説明

鋳鉄管熱処理用加熱炉

【課題】鋳鉄管の熱処理を行う加熱炉において、スキッドレールに起因する傷を鋳鉄管に付けないようにするとともに、鋳鉄管の搬送手段を外力から適切に保護する。
【解決手段】鋳鉄管の搬送手段2と鋳鉄管を支持するスキッドレール3を備えた鋳鉄管熱処理用加熱炉1であり、前記レール3を構成する単位煉瓦7を鋳鉄管の搬送方向に対して傾斜させて敷き詰めたのである。このため、搬送方向に転動する鋳鉄管の一定外周部が単位煉瓦7同士の当接部7aに常に接触しているようなことがなくなり、傷が付かなくなる。また、単位煉瓦7の傾斜方向を、加熱炉1の搬出口Bに向かうに従って前記搬送手段2に対して遠ざかるようにしたのである。このことにより、鋳鉄管の転動に伴うスキッドレール3からの外力が前記搬送手段2に負荷されなくなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鋳鉄管の熱処理を行う加熱炉に関するもので、特に鋳鉄管を支持するスキッドレールの適切な配置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
遠心鋳造によって製造された鋳鉄管は、鋳型から引き抜かれた後、所定の機械的性質を得るために焼鈍のための熱処理を施されるのが通常である。この熱処理は、例えば特許文献1、特許文献2に記載されているように、加熱炉の内部を、鋳鉄管をゆっくりと移動させながら加熱することによって行われる。これらの加熱炉には、鋳鉄管を載置支持するスキッドレールと、コンベア、チェーン等の搬送体とその上に取り付けられた爪から成る搬送手段が、搬入口から搬出口にかけて平行に設置されており、スキッドレールに載置された鋳鉄管を、搬送手段の動きによる爪の後押しによって、搬入口から搬出口へ転動させながら搬送するようにしている。
【特許文献1】特開昭61−069609号公報
【特許文献2】特開2001−330370号公報
【0003】
ところで、前記スキッドレール23には、図8、図9に示すように、加熱炉1の炉床1aに、複数の単位煉瓦27を鋳鉄管Pの搬送方向(以下単に搬送方向という)とその直交方向(以下単に直交方向という)に敷き詰めて1本のレールとしたものがある。直交方向に隣接した単位煉瓦27は互いに千鳥状に配設され、鋳鉄管Pが転動することにより、隣接した単位煉瓦27間が大きくずれることのないようにしている。また、搬送手段22は上記のようにコンベア22aと、コンベアの上に取り付けられた爪22bから成り、コンベア22aは耐火物で形成された炉床1a上のガイド24の中に設置され、爪22bは前記ガイド24の上部から突出している。
【0004】
また、前記スキッドレール23の両脇には受け煉瓦25、26を配設している。特に、スキッドレール23と搬送手段2の間の受け煉瓦25は、一方をガイド24の上面と側面に接して他方を単位煉瓦27に接する、L字状断面を有するものとしている。このことによって、鋳鉄管Pの転動による単位煉瓦27の直交方向のズレを確実に阻止し、搬送手段22への噛みこみにより、爪22bへ傷、凹みを付けることのないようにしている。
【0005】
しかし、上記のようなスキッドレール23では、図8に示すように、直交方向に隣接した単位煉瓦27が搬送方向の一直線上で当接しているため、スキッドレール23上を転動する鋳鉄管Pの一定外周部が常に前記当接部27aに接触することとなり、鋳鉄管Pに傷、凹みを付けてしまい易いという問題が生じる。
【0006】
このような問題を解決するために、特許文献3に記載されているようなプッシャー装置を利用して、炉内を搬送されている鋳鉄管Pを適宜直交方向に移動させ、鋳鉄管Pの一定外周部を前記当接部27aに常に接触していることのないようにすることもできるが、この方法を採用すると、既存設備の大幅な改修、設備の大型化によってコストが掛かり、作業も煩雑になってしまう。
【特許文献3】特開昭57−149415号公報
【0007】
