説明

電子機器

【課題】軸体に生じる応力を小さくし、かつ筐体のゆがみを抑制する。
【解決手段】回転機構300は、軸体330と、軸体330に回転可能に取り付けられ、第1、第2の筐体100、200にそれぞれ固定された第1、第2のブラケット310、320を有する。第1、第2のブラケット310、320は、軸体330に交差する方向に、それぞれ第1、第2の筐体100、200の主面に沿って一縁部と向かい合う他縁部まで直線状に伸び、先端部が、第1、第2の筐体100、200に備えられたディスプレイ102、キーボード202の基板103、203の側縁近傍で固定される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、折畳式の小型コンピュータ、モバイル通信機器、ゲーム機器などの電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
電子機器には、筐体同士をヒンジ等の回転機構で折り畳む、すなわち主面同士を互いに重なり合うようにさせることが可能な折り畳み式のものがある。
図6は、折畳式の電子機器の一例を示す斜視図である。
図6に示す電子機器9は、第1の筐体9100と、第2の筐体9200と、回転機構9300とを備える。
第1の筐体9100と第2の筐体9200とは、それぞれ一縁部同士が重なり合うように配されている。
回転機構9300は、第1の筐体9100と第2の筐体9200の互いに重なり合う一縁部に設けられている。また、回転機構9300は、第1の筐体9100と第2の筐体9200とに固定されており、第1の筐体9100と第2の筐体9200の一縁部に沿う回転軸周りに、第1の筐体9100と第2の筐体9200とを相対的に回転可能に支持する。
【0003】
図7は、折畳式の電子機器の回転機構の構成を示す斜視図である。
図8は、折畳式の電子機器の横断面を示す図である。
また、図7に示すように、回転機構9300は、回転軸となる軸体9330と、軸体9330に回転自在に取り付けられた第1のブラケット9310及び第2のブラケット9320を備える。また、第1のブラケット9310及び第2のブラケット9320の軸体9330の近傍には螺子穴9311、9321が開けられている(例えば、特許文献1を参照)。そして、図8に示すように、それぞれのブラケット9310は、当該螺子穴9311、9321に挿通された螺子9106、9206によって、対応する第1の筐体9100または第2の筐体9200に固定される。
これにより、電子機器9の回転機構9300は、第1のブラケット9310及び第2のブラケット9320に固定された第1の筐体9100及び第2の筐体9200を支持しつつ、これら筐体に力が加えられると、その力の向きに応じて、回転軸回りに第1の筐体9100と第2の筐体9200とを相対回転させることが可能となる。
【0004】
また、特許文献2には、電子機器の筐体のシャーシとヒンジ(回転機構)とを金属部材にて一体に構成することで、電子機器の機械的強度を高め、さらに製造性を向上させる技術が記載されている。
また、特許文献3には、電子機器のハウジング(筐体)内部における少なくとも左右両側部に高さ方向の略全長に亘ってブラケットを設けることで、ディスプレイの撓みや反りを防止するとともに、ハウジングの強度を高める技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2003−029241号公報
【特許文献2】特開2002−009914号公報
【特許文献3】特開平10−124171号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、図6〜図8に示す構成の電子機器9や、特許文献1に記載の電子機器は、第1の筐体9100及び第2の筐体9200の自重及び作用する外力を、回転機構9300の軸体9330の近傍のみで支持するため、回転機構9300の軸体9330の強度を上げる必要がある。また、電子機器9の剛性が低いため、ひねりや圧迫により、変形が生じてしまうという問題がある。
また、特許文献2に記載されているように、筐体のシャーシとヒンジとを金属部材にて一体に構成する場合、または特許文献3に記載されているように、ハウジングの内部における左右両側部にブラケットを設ける場合、回転機構から伸びるブラケット(シャーシ)を、筐体(ハウジング)の左右両側部に沿うように曲折させる必要がある。これによりブラケットの曲折部での剛性が低くなり、筐体のゆがみを十分に抑制できないという問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、一縁部同士が重なり合うようにして配され、主面に沿うようにして内部に基板が設けられた第1、第2の筐体と、第1、第2の筐体の互いに重なり合う一縁部間に設けられ、これら縁部に沿う軸周りに第1、第2の筐体同士を、互いの主面が重なり合う状態から離間した状態まで相対的に回転可能とする回転機構とを備え、前記回転機構が、回転軸となる軸体と、前記軸体に回転可能に取り付けられ、それぞれ前記第1、第2の筐体の前記主面に沿って前記一縁部と向かい合う他縁部側まで直線状に伸び、前記第1、第2の筐体のそれぞれに、先端部が前記基板の側縁近傍で固定された第1、第2のブラケットとを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、回転機構のブラケットは、第1、第2の筐体の主面に沿って前記一縁部と向かい合う他縁部まで直線状に伸びている。このように、ブラケットに曲折部を設けないことで、剛性が相対的に弱くなる部分を設けずに、剛性を全体的に略均等にすることができる。また、回転機構のブラケットは、軸体が設けられた筐体一縁部側から他縁部側まで伸び、先端部で筐体と固定されている。このため、筐体と一縁部側から他縁部側に亘って全体で支持することができるため、一縁部側に設けられた軸体に生じる応力を抑えることができる。
