説明

電子部品特性検査分類装置

【課題】回転する円盤に電子部品を対で順次供給し、保持させ、搬送させて検査し、検査の結果に基づき電子部品を分類する電子部品特性検査分類装置を提供する。
【解決手段】本発明の装置は、ポケット群を有し電子部品1をポケット単位またはポケット対単位で保持搬送可能な円盤7と、円盤7をポケット対単位で回転駆動する円盤駆動機構3と、ポケット対単位で前記ポケット群に電子部品1を供給する電子部品供給手段8と、検査項目数に対応して円盤7の回動域に配置されており、対の電子部品1に対応する電極ユニット4を備える検査ユニット群からなり、各電子部品の検査データを取得する検査手段と、取得した検査データに基づいて電子部品1を分類した結果に基づいて電子部品1を分類する分類装置と、円盤7に電子部品を2個同時に供給し、検査可能に駆動し、検査手段により検査データを取得させ、検査の結果に基づく分類に従って分類装置に分類させる制御装置11を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の電子部品を並列に搬送し、検査し、分類をする電子部品特性検査分類装置に関する。さらに詳しく言えば、ひとつの搬送用の回転する円盤に、一時に複数の電子部品を供給し、前記円盤によって順次搬送されてくる電子部品の電気的特性を検査し、前記検査の結果に基づき電子部品の分類を可能にする電子部品特性検査分類装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の電子部品の電気的特性を検査して分類する装置では、電子部品を収納して回転する円盤には電子部品を1個ずつ供給して搬送し、1個ずつ検査等を行う方式が一般的に使用されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002―043194号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電子機器のノイズの減衰あるいは遮断をするための電子部品として、特に、3端子コンデンサやLCフィルタ等の複合素子の需要が急増している。
従来、これらの電子部品の電気的特性を検査して分類する装置は、電子部品を収納して回転する円盤に上記電子部品を1個ずつ供給して検査用電極まで搬送する手段が一般的に使用されている。前述の電子部品は全数検査が必要である関係上、その処理速度の向上が強く要望されている。
処理量を増加させるためには、前記円盤を複数個用意して回転させ並列に処理する方法が考えられる。これは複数の円盤やそれらの駆動機構を複数組用意するという装置規模の拡大に過ぎず、相応のコスト負担が要求される。
本発明の主たる目的は、従来の検査方法の基本的な構造を温存し、ハードウエアの増大を抑えて、処理量を拡大することができる電子部品特性検査分類装置を提供することにある。
本発明のさらに具体的な目的は、ひとつの回転する円盤に電子部品を同時並列的に供給して、搬送、検査、分類を行うことを可能にする電子部品特性検査分類装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記目的を達成するために本発明による電子部品特性検査分類装置は、
回転する円盤に電子部品を順次供給し、保持させ、搬送させて検査ユニットで検査し、前記検査の結果に基づき電子部品を分類する電子部品特性検査分類装置において、
ポケット群を有し、電子部品をポケット単位またはポケット対単位で保持搬送可能な円盤と、
前記円盤をポケット対単位で回転駆動する円盤駆動機構と、
ポケット対単位で前記ポケット群に電子部品を供給する電子部品供給手段と、
検査項目数に対応して前記円盤の回動域に配置されており、対の電子部品に対応する電極ユニットを備える検査ユニット群からなり、各電子部品の検査データを取得する検査手段と、
取得した検査データに基づいて電子部品を分類した分類結果に基づいて電子部品を分類する前記円盤の回動域に配置されている分類装置と、
前記円盤に電子部品を2個同時に供給し、検査可能に駆動し、前記検査手段により検査データを取得させ、検査の結果に基づく分類に従って前記分類装置に分類させる制御装置と、を含むことを特徴とするものである。
【0006】