また上記のように、L字状断面の前記受け煉瓦25を設けることによって単位煉瓦27の直交方向のズレを阻止し、単位煉瓦27が搬送手段22へ噛みこむことを防止しているが、受け煉瓦25は、鋳鉄管Pがスキッドレール23上を転動する毎に単位煉瓦27から常に力を受けており、その結果、屈曲部分25aで割れるようなことが度々起こっており、スキッドレール23や受け煉瓦25の点検補修を頻繁に行わなければならなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そこで本発明は、鋳鉄管の熱処理を行う加熱炉において、既存設備の改修にコストをかけず、簡単な手段によってスキッドレールに起因する傷を鋳鉄管に付けないようにすることを第1の目的とし、更に、搬送手段を保護する受け煉瓦に、鋳鉄管の転動に伴う外力によって、長期的に割れを起こさないようにすることを第2の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この第1の目的を達成するために本発明は、搬入口から搬出口にかけて、鋳鉄管を搬送する搬送手段と、鋳鉄管を搬送方向と直交した状態で載置支持するスキッドレールとを炉床に備えた鋳鉄管の熱処理用加熱炉において、前記スキッドレールを複数の単位煉瓦で構成し、各々の単位煉瓦を鋳鉄管の搬送方向に対して傾斜して敷き詰めたのである。このようにすることにより、隣接する単位煉瓦は鋳鉄管の搬送方向に対し、傾斜して当接しているため、スキッドレール上を転動する鋳鉄管は、一定外周部を前記当接部に常に接触しているようなことがなくなり、鋳鉄管外面に傷、凹みが付き難くなる。
【0010】
更に第2の目的を達成するために、上記搬送手段と上記スキッドレールの間に受け煉瓦を設け、上記単位煉瓦を、その上記搬出口側を上記搬送手段から遠ざけるように傾斜して敷き詰めたのである。このようにすることにより、鋳鉄管の転動の際、各単位煉瓦は前記搬送手段と反対側に押圧され易くなるため、前記受け煉瓦は単位煉瓦から外力を受け難くなり、長期的に割れを起こさなくなる。
【0011】
他の手段として、上記搬送手段と上記スキッドレールの間に受け煉瓦を設け、前記受け煉瓦の少なくとも上下方向に補強筋を埋設したのである。このようにすることにより、前記受け煉瓦がスキッドレールから鋳鉄管の転動による力を頻繁に受けても、長期的に割れを起こさなくなる。
【0012】
また、上記スキッドレールの上記搬送手段と反対側に受け煉瓦を設け、上記単位煉瓦と前記受け煉瓦、及び上記単位煉瓦と、上記搬送手段と上記スキッドレールの間の受け煉瓦との間に形成される空隙に耐火物を設けると、より上記搬送手段と上記スキッドレールの間の受け煉瓦への負担を少なくすることができ、上記スキッドレールのズレも生じ難くなる。
【0013】
このとき、上記耐火物と上記単位煉瓦の間に、上記単位煉瓦の膨張を許容する膨張代を設けると、上記スキッドレールの平滑性を長期的に保持することができ、高品質な鋳鉄管の生産を維持することができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明により、鋳鉄管の外観補修作業を著しく低減することができるとともに、スキッドレールや受け煉瓦等の加熱炉内部における点検補修作業をも著しく低減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の第1の実施形態について、図1から図5を参照して説明する。図1は本発明の第1実施形態の平面図、図2は同正面断面図、図3は受け煉瓦の断面図、図4はスキッドレールと受け煉瓦の配置関係を表した図、図5は加熱炉の平面配置図である。
【0016】
遠心鋳造によって製造された鋳鉄管Pは基地組織がセメンタイトやパーライトであるため、高硬度であるが脆い。従って、焼鈍のための熱処理を施し、セメンタイトやパーライトを分解して基地組織を粘性のあるフェライトにしなければならない。図5に示すように、本願発明の加熱炉1は、搬入口Aから搬出口Bの間を高温域a、低温域bの順で構成している。搬入口Aを入った鋳鉄管Pは、高温域aで約1000℃まで加熱されてセメンタイト分解され、降温された後、低温域bで約700℃前後に保持されてパーライト分解され、搬出口Bから搬出されるのである。
【0017】
図1、図2に示すように、上記加熱炉1には、鋳鉄管Pを搬送する搬送手段2を搬入口Aから搬出口Bにかけて炉床1aへ2基設置し、これと平行して、鋳鉄管Pを支持するスキッドレール3を設置している。搬送手段2とスキッドレール3の間には受け煉瓦5が設置され、スキッドレール3の直交方向のズレから搬送手段2を保護している。また、スキッドレール3の外側も同様に受け煉瓦6が設置され、スキッドレール3の直交方向のズレを防止している。本実施形態では、受け煉瓦6に粘土質耐火煉瓦(例えば、SK−32)を使用し、受け煉瓦5にはより耐火度の高い高アルミナ質耐火煉瓦(例えば、SK−35)を使用している。尚、炉床1aは炉底(図示せず)に上記粘土質耐火煉瓦を敷き詰めて形成され、上記スキッドレール3等の耐火材を支持している。
【0018】
