説明

電子部品の実装装置

【課題】基板に仮圧着されたTCPを圧着ツールで本圧着する際に用いられるシートの残量が所定以下となったことを確実に検出できる実装装置を提供することにある。
【解決手段】XYテーブルに保持された基板にTCPをシート22を介して圧着する圧着ツールと、繰り出し軸に装着されたシートを巻き取る巻き取り体を有し、シートの繰り出し軸と巻き取り体との間に位置する部分がXYテーブルに保持された基板と圧着ツールとの間に位置するよう設けられるカセットと、巻き取り体を回転させてシートを所定長さづつ巻き取る巻き取りモータと、繰り出し軸に巻装されたシートの残留が所定以下となったときにそのことを検出する検出手段42を具備し、繰り出し軸に巻装されたシートの末端部分には透孔41が形成されていて、光検出手段は、繰り出し軸からシートの透孔が形成された部分が繰り出されたときにその透孔を光学的に検出する投光器43と受光器44からなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は基板に仮圧着された電子部品を圧着ツールでシートを介して加圧加熱して本圧着する電子部品の実装装置に関する。
【背景技術】
【0002】
たとえば、基板としての液晶セルには接着材料としての異方性導電部材を介して電子部品であるTCP(Tape Carrier Package)が圧着される。上記液晶セルは、2枚のガラス板をシール剤を介して所定の間隔で接着し、これらガラス板間に液晶を封入するとともに、各ガラス板の外面にそれぞれ偏光板を貼着して構成される。そして、上記構成の液晶セルには、縁部上面に両面粘着性の上記異方性導電部材によって上記TCPを仮圧着した後、本圧着するようにしている。
【0003】
基板にTCPを仮圧着したり、本圧着する場合、実装装置が用いられる。実装装置は、周知のように装置本体を有し、この装置本体にはバックアップツール及びこのバックアップツールの上方に下降方向に駆動される圧着ツールが設けられている。
【0004】
異方性導電部材を介してTCPが貼着された基板の縁部下面を、バックアップツールの上端面に載置した後、上記圧着ツールを下降させることで、上記TCPを上記基板に仮圧着或いは本圧着するようにしている。
【0005】
基板にTCPを本圧着する場合、異方性導電部材を加熱して溶融硬化させるために、上記圧着ヘッドは高温度に加熱されている。そのため、TCPが圧着ヘッドによって加圧加熱されると異方性導電部材が溶融し、その一部がTCPからはみ出して圧着ヘッドに付着することがある。
【0006】
圧着ヘッドに異方性導電部材が付着すると、圧着ヘッドによってTCPを均一に加圧することができなくなる加圧不良を招いたり、圧着ヘッドに付着していた異方性導電部材がTCPに転移して汚れの原因になるなどのことがあり、好ましくない。
【0007】
そこで、TCPを本圧着する場合、TCPと圧着ヘッドとの間にシリコーン樹脂製やフッ素樹脂製の耐熱性を有するシートを介在させる。それによって、TCPを加圧加熱した際、溶融した異方性導電部材が圧着ヘッドに付着するのを防止するようにしている。
【0008】
実装時にTCPと圧着ヘッドとの間に上記シートを介在させる手段としては、装置本体にカセットを装着し、このカセットに設けられたシートを介して圧着ヘッドによってTCPを基板に加圧するということが行なわれている。このような先行技術は特許文献1に示されている。
【0009】
上記カセットには、上記シートが巻着された繰り出し体と、この繰り出し体のテープを巻き取る巻き取り体とが設けられている。装置本体にカセットを装着すると、上記巻き取り体をモータによって回転駆動させることができるようになる。
【0010】
それによって、圧着ヘッドによってTCPを基板に圧着する毎に上記シートを所定長さづつ巻き取るようにすれば、シートの未使用の部分が繰り出されてTCPに対向するよう位置決めされるから、その未使用の部分を介してTCPを圧着ヘッドによって加圧加熱して基板に圧着することができる。
【0011】
上述したTCPの実装が繰り返して行われると、繰り出し体に巻装されたシートが徐々に減少してくる。したがって、繰り出し体に巻装されたシートの残量が所定以下となったならば、上記カセットを新たなものに交換するということが行われる。