また、上記構成により、回転機構のブラケットは基板に沿って配されることとなる。これにより、基板側縁の基板が配設されておらず筐体のみで外力を支持し、剛性が相対的に弱い部分の面積を最小限とすることができるため、ブラケットと基板配設範囲との間での筐体のゆがみを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の第1の実施形態による電子機器の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態による電子機器の回転機構の構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態による電子機器の横断面を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施形態による電子機器の構成を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施形態による電子機器の回転機構の構成を示す斜視図である。
【図6】折畳式の電子機器の一例を示す斜視図である。
【図7】折畳式の電子機器の回転機構の構成を示す斜視図である。
【図8】折畳式の電子機器の横断面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[第1の実施形態]
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態による電子機器の構成を示す斜視図である。
電子機器1は、第1の筐体100、第2の筐体200、及び一対の回転機構300を備える。
第1、第2の筐体100、200は、略直方状に形成され一縁部同士が重なり合うようにして配されている。また、回転機構300は、第1の筐体100と第2の筐体200の互いに重なり合う一縁部に設けられている。また、回転機構300は、第1の筐体100と第2の筐体200とに固定されており、第1の筐体100と第2の筐体200の一縁部に沿う回転軸周りに、第1の筐体100と第2の筐体200とを相対的に回転可能に支持する。
【0011】
第1、第2の筐体100、200は、回転機構300で回転することで、互いに重なり合う主面を有する。
第1の筐体100の主面には、ディスプレイ開口部101が設けられており、当該ディスプレイ開口部101には、ディスプレイ102(第1の入出力機構)が嵌合される。また、当該ディスプレイ102は、第1の筐体100の内部において主面に沿って設けられたディスプレイ基板103上に配される。また、ディスプレイ基板103と第1の筐体100の内面とは、螺子104によって固定される。また、第1の筐体100の一縁部には、少なくとも第1のブラケット9310を含む回転機構300の一部を挿通する挿通孔105が設けられている。そして、挿通孔105から第1の筐体100の内側に挿通された回転機構300の第1のブラケット310は、第1の筐体100の内面に固定されたディスプレイ基板103の側縁近傍に該側縁に沿って配され、螺子106によって第一の筐体100と固定される。また、螺子106による固定位置は、ディスプレイ開口部101の、回転機構300の回転軸方向の延長面上に無い位置であることが好ましい。
【0012】
第2の筐体200の主面には、キーボード開口部202が設けられており、当該キーボード開口部202には、キーボード202(第2の入出力機構)が嵌合される。また、当該キーボード202は、第2の筐体200の内部において主面に沿って設けられたキーボード202基板上に配される。また、キーボード基板203と第2の筐体200の内面とは、螺子204によって固定される。また、第2の筐体200の一縁部には、少なくとも第2のブラケット320を含む回転機構300の一部を挿通する挿通孔205が設けられている。そして、挿通孔205から第2の筐体200の内側に挿通された回転機構300の第2のブラケット320は、第2の筐体200の内面に固定されたキーボード基板203の側縁近傍に該側縁に沿って配され、螺子206によって第2の筐体200と固定される。また、螺子206による固定位置は、キーボード開口部202の、回転機構300の回転軸方向の延長面上に無い位置であることが好ましい。
【0013】
図2は、本発明の第1の実施形態による電子機器の回転機構の構成を示す斜視図である。
回転機構300は、第1のブラケット310、第2のブラケット320、及び軸体330を備える。
第1のブラケット310は、軸体330の一端に回転可能に取り付けられている。また、第1のブラケット310は、第1の筐体100の内部に挿通され、軸体330に直交する方向に、第1の筐体100の主面に沿って第1の筐体100の一縁部と向かい合う他縁部側に向かって直線状に延設されている。また、第1のブラケット310の先端部及び基端部には、それぞれ螺子穴311が設けられている。
【0014】