本発明による請求項2記載の電子部品特性検査分類装置は、請求項1記載の電子部品特性検査分類装置において、
前記検査手段は、検査する電気的特性の内容毎に電子部品を2個同時に検査可能であり、
前記分類装置は、前記検査の結果に基づき電子部品を2個同時にそれぞれの分類に基づいて分類することを特徴とするものである。
【0007】
本発明による請求項3記載の電子部品特性検査分類装置は、請求項1記載の電子部品特性検査分類装置において、
前記電子部品供給手段は、電子部品の供給可能な状態を検出する部品センサを含み、
前記円盤駆動機構は、さらに前記円盤をポケット単位で回転駆動する機構を備え、
前記制御装置は、前記部品センサの出力に基づいて前記円盤の回転を制御することにより、ポケット対単位またはポケット単位で電子部品の供給をさせることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、電子部品を供給し、回転する円盤に電子部品を収納し、前記円盤によって順次搬送されてくる電子部品の電気的特性を検査し、前記検査の結果に基づき電子部品を分類する装置において、円盤およびその円盤駆動機構は一組でありながら、電子部品を2個同時に前記円盤へ供給して搬送することによる並列処理の効果が得られ、高速に処理が可能な電子部品特性検査分類装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】従来の電子部品1個ずつの処理を前提とする典型的な設計による電子部品特性検査分類装置(比較対象装置)を示す配置図である。
【図2】図1の装置の搬送用の円盤の具体例として、50分割のポケットを有する円盤を示す平面図である。
【図3】本発明による電子部品特性検査分類装置で使用する円盤の具体例を示す部分拡大平面図であって、電子部品を2個同時搬送、検査が可能な円盤におけるポケットの組合せを示す図である。
【図4】本発明による電子部品特性検査分類装置の構成図である。
【図5】円盤のポケットに収納する電子部品の姿勢を説明するための斜視図である。
【図6】本発明による電子部品特性検査分類装置で電子部品を1個ずつ供給する場合の供給手順(A)、(B)、(C)を示す説明図である。
【図7】本発明による電子部品特性検査分類装置で電子部品を1個ずつ供給する場合の他の供給手順(D)、(E)、(F)を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の説明をする前に、比較対象装置を図1、図2を参照して説明する。この比較対象装置は電子部品1個搬送用の円盤を用いて、1個ずつ検査を行うシステムである。
図1は、従来の電子部品1個ずつの処理を前提とする典型的な設計による電子部品特性検査分類装置を示す配置図であり、図2は図1の装置の搬送用の円盤の具体例として50分割のポケットを有する円盤を示す平面図である。
【0011】
図2に示すように、円盤2は電子部品を収納するための50個のポケット202を有し、ポケット202は円盤2を50分割する等分割中心線201上の円盤2の外周部に配置されている。円盤2を用いた装置である図1において、電子部品1を1個ずつ供給するための電子部品供給手段である一列排出パーツフィーダ6から1個の電子部品1が円盤2のポケット202へ供給される。この受け渡し装置の図示を省略しているが、例えばピックアンドプレース装置のような通常の受け渡し装置を用いる。
検査ユニットの電極ユニット4の先端部には、例えば図5に示す電子部品1の端子電極101,102および103に接触するための接触子が組み込まれたコンタクト機構(図、省略)が設置されていて電子部品1の電気的特性を検査するための計測器に接続(図、省略)されている。
電極ユニット4は検査の項目(例えば、容量,耐圧,漏れ電流等)毎に電極ユニット上下動板5上に設置されている。
電子部品1が電極ユニット4の位置に送られてくると、電極ユニット上下動板5の動作によって電極ユニット4が下降して検査を実行する。
検査が完了すると、電極ユニット4は上昇する。又、検査の結果に基づいて電子部品1を分類するための機構(図、省略)が電極ユニット上下動板5から電子部品1の供給位置までの間に設置されている。