【0012】
従来、上記カセットの交換は、繰り出し体に巻装されたシートの残量を作業者が目視によって確認していた。しかしながら、目視による確認は生産性を大幅に低下させることになったり、確認を怠ることがあるから、その確認を自動化するということが考えられている。
【特許文献1】特開2001−28382号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
繰り出し体に巻装されたシートの残量を自動的に検出する場合、たとえばシートが白色であるならば、このシートが巻装される繰り出し体の軸の色を黒色とする。そして、繰り出し体に巻装されたシートの色をセンサによって検出する。シートの残量が所定以下となると、上記センサがシートを介して上記軸の色を検出する。したがって、カセットが検出する色が変化したとき、つまりセンサの受光量が変化したときにカセットを交換するという方法が考えられている。
【0014】
しかしながら、センサによって色変化を検出し、その色変化の検出に基いてカセットを交換するようにすると、シートの残量に対してセンサが検出する色変化が微妙であるため、検出にばらつきが生じ易いということがある。
【0015】
そのため、繰り出し体にまだ使えるシートが残留している状態でカセットを交換する時期であると判定したり、逆にカセットの交換のタイミングが遅れてしまうなどのことが生じる虞がある。
【0016】
この発明は、繰り出し体に巻装されたシートの残量が所定以下となったとき、そのことを確実に検出することができるようにした電子部品の実装装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0017】
この発明は、基板に電子部品を圧着する電子部品の実装装置であって、
装置本体と、
この装置本体に設けられ上面に上記基板が保持されるステージと、
このステージに対向する位置に上下方向に駆動可能に設けられ上記ステージに保持された上記基板に上記電子部品を圧着する圧着ツールと、
上記シートが巻装される繰り出し体及びこの繰り出し体に装着されたシートを巻き取る巻き取り体を有し、上記シートの上記繰り出し体と巻き取り体との間に位置する部分が上記ステージに保持された上記基板と上記圧着ツールとの間に位置するよう上記装置本体に着脱可能に装着されるカセットと、
上記圧着ツールが上記シートを介して上記電子部品を上記基板に圧着した後、上記巻き取り体を回転させて上記シートを所定長さづつ巻き取る駆動手段と、
この駆動手段によって上記シートが上記巻き取り体に巻き取られて上記繰り出し体に巻装された上記シートの残留が所定以下となったときにそのことを検出する検出手段を具備し、
上記繰り出し体に巻装された上記シートの末端部分には光通過部が形成されていて、
上記検出手段は、上記繰り出し体から上記シートの光通過部が形成された部分が繰り出されたときにその光通過部を光学的に検出する投光器と受光器からなることを特徴とする電子部品の実装装置にある。
【0018】
上記光通過部は透孔であって、上記シートの末端部分には複数の透孔が所定間隔で形成されていることが好ましい。
【発明の効果】
【0019】
この発明によれば、繰り出し体に巻装されたシートの末端部部分に形成された光通過部を光センサによって検出し、その検出に基いてシートの残量が所定以下となったことを判定するため、繰り出し体に巻装されたシートの残量が所定以下となったことを確実に検出することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、この発明の一実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は実装装置の概略的構成を示し、この実装装置は装置本体1を備えている。この装置本体1には、水平方向である、X方向とY方向とに駆動されるステージとしてのXYテーブル2が設けられている。このXYテーブル2にはたとえば液晶セルなどの基板3が一側縁部をXYテーブル2の上面から突出させた状態で供給され、真空吸着などの手段によって保持されるようになっている。この基板3の一側縁部には異方性導電部材4を介して電子部品としてのTCP5が仮圧着されている。