搬送手段2は、2基が連動するものであり、搬送体としての無端ループ状コンベア2aと、その上部に一定間隔で取り付けられた爪2bによって構成されている。コンベア2aは、耐火物で形成されたガイド4内へ設置され、爪2bは前記ガイド4の上面から突出している。このため、スキッドレール3上にレールと直交して載置支持された鋳鉄管Pは、コンベア2aとともに動く爪2bによって背後から後押しされて転動し、搬送されていくのである。
【0019】
スキッドレール3は、本実施形態では前記搬送手段2、2の外側に各々1本ずつ設置され、鋳鉄管Pの両端近傍を支持できるようにしている。また、本願発明のスキッドレール3は、搬入口Aから搬出口Bまでの炉床1aに単位煉瓦7を斜めに敷き詰めて1本のレール状にしたものであり、このように、隣接する単位煉瓦7を搬送方向に対し、傾斜して当接しているため、鋳鉄管Pが転動する際、一定外周部が当接部7aに常に接触しているようなことは無くなり、従来のように単位煉瓦の当接部に起因する傷が付かなくなる。本実施形態では、単位煉瓦7に、耐摩耗性が良く、かつ圧縮強さの高い炭化珪素質耐火煉瓦を使用している。
【0020】
そして、個々の単位煉瓦7が搬送方向に移動しようとするとき、前方の2個の単位煉瓦7に阻まれる配置となっているため、スキッドレール3全体としてのズレが従来のものより起こり難くなる。この他、各単位煉瓦7の寸法精度が低くても、傾斜して敷き詰めるため、前記受け煉瓦5、6を予め所定箇所に設置するだけでスキッドレール3の幅寸法を精度良く設定することができる。因みに、図1では単位煉瓦7の形状を平行四辺形としているが、長方形であってもよい。
【0021】
更に本実施形態では、単位煉瓦7は、その搬出口B側を前記搬送手段2から遠ざけるように傾斜して敷き詰められている。このような単位煉瓦7の配置状態では、鋳鉄管Pがスキッドレール3上を搬入口Aから搬出口Bに向けて転動する際、単位煉瓦7が炉壁1b側(外側)に押圧され易くなるため、前記受け煉瓦5はスキッドレール3から力を受け難くなり、長期的に割れを起こさなくなる。
【0022】
また、前記受け煉瓦5は従来と同様、一方をガイド4の上面と側面に接して他方を単位煉瓦7に接する断面L字状のものとしているが、図3に示すように、その屈曲部5aと上部5bにステンレス材による補強筋8、9をそれぞれ埋設している。このことによって、前記受け煉瓦5はより割れ難いものとなり、従来と比較して加熱炉1内部の点検補修作業を極端に減らすことが可能となる。但し、スキッドレール3が単位煉瓦7を上記のように敷き詰めて構成されている場合は、必ずしも前記受け煉瓦5にこのような対策を取る必要は無く、逆に、補強筋8、9を埋設した断面L字状の煉瓦を受け煉瓦5に用いる場合は、単位煉瓦7を敷き詰める際の傾斜方向を任意に決定してよい。
【0023】
尚、単位煉瓦7を傾斜して敷き詰めているため、スキッドレール3と受け煉瓦5、6の間には空隙11が生じてしまう。本実施形態では、不定形耐火物10を前記空隙11に、受け煉瓦5、6上面のレベルまで流し込んでおり、単位煉瓦7からの力を前記耐火物10で直接受けるようにしているため、より一層受け煉瓦5、6への負担を少なくすることができる。また、不定形耐火物10を使用すると、従来の搬送方向に単位煉瓦を敷き詰めたスキッドレールよりも煉瓦の数を減らすことができるという利点もある。
【0024】
但し、各単位煉瓦7は、上記の理由から鋳鉄管Pの転動により炉壁1b方向へ押圧され易く、また、高温雰囲気のために熱膨張しようとするため、前記空隙11の全てを前記耐火物10で埋め尽くしてしまうと、単位煉瓦7は逃げ場を失って互いに押圧し、反りが生じてしまう。反りの発生は、その上を転動する鋳鉄管Pの外面に悪影響をもたらすことになり、絶対に避けるべきことである。そこで、図4に示すように、耐火物繊維の一種であるセラミックファイバー12を前記空隙11に挿入し、所定厚みの膨張代11aを確保してから、前記耐火物10を流し込むようにしている。
【0025】
次に本発明の第2の実施形態について、図6、図7を参照して説明する。図6は本発明の第2実施形態の平面図、図7は同正面断面図である。
【0026】
