説明

遠心羽根風力発電機

【課題】風まかせで安定した強力な回転力即ち発電力を得る事が出来ない点を解決する発電機を提供するものである。
【解決手段】太陽光と位べ夜間でも雨天でも24時間嫁動可能である風力を生かしきるためには微風を捕え回転し続ける羽根が必要であり発電機を考案したものであります。順次説明致しますと先ず従来の風力発電との決定的な違いはプロペラの形状であり両軸横長の三枚の羽根1でありその先端にそれぞれ端から端まで重り2を取り付けその遠心力で回り続けると同時に強力な回転力により高い出力を確保出来るものであります。次に初動に於いて重りの関係上微風では回転が難かしい場合は羽根の動きをセンサーで捕えセル、スターターで初動回転を起し遠心力により回転を維持し続ける事により発電力を高める事が出来る物であります。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は両軸3枚羽根で羽根の先端に重りを取付け、その遠心力で以って強力な回転力により発電力を高める事が出来る物である。
【背景技術】
【0002】
従来の物はほとんどが飛行機のプロペラ型で本発明のような横型両軸で遠心力を利用したものは無かった。
【先行技術文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の風力発電機は充分に風力を生し切れていない回転力は発電力に直結するのでいかにして微風でも捕えて回転力を増大させるかが課題である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の風力発電機は図(3)に示す通り遠心力を最大限に生す事により回転力則ち発電力を高める事により電力不足の一助となればと発案したるものです
図(1)に示す発電機の形から従来の物とは全く異り横長3枚羽根符(1)を両軸で受け羽根の先端符(2)に重りを端から端まで取り付け微風でも初動スターターで回転を起しあとは遠心力の力で回転を持続させ、限りなく24時間発電が可能である様に工夫したる物である
先ず第一に発電能力を高める事が最大の目的であり従来のプロペラ式とは全く形状も異り横型両軸式3枚羽根で羽根の先端に重りを取り付け遠心力により強力な回転力を生み出し発電するものであります。
次に微風時に羽根の動きをセンサーで捕えスターターで初動回転を起し遠心力により限りなく24時間嫁動する様にする。
尚、次に両軸に各々発電機(4)を取り付け2基の発電機でバランスを保つ事により更に発電効率を高め且つ両軸により軸ブレを軽減する事により騒音を押える事も出来るものであります。
更に図(1)に示す通り従来の物と位べ型状が非常にコンパクトに収る事により設置架台の工夫により二段三段と積み上げて設置する事で狭小な場所でも発電出力を増す事も可能であります
【発明の効果】
【0006】
効果としては前述の通り遠心力により発電効率を上げる事が最大の効果であり利用者が経済的メリットを充分に享受出来る、則ち各個人が電気を自給自足出来る様にする事であります。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の正面図である。
【図2】本発明の3枚羽根の側面図である。
【図3】本発明の3枚羽根の立体図である。
【発明を実施する為の形態】
【0008】
発明を実施するため順次説明すると図1、に、示す通り本風力発電機が従来のものと位べ全く異形である事分るように横長の両軸受けで3枚の羽根にはそれぞれ先端に端から端まで重りが取り付けられておりこの遠心力で以って出力の高い回転力を得る事が出来るのである それを実施するために以下の事が必要である
(イ)当然の事でありますが3枚の羽根の形状と重量は厳格に同一で有る事と両軸にかかる負荷も同一にする事が求められ、これこそが遠心力を最大限に生かす事でありそれが強力な回転出力を生み出し発電力と成るのである
(ロ)次に3枚の羽根に付いては羽根本体(1)は軽くて強いガラス強化プラスチックを使用し重り(2)には雨による錆に強いステンレスでコーティングし鉄製とするこの重りの調整が重要となる
(ハ)雨や埃りから発電機等を守るため両側にコントロールボックス(4)を設けその中に調整ギア発電機及び微風時に低部羽根の振れを感知するサーモスタットセルスターターを収納する事によりこの様なコンパクトな形に成り持ち運びや設置が簡単に成るのであります。
【符号の説明】
【0009】
1、羽根本体
2、重り
3 主軸
4、コントロールボックス
5、本体台、
6、風向板
7、風向調整盤

【特許請求の範囲】
【請求項1】
横長3枚羽根の先端に重りを取り付け遠心力を利用して回転出力を高めた事。
【請求項2】
両軸でしっかりと羽根を受け止め軸ブレを無くし安定した回転を生みだし騒音を低減させ且つ2基の発電機を回転させた形状。
【請求項3】
微風時に低部羽根の動きを感知し初動スターターで回転を起しその回転を遠心力により維持し長時間の回転力を作り出した事。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2013−100809(P2013−100809A)
【公開日】平成25年5月23日(2013.5.23)
【国際特許分類】
【公開請求】
【出願番号】特願2012−165209(P2012−165209)
【出願日】平成24年6月6日(2012.6.6)
【出願人】(512194075)
【Fターム(参考)】