説明

電子機器の光漏れ防止装置

【課題】
操作部材の周囲から光が漏れ出して外観上の品位が損なわれることがない電子機器の光漏れ防止装置を安価に提供する。
【解決手段】
操作部材5、6の側板部22、23が挿入される対向部材28の溝部31、30、32の内側に、操作パネル2の内方に向かうにしたがって操作部材5、6の内周側に向かう傾斜面29a、29bを形成することにより、光源35を点灯したときに側板部22、23の先端面25、26から内方に向け漏れ出る光を、操作部材5、6の内周側に向けて反射することができる。よって、隙間27a、27b、27cから操作部材5、6の周囲に光が漏れ出ることがなく、品位が損なわれることを防止できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、操作パネルに装着される操作部材の照光部が光源で照らされる電子機器に係り、特に操作部材の周囲からの光漏れを防止できる電子機器の光漏れ防止装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の電子機器の光漏れ防止装置として、下記特許文献1には、例えば車載用オーディオ機器の操作パネルに適用された光漏れ防止装置が開示されている。
【0003】
特許文献1の図3には、その内方に導光部材15、対向部材16、および光源14が設けられた操作パネル11に押釦である操作部材26、29が装着された構成が開示されている。図3に示される操作部材26、29は、透明な樹脂材料からなる中空の押釦であり、その周縁には内方に延びる枠形状の側板部26c、29cが一体に形成されている。操作部材26、29の外表面には、全体的に黒色や濃緑色などの遮光用の着色膜26a、29aが塗装またはメッキにより形成されており、ユーザに操作される図面左側の表面には文字などがエッチング加工された照光部26b、29bが設けられている。ただし、操作部材26、29の内表面と、塗装やメッキが技術的に困難である側板部26c、29cの先端面26d、29dには着色膜26a、29aが形成されていない。
【0004】
対向部材16には、外方に開口する溝部Rが形成されており、この溝部R内の対向面16a(溝部Rの底面)と内側面16bとの両方、あるいは少なくとも対向面16aの表面には乱反射面が形成されている。この乱反射面は、対向部材16を射出成形するための金型の表面にサンドブラスト加工することにより形成されている。操作部材26、29および対向部材16の内方にはアクリル樹脂などの透光材料からなる導光部材15が設置されており、この導光部材15のさらに内方には、光源14が装着された回路基板13が設置されている。上記構成では、側板部26c、29cのそれぞれが、溝部R内の内側面16bと摺動自在に接触しており、また各側板部26c、29cは互いに一定の隙間を保って配置されていることから、操作部材26、29は内外方向に進退動作可能となっている。
【0005】
なお、各操作部材26、29の側板部26c、29cの先端面26d、29dには、外周側へ突出するフランジが設けられておらず、これにより、操作部材26、29の表面(ユーザ操作面)を互いに接近させて配置できるようになっている。
【0006】
ところで、図3の構成では、光源14の点灯により導光部材15の端面15b、15cが発光して照光部26b、29bを照らすことができる一方、内表面側から操作部材26、29に入り込んだ光は、各側板部26c、29cに導光され、先端面26d、29dから内方に向かって漏れ出てしまう。
【0007】
しかし、先端面26d、29dから出射された光は、溝部R内の対向面16aと内側面16bとの両方、あるいは対向面16aに形成された乱反射面にて反射されることによって減光される。そのため、先端面26d、29dから出射された光が、側板部26cと側板部29cとの隙間から外方へ漏れ出て、操作部材26、29の周囲が明るくなることはない。
【特許文献1】特開2000−247165号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、特許文献1に開示された電子機器の光漏れ防止装置の場合、対向部材16の対向面16aおよび内側面16bに形成された乱反射面によって、先端面26d、29dから出射された光を減光し、操作部材26、29の周囲の光漏れを抑制することは可能であるが、この光漏れを完全に防止することはできない。
