遊技機
【課題】複数の図柄を表示可能な表示手段を備えた遊技機において、複数の図柄による表示態様の意図的な偏りを創出すると共に、これら複数の図柄を表示する制御及び管理の簡便化を図ることのできる遊技機を提供する。
【解決手段】液晶表示装置の表示領域において、左図柄列、中図柄列、右図柄列に配列された演出図柄30(図柄A〜H)を変動/停止させる制御を行い、停止させたときに、上段位置、中段位置、下段位置に表示される複数個の識別図柄の全てを1つの図柄群として、1つのパターンデータとする。図柄群を構成する識別図柄の種類の異なる複数の図柄群のパターンデータを所定の規則性に従って振り分けたパターンテーブルを複数設けた。
【解決手段】液晶表示装置の表示領域において、左図柄列、中図柄列、右図柄列に配列された演出図柄30(図柄A〜H)を変動/停止させる制御を行い、停止させたときに、上段位置、中段位置、下段位置に表示される複数個の識別図柄の全てを1つの図柄群として、1つのパターンデータとする。図柄群を構成する識別図柄の種類の異なる複数の図柄群のパターンデータを所定の規則性に従って振り分けたパターンテーブルを複数設けた。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数種類の識別図柄を所定の順序で配列させると共に、該識別図柄を表示領域において可変表示可能な複数の可変表示部を有する可変表示手段を備えた遊技機であって、
所定の始動条件の成立に基づいて乱数値の抽選を行う抽選手段と、
該抽選手段による抽選結果に基づく遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、
前記複数の可変表示部の全てが停止状態となったときに、全ての前記可変表示部における前記表示領域のそれぞれに停止表示される所定個数の識別図柄から構成される複数個の識別図柄のまとまりを一つの図柄群として、前記全ての可変表示部が停止状態となったときに該図柄群を導出する図柄群表示制御手段と、
前記遊技機における遊技領域に設けられた特別可変入賞装置が開放する特別遊技の実行の有無を決定する特別遊技実行決定手段と、
該特別遊技実行決定手段によって前記特別遊技の実行が決定されたとき、該特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
前記特別遊技実行決定手段が前記特別遊技を実行することを所定の確率で決定する低確率遊技状態、または該低確率遊技状態よりも前記特別遊技を実行することを高確率で決定する高確率遊技状態に遊技状態を設定する遊技状態設定手段と、
を備え、
前記図柄群表示制御手段は、
一つの前記図柄群を構成する前記複数個の識別図柄の組み合わせを一つの図柄群表示パターンデータとして、複数の前記図柄群表示パターンデータが、前記遊技状態設定手段により設定される前記遊技状態ごとに所定の規則性に従って配された図柄群表示パターンテーブルを複数有すると共に、
前記遊技状態設定手段により前記遊技状態の設定が行われたときに、該複数の図柄群表示パターンテーブルから、該遊技状態に対応付けられた図柄群表示パターンテーブルを選択する図柄群表示パターンテーブル選択手段と、
該図柄群表示パターンテーブル選択手段により選択された図柄群表示パターンテーブルから、前記遊技価値付与手段により付与される遊技価値に基づいて、該遊技価値に対応付けられた図柄群を導出する前記図柄群表示パターンデータを取得する図柄群表示パターン取得手段と、
をさらに備えたことを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記表示領域には、
前記可変表示部ごとに、前記識別図柄が配列された順に可変表示可能な可変表示領域が設けられると共に、
該可変表示領域内であって、1の前記識別図柄を停止表示可能な停止表示位置が前記所定個数分設けられており、
前記図柄群表示パターンデータには、
前記内部抽選の結果に基づいて前記遊技価値付与手段により所定の遊技価値が付与されるときに、
該所定の遊技価値に対応付けられた識別図柄が、特定の前記停止表示位置に停止表示する、または前記所定の遊技価値に対応付けられた識別図柄の組み合わせが少なくとも複数の前記停止表示位置を組み合わせて形成される停止表示位置群のうち、特定の前記停止表示位置群に停止表示する当たり図柄表示パターンデータが少なくとも含まれてなることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記識別図柄には、
当該識別図柄が前記特定の前記停止表示位置に停止表示したとき、または当該識別図柄からなる組み合わせが前記特定の停止表示位置群に停止表示したときに有効化されて、前記遊技価値付与手段により所定の遊技価値が付与されることとなる有効図柄が少なくとも含まれてなり、
前記複数の図柄群表示パターンテーブルには、
前記所定の規則性として、前記特定の停止表示位置に前記有効図柄が停止表示する、または前記特定の停止表示位置群に前記有効図柄が停止表示する第1特定図柄群表示パターンデータのみが配された第1特定図柄群表示パターンテーブルが含まれてなることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記第1特定図柄群表示パターンテーブルは、
前記高確率遊技状態または前記低確率遊技状態のいずれか一方に対応付けられており、