図6、図7に示すように、本実施形態の加熱炉1には、鋳鉄管Pを搬送する搬送手段2を搬入口Aから搬出口Bにかけて炉床1aへ2基設置し、スキッドレール3を1基の搬送手段2に対して両側に1本ずつ設けた構成となっている。内側スキッドレール13、13と各搬送手段2、2との間には受け煉瓦15が設けられ、両レール13、13間には共通の受け煉瓦16が設けられている。前記受け煉瓦15は炉床1aの凹部に嵌めこまれ、ステンレス材による補強筋8を上下方向に埋設している。また、スキッドレール13と受け煉瓦15、16との間に生じる空隙18には、第1実施形態と同様、セラミックファイバー12等の耐火物繊維によって膨張代18a(図示せず)を確保してから不定形耐火物10を流し込んでいる。搬送手段2の炉壁8側は第1実施形態と同一構成であるため説明を省略する。尚、受け煉瓦15、16はそれぞれ第1実施形態の受け煉瓦5、6と同材質のものを使用しており、炉床1aの材質も第1実施形態のものと同一である。
【0027】
スキッドレール13の単位煉瓦17は、その搬出口B側を前記搬送手段2から遠ざけるように傾斜して敷き詰められているため、両レール13、13の単位煉瓦17が、その搬出口B側を前記受け煉瓦16に向けた配置となっており、鋳鉄管Pの転動によって受け煉瓦16は両レール13、13から力を受け易くなる。このため、図7に示すように、受け煉瓦16に水平方向の補強筋9を埋設することが望ましい。尚、単位煉瓦17の材質は、第1実施形態のものと同一である。
【0028】
以上、本発明の2つの実施形態について説明してきたが、本発明がこれらの実施形態に限定されないことは言うまでもない。搬送手段2、スキッドレール3、13等の個数、配置状態は適宜選択すればよく、搬送手段2とスキッドレール3の間の受け煉瓦5、15の断面形状も、炉床1aの構造に合わせて適宜選択すればよい。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の第1実施形態の平面図
【図2】同正面断面図
【図3】受け煉瓦の断面図
【図4】スキッドレールと受け煉瓦の配置関係を表した図
【図5】加熱炉の平面配置図
【図6】本発明の第2実施形態の平面図
【図7】同正面断面図
【図8】従来例の平面図
【図9】従来例の正面断面図
【符号の説明】
【0030】
1 加熱炉
1a 炉床
1b 炉壁
2 搬送手段
2a コンベア
2b 爪
3、13 スキッドレール
4 ガイド
5、6 受け煉瓦
7、17 単位煉瓦
8、9 補強筋
10 不定形耐火物
11、18 空隙
11a、18a 膨張代
12 セラミックファイバー
15、16 受け煉瓦
P 鋳鉄管
A 加熱炉搬入口
B 加熱炉搬出口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
搬入口(A)から搬出口(B)にかけて、鋳鉄管(P)を搬送する搬送手段(2)と、鋳鉄管(P)を搬送方向と直交した状態で載置支持するスキッドレール(3)とを炉床(1a)に備えた鋳鉄管の熱処理用加熱炉において、
前記スキッドレール(3)が複数の単位煉瓦(7、17)で構成され、各々の単位煉瓦(7、17)が鋳鉄管(P)の搬送方向に対し傾斜して敷き詰められたことを特徴とする、鋳鉄管熱処理用加熱炉。
【請求項2】
上記搬送手段(2)と上記スキッドレール(3)の間に受け煉瓦(5、15)を設け、上記単位煉瓦(7、17)を、その上記搬出口(B)側を上記搬送手段(2)から遠ざけるように傾斜して敷き詰めたことを特徴とする、請求項1記載の鋳鉄管熱処理用加熱炉。
【請求項3】
上記搬送手段(2)と上記スキッドレール(3)の間に受け煉瓦(5、15)を設け、前記受け煉瓦(5、15)の少なくとも上下方向に補強筋(8)を埋設したことを特徴とする、請求項1記載の鋳鉄管熱処理用加熱炉。
【請求項4】
上記スキッドレール(3)の上記搬送手段(2)と反対側に受け煉瓦(6、16)を設け、上記単位煉瓦(7、17)と前記受け煉瓦(6、16)及び上記受け煉瓦(5、15)との間に形成される空隙(11、18)に耐火物(10)を設けたことを特徴とする,請求項2または3記載の鋳鉄管処理用加熱炉。
【請求項5】
上記耐火物(10)と上記単位煉瓦(7、17)の間に、上記単位煉瓦(7、17)の膨張を許容する膨張代(11a、18a)を設けたことを特徴とする、請求項4記載の鋳鉄管熱処理用加熱炉。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2008−106338(P2008−106338A)
【公開日】平成20年5月8日(2008.5.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−292599(P2006−292599)
【出願日】平成18年10月27日(2006.10.27)
【出願人】(000142595)株式会社栗本鐵工所 (566)
【Fターム(参考)】