【0009】
また、昨今の車載用オーディオ機器などでは、操作性の向上を目的として操作部材やその照光部を大きくデザインする傾向にあり、照光部を照らす光源にはより高い輝度が求められるようになっている。
【0010】
したがって、上記従来の電子機器の光漏れ防止装置の構成では、操作部材26、29の周囲の光漏れを充分に抑制することが困難となっている。
【0011】
本発明は、上記従来の問題点を解決するものであり、操作パネルの内方に設けられた光源の光が外方へ漏れ出ることによって、操作部材の周囲が不所望に明るく光る問題を安価に解決できる電子機器の光漏れ防止装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明は、穴または切欠きからなる取付部が形成された操作パネルと、照光部を有し前記取付部から露出する操作部および該操作部の周縁に設けられ前記操作パネルの内方に向かって延びる側板部を備え前記取付部に装着される操作部材と、前記操作パネルの内方に前記側板部の端面と対向して設けられた対向部材と、前記操作パネルの内方に配置され前記操作部材の前記照光部を照らす光源と、が設けられた電子機器において、前記対向部材の前記側板部の端面と対向する箇所には、前記操作パネルの内方に向かうにしたがって前記操作部材の内周側に向かう傾斜面が形成されていることを特徴とするものである。
【0013】
上記構成では、光源から操作部材に与えられた光が、前記操作部材の内部を伝わり側板部の端面から操作パネルの内方に向け漏れ出ても、この光は対向部材に設けられた傾斜面によって操作部材の内周側に向けて反射されるため、操作部材の外周方向に光が不所望に漏れ出てしまうのを確実に抑制することができる。また、前記側板部の端面に遮光目的の塗装またはメッキなどの加工を施したり、遮光部材を別途配設する必要もないことから、前記操作部材の周囲からの光漏れを安価に防止することができる。
【0014】
上記構成において、前記対向部材には前記側板部が入り込む溝部が形成され、前記側板部の端面が前記溝部の底面に対向しており、この溝部の底面に前記傾斜面が形成されている構成とすることができる。
【0015】
このように対向部材に設けられた溝部に側板部が凹凸係合状態で入り込む構成とすれば、前記傾斜面にて反射された光が溝部の内部に閉じ込められ、さらに操作部材の周囲へ漏れ出にくいものとすることができる。
【0016】
上記構成において、前記側板部の側面には、前記操作パネルの内方に向かうにしたがって当該側板部の断面積が小さくなるようにテーパ面が形成されていることが好ましい。
【0017】
このように側板部をテーパ形状とすれば、前記側板部の端面の表面積を小さくすることができ、この端面から漏れ出る光を減少させることができる。
【0018】
また、上記構成において、前記取付部内に、2以上の前記操作部材が前記側板部どうしを対面させて隣接して配置されており、前記傾斜面が各操作部材の隣接する前記側板部の端面と対向して山形状に連続して形成されているものとして構成することが可能である。
【0019】
このように前記傾斜面を山形状に連続して形成すれば、複数の前記側板部の端面から漏れ出た光を各々の前記操作部材の内周側に向けて反射させることができると共に、複数の操作部材を、狭い間隔で密集して配置することができる。
【0020】
上記構成において、前記傾斜面は、連続する1つの傾斜面でも良いが、同一方向に傾斜する不連続の複数の傾斜面から形成してもよい。
【発明の効果】
【0021】
本発明は、操作パネルの内方に設けられた対向部材に、操作部材の側板部の端面から漏れ出た光を操作部材の内周側へ反射させる傾斜面を形成することにより、操作部材の周囲から光が不所望に漏れ出てしまうのを確実に、且つ安価に抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
図1は本発明における光漏れ防止装置を有する車載用電子機器のフロントノーズ部を示す部分正面図、図2は図1に示す車載用電子機器のI−I断面図、図3は図2のA部拡大図、図4は本発明の第2の実施の形態を示す部分断面図、図5は本発明の第3の実施の形態を示す部分断面図、図6は本発明の第4の実施の形態を示す部分断面図である。なお、図中の矢印X1−X2は後述する操作パネル2の内外方向を、矢印Y1−Y2は上下方向を示す。
