説明

電話線でサービスの存在を検出する装置及び方法

電話線で代替サービスのアクティベーション前及びアクティベーション中に、電話線でサービスの存在を検出する装置及び方法である。その方法は、加入者線で第1の電圧の検出を実行し(S20)、既存のサービスが検出されない場合に加入者線インタフェース回路(SLIC)をアクティベートし(S30)、SLICは加入者線とサービスプロバイダとの間のインタフェースを提供し、使用に依存した時間が経過した後に加入者線で第2の電圧の検出を実行することを有し(S60)、その時間は、回線の使用履歴及び時刻を含む複数の要因を考慮したヒューリスティックスにより決定される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電話線で異質の電圧を検出する装置及び方法に関するものであり、特に、電話線で代替サービスのアクティベーション前及びアクティベーション中に、電話線でサービスの存在を検出する装置及び方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
電話サービスは、データ通信を提供するために、ケーブルモデムや、光ファイバ・同軸ハイブリッドシステム(HFC:hybrid fiber−coaxial)システムの固定ビットレート(CBR:constant bit rate)モデムや、ツイストペア銅線システムのデジタル加入者線(DSL:digital subscriber line)のように、ブロードバンドデータと関連して使用される。一般的に、これらのシステムは、電話、ファクシミリ機及びダイヤルアップモデムへのコネクタ(例えばRJ11)を通じて、2つの有線インタフェースでバッテリ、ダイヤルトーン、監視信号、呼出信号、及び他の標準的な一般電話サービス(POTS:Plain Old Telephone Service)を提供している。
【0003】
HFC又はDSLシステムは、加入者の住居でプライマリ回線サービス(例えば地域電話会社(ILEC:Incumbent Local Exchange Carrier)サービス)と共存するセカンダリ回線サービスを提供する。加入者は、セカンダリ回線サービス(HFC又はDSLシステム)からの電話コードを、プライマリ回線サービス(ILECサービス)に接続されているジャックに不注意に接続することがある。場合によっては、これはILEC電話局又はHFC/DSLシステムの回路に永続的な損害を与える。それはまた、プライマリ回線サービスの適切な機能と干渉し、住居からのE911サービスを事実上無効にすることがある。
【0004】
サービスの存在を検出する1つの例示的な方法は、電話線で異種の電圧をテストすることであり、電話線が電話局のAC電力線又は48Vバッテリにショートされた場合を検出することである。しかし、そのテストはまた、配線束の2つの隣接する電話の対の間のショートをも検出し得る。例えば、セカンダリ回線装置の加入者線インタフェース回路(SLIC:Subscriber Line Interface Circuit)が電話線で電圧を駆動するように有効になる前に、セカンダリ回線サービスの電圧センサは、電話線のDC電圧の存在を検出する。電話線の電圧が所定の閾値より上である場合、SLICが無効になる。この方法は、セカンダリ回線装置が最初に有効になる場合にのみ動作する。しかし、プライマリ回線装置への接続は常に行われる可能性があり、プライマリサービスとセカンダリサービスとの双方は電話線に約48Vを提供するため、セカンダリ回線装置は、他のサービスへの接続が行われていることを検出することができない可能性がある。
【0005】
サービスの存在を検出する他の方法として、プライマリ回線装置が電話線に通常の極性の電圧を提供する一方で、セカンダリ回線装置が電話線の電圧極性を反転することが挙げられる(この場合、オフフック装置が電話線に接続されていないことを仮定する)。プライマリ回線装置が電話線を駆動している場合に、これは電流が流れることを引き起こし、オフフック接続として検出される。しかし、この方法は、電話線の一時的な混乱及び不稼動を生じ、特に電話局が電力呼出(power ring)を送信しているときにちょうどその方法が実行されると、装置のSLICでの一時的な過電流状態を生じることがある。ある回線付属装置は、他の信号に対する前兆として回線の極性の反転を検知するため、これらの回線付属装置が誤作動することを生じ得る。更に、プライマリ回線装置は、故障状態を検知し、SLICのフック検出レベル未満のレベルに電流を制限することがあり、テストを信頼性のないものにすることがある。
【0006】
サービスの存在を検出する更に他の方法は、SLICを無効にすることである(この場合も同様に、オフフック装置が接続されていないことを仮定する)。SLICは、電話線から事実上切断するために高インピーダンス状態になると、無効になる。オフフックでない複数の接続装置を備えた電話線で、電話線及び付属装置のキャパシタンスによる時定数は、DC電流のリターンパスと結合せず、数秒になることがある。従って、長期間が経過するまでその検出方法は有効にならない。電話線はその間隔の間に非稼動であるため、この方法は受け入れられないことがある。この問題を回避する1つの例示的な方法は、“Loop Testing per TA−909 with the L9310/L9311 SLIC Circuit”、Lucent Technologies Microelectronics Group、Application Note AP01−018ALC、2001年1月に開示されている。この草稿は、電話線の如何なる電荷をも迅速にクリアするため、電圧を測定する直前に電話線の電圧極性を迅速に反転することを記載している。その草稿では、100msecの間隔の間に150usec毎に極性が反転される。
