説明

鋼管矢板の遮水壁構造

【課題】 互いに隣接する鋼管本体同士の間隔を一定距離に保つためのスペーサとモニタリングパイプの機能とを併せ持たせて、施工費及び漏洩時の補修費用の低減化を図ることができる鋼管矢板の遮水壁構造を提供する。
【解決手段】 基礎地盤G上に沿って、海面Sを処分場A側と外海B側とに区画する多数の鋼管本体10を打設し、該互いに隣接する鋼管本体10、10間を、前後対称的に2重に配される左右一対の雌雄両継ぎ手11、12にて水密的に接合して構築する。前記前後の雌雄両継ぎ手11、12間に形成される空間部位17における前記鋼管本体10、10間の最狭幅部aに、中空管状のスペーサ部材18を配置し、該スペーサ部材18内に、前記処分場A側からの保有水の浸出の有無を検知するモニタリング用井戸19を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、廃棄物処分場における護岸壁等に用いられる鋼管矢板の遮水壁構造に係り、特に、濁水漏洩のモニタリング機能を備えた鋼管矢板の遮水壁構造に関する。
【背景技術】
【0002】
産業廃棄物あるいは一般廃棄物を海面埋め立て処分する場合、遮水性護岸壁の構築により、海面を外海側と処分場側とに区画し、埋立て処分場からの汚染された保有水(濁水)が外海に浸出するのを防止する必要がある。
【0003】
従来の護岸壁には、フェールセーフの観点から、2重壁構造あるいは1重壁2重継手構造による2重の遮水壁構造を有するものがある。
【0004】
前者の場合には、図4に示すように、遮水層からなる海底の基礎地盤G上に、捨石にて構築された護岸壁100にて海面Sを処分場A側と外海B側とに区画するとともに、護岸壁100の処分場A側に、遮水シート101を介してアスファルト等の不透水性材料(アスファルト等)102を2重に吹き付けることにより構成されている。また、図5に示すように、捨石マウンド103の処分場A側に鋼(管)矢板104を打設し、捨石マウンド103の処分場A側に裏込石層105を形成するとともに、この裏込石層105と鋼板矢板104との間の空間に、不透水性材料(アスファルト等)102と遮水継手を有する鋼(管)矢板104から構成されている。あるいは、図6に示すように、一対の鋼板矢板104、104を埋立て処分場A側と外海B側との前後に適宜の間隔を存して2重に並列配置し、これら鋼(管)矢板104、104間の空間に土砂106を埋め込むことにより構成されている。
【0005】
このような2重壁構造の遮水壁構造におけるモニタリングは、処分場A側遮水壁と外海
B側遮水壁との間の基礎地盤中に、モニタリング用の孔付きパイプ等を設置し、水質分析や水位観測を行うことにより、処分場A側からの保有水の浸出の有無を検知するようになっている。
【0006】
しかし、上述した2重壁構造の遮水壁では、モニタリングパイプの設置個所が多数になると、施工費が膨大になる。また、万一、漏洩が確認された場合には、補修が必要となるが、漏洩個所の厳密な特定が困難であるため、広範囲のセメント注入等の補修または遮水工の打ち替え等の施工工事が必要になり、補修コストも増大する。
【0007】
一方、後者の場合は、例えば、特許文献1に開示されたP−T型継ぎ手による鋼管矢板を採用することにより行われる。すなわち、遮水壁は、図7に示すように、鋼管矢板を構成する互いに隣接する鋼管本体107、107間を、前後対称的に2重に配される左右一対の雌雄両継ぎ手108、109にて水密的に接合することにより構築されている。
【0008】
上記の鋼管矢板は、一方の鋼管本体107に、スリット108aを有するパイプ状の雌型継ぎ手108を溶接により固定し、他方の鋼管本体107に、係止爪109aを有するT字状の雄型継ぎ手109を溶接により固定し、互いに雌雄接合してなる継ぎ手構造を有し(これをP−T型継ぎ手と略記している)、これにより、海面を処分場A側と外海B側とに前後に区画している。前記2組の継ぎ手構造の間に形成される空間部113には砂が充填され、または海水が収容されると共にモニタリングパイプ114が挿入されており、さらに相対する左右の鋼管本体107間の最狭幅部には、その一定以上の接近を阻止するスペーサ115が鋼管本体107の上下端部に溶接されている。
【0009】
また、P−T型継ぎ手における遮水処理の仕方としては、図8に示すように、雄型継ぎ手109の係止爪109aに、一対の防水ゴム板110、110をそれぞれボルト111、111にて取り付ける。そして、係止爪109aの雌型継ぎ手108内への挿入時には、防水ゴム板110、110を曲げながら挿入し、その弾性復帰力を利用して、雌型継ぎ手108のパイプ内周面に弾性的に当接させるとともに、防水ゴム板110、110とパイプ内周面とで囲繞される閉空間に不透水性材料(アスファルト等)112を充填することにより、雌型継ぎ手108と雄型継ぎ手109とを水密的に接合するようになっている。この場合、雄型継ぎ手109に取り付けられる防水ゴム板110、110は、不透水性材料(アスファルト等)112の隙間からの漏出防止及び継ぎ手の変形追従性の向上を目的としている。