円盤2は、ポケット202に電子部品1の供給が完了、検査が完了、分類が完了した時点で1分割の間欠搬送が円盤駆動機構3により行われる。この動作が繰り返し実行されていく。
【0012】
図5は円盤2のポケット202および203に収納する電子部品1の姿勢を示す図である。電子部品1の一例として、3端子コンデンサの端子電極1,2および3(符号の101,102および103が対応)を示す。図5の(a)は図示された電子部品1の姿勢の状態のまま円盤2のポケット202に収納されることを示し、図5の(b)は図示された電子部品1の姿勢の状態のまま円盤2のポケット203に収納されることを示している。なお、この構成は本発明による電子部品特性検査分類装置においても採用している。本発明による電子部品特性検査分類装置は、従来の装置で使用されている基本的な構成を多く踏襲している。
【0013】
次に、本発明による電子部品特性検査分類装置の実施の形態を説明する。
本発明による装置を図3および図4を参照して説明する。
図3は、本発明による電子部品特性検査分類装置で使用する円盤の具体例を示す部分拡大平面図であって、電子部品を2個同時搬送、検査が可能な円盤におけるポケットの組合せを示しており、図4に示す二個一対ポケットを有する円盤7のポケット部分を拡大して示した図である。
図3に示すように、本発明による電子部品特性検査分類装置では、50等分割に円盤7を分割した等分割中心線701に平行に且つ等間隔に円盤7の外周部に電子部品1を収納するためのポケットを2個配置し、これを一対とする。
すなわち、50等分割の1番目の一対のポケットの、ポケット1aが二個一対ポケットその1の702であり1bが二個一対ポケットその2の703である。同様に、2番目の二個一対のポケットを2aおよび2bとし、50番目の二個一対のポケットを50aおよび50bと表記してある。
図4に示す二列排出パーツフィーダ8は、排出部の先端にストッパ板(図、省略)を有し電子部品1を2列に整列させる機能を有している。さらに、2列整列の間隔は円盤7の二個一対ポケットである1aと1bの間隔と等しくなっている。
【0014】
ピックアンドプレースユニット等(図、省略)を使用して、二列排出パーツフィーダ8の先端部にある2個の電子部品1を、円盤7の二個一対ポケットである1aと1bへ同時に供給する。供給が完了すると、円盤7は1分割の分だけ円盤駆動機構3により回転されて、次のポケットである50aと50bが二列排出パーツフィーダ8の先端部の位置に送られてくる。前述と同様にして、2個の電子部品1が各々のポケットに供給される。このような一連の動作により、円盤7およびその円盤駆動機構3は一組でありながら、電子部品1を2個同時に搬送することが可能となる。
【0015】
二個一対ポケット円盤7を用いた装置である図4において、電子部品1を2個ずつ供給するための二列排出パーツフィーダ8から2個の電子部品1が円盤7の二個一対ポケット702および703へ供給される(この供給手段の図は省略)。
検査ユニットは電極ユニット4を備え、電極ユニット4の先端部には、例えば図5に示す2個の電子部品1(一方は図示を省略)の端子電極101,102および103に接触するための接触子が組み込まれたコンタクト機構(図、省略)が2セット設置されていて、電子部品1の電気的特性を検査するための計測器に各々接続(図、省略)されている。
電極ユニット4は、検査の項目(例えば、容量,耐圧,漏れ電流等)毎に準備され、電極ユニット上下動板5上に設置されている。
電子部品1の対が電極ユニット4の位置(検査位置)に送られてくると、電極ユニット上下動板5の動作によって電極ユニット4が離脱位置から下降して電子部品1に接触、2個同時に検査を実行する。
【0016】
検査が完了すると、電極ユニット4は上昇する。又、この検査の結果に基づいて2個の電子部品1を同時に分類するための機構(図、省略)が電極ユニット上下動板5から電子部品1の供給位置までの間に設置されている。円盤7は、二個一対ポケット702および703に電子部品1の供給が完了、検査が完了、分類が完了した時点で1分割の間欠搬送が円盤駆動機構3により行われる。この動作が繰り返し実行されていく。このような手段によって、円盤7およびその円盤駆動機構3は一組でありながら、電子部品の検査および分類を2個同時に処理することが可能となる。
