遊技機
【課題】役物装置内での振り分け動作の結果について、事前の予測を困難にする。
【解決手段】特別図柄が当選図柄で停止表示され、確定時間T14が経過すると、上大入賞口ソレノイドをONにして可動入球役物装置による初回の開閉動作を行う(時刻t13)。初回の開閉動作は入賞が困難な短期開放時間T15内で終了し、任意の待機時間T16が経過するまで上大入賞口が開放しない。これにより、実際に入賞が可能となる2回目以降の開放が行われるまでの時間を任意に設定することができる(D)。また、第1ストッパソレノイドのON/OFFパターンが不規則であり(E)、どのタイミングで貯留が解除されるかの予測が付きにくく、V入賞するかどうかの先バレを防止する(F)。
【解決手段】特別図柄が当選図柄で停止表示され、確定時間T14が経過すると、上大入賞口ソレノイドをONにして可動入球役物装置による初回の開閉動作を行う(時刻t13)。初回の開閉動作は入賞が困難な短期開放時間T15内で終了し、任意の待機時間T16が経過するまで上大入賞口が開放しない。これにより、実際に入賞が可能となる2回目以降の開放が行われるまでの時間を任意に設定することができる(D)。また、第1ストッパソレノイドのON/OFFパターンが不規則であり(E)、どのタイミングで貯留が解除されるかの予測が付きにくく、V入賞するかどうかの先バレを防止する(F)。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の一般条件が適用される遊技中に作動契機が発生したことを条件として、所定の入賞口を閉鎖状態から開放状態へ変化させた後に前記閉鎖状態に復帰させる開閉動作の実行が可能となる可動入球装置と、
前記可動入球装置の前記開閉動作に伴い前記入賞口に入賞した遊技球が前記可動入球装置内に設けられた特定領域を通過すると、前記一般条件とは異なる特別な条件が適用された特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
前記可動入球装置内に形成され、前記開閉動作に伴い前記入賞口に入賞した遊技球を誘導する誘導路と、
前記誘導路の途中に設けられ、前記誘導路上にて遊技球の移動を制止する制止状態か、又は遊技球の移動を許容する解除状態のいずれかに変化するストッパ部材と、
前記ストッパ部材に対して前記誘導路の下流位置に配置され、前記一般条件が適用される遊技中、及び前記特別遊技中のいずれにおいても予め定められた一定の動作を行いつつ、前記ストッパ部材が前記制止状態から前記解除状態に変化したことで遊技球の移動が許容された場合、前記誘導路から放出された遊技球を前記一定の動作に起因して前記特定領域を通過させた上で排出する第1の振り分け動作か、もしくは前記特定領域を通過させることなく排出する第2の振り分け動作の少なくともいずれか一方を行う振分動作体と、
前記一般条件が適用される遊技中に前記作動契機が発生した場合、前記可動入球装置に初回の前記開閉動作を実行させることで、前記制止状態にある前記ストッパ部材を前記解除状態へ変化させるのに必要な開始契機を発生させる開始契機発生手段と、
前記開始契機発生手段による初回の前記開閉動作の実行後、前記可動入球装置に2回目以降の前記開閉動作を実行させて前記入賞口への入賞の発生を容易化する入賞発生容易化手段と、
前記開始契機発生手段により初回の前記開閉動作が実行されたことで前記開始契機が発生すると、前記入賞発生容易化手段により実行される2回目以降の前記開閉動作の態様との関係が不規則となる態様により、前記制止状態にある前記ストッパ部材を前記解除状態に変化させた後に前記制止状態へ変化させる解除動作を実行させる解除動作実行手段と
を備えた遊技機。
【請求項2】
請求項1に記載の遊技機において、
前記解除動作実行手段は、
前記開始契機発生手段により実行される初回の前記開閉動作の態様との関係性を有する一方、前記入賞発生容易化手段により実行される2回目以降の前記開閉動作の態様とは無関係に設定された断続的な動作パターンに基づいて、複数回の前記解除動作を実行させることを特徴とする遊技機。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の遊技機において、
前記開始契機発生手段は、
前記入賞発生容易化手段により実行される2回目以降の前記開閉動作の態様に比較して、入賞の発生が困難となる短時間内で初回の前記開閉動作を完了させることを特徴とする遊技機。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載の遊技機において、
前記開始契機発生手段により実行される初回の前記開閉動作の完了後から前記入賞発生容易化手段により2回目以降の前記開閉動作の実行が開始されるまでの時間として、互いの長さが異なる複数通りの待機時間を予め規定する待機時間規定手段と、
前記入賞発生容易化手段による2回目以降の前記開閉動作の実行に際して、前記待機時間規定手段により規定された複数通りの前記待機時間の中からいずれかを選択する待機時間選択手段とをさらに備え、
前記入賞発生容易化手段は、
前記開始契機発生手段により実行される初回の前記開閉動作が完了した後、前記待機時間選択手段により選択された前記待機時間が経過したことを条件として、2回目以降の前記開閉動作を実行することを特徴とする遊技機。
【請求項5】
請求項4に記載の遊技機において、
前記一般条件が適用される遊技中に抽選契機が発生すると、少なくとも前記作動契機の発生に関わる内部抽選を実行する内部抽選実行手段と、
前記内部抽選実行手段による前記内部抽選で当選が得られた場合、予め定められた複数の当選種類のいずれに該当するかを決定する当選種類決定手段と、
前記内部抽選実行手段により前記内部抽選が実行されると、予め設定した変動時間にわたり特別図柄を変動表示させた後に前記内部抽選の結果を表す態様で前記特別図柄を停止表示させる特別図柄表示手段と、
前記内部抽選実行手段による前記内部抽選で当選が得られ、かつ、前記当選種類決定手段により決定された当選種類を表す態様で前記特別図柄表示手段により行われる前記特別図柄の停止表示が確定すると、前記作動契機を発生させる作動契機発生手段とをさらに備え、