【0023】
図1および図2に示す車載用電子機器は、CDやDVDなどのディスクメディアに対して情報を記録および/または再生できるディスク駆動装置が本体シャーシ(図示せず)に内蔵され、この本体シャーシの前部にフロントノーズ部1が設置された構成となっている。そして、本体シャーシが車室内に設けられたイントゥルメントパネルに開口する収納穴に埋設され、フロントノーズ部1が車室内側に露出した状態で車両に設置されるものである。
【0024】
図1に示すフロントノーズ部1は、主に合成樹脂などによって箱形に形成された操作パネル2を有している。この操作パネル2は正面から見て略長方形状であり、上記ディスク駆動装置からディスクメディアを挿排出するためのディスク挿入口3と、操作パネル2の内側に配設されたLCD(液晶表示装置)15の表示部を露出する表示窓4および釦穴(取付部)9、10が開口されている。この釦穴9、10は上下方向に長い長方形の角穴であり、一方の釦穴9には一対の操作部材5、6が、他方の釦穴10には一対の操作部材7、8がそれぞれわずかな隙間を介して装着されている。
【0025】
図2には、釦穴9に装着された2つの操作部材5、6が示されている。この操作部材5、6は透明または乳白色など透光性のある合成樹脂によって形成されたものであり、前面には上下方向に長い略長方形状の操作部20、21を有し、その周縁には内方に延びる枠形状の側板部22、23が一体で形成された押釦である。この操作部材5、6において、操作部20、21の操作面側である表面20a、21aおよび側板部22、23の表面側である表面22a、23aには、黒色や濃灰色などの遮光性の着色膜24a、24bが塗装またはメッキされている。ただし、側板部22、23の先端面(X1側端面)25、26と内面22b、23b、および操作部20、21の裏面20b、21bには着色膜24a、24bが形成されていない。
【0026】
操作部20、21の表面20a、21aには「AM FM」「MODE」などの文字や記号からなる照光部11、12が形成されている。この照光部11、12は、着色膜24a、24bがレーザーエッチング加工により部分的に除去され、その下地である表面20a、21aが露出して形成されたものである。
【0027】
なお、本実施の形態においては、4つの操作部材5、6、7、8は全て同一の形状となっているが、これらの操作部材の数や形状は特に限定されるものではない。
【0028】
図2および図3に示すように、操作パネル2の内方には対向部材28が配設されており、ネジ39などの固定手段によって操作パネル2の裏面2aに固定されている。
【0029】
対向部材28は、例えばポリアセタール樹脂などの遮光性と摺動性を有する黒色の合成樹脂によって形成されており、外方(X2側)に向けコの字型に開口する溝部30、31、32を有する一体構造とされている。この溝部30、31、32は、釦穴9に装着された操作部20、21の側板部22、23の各先端面25、26と対向する位置に設けられており、溝部30には側板部22の内面22bが接触する摺動面30aが、溝部32には側板部23の内面23bが接触する摺動面32aが形成されている。また、溝部31は、一つの溝の中に側板部22の内面22bが接触する摺動面31aと、側板部23の内面23bが接触する摺動面31bの2つの摺動面が設けられている。
【0030】
図3に示すように、溝部31の内側で側板部22、23の先端面25、26と対向した位置には傾斜面29a、29bが設けられており、各傾斜面29a、29bは、操作パネル2の内方(X1側)に向かうにしたがって、操作部材5の内周側へ向かう方向と操作部材6の内周側に向かう方向へ傾斜している。溝部30および溝部32には一つの傾斜面29aまたは傾斜面29bが形成されているが、溝部31は2つの側板部22、23が挿入される共通の溝であることから、2つの傾斜面29a、29bが山形状に連続して形成されている。このように2つの傾斜面29a、29bどうしを間隔無く山形状に形成することで、操作部材5と操作部材6との隙間27bをより狭く設定することが可能になる。なお、傾斜面29a、29bそれぞれの表面は、平滑な光沢面(鏡面)であることが好ましい。
【0031】