【0007】
サービスの存在を検出する更なる方法は、SLICでの温度故障を検出することである。温度故障は、外部装置がSLICの過電流を駆動していることを示し得る。しかし、未知の原因の過熱故障はSLIC又は電話局の障害を生じることがあり、長期間にわたって電話線を乱す可能性がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従って、SLIC又は電話局装置に損害を与えることなく、サービスの存在を検出する方法の必要性が存在する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様によれば、通信ネットワークの加入者線でサービスの存在を検出する方法は、加入者線で第1の電圧の検出を実行し、他のサービスが加入者線で検出されない場合に加入者線インタフェース回路(SLIC)をアクティベートし、SLICは加入者線とサービスプロバイダとの間のインタフェースを提供し、使用に依存した時間が経過した後に加入者線で第2の電圧の検出を実行することを有する。
【0010】
本発明の他の態様によれば、電話線で異種の電圧の存在を検出する方法は、電話線で電圧を検出し、その電圧を所定の電圧と比較し、電話線の電圧が所定の電圧未満であるときに加入者線インタフェース回路(SLIC)をアクティベートし、SLICは加入者線とセカンダリ回線電話サービスとの間のインタフェースを提供し、使用に依存した時間が経過した後にSLICをディアクティベートし、電話線で所定の電圧より大きい異種の電圧を検出することを有する。
【0011】
本発明の更なる態様によれば、通信ネットワークの加入者線でサービスの存在を検出する装置は、加入者線で電圧を検出し、その電圧を所定の電圧と比較する手段と、加入者線で検出された電圧に応じて装置を選択的にアクティベートする手段と、他のサービスの存在のテストを実行する時を決定するためにヒューリスティックス(heuristics)を使用する手段とを有し、サービスの存在は、使用に依存した時間が経過した後に装置がディアクティベートされたときに検出される。
【0012】
本発明の好ましい実施例によれば、電話線でのサービスの存在は、セカンダリ回線のSLIC又は電話局の装置に損害を与えることなく、セカンダリ回線装置のアクティベーションにかかわらず検出されてもよい。
【0013】
本発明の前記及び他の目的と機能と利点は、添付図面と共に読まれるその例示的な実施例の以下の詳細な説明から明らかになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明の詳細な例示的な実施例がここに開示される。しかし、ここで開示された特別の構造的及び機能的詳細は、単に本発明の好ましい実施例を記述する目的の代表例に過ぎない。
【0015】
図1は、本発明の通信ネットワークを示している。通信ネットワークは、加入者装置10(例えば、電話、ファクシミリ機、モデム等)と、加入者線22及び32により加入者装置10に接続された第1及び第2の電話サービスプロバイダ20及び30とを有する。電話サービスプロバイダ20及び30は、加入者線インタフェース回路(SLIC:subscriber line interface circuit)21及び31を有する。プライマリ電話サービスプロバイダ20のSLIC21は、通常は電話局の一部である。第2の回線サービス30のSLIC31は、通常は加入者の場所に設置された装置の一部である。
【0016】
SLIC21及び31は、電話サービスプロバイダ20及び30と加入者線22及び32との間のインタフェースを提供し、呼出、ループ電流給電、ダイヤル数検出、及び2線から4線への変換機能を実行する。SLIC31は、加入者線32に存在する異種の電圧を検出及び測定するように適合された異種電圧センサを有する。例えば、加入者線32の電圧が所定の値(例えば6V)未満である場合、加入者線32の状態は“安全駆動”として設定される。加入者線32の電圧が所定の値より大きい場合、加入者線32の状態は、“他のサービスの存在”として設定される。
【0017】
本発明の好ましい実施例では、加入者線32の第2の電圧の検出は、使用に依存した間隔の後に実行され、サービス可用性の混乱を最小化する。時間間隔はヒューリスティックス(heuristics)・ルールにより決定されることが好ましい。ヒューリスティックスは、最近の回線使用履歴、日時及び他の要因を考慮する。
【0018】
本発明に従ってサービスの存在を検出する方法は、呼が生じる可能性が低い時刻(例えば深夜)の間、又は第2の電話サービスプロバイダ30への接続が変更されたとき(例えば、第2の電話サービスプロバイダ30が電源オンになった後の最初の1時間の間、又は停電の後のある程度の時間の間)に実行されることが好ましい。
【0019】
図2は、本発明の好ましい実施例に従ってサービスの存在を検出する方法のステップを示したフローチャートである。第2の電話サービスプロバイダ30のSLIC31は、第2の電話サービスプロバイダ30がそのサービスを開始している間に無効になる(S10)。SLIC31の異種電圧センサ(図示せず)は、加入者線32で電圧を検出する(S20)。