前記図柄群表示パターンテーブル選択手段は、
前記遊技状態設定手段により遊技状態が前記高確率遊技状態または前記低確率遊技状態のいずれかに設定されたときに、前記複数の図柄群表示パターンテーブルから該設定された遊技状態に対応付けられた前記第1特定図柄群表示パターンテーブルを選択することを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
【請求項5】
前記識別図柄には、
当該識別図柄が前記特定の前記停止表示位置に停止表示したとき、または当該識別図柄からなる組み合わせが前記特定の停止表示位置群に停止表示したときに有効化されて、前記遊技価値付与手段により所定の遊技価値が付与されることとなる有効図柄と、
前記特定の停止表示位置に当該識別図柄が停止表示したとき、または前記特定の停止表示位置群に当該識別図柄からなる組み合わせが停止表示したときであっても有効化されず、前記遊技価値付与手段により所定の遊技価値が付与されることとならないブランク図柄と、が含まれてなり、
前記複数の図柄群表示パターンテーブルには、
前記所定の規則性として、前記特定の停止表示位置に前記ブランク図柄が停止表示する、または前記特定の停止表示位置群に前記ブランク図柄が停止表示する第2特定図柄群表示パターンデータのみが配された第2特定図柄群表示パターンテーブルがさらに含まれてなることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
【請求項6】
前記第2特定図柄群表示パターンテーブルは、
前記高確率遊技状態または前記低確率遊技状態のいずれか一方に対応付けられており、
前記図柄群表示パターンテーブル選択手段は、
前記遊技状態設定手段により遊技状態が前記高確率遊技状態または前記低確率遊技状態のいずれかに設定されたときに、前記複数の図柄群表示パターンテーブルから該設定された遊技状態に対応付けられた前記第2特定図柄群表示パターンテーブルを選択することを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
【請求項7】
前記停止表示位置は、
n行×m列(n,mは自然数)のマトリクス状に配されていることを特徴とする請求項2または6に記載の遊技機。
【請求項1】
複数種類の識別図柄を所定の順序で配列させると共に、該識別図柄を表示領域において可変表示可能な複数の可変表示部を有する可変表示手段を備えた遊技機であって、
所定の始動条件の成立に基づいて乱数値の抽選を行う抽選手段と、
該抽選手段による抽選結果に基づく遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、
前記複数の可変表示部の全てが停止状態となったときに、全ての前記可変表示部における前記表示領域のそれぞれに停止表示される所定個数の識別図柄から構成される複数個の識別図柄のまとまりを一つの図柄群として、前記全ての可変表示部が停止状態となったときに該図柄群を導出する図柄群表示制御手段と、
前記遊技機における遊技領域に設けられた特別可変入賞装置が開放する特別遊技の実行の有無を決定する特別遊技実行決定手段と、
該特別遊技実行決定手段によって前記特別遊技の実行が決定されたとき、該特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
前記特別遊技実行決定手段が前記特別遊技を実行することを所定の確率で決定する低確率遊技状態、または該低確率遊技状態よりも前記特別遊技を実行することを高確率で決定する高確率遊技状態に遊技状態を設定する遊技状態設定手段と、
を備え、
前記図柄群表示制御手段は、
一つの前記図柄群を構成する前記複数個の識別図柄の組み合わせを一つの図柄群表示パターンデータとして、複数の前記図柄群表示パターンデータが、前記遊技状態設定手段により設定される前記遊技状態ごとに所定の規則性に従って配された図柄群表示パターンテーブルを複数有すると共に、
前記遊技状態設定手段により前記遊技状態の設定が行われたときに、該複数の図柄群表示パターンテーブルから、該遊技状態に対応付けられた図柄群表示パターンテーブルを選択する図柄群表示パターンテーブル選択手段と、
該図柄群表示パターンテーブル選択手段により選択された図柄群表示パターンテーブルから、前記遊技価値付与手段により付与される遊技価値に基づいて、該遊技価値に対応付けられた図柄群を導出する前記図柄群表示パターンデータを取得する図柄群表示パターン取得手段と、
をさらに備えたことを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記表示領域には、
前記可変表示部ごとに、前記識別図柄が配列された順に可変表示可能な可変表示領域が設けられると共に、
該可変表示領域内であって、1の前記識別図柄を停止表示可能な停止表示位置が前記所定個数分設けられており、
前記図柄群表示パターンデータには、
前記内部抽選の結果に基づいて前記遊技価値付与手段により所定の遊技価値が付与されるときに、
該所定の遊技価値に対応付けられた識別図柄が、特定の前記停止表示位置に停止表示する、または前記所定の遊技価値に対応付けられた識別図柄の組み合わせが少なくとも複数の前記停止表示位置を組み合わせて形成される停止表示位置群のうち、特定の前記停止表示位置群に停止表示する当たり図柄表示パターンデータが少なくとも含まれてなることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記識別図柄には、