図2に示すように、操作パネル2の内方には、電球やLED(発光ダイオード)などの光源35が装着された回路基板36が配設されており、この回路基板36は、操作パネル2の裏面2aに形成された取付ボス2bに、ネジ40などの固定手段を介して固定されている。また、対向部材28と回路基板36との間には導光体34が配設されており、この導光体34も、操作パネル2の裏面2aに形成された取付ボス2cに、ネジ41などの固定手段を介して固定されている。この導光体34は、アクリル樹脂などの透光材料により形成された導光部材であり、光源35の発光部が入り込む半球状の凹穴からなる入光部34aと、操作部20、21の裏面20b、21bに対向する発光面34b、34cとが形成されている。
【0032】
図2に示すように、本実施の形態においては、操作部材5、6が操作部20、21を操作パネル2の表面から外方に突出させた状態で対向部材28に装着される。また、側板部22、23が対向部材28の溝部30、31、32によってがた付きなく且つ摺動自在に支持されることから、操作部材5、6は内外方向(X1−X2方向)に円滑に摺動動作することができる。
【0033】
なお、操作部材5、6は、対向部材28から脱落して操作パネル2の外方に抜け出さないように、例えば回路基板36に装着されたスイッチ(図示せず)のアクチュエータ部にこの操作部材5、6が圧入されるなどして、抜け止めされている。また、他の操作部材7、8も操作部材5、6と同様の構成にて対向部材に支持されている。
【0034】
各操作部材5、6、7、8は、図示しない弾性部材によって外方に向けて付勢されており、この付勢力に抗して、各操作部材5、6、7、8を押圧操作することにより、スイッチの状態が切り替えられて所望の機能をON、OFFすることができるようになっている。
【0035】
次に、上記電子機器の光漏れ防止装置の照光動作について図2および図3を用いて説明する。
【0036】
光源35の点灯によって発せられた光は、入光部34aから入射し導光体34の内部を進行した後、発光面34b、34cから外方に向け出射される。この出射された光は、操作部20、21の裏面20b、21bから操作部材5、6の内部に入射し、そのまま外方に向かって進行した光により、照光部11、12に形成された文字や記号が明るく照らし出される。
【0037】
一方、操作部材5、6の内部に入射した光の一部は、外方に向かって進行せずに、側板部22、23の内部を導光されて進行し、着色膜24a、24bが形成されていない先端面25、26から、内方(X1側)に向かって出射される。
【0038】
しかし、本実施の形態によれば、先端面25、26から出射した光を傾斜面29a、29bにて反射させ、操作部材20、21それぞれの内周側へと導くことができる。そのため先端面25、26から出射した光は、隙間27a、27b、27cへ向かうことがなく、操作部材5、6の周囲から光が外方へ向けて不所望に漏れ出てしまうことがない。
【0039】
また、従来のように溝部30、31、32の内面にサンドブラスト加工などによって乱反射面を形成する必要がないことから、各溝部30、31、32の摺動面30a、31a、31b、32aの表面を平滑な面とすることができるため、操作部材5、6の内外方向への摺動を円滑に行うことができる。
【0040】
なお、本実施の形態では、各操作部材5、6、7、8が対向部材28に摺動自在に支持されている例を示したが、操作部材5、6、7、8が操作パネル2自体に押圧操作可能に支持されていても良い。
【0041】
次に、本発明の、他の実施の形態について説明する。なお、図4〜6にて示す第2〜4の実施の形態は、前記第1の実施の形態における側板部22、23または傾斜面29a、29bの変形例である。そのため側板部22、23および傾斜面29a、29b以外の構成に関しては第1の実施の形態と同様であることから、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0042】
図4に示す第2の実施の形態では、側板部22、23の側面に、操作パネル2の内方に向かうにしたがって、側板部22、23の断面積が小さくなるようにテーパ面45a、45bが形成されている。このようなテーパ面45a、45bを設けることで、先端面46a、46bの表面積を小さくすることができ、この先端面46a、46bから内方に向かって漏れ出る光の量を減少させることができる。
【0043】