【0021】
上記装置本体1には、上記XYテーブル2に保持された基板3の一側縁部の下面を上端面によって受けるバックアップツール6が設けられている。このバックアップツール6の上端面に支持された基板3の縁部に仮圧着されたTCP5はヒータ7aが設けられた圧着ツール7によって後述するように本圧着される。
【0022】
上記圧着ツール7は加圧ヘッド8の下面に設けられている。この加圧ヘッド8は、リニアガイド9によって図中矢印で示すZ方向、つまり上下方向にスライド可能に設けられ、第1のZ駆動源10によってZ方向に駆動されるようになっている。
【0023】
上記装置本体1の上記圧着ツール7の下方であって、上記バックアップツール6よりも上方にはレール部材11が水平方向に沿って設けられている。装置本体1には、上記レール部材11に沿ってカセット12を着脱することができるようになっている。カセット12を装置本体1に図中矢印X方向から装着すると、所定の位置で上記カセット12に設けられたストッパ(図示せず)が上記装置本体1に設けられた当接部(図示せず)に当接する。それによって、上記カセット12が位置決めされるようになっている。
【0024】
上記カセット12は、図1と図2に示すように連結軸13によって所定の間隔で連結された矩形状の一対の側板14を有する。連結軸13は少なくとも上記側板14の四隅部を連結している。
【0025】
図2に示すように、一対の側板14の長手方向一端部と他端部にはそれぞれ2つで対をなす2組の支持軸17が回転可能に設けられている。各支持軸17の対向する一対の側板14の内面側に突出した一端には円筒状の受け具19が設けられている。各受け具19には図3に示すように径方向に貫通する係合溝18が形成されている。側板14の長手方向他端部に設けられた一方の支持軸17の側板14の外面側に突出した端部には従動歯車21が嵌着されている。
【0026】
上記側板14の一端部に位置する一対の支持軸17に設けられた受け具19には、シリコン樹脂やフッ素樹脂などの耐熱性を有する合成樹脂からなるシート22が巻装された繰り出し体としての繰り出し軸23が着脱可能に支持されている。
【0027】
上記側板14の他端部に位置する一対の支持軸17に設けられた受け具19にはドラム状の巻き取り体25の両端面に突設された巻き取り軸26が着脱可能に支持されている。この巻き取り体25は上記繰り出し軸23に巻装されたシート22を、複数の中継ローラ24を介して巻き取るようになっている。
【0028】
上記繰り出し軸23と上記巻き取り軸26は、上記受け具19に支持されたとき、この受け具19が設けられた上記支持軸17と一体的に回転するよう着脱可能に設けられている。
【0029】
すなわち、図3は上記巻き取り軸26の一端部を示し、この一端部には収容孔27が各軸の端面に開放して形成されている。収容孔27には中継軸28がばね29によって突出方向に付勢されて収容され、ピン30によって抜け出るのが阻止されている。
【0030】
上記中継軸28にはピン31が突設され、このピン31は上記巻き取り軸26の収容孔27に連通して形成された長孔32に係合している。それによって、上記中継軸28は上記巻き取り軸26の軸方向に対して弾性的に移動可能かつ抜出不能となっている。
【0031】
なお、図2に示すように、上記繰り出し軸23も上記巻き取り軸26と同様、その一端部には中継軸28が弾性的に移動可能かつ抜出不能に設けられている。
【0032】
そして、上記繰り出し軸23と上記巻き取り軸26は、他端を一方の上記支持軸17に設けられた受け具19に係合させた後、一端に設けられた中継軸28をばね29の付勢力に抗して収容孔27に没入する方向に変位させながら他方の支持軸17に設けられた受け具19に係合させることで、一対の支持軸17によって支持されるようになっている。つまり、繰り出し軸23と巻き取り軸26はカセット12に対して着脱可能となっている。
【0033】