【0010】
さらに、他のP−T型継ぎ手における遮水処理の仕方としては、特許文献2、3に開示されている。特許文献2では、図9に示すように、雌型継ぎ手108内に不透水性材料(アスファルト等)112を充填した鋼管本体107を打設した後、雄型継ぎ手109の鋼管本体107を打設して、雄型継ぎ手109を雌型継ぎ手108内に挿入することにより、雌型継ぎ手108と雄型継ぎ手109とを水密的に接合するようになっている。
【0011】
その他の1重壁2重継ぎ手構造による遮水壁構造としては、特許文献4に開示されている。
【0012】
このような1重壁2重継ぎ手構造の遮水壁構造におけるモニタリングは、2重継ぎ手で囲繞された閉空間のスペースに、モニタリング用の孔付きパイプ等を設置し、水質分析や水位観測を行うことにより、処分場A側からの保有水の浸出の有無を検知するようになっている。
【0013】
しかし、上述した1重壁2重継ぎ手構造の遮水壁構造に、特に、鋼管矢板及びP−T型継ぎ手を採用しようとする場合、加工精度や施工精度の問題から、鋼管矢板の打設後、互いに隣接する鋼管本体の間隔が近づき過ぎるため、モニタリングや後補修のためのスペースが確保できないという可能性がある。そのため、鋼管本体の間にスペーサ部材を介在して間隔を保持する必要がある。
【0014】
また、このスペースにてモリタリングを行う場合、図10に示すように、海底面以浅部W1上に遮水壁100が構築される海底面S上部の海水を、直接サンプリングする方法、遮水壁100の下方の海底面以深部W2の土中に、モニタリング用パイプ200を立て込んでサンプリングする方法、あるいは、海底面以深部W2も土砂で埋めてしまい、その海底面以深部W2の土中に、モニタリング用パイプ200を立て込んでサンプリングする方法等がある。
【0015】
しかし、鋼管矢板による遮水壁構造では、いずれも鋼管矢板を打設した後の施工が必要であり、施工に手間と費用が掛かる。特に、海底面以深部W2までもモニタリング用パイプ200を設置する場合には、一旦、モニタリング空間内の土砂を排除する作業も必要になる。
【0016】
さらに、特許文献3に記載のように(図5参照)、鋼管矢板ではないが、2重のそれぞれの継ぎ手で遮水を行うのではなく、2つの継ぎ手同士で囲繞された空間に透水及び拡散の度合いの非常に低い遮水材を充填してなる遮水壁構造では、モニタリングを行う場合、遮水材の中にモニタリング用パイプを立て込むか、継ぎ手の外側でモニタリングする方法しかない。しかも、遮水材中のモニタリング用パイプが、必ずしも漏洩ルート上に設置されているか否か、すなわち、パイプを設置した個所が、漏洩の水道上であるのか分からない。また、継ぎ手の外側が海水の場合、仮に継ぎ手から漏洩したとしても、海水と混り合ってしまうという問題があり、正確なモニタリングを行うことは困難である。
【0017】
【特許文献1】特開2000−167751号公報(図3)
【特許文献2】特開2003−278149号公報(図1、図3)
【特許文献3】特開2001−288739号公報(図4、図6)
【特許文献4】特開平8−151630号公報(図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0018】
本発明の目的は、互いに隣接する鋼管本体同士の間隔を一定距離に保つために必ず必要とされるスぺーサにモニタリングパイプの機能を併せ持たせることで、両部材を別個の設ける場合に比べて、施工費及び漏洩時の補修費用の大幅な低減化を図ることができる鋼管矢板の遮水壁構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0019】
本発明によると、前記課題は、次の各項に記載の発明に基づいて解決される。
(1)基礎地盤上に沿って、海面を処分場側と外海側とに区画する多数の鋼管本体を打設し、該互いに隣接する鋼管本体の間を、前後対称的に2重に配される左右一対の雌雄両継ぎ手にて水密的に接合して構築される鋼管矢板の遮水壁構造において、前記前後の雌雄両継ぎ手間に形成される空間部位における前記鋼管本体の間の最狭幅部に、中空管状のスペーサ部材を配置し、該スペーサ部材内に、前記処分場側からの保有水の浸出の有無を検知するモニタリング用井戸を設ける。
【0020】
(2)上記(1)項において、前記スペーサ部材を、互いに隣接する前記鋼管本体の一方に、打設前の前記継ぎ手の取り付けと同時に、予め溶接にて接合しておく。
【0021】
(3)上記(1)項または(2)項において、前記スペーサ部材の処分場側に採水孔を設ける。