次に、図5に示す第3の実施の形態では、傾斜面の形状を内外方向において段差を有する不連続の傾斜面50a、50bとしている。このように、傾斜面の形状が同一方向に傾斜する不連続の複数の傾斜面であっても、先端面25、26から出射した光を操作部材の内周側へ反射させる機能を果たすことができる。
【0044】
次に、図6に示す第4の実施の形態では、溝部31の内側において、傾斜面55、56の外側に凹状の溝部57、58が形成されている。このような溝部57、58を設けることにより、先端面25、26から出射した光が、傾斜面55、56にて反射された後、矢印B、C、Dのごとく、溝部57、58の内壁57a、58aにて反射を繰り返し、溝部57、58の奥側である底面59a、59bに向かって進行させられることから、先端面25、26からの出射光が隙間27bから外方へ漏れ出ることを、さらに防止することができる。
【0045】
なお、上記各実施の形態において、操作部材は押圧操作されるものに限らず、ロータリ式の回転つまみなどであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明における光漏れ防止装置を有する車載用電子機器のフロントノーズ部を示す部分正面図。
【図2】図1に示す車載用電子機器のI−I断面図。
【図3】図2のA部拡大図。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す部分断面図。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示す部分断面図。
【図6】本発明の第4の実施の形態を示す部分断面図。
【符号の説明】
【0047】
1 フロントノーズ部
2 操作パネル
5、6、7、8 操作部材
9,10 釦穴
20、21 操作部
22、23 側板部
25、26 先端面
27a、27b、27c 隙間
28 対向部材
30、31、32 溝部
34 導光体
35 光源












【特許請求の範囲】
【請求項1】
穴または切欠きからなる取付部が形成された操作パネルと、照光部を有し前記取付部から露出する操作部および該操作部の周縁に設けられ前記操作パネルの内方に向かって延びる側板部を備え前記取付部に装着される操作部材と、前記操作パネルの内方に前記側板部の端面と対向して設けられた対向部材と、前記操作パネルの内方に配置され前記操作部材の前記照光部を照らす光源と、が設けられた電子機器において、
前記対向部材の前記側板部の端面と対向する箇所には、前記操作パネルの内方に向かうにしたがって前記操作部材の内周側に向かう傾斜面が形成されていることを特徴とする電子機器の光漏れ防止装置。
【請求項2】
前記対向部材には前記側板部が入り込む溝部が形成され、前記側板部の端面が前記溝部の底面に対向しており、この溝部の底面に前記傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1記載の電子機器の光漏れ防止装置。
【請求項3】
前記側板部の側面には、前記操作パネルの内方に向かうにしたがって当該側板部の断面積が小さくなるようにテーパ面が形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の電子機器の光漏れ防止装置。
【請求項4】
前記取付部内に、2以上の前記操作部材が前記側板部どうしを対面させて隣接して配置されており、前記傾斜面が各操作部材の隣接する前記側板部の端面と対向して山形状に連続して形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電子機器の光漏れ防止装置。
【請求項5】
前記傾斜面は、不連続の傾斜面から形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の電子機器の光漏れ防止装置。











【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−294473(P2006−294473A)
【公開日】平成18年10月26日(2006.10.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−114881(P2005−114881)
【出願日】平成17年4月12日(2005.4.12)
【出願人】(000101732)アルパイン株式会社 (2,424)
【Fターム(参考)】