図2に示すように、上記繰り出し軸23と上記巻き取り軸26の他端部には上記受け具19の係合溝18に係合するピン33が突設されている。上記ピン31と33がそれぞれ受け具19の係合溝18に係合することで、上記繰り出し軸23と上記巻き取り軸26は上記支持軸17と一体的に回転するようになっている。
【0034】
上記構成のカセット12を装置本体1に装着すると、巻き取り体25側の一方の支持軸17に設けられた従動歯車21は、この従動歯車21の径方向下方に位置する駆動歯車35(図2に示す)に噛合するようになっている。
【0035】
上記巻き取り軸26を支持した支持軸17に設けられた駆動歯車35は、巻き取りモータ37の回転軸37aに嵌着されている。上記巻き取りモータ37には回転トルクの切換え制御が可能なモータ、たとえばステッピングモータ、サーボモータ或いはトルクモータなどが使用されている。
【0036】
上記巻き取りモータ37は図6に示す制御装置39によって駆動が制御されるようになっている。すなわち、上記制御装置39は、上記繰り出し軸23に巻装されたシート22が所定長さづつ、つまり圧着ツール7の圧着面の幅と同等或いはそれ以上の長さで上記巻き取り体25に巻き取られるよう、巻き取りモータ37の駆動を制御するようになっている。
【0037】
上記繰り出し軸23に巻装されたシート22の末端部分には、図4に示すように幅方向の少なくとも一端部、この実施の形態では両端部に光通過部としての複数の透孔41が所定間隔で、しかもシート22の幅方向の両端から幅方向内方へ同じ距離の位置に穿設されている。
【0038】
上記透孔41の上記シート22の長手方向に対する間隔は上記圧着ツール7の圧着面の幅寸法以下であることが望ましい。透孔41の間隔をそのように設定することで、たとえば検出手段42が最初の透孔41を検出できないことがあったとしても、つぎの透孔41が検出手段42に対応する位置に搬送されるまでの距離が短いから、シート22の末端が繰り出し軸23から外れるのを防止することができる。
【0039】
上記繰り出し軸23からシート22の透孔41が形成された部分が繰り出されると、その透孔41は図5に示すように上記繰り出し軸23の近くに配置された検出手段42によって光学的に検出される。
【0040】
上記検出手段42は、上記シート22の幅方向の一端部にこのシート22を挟んで配置された投光器43と受光器44によって構成されている。上記繰り出し軸23からシート22の透孔41が形成された末端部分が繰り出されると、上記投光器43から出射された検出光Lが上記透孔41を通過して上記受光器44によって検出されるようになっている。
【0041】
上記シート22の幅方向の両端部に上記透孔41を形成したことで、たとえば繰り出し軸23の上記シート22が表裏逆に巻装されていても、所定の位置に配置された検出手段42によって上記透孔41を確実に検出することが可能となる。つまり、シート22を繰り出し軸23に巻装する際、どちらの面を内側或いは外側にしても、その巻き方に制限されるZに透孔41を所定の位置に配置された検出手段42によって検出することが可能となる。
【0042】
上記受光器44の検出信号は上記制御装置39に出力される。制御装置39は、受光器44が透孔41を検出すると、その検出に基いて巻き取りモータ37の駆動を停止し、巻き取り体25がシート22をそれ以上巻き取ることがないようにする。
【0043】
それと同時に、繰り出し軸23に巻装されたシート22の末端部分が繰り出され、そのことが検出手段42によって検出されたことを警報や音声で出力したり、或いはディスプレイで表示する。それによって、作業者は繰り出し軸23に巻装されたシート22が所定状態まで使われたことを知ることができる。
【0044】
このように、基板3にTCP5の本圧着を繰り返して行い、その都度、繰り出し軸23に巻装されたシート22を巻き取り体25に所定長さづつ巻き取ることを繰り返すことで、上記繰り出し軸23に巻装されたシート22の残量が少なくなってくる。
【0045】
そして、上記繰り出し軸23に巻装されたシート22の末端部分、つまり幅方向の端部に複数の透孔41が形成された部分繰り出されると、その透孔41が検出手段42によって検出される。すなわち、検出手段42の投光器43から出射された検出光Lが受光器44によって受光される。
【0046】