【0017】
本発明による電子部品特性検査分類装置の制御装置11は、前述の一連の動作シーケンスを統合的に実行させる。制御プログラムに従って、端子11a〜11eから各部への制御信号を発生し、円盤7をポケット対単位の移動ピッチ(なお特殊なケースでポケット単位の電子部品の装填のためにはポケット単位の移動ピッチ(図3参照))で回転駆動させ、電子部品供給手段である二列排出パーツフィーダ8からポケット対単位で電子部品を供給させる。
検査手段は、検査項目数に対応して円盤7の回動域に配置されており対の電子部品に対応して接触位置と離脱位置間を移動できる電極ユニット4を備える検査ユニット群からなり、各電子部品の検査データを取得させる。電極ユニット4の接触位置と離脱位置間の移動は、円盤の移動と同期させられている。
分類位置10に配置されている分類装置は、取得した検査データに基づいてそれぞれの電子部品を分類した分類結果に基づいて、電子部品をそれぞれ分類する(分類位置10にある分類箱に電子部品を落下させる)。分類のための演算は制御装置11で行われる。分類装置の制御はポケット単位で行われることは既知の装置と異ならない。
【0018】
次に前述と異なる使用形態を、図6および図7を参照して説明する。二列排出パーツフィーダ8での何らかのトラブル、あるいは、二列排出パーツフィーダ8内の電子部品1の残量が少なくなったことにより、二列の内の一列の先端部に電子部品1が供給されてこない場合を想定して、電子部品供給手段である二列排出パーツフィーダ8の先端部に、2個の電子部品があるか、1個の電子部品のみが供給可能な状態にあるときはそれがいずれの側にあるかを検出する部品センサ(公知の光電センサ 図示せず)を設置してある。
【0019】
円盤7の二個一対ポケット702および703に電子部品1を供給すべきタイミングにおいて、前記センサの検出により2個の電子部品1が有る時には、ポケット702および703の2個一対分を送るように円盤7を回転させて、2個の電子部品1を同時に二個一対ポケット702および703に供給する。
円盤7の二個一対ポケット702および703に電子部品1を供給すべきタイミングにおいて、前記センサの検出により1個の電子部品1しかない時には、2個一対ポケット702および703に電子部品を1個ずつ供給されるように円盤7の回転ピッチを制御する。この制御の方法は以下の通りである。
【0020】
図6は、本発明による電子部品特性検査分類装置で電子部品を1個ずつ供給する場合の供給手順(A)、(B)、(C)を示す説明図であり、二列排出パーツフィーダ8の二列をa、bとしたときに、a列の先端部に電子部品1が有り、b列に電子部品1が無い場合についての制御の方法を説明するための図である。
【0021】
a列の位置へ円盤7のポケット1aを回転させる((A)の図)。この状態でa列に有る電子部品1をポケット1aへ図示しない供給手段により供給する。供給が完了して円盤7を回転させるタイミングの時に、前記センサの検出信号によりb列に電子部品1が有る場合には、円盤7を回転させないでb列の電子部品1をポケット1bへ図示しない供給手段により供給し((B)の図)、前記センサの検出信号によりa列に電子部品1が有る場合には、円盤7をポケット1bがa列先端部に位置するように回転させて、a列の電子部品1をポケット1bへ図示しない供給手段により供給する((C)の図)。ここで、(B)の図において、a列にも電子部品1が有る場合には、ポケット1aには既に電子部品1は供給されているので無視する。また、(C)の図において、b列にも電子部品1が有る場合には無視する。
【0022】
次に、図7は、本発明による電子部品特性検査分類装置で電子部品を1個ずつ供給する場合の他の供給手順(D)、(E)、(F)を示す説明図であり、二列排出パーツフィーダ8の二列をa、bとしたときに、b列の先端部に電子部品1が有り、a列に電子部品1が無い場合についての制御の方法を説明するための図である。
【0023】