前記待機時間決定手段は、
前記内部抽選実行手段による前記内部抽選で当選が得られた場合、前記当選種類決定手段により決定された当選種類に応じて複数通りの前記待機時間の中からいずれかを選択することを特徴とする遊技機。
【請求項1】
所定の一般条件が適用される遊技中に作動契機が発生したことを条件として、所定の入賞口を閉鎖状態から開放状態へ変化させた後に前記閉鎖状態に復帰させる開閉動作の実行が可能となる可動入球装置と、
前記可動入球装置の前記開閉動作に伴い前記入賞口に入賞した遊技球が前記可動入球装置内に設けられた特定領域を通過すると、前記一般条件とは異なる特別な条件が適用された特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
前記可動入球装置内に形成され、前記開閉動作に伴い前記入賞口に入賞した遊技球を誘導する誘導路と、
前記誘導路の途中に設けられ、前記誘導路上にて遊技球の移動を制止する制止状態か、又は遊技球の移動を許容する解除状態のいずれかに変化するストッパ部材と、
前記ストッパ部材に対して前記誘導路の下流位置に配置され、前記一般条件が適用される遊技中、及び前記特別遊技中のいずれにおいても予め定められた一定の動作を行いつつ、前記ストッパ部材が前記制止状態から前記解除状態に変化したことで遊技球の移動が許容された場合、前記誘導路から放出された遊技球を前記一定の動作に起因して前記特定領域を通過させた上で排出する第1の振り分け動作か、もしくは前記特定領域を通過させることなく排出する第2の振り分け動作の少なくともいずれか一方を行う振分動作体と、
前記一般条件が適用される遊技中に前記作動契機が発生した場合、前記可動入球装置に初回の前記開閉動作を実行させることで、前記制止状態にある前記ストッパ部材を前記解除状態へ変化させるのに必要な開始契機を発生させる開始契機発生手段と、
前記開始契機発生手段による初回の前記開閉動作の実行後、前記可動入球装置に2回目以降の前記開閉動作を実行させて前記入賞口への入賞の発生を容易化する入賞発生容易化手段と、
前記開始契機発生手段により初回の前記開閉動作が実行されたことで前記開始契機が発生すると、前記入賞発生容易化手段により実行される2回目以降の前記開閉動作の態様との関係が不規則となる態様により、前記制止状態にある前記ストッパ部材を前記解除状態に変化させた後に前記制止状態へ変化させる解除動作を実行させる解除動作実行手段と
を備えた遊技機。
【請求項2】
請求項1に記載の遊技機において、
前記解除動作実行手段は、
前記開始契機発生手段により実行される初回の前記開閉動作の態様との関係性を有する一方、前記入賞発生容易化手段により実行される2回目以降の前記開閉動作の態様とは無関係に設定された断続的な動作パターンに基づいて、複数回の前記解除動作を実行させることを特徴とする遊技機。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の遊技機において、
前記開始契機発生手段は、
前記入賞発生容易化手段により実行される2回目以降の前記開閉動作の態様に比較して、入賞の発生が困難となる短時間内で初回の前記開閉動作を完了させることを特徴とする遊技機。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載の遊技機において、
前記開始契機発生手段により実行される初回の前記開閉動作の完了後から前記入賞発生容易化手段により2回目以降の前記開閉動作の実行が開始されるまでの時間として、互いの長さが異なる複数通りの待機時間を予め規定する待機時間規定手段と、
前記入賞発生容易化手段による2回目以降の前記開閉動作の実行に際して、前記待機時間規定手段により規定された複数通りの前記待機時間の中からいずれかを選択する待機時間選択手段とをさらに備え、
前記入賞発生容易化手段は、
前記開始契機発生手段により実行される初回の前記開閉動作が完了した後、前記待機時間選択手段により選択された前記待機時間が経過したことを条件として、2回目以降の前記開閉動作を実行することを特徴とする遊技機。
【請求項5】
請求項4に記載の遊技機において、
前記一般条件が適用される遊技中に抽選契機が発生すると、少なくとも前記作動契機の発生に関わる内部抽選を実行する内部抽選実行手段と、
前記内部抽選実行手段による前記内部抽選で当選が得られた場合、予め定められた複数の当選種類のいずれに該当するかを決定する当選種類決定手段と、
前記内部抽選実行手段により前記内部抽選が実行されると、予め設定した変動時間にわたり特別図柄を変動表示させた後に前記内部抽選の結果を表す態様で前記特別図柄を停止表示させる特別図柄表示手段と、
前記内部抽選実行手段による前記内部抽選で当選が得られ、かつ、前記当選種類決定手段により決定された当選種類を表す態様で前記特別図柄表示手段により行われる前記特別図柄の停止表示が確定すると、前記作動契機を発生させる作動契機発生手段とをさらに備え、
前記待機時間決定手段は、
前記内部抽選実行手段による前記内部抽選で当選が得られた場合、前記当選種類決定手段により決定された当選種類に応じて複数通りの前記待機時間の中からいずれかを選択することを特徴とする遊技機。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【公開番号】特開2013−22352(P2013−22352A)
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−161811(P2011−161811)
【出願日】平成23年7月25日(2011.7.25)
【出願人】(000154679)株式会社平和 (1,976)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年7月25日(2011.7.25)
【出願人】(000154679)株式会社平和 (1,976)
【Fターム(参考)】
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