当該識別図柄が前記特定の前記停止表示位置に停止表示したとき、または当該識別図柄からなる組み合わせが前記特定の停止表示位置群に停止表示したときに有効化されて、前記遊技価値付与手段により所定の遊技価値が付与されることとなる有効図柄が少なくとも含まれてなり、
前記複数の図柄群表示パターンテーブルには、
前記所定の規則性として、前記特定の停止表示位置に前記有効図柄が停止表示する、または前記特定の停止表示位置群に前記有効図柄が停止表示する第1特定図柄群表示パターンデータのみが配された第1特定図柄群表示パターンテーブルが含まれてなることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記第1特定図柄群表示パターンテーブルは、
前記高確率遊技状態または前記低確率遊技状態のいずれか一方に対応付けられており、
前記図柄群表示パターンテーブル選択手段は、
前記遊技状態設定手段により遊技状態が前記高確率遊技状態または前記低確率遊技状態のいずれかに設定されたときに、前記複数の図柄群表示パターンテーブルから該設定された遊技状態に対応付けられた前記第1特定図柄群表示パターンテーブルを選択することを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
【請求項5】
前記識別図柄には、
当該識別図柄が前記特定の前記停止表示位置に停止表示したとき、または当該識別図柄からなる組み合わせが前記特定の停止表示位置群に停止表示したときに有効化されて、前記遊技価値付与手段により所定の遊技価値が付与されることとなる有効図柄と、
前記特定の停止表示位置に当該識別図柄が停止表示したとき、または前記特定の停止表示位置群に当該識別図柄からなる組み合わせが停止表示したときであっても有効化されず、前記遊技価値付与手段により所定の遊技価値が付与されることとならないブランク図柄と、が含まれてなり、
前記複数の図柄群表示パターンテーブルには、
前記所定の規則性として、前記特定の停止表示位置に前記ブランク図柄が停止表示する、または前記特定の停止表示位置群に前記ブランク図柄が停止表示する第2特定図柄群表示パターンデータのみが配された第2特定図柄群表示パターンテーブルがさらに含まれてなることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
【請求項6】
前記第2特定図柄群表示パターンテーブルは、
前記高確率遊技状態または前記低確率遊技状態のいずれか一方に対応付けられており、
前記図柄群表示パターンテーブル選択手段は、
前記遊技状態設定手段により遊技状態が前記高確率遊技状態または前記低確率遊技状態のいずれかに設定されたときに、前記複数の図柄群表示パターンテーブルから該設定された遊技状態に対応付けられた前記第2特定図柄群表示パターンテーブルを選択することを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
【請求項7】
前記停止表示位置は、
n行×m列(n,mは自然数)のマトリクス状に配されていることを特徴とする請求項2または6に記載の遊技機。
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図31】
【図32】
【図33−1】
【図33−2】
【図34】
【図35】
【図39】
【図40】
【図41−1】
【図41−2】
【図42−1】
【図42−2】
【図43】
【図44−1】
【図44−2】
【図45−1】
【図45−2】
【図46−1】
【図47−1】
【図1−1】
【図1−2】
【図30】
【図36】
【図37】
【図38】
【図46−2】
【図46−3】
【図47−2】
【図47−3】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図31】
【図32】
【図33−1】
【図33−2】
【図34】
【図35】
【図39】
【図40】
【図41−1】
【図41−2】
【図42−1】
【図42−2】
【図43】
【図44−1】
【図44−2】
【図45−1】
【図45−2】
【図46−1】
【図47−1】
【図1−1】
【図1−2】
【図30】
【図36】
【図37】
【図38】
【図46−2】
【図46−3】
【図47−2】
【図47−3】
【公開番号】特開2011−217923(P2011−217923A)
【公開日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−89768(P2010−89768)
【出願日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【出願人】(000161806)京楽産業.株式会社 (4,820)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【出願人】(000161806)京楽産業.株式会社 (4,820)
【Fターム(参考)】
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