b列の位置へ円盤7のポケット1aを回転させる((D)の図)。この状態でb列に有る電子部品1をポケット1aへ図示しない供給手段により供給する。供給が完了して円盤7を回転させるタイミングの時に、前記センサの検出信号によりb列に電子部品1が有る場合には、円盤7をポケット1bがb列先端部に位置するように回転させて、b列の電子部品1をポケット1bへ図示しない供給手段により供給し((E)の図)、前記センサの検出信号によりa列に電子部品1が有る場合には、円盤7をポケット1bがa列先端部に位置するように回転させて、a列の電子部品1をポケット1bへ図示しない供給手段により供給する((F)の図)。ここで、(E)の図において、a列にも電子部品1が有る場合には、ポケット1aには既に電子部品1は供給されているので無視する。また、(F)の図において、b列にも電子部品1が有る場合には無視する。
【0024】
以上の説明のように円盤7の回転を制御することにより、円盤7およびその円盤駆動機構3は一組でありながら、電子部品の検査および分類を2個同時に処理することが可能となる。このような制御を行わずに、単純に1分割毎に円盤7を間欠に送る方法であると、a列あるいはb列に1個しか電子部品がない場合には、円盤7内のポケットには電子部品が歯抜け状態となって、装置の処理能力は低下することとなってしまう。
【0025】
以上、電子部品2個同時並列処理について詳しく説明したが、この原理は3個以上並列して処理する場合にも同様に適用可能であり、そのような変形も本発明の技術的範囲に属するものである。
【符号の説明】
【0026】
1 電子部品
101 端子電極1
102 端子電極2
103 端子電極3
2 円盤
201、701 等分割中心線
202、203 ポケット
4 検査ユニットの電極ユニット
5 電極ユニット上下動板
6 電子部品供給手段(一列排出パーツフィーダ)
7 円盤(二個一対ポケット円盤)
702 二個一対ポケットその1
703 二個一対ポケットその2
8 電子部品供給手段(二列排出パーツフィーダ)
10 分類位置
11 制御装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転する円盤に電子部品を順次供給し、保持させ、搬送させて検査ユニットで検査し、前記検査の結果に基づき電子部品を分類する電子部品特性検査分類装置において、
ポケット群を有し、電子部品をポケット単位またはポケット対単位で保持搬送可能な円盤と、
前記円盤をポケット対単位で回転駆動する円盤駆動機構と、
ポケット対単位で前記ポケット群に電子部品を供給する電子部品供給手段と、
検査項目数に対応して前記円盤の回動域に配置されており、対の電子部品に対応する電極ユニットを備える検査ユニット群からなり、各電子部品の検査データを取得する検査手段と、
取得した検査データに基づいて電子部品を分類した分類結果に基づいて電子部品を分類する前記円盤の回動域に配置されている分類装置と、
前記円盤に電子部品を2個同時に供給し、検査可能に駆動し、前記検査手段により検査データを取得させ、検査の結果に基づく分類に従って前記分類装置に分類させる制御装置と、を含むことを特徴とする電子部品特性検査分類装置。
【請求項2】
請求項1記載の電子部品特性検査分類装置において、
前記検査手段は、検査する電気的特性の内容毎に電子部品を2個同時に検査可能であり、
前記分類装置は、前記検査の結果に基づき電子部品を2個同時にそれぞれの分類に基づいて分類することを特徴とする電子部品特性検査分類装置。
【請求項3】
請求項1記載の電子部品特性検査分類装置において、
前記電子部品供給手段は、電子部品の供給可能な状態を検出する部品センサを含み、
前記円盤駆動機構は、さらに前記円盤をポケット単位で回転駆動する機構を備え、
前記制御装置は、前記部品センサの出力に基づいて前記円盤の回転を制御することにより、ポケット対単位またはポケット単位で電子部品の供給をさせることを特徴とする電子部品特性検査分類装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−36759(P2011−36759A)
【公開日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−184403(P2009−184403)
【出願日】平成21年8月7日(2009.8.7)
【出願人】(592081117)株式会社ヒューモラボラトリー (13)
【Fターム(参考)】