第2のブラケット320は、軸体330の、第1のブラケット310が取り付けられた一端に対向する他端に回転可能に取り付けられている。また、第2のブラケット320は、第2の筐体200の内部に挿通され、軸体330に直交する方向に、第2の筐体200の主面に沿って第2の筐体200の一縁部と向かい合う他縁部側に向かって直線状に延設されている。また、第2のブラケット320の先端部及び基端部には、それぞれ螺子穴321が設けられている。
【0015】
軸体330は、ディスプレイ基板103とキーボード基板203の回転軸方向の長さの差の二分の一弱の長さを有する。軸体330を上記長さにすることで、軸体330の両端に第1、第2のブラケット310、320を取り付けた際に、第1、第2のブラケット310、320がちょうど基板側縁近傍に配されることとなる。
【0016】
図3は、本発明の第1の実施形態による電子機器の横断面を示す図である。
上述したように、第1のブラケット310は、第1の筐体100の挿通孔105を介して第1の筐体100の内側に挿通され、螺子穴311に挿通された螺子によって、第1の筐体100の内面に固定される。つまり、第1の筐体100と回転機構300とは、第1のブラケット310において螺子穴311が設けられた先端部及び基端部で固定される。
また、上述したように、第2のブラケット320は、第1の筐体100の挿通孔205を介して第2の筐体200の内側に挿通され、螺子穴321に挿通された螺子によって、第2の筐体200の内面に固定される。つまり、第2の筐体200と回転機構300とは、第2のブラケット320において螺子穴311が設けられた先端部及び基端部で固定される。
【0017】
次に、上述した電子機器1の作用・効果について説明する。
まず、電子機器1を開閉する際、第1、第2の筐体100、200を回転軸周りに回動させる。このとき、第1、第2の筐体100、200を回動させると、第1、第2の筐体100、200と第1、第2のブラケット310、320とを固定する螺子106、206に応力が発生する。本実施形態による電子機器1によれば、上述したように、少なくとも第1、第2のブラケット310、320の先端部に固定箇所が設けられたことで、筐体と一縁部側から他縁部側に亘って全体で支持することができるため、一縁部側に設けられた軸体に生じる応力を抑えることができる。また、第1、第2の筐体100、200と回転機構300との固定箇所が、第1、第2のブラケット310、320の先端部だけでなく基端部にも設けられているため、第1、第2の筐体の開閉によって固定箇所に発生する応力を分散させることができ、筐体の開閉によるブラケットの撓みを抑制することができる。さらに、第1、第2のブラケット310、320と第1、第2の筐体100、200との固定位置が、第1、第2の筐体100、200の開口部(ディスプレイ開口部101、キーボード開口部102)に対して第1、第2のブラケット310、320の先端側及び基端側に位置ずれさせているので、開口部に生じる応力を緩和して、第1、第2の筐体100、200の開口部のゆがみを抑制することができる。
【0018】
また、電子機器1に対して、回転軸方向の両端を支点として、第1、第2の筐体100、200を厚さ方向に撓ませる力が加わった場合、第1、第2の筐体100、200に応力が発生する。本実施形態による電子機器1によれば、上述したように、第1、第2の筐体100、200が、第1、第2のブラケット310、320でディスプレイ基板103及びキーボード基板203の側縁近傍で固定されている。つまり、第1、第2のブラケット310、320が第1、第2の筐体100、200の側端部に固定された場合と比較して、第1、第2のブラケット310、320の間に配された第1、第2の筐体100、200の部分のスパン長を短くなっている。これにより、回転軸方向の両端を支点として、第1、第2の筐体100、200を厚さ方向に撓ませる力が加わった場合に、第1、第2のブラケット310、320の間に配された第1、第2の筐体100、200の部分のたわみ変形を抑制できる。
【0019】
また、電子機器1に対して、回転軸方向の両端を支点として、第1、第2の筐体100、200を厚さ方向に撓ませる力が加わった場合、ディスプレイ基板103、キーボード基板203の側縁のディスプレイ基板103、キーボード基板203が配設されておらず第1、第2の筐体100、200のみで外力を支持し、剛性が相対的に弱い部分に、特に応力が強く発生することとなる。しかし、本実施形態による電子機器1によれば、第1、第2の筐体100、200が、第1、第2のブラケット310、320でディスプレイ基板103、キーボード基板203の側縁近傍で固定されている。このことから、ディスプレイ基板103、キーボード基板203の側縁のディスプレイ基板103、キーボード基板203が配設されておらず筐体のみで外力を支持し、剛性が相対的に弱い部分が最小限となっている。これにより、第1、第2のブラケット310、320とディスプレイ基板103、キーボード基板203の配設範囲との間での第1、第2の筐体100、200のゆがみを抑制することができる。
【0020】
また、電子機器1に対して、回転軸方向に直行する方向の両端を支点として、第1、第2の筐体100、200を厚さ方向に撓ませる力が加わった場合、第1、第2の筐体100、200に応力が発生する。本実施形態による電子機器1によれば、上述したように、第1、第2の筐体100、200が、主面に沿って一縁部と向かい合う他縁部に直線状に伸びる第1、第2のブラケット310、320で固定されている。このように、第1、第2のブラケット310、320に曲折部を設けないことで、ブラケットの剛性を略均等にすることができ、第1、第2の筐体100、200のゆがみを抑制することができる。