【発明の効果】
【0022】
a)上記(1)項に記載の発明によると、被補修エリアが前後のP−T継ぎ手で囲繞された比較的狭い空間部位内に限定されるため、漏洩時には、空間部位内の土砂を一旦洗浄して、モルタル注入等により、遮水機能の回復のための補修を行うだけでよく、後補修の施工費を低減化することができる。また、モニタリングエリアが、互いに隣接する鋼管本体の間の最も狭い個所で行うことができるため、漏洩個所を正確に特定することができる。
【0023】
b)上記(2)項に記載の発明によると、施工時に、スペーサ部材を鋼管本体に取り付けた状態で打設作業が行えるため、従前のようなモニタリングパイプの設置に伴う費用が、鋼管本体へのスペーサ部材の取付加工費のみとなり、施工費の削減化を図ることができる。
【0024】
c)上記(3)項に記載の発明によると、スペーサ部材内の水物質の濃度が、処理場側の継ぎ手から漏洩する保有水の過多に応じて変化するため、漏洩の有無を容易に検知することができ、また、スペーサ部材内の水位の観測でも、漏洩の有無を容易に確認することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
以下、実施例について説明する。
【0026】
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る鋼管矢板の遮水壁構造の全体構成を概略的に示す説明図である。図2は、図1に示す鋼管矢板の互いに隣接する鋼管本体同士の接合状態の第1の実施形態を示す要部拡大横断面図である。なお、図1において、紙面の左側を「前方」、右側を「後方」として、以下に説明する。
【実施例1】
【0027】
本実施形態の鋼管矢板の遮水壁構造は、図1に示すように、遮水層からなる海底の基礎地盤G上に沿って、海面Sを処分場A側と外海B側とに区画する第1の鋼管矢板1と第2の鋼板矢板2とを所定の間隔を存して並列させて打設する。そして、第1の鋼管矢板1と第2の鋼板矢板2との間の上部は、タイロッド3で連結して補強するとともに、それらの間の空間に、土砂4を中詰めすることにより、2重壁構造の遮水壁を構築し、処分場A側に廃棄物5が埋め立てられるようになっている。
【0028】
上記の第1の鋼管矢板1は、図2に示すように、基礎地盤G上に打設される多数の鋼管本体10から構成され、この鋼管本体10は、例えば800mm径の円筒鋼管からなる。そして、互いに隣接する鋼管本体10、10間は、前後対称的に2重に配される左右一対の雌雄両継ぎ手11、12にて接合されている。
【0029】
鋼管本体10の接合部となる左右両側の一方には、スリット11aを有するパイプ状の雌型継ぎ手11、11が前後に溶接にて固定されている。また、鋼管本体10の接合部となる他方には、係止爪12aを有するT字状の雄型継ぎ手12が溶接にて固定されて、互いに隣接する鋼管本体10、10間において対向する雌雄両継ぎ手11、12と互いにP−T型接合してなる構成を有する。
【0030】
また、P−T型継ぎ手における遮水処理の仕方は、雄型継ぎ手12の係止爪12aに、防水ゴム板13をそれぞれボルト14、14にて取り付ける。そして、雄型継ぎ手12の係止爪12aを雌型継ぎ手11内への挿入時する際に、防水ゴム板13を曲げながら挿入し、その弾性復帰力を利用して、雌型継ぎ手11のパイプ内周面に弾性的に当接させるとともに、防水ゴム板13とパイプ内周面とで囲繞される閉空間15には、モルタル16が充填されている。これにより、雌型継ぎ手11と雄型継ぎ手12とが水密的に接合されるように構成するとともに、モルタル16の隙間からの漏出防止及び継ぎ手間の変形追従性の向上を図っている。
【0031】
そして、前記前後一対の雌雄両継ぎ手11、12間に形成される空間部位17における前記鋼管本体10、10間の最狭幅部aには、例えば50mm径の円筒管からなる中空管状のスペーサ部材18が配置されている。このスペーサ部材18内には、前記処分場A側からの保有水の浸出の有無を検知するベーラ方式のモニタリング用井戸19が設けられている。前記スペーサ部材18は、互いに隣接する鋼管本体10、10の一方、すなわち、雌型継ぎ手11側の鋼管本体10に、打設前の前記継ぎ手11の鋼管本体10への取り付けと同時に、予め溶接にて取り付けられている。また、前記スペーサ部材18の処分場A側には、採水孔18aが鋼管本体10の打設方向に沿って所定のピッチで設けられている。
【0032】
なお、前記空間部位17には、海水または土砂17a等が充填されるようになっている。
【実施例2】
【0033】
図3は、本発明に係る鋼管矢板の互いに隣接する鋼管本体同士の接合状態の第2の実施形態を示す要部拡大横断面図である。本第2の実施形態では、前記スペーサ部材18として角筒管を用いてなるもので、他の構成は、上述した第1の実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
