうち最後の1つを除いた他の図柄が同一の入賞ライン上に停止した場合のみ報知するようにしても良い。尚、前記停止図柄を停止図柄判定部54が当選役合致図柄又は共通図柄ではないと判定した場合には、液晶表示装置22による報知は行わない。また、第2ストップボタン21bの押下の継続あるいは解除に関わらず(押下解除を確認することなく)押下時間が所定時間を超えた時点で、前記報知が行われるようにしても良い。
【0022】
第1ストップボタン21aの押下による第1リール16aの停止に続いて第2ストップボタン21bの押下によって第2リール16bが停止したとき、停止している図柄が「赤7、赤7」であった場合、3個目の図柄を含めた当選役を構成する図柄として、スーパーボーナスの「赤7、赤7、赤7」とミドルボーナスの「赤7、赤7、青7」とが考えられるが、3個目の図柄が「赤7」であるのか「青7」であるのかは不明である。このとき思惑で「赤7」を狙って第3ストップボタン21cの押下を行い、狙い通りに「赤7」を停止させることが出来たとしても結果的に入賞させることが出来なくなってしまう。そこで、前述のように、2個目のリール停止を行う第2ストップボタン21bを通常より長く、所定時間(例えば、3秒)を超えて押し続けることで、当選役を構成する図柄の組合せの報知が行われ、液晶表示装置22に「赤7、赤7、青7」が表示されるので、遊技者は、当選役がミドルボーナスであり3個目の図柄は「青7」であることを認識する。そして「青7」が停止するようにタイミングを図りながら第3ストップボタン21cの押下操作を行う。これによって、当選役を入賞させることができる。
【0023】
前記実施形態では、停止図柄が当選役合致図柄であり且つ共通図柄である「赤7」であった場合について説明したが、停止図柄が当選役合致図柄や共通図柄でない場合、例えば「すいか」であった場合に、停止図柄判定部54が「すいか」と判定し、当選役抽選によって当選した当選役の図柄の組合せ(例えば、「赤7、赤7、青7」)を液晶表示装置22によって報知するようにしても良い。ボーナス役は次のゲームに持ち越されるため、次のゲームで入賞を狙うことができる。
【0024】
前記実施形態では、報知リール抽選部53を設けて、当選した当選役の図柄の報知を行うタイミングを、2個目に停止するリールが停止した時としたが、これに限るものではなく、最後に停止するリールの停止時以外であれば、何個目であっても良い。あるいは、報知リール抽選部53を設けずに、最初に停止されるリールが停止した時としても良い。
【0025】
前記実施形態では、当選役の図柄の表示を液晶表示装置へ指示する順番として、当選役表示報知リール抽選部53、停止図柄判定部54、計時判定部56の順に判定を行うことで説明したが、これらの順番はこれに限るものではなく、3つの判定が全てOKであれば、判定の順番はどのようにしても差し支えない。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明のスロットマシンの外観を示す斜視図である。
【図2】スロットマシンの電気的構成を示す機能ブロック図である。
【図3】当選役の報知についての処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0027】
10 スロットマシン(遊技機)
13 上扉
14 下扉
15 図柄
16 リール
16a 第1リール
16b 第2リール
16c 第3リール
17 表示窓
18 入賞有効ライン
21 ストップボタン
21a 第1ストップボタン
21b 第2ストップボタン
21c 第3ストップボタン
22 液晶表示装置(報知手段)
24 メダル投入口
25 スタートレバー
26 メダル受け皿
27 メダル払出口
30 遊技制御装置
31 CPU
32 ROM
33 RAM
50 制御部
51 乱数取得部
52 当選役決定部(当選役決定手段)
53 報知リール抽選部
54 停止図柄判定部
55 タイマ
56 計時判定部
57 乱数テーブル
58 図柄テーブル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外周に複数種類の図柄が配置され、遊技開始に伴って回転を開始する複数のリールと、各リールに対応して設けられ、対応するリールを停止させる際に操作される複数のストップボタンと、当選役抽選を行い、複数種類の当選役のいずれかまたはハズレを決定する当選役決定手段とを備え、全てのリールが停止したときに当選役決定手段により決定された当選役に対応する図柄が表示された場合に、この当選役が入賞となる遊技機において、
少なくとも2つのリールが回転している状態で、この回転中リールのいずれかに対応するストップボタンが押下された際に、ストップボタンが押下されている押下時間を測定するタイマと、
停止しているリールに表示された図柄が所定の図柄であり、かつ、前記押下時間が所定時間を上回る場合に、前記当選役抽選で決定された当選役を報知する報知手段と、
を備えたことを特徴とする遊技機。
【請求項2】
当選役を入賞させるための図柄として、図柄の組合せが異なる複数の当選役に共通で用いられる共通図柄を備え、
前記報知手段は、停止しているリールに表示された図柄が共通図柄である場合に、報知を行うことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
【請求項3】
前記報知手段は、停止しているリール数が抽選により決定された所定のリール数である場合に報知を行うことを特徴とする請求項1または2記載の遊技機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−234(P2010−234A)
【公開日】平成22年1月7日(2010.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−161737(P2008−161737)
【出願日】平成20年6月20日(2008.6.20)
【出願人】(390031772)株式会社オリンピア (2,719)
【Fターム(参考)】