【0021】
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態による電子機器について説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態による電子機器の構成を示す斜視図である。
図5は、本発明の第2の実施形態による電子機器の回転機構の構成を示す斜視図である。
第2の実施形態による電子機器2は、第1の実施形態による電子機器1の一端に配された回転機構300の第1、第2のブラケット310、320の先端部と、他端に配された回転機構300の第1、第2のブラケット310、320の先端部とが、連結部材340で一体に連結されていることを特徴とする。すなわち、電子機器2の回転機構400は、対をなす第1、第2のブラケット310、320の先端部同士が、連結部材340で一体に連結されている。
これにより、電子機器2に対して、回転軸方向の両端を支点として、第1、第2の筐体100、200を厚さ方向に撓ませる力が加わった場合に、連結部材340の剛性によって、第1、第2の筐体100、200のたわみ変形を抑制することができる。
【0022】
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、第1、第2の実施形態では、一対の回転機構300(400)が第1、第2の筐体100、200の両側端部に設けられる場合を説明したが、これに限られず、例えば第1、第2の実施形態の一対の回転機構300(400)の軸体330を繋げて1つの回転機構300としたもので代替しても良い。
【符号の説明】
【0023】
1、2…電子機器 100…第1の筐体 101…ディスプレイ開口部 102…ディスプレイ 103…ディスプレイ基板 104、106…螺子 105…挿通孔 200…第2の筐体 201…キーボード開口部 202…キーボード 203…キーボード基板 204、206…螺子 205…挿通孔 300、400…回転機構 310…第1のブラケット 311…螺子穴 320…第2のブラケット 321…螺子穴 330…軸体 340…連結部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一縁部同士が重なり合うようにして配され、主面に沿うようにして内部に基板が設けられた第1、第2の筐体と、
第1、第2の筐体の互いに重なり合う一縁部間に設けられ、これら縁部に沿う軸周りに第1、第2の筐体同士を、互いの主面が重なり合う状態から離間した状態まで相対的に回転可能とする回転機構とを備え、
前記回転機構が、回転軸となる軸体と、
前記軸体に回転可能に取り付けられ、それぞれ前記第1、第2の筐体の前記主面に沿って前記一縁部と向かい合う他縁部側まで直線状に伸び、前記第1、第2の筐体のそれぞれに、先端部が前記基板の側縁近傍で固定された第1、第2のブラケットとを有することを特徴とする電子機器。
【請求項2】
前記第1、第2のブラケットの先端部及び基端部が、前記基板の側縁近傍で固定されている
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記回転機構は、前記基板の両側縁近傍に沿うように第1、第2のブラケットのそれぞれを、対をなして有する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記第1のブラケットは、前記軸体の一端に取り付けられ、
前記第2のブラケットは、前記軸体の他端に取り付けられ、
前記軸体は、前記第1の筐体に設けられた前記基板と前記第2の筐体に設けられた前記基板の軸方向の長さの差の二分の一弱の長さを有する
ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
対をなす前記第1、第2のブラケットの先端部同士が、連結部材で一体に連結されている
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の電子機器。
【請求項6】
前記第1の筐体または前記第2の筐体の少なくとも一方は、前記主面の前記基板と対向する範囲に開口部が形成され、該開口部に前記基板と接続され、情報の入力または出力を行う入出力機構が設けられ、
対応する前記第1のブラケットまたは前記第2のブラケットは、前記開口部よりも前記他縁部側となる位置で固定されている
ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の電子機器。
【請求項7】
前記第1の筐体には、前記入出力機構としてディスプレイが設けられているとともに、
前記第2の筐体には、前記入出力機構としてキーボードが設けられている
ことを特徴とする請求項6に記載の電子機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−22459(P2012−22459A)
【公開日】平成24年2月2日(2012.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−159014(P2010−159014)
【出願日】平成22年7月13日(2010.7.13)
【出願人】(310006855)NECカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 (1,081)
【Fターム(参考)】