【0034】
すなわち、上記した構成によれば、互いに隣接する鋼管本体10、10間の最狭幅部aに配置した中空管状のスペーサ部材18内に、処分場A側からの保有水の浸出の有無を検知するモニタリング用井戸19を設けていることから、被補修エリアが、比較的狭い空間部位17内に限定されるため、漏洩時には、空間部位17内の土砂を一旦洗浄して、モルタル注入等により、遮水機能の回復のための補修を行うだけでよく、後補修の施工費を低減化することができる。また、モニタリングエリアが、互いに隣接する鋼管本体10、10間の最も狭い個所で行うことができるため、漏洩個所を正確に特定することができる。
【0035】
また、前記スペーサ部材18は、互いに隣接する鋼管本体10、10の一方に、打設前の継ぎ手11の鋼管本体10への取り付けと同時に、予め溶接にて取り付けられていることから、施工時に、スペーサ部材を鋼管本体に取り付けた状態で打設作業が行えるため、従前のようなモニタリングパイプの設置に伴う費用が、鋼管本体へのスペーサ部材の取付加工費のみとなり、施工費の削減化を図ることができる。
【0036】
さらに、前記スペーサ部材18の処分場A側には、採水孔18aが設けられていることから、スペーサ部材18内の水物質の濃度が、処理場A側の継ぎ手11、12から漏洩する保有水の過多に応じて変化するため、漏洩の有無を容易に検知することができ、しかも、スペーサ部材18内の水位の観測でも、漏洩の有無を容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明に係る鋼管矢板の遮水壁構造の全体構成を概略的に示す説明図である。
【図2】図1に示す鋼管矢板の互いに隣接する鋼管本体同士の接合状態の第1の実施形態を示す要部拡大横断面図である(実施例1)。
【図3】図1に示す鋼管矢板の互いに隣接する鋼管本体同士の接合状態の第2の実施形態を示す要部拡大横断面図である(実施例2)。
【図4】従来の2重壁構造を有する遮水壁の一例を示す縦断面図である。
【図5】従来の2重壁構造を有する遮水壁の他の例を示す縦断面図である。
【図6】従来の2重壁構造を有する遮水壁の他の例を示す縦断面図である。
【図7】従来の1重壁2重継ぎ手構造を有する遮水壁における鋼管矢板の互いに隣接する鋼管本体同士の接合状態を示す要部拡大横断面図である。
【図8】図7におけるP―T型継ぎ手における遮水処理状態を示す要部拡大横断面図である。
【図9】従来のP―T型継ぎ手における遮水処理状態の他の例を示す要部拡大横断面図である。
【図10】従来の遮水壁におけるモニタリングパイプの設置状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
【0038】
1 第1の鋼管矢板
10 鋼管本体
11 雌型継ぎ手
11a スリット
12 雄型継ぎ手
12a 係止爪
13 防水ゴム板
14 ボルト
15 閉空間
16 モルタル
17 空間部位
17a 土砂
18 スペーサ部材
18a 採水孔
19 モニタリング用井戸
A 処分場
B 外海
G 基礎地盤
S 海面
a 最狭幅部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基礎地盤上に沿って、海面を処分場側と外海側とに区画する多数の鋼管本体を打設し、該互いに隣接する鋼管本体の間を、前後対称的に2重に配される左右一対の雌雄両継ぎ手にて水密的に接合して構築される鋼管矢板の遮水壁構造において、
前記前後の雌雄両継ぎ手間に形成される空間部位における前記鋼管本体の間の最狭幅部に、中空管状のスペーサ部材を配置し、該スペーサ部材内に、前記処分場側からの保有水の浸出の有無を検知するモニタリング用井戸を設けたことを特徴とする鋼管矢板の遮水壁構造。
【請求項2】
前記スペーサ部材を、互いに隣接する前記鋼管本体の一方に、打設前の前記継ぎ手の取り付けと同時に、予め溶接にて接合しておくことを特徴とする請求項1に記載の鋼管矢板の遮水壁構造。
【請求項3】
前記スペーサ部材は採水孔を具備していることを特徴とする請求項1または2に記載の鋼管矢板の遮水壁構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2006−63642(P2006−63642A)
【公開日】平成18年3月9日(2006.3.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−247334(P2004−247334)
【出願日】平成16年8月26日(2004.8.26)
【出願人】(000006655)新日本製鐵株式会社 (6,474)
【Fターム(参考)】