上記繰り出し軸23からシート22の末端部分が繰り出されたことが検出されると、制御装置39はそのことを音声、警報或いは表示などの手段によって作業者に知らせると同時に、シート22がそれ以上繰り出されないよう、巻き取りモータ37によるシート22の巻取りを中止する。
【0047】
したがって、作業者は直ちにカセット12の交換作業に取り掛かることができるから、実装装置の休止時間を短縮して生産性を向上させることが可能となる。しかも、カセット12の繰り出し軸23に巻装されたシート22が使い終わった状態で、実装作業が継続されることがないから、シート22の使用済みの部分で実装を繰り返して実装不良を招いたり、TCP5や基板3を汚すのを防止することができる。
【0048】
上記一実施の形態では光通過部としてシートの末端部分の幅方向両端部に複数の透孔を長手芳香に所定間隔で形成したが、幅方向一端だけであってもよく、またその数もなんら限定されず、たとえば1つであってもよい。また、光通過部が透孔に代わり、シートの幅方向の端部にU字状やV字状の切り欠き部を形成してもよい。
【0049】
なお、シートに透孔を形成する場合、市販のパンチ孔あけ機を用いれば、シートの幅方向両端に同じ距離となるよう容易かつ確実に、しかも安価に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】この発明の一実施の形態を示す実装装置の構成図。
【図2】装置本体に装着されるカセットと巻き取りモータの関係を示す一部省略した平面図。
【図3】カセットの従動歯車が設けられた一端部の平面図。
【図4】繰り出し軸に巻装されたシートの末端部分の平面図。
【図5】シートの末端部分に形成された透孔を光検出手段によって検出する状態を示す模式図。
【図6】制御装置による制御系統図。
【符号の説明】
【0051】
1…装置本体、3…基板、5…TCP(電子部品)、7…圧着ツール、12…カセット、15…シート、16…繰り出し軸(繰り出し体)、25…巻き取り体、39…制御装置、41…透孔、42…検出手段、43…投光器、44…受光器。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板に電子部品を圧着する電子部品の実装装置であって、
装置本体と、
この装置本体に設けられ上面に上記基板が保持されるステージと、
このステージに対向する位置に上下方向に駆動可能に設けられ上記ステージに保持された上記基板に上記電子部品をシートを介して圧着する圧着ツールと、
上記シートが巻装される繰り出し体及びこの繰り出し体に装着されたシートを巻き取る巻き取り体を有し、上記シートの上記繰り出し体と巻き取り体との間に位置する部分が上記ステージに保持された上記基板と上記圧着ツールとの間に位置するよう上記装置本体に着脱可能に装着されるカセットと、
上記圧着ツールが上記シートを介して上記電子部品を上記基板に圧着した後、上記巻き取り体を回転させて上記シートを所定長さづつ巻き取る駆動手段と、
この駆動手段によって上記シートが上記巻き取り体に巻き取られて上記繰り出し体に巻装された上記シートの残留が所定以下となったときにそのことを検出する検出手段を具備し、
上記繰り出し体に巻装された上記シートの末端部分には光通過部が形成されていて、
上記検出手段は、上記繰り出し体から上記シートの光通過部が形成された部分が繰り出されたときにその光通過部を光学的に検出する投光器と受光器からなることを特徴とする電子部品の実装装置。
【請求項2】
上記光通過部は透孔であって、上記シートの末端部分には複数の透孔が所定間隔で形成されていることを特徴とする請求項1記載の電子部品の実装装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−93205(P2010−93205A)
【公開日】平成22年4月22日(2010.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−264420(P2008−264420)
【出願日】平成20年10月10日(2008.10.10)
【出願人】(000002428)芝浦メカトロニクス株式会社 (907)
【Fターム(参考)】