【0020】
加入者線32の電圧が所定の値(例えば約6V)より大きい場合、SLIC31は無効のままになる。所定の値より大きい電圧は、既存のサービスが存在すること(例えば第1の電話サービスプロバイダ20がサービスを提供していること)を示す(S70)。電圧が約6V未満である場合(すなわち、既存のサービスが存在しない場合)、第2の電話サービスプロバイダ30のSLIC31が有効になる(S30)。
【0021】
タイマ及びヒューリスティックス・ルールは、第2の電圧の検出が第2の電話サービスプロバイダ30のSLIC31により実行され得る時を決定する(S40)。サービスの可用性の混乱を最小化するために、ヒューリスティックス・ルールは、最近の回線使用履歴と時刻とを考慮する。テストは、加入者線32が現在オフフックであるか否か、SLIC31が最近一時間内に開始したか否か、最後の呼が所定の時刻より前に終了したか否か、現在低い呼のトラヒックの時間であるか否か、又はSLIC31がバッテリ電力から動作しているか、最近バッテリ電力から回線電力に切り替わったかを検査する。使用に依存した時間が経過した後に、SLIC31は再び無効になり、加入者線32の電圧極性が迅速に入れ替えられ、加入者線32の電荷をクリアし(S50)、第2の電圧の検出を実行する。加入者線32の電圧は、電圧が所定の電圧(例えば約6V)より大きいか否かを決定するためにテストされる(S60)。電圧が6Vより大きい場合、SLIC31は無効になる。そうでない場合、SLIC31は有効になり、タイマ及びヒューリスティックスは、回線での他のサービスの存在をテストするための最適な時間を選択し続ける。
【0022】
図3は、本発明の好ましい実施例による異種電圧センサの例示的な回路図である。SLIC31のセンサ(図示せず)は、差分で加入者線32の電圧のリング(ring)対チップ(tip)の電圧を測定し、正の極性と負の極性との双方を検知する。その理由は、住居の配線でチップ及びリング信号の極性は反転していることが一般的であるからである。本発明の好ましい実施例では、センサは、差動増幅器の入力段階を備えたウィンドウ・コンパレータ(window comparator)を有することが好ましい。異種の電圧を検出する閾値電圧は+/−6Vに設定され、それはオフフック電話を通じた電圧未満であるが、他の装置がそれを駆動していない場合に加入者線が閾値より下に迅速に放電されることを可能にするのに十分に高い。
【0023】
図3において、V1は、加入者線32のチップ及びリングを通じた電圧を表す。差動増幅器A1は、差分のリング・チップ電圧の10分の1の出力電圧を作り、この信号をコンパレータA2及びA3に印加する。ネットワークR1、R2、C1はチップ及びリング信号をローパスフィルタする。A2は、A1の出力と、電源V2を通じた分圧器R9、R10、R11、R12からの第1の基準電圧とを比較する。R7、R10、R11の接点は、共通基準点としての役割をする。A2に印加されたテスト電圧が第2の基準電圧より小さい場合、A2の出力は高インピーダンスになる。A3の出力も高インピーダンスである場合、R15を通じる電流が存在しないため、回路の出力はR13によりV3の供給電圧に引き下げられる。同様に、A1からA3へのテスト電圧が第2の基準電圧より小さい場合、A3の出力は高インピーダンスになる。
【0024】
その代わりに、A2に印加されるテスト電圧が第1の基準電圧より大きい場合、A2の出力は負の給電(−24V)に駆動されるため、回路の出力電圧は約0.3Vになる。同様に、A3に印加されるテスト電圧が第2の基準電圧より大きい場合、A3の出力は負の給電に駆動され、回路の出力は約0.3Vになる。
【0025】
これはウィンドウ・コンパレータを形成する。チップ及びリング電圧が約−6V〜約+6Vのウィンドウ内にある場合、回路の出力は3.3V(論理回路の入力のハイ)になるが、チップ及びリング電圧が+6Vより大きい場合又は−6Vより小さい場合、回路の出力は約0.3V(ローの論理入力)になる。
【0026】
本発明はその好ましい実施例を参照して特に図示及び説明したが、特許請求の範囲に記載の本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく、形式及び詳細において多様な変更が行われてもよいことが当業者にわかる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の通信ネットワークを示した概略ブロック図
【図2】本発明の実施例に従ってサービスの存在を検出する方法を示したフローチャート
【図3】本発明の実施例に従ってサービスの存在を検出する方法を具現した例示的な回路図

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信ネットワークの加入者線でサービスの存在を検出する方法であって、
加入者線で第1の電圧の検出を実行するステップと、
他のサービスが前記加入者線で検出されない場合に加入者線インタフェース回路(SLIC)をアクティベートし、前記SLICは前記加入者線とサービスプロバイダとの間のインタフェースを提供するステップと、
使用に依存した時間が経過した後に前記加入者線で第2の電圧の検出を実行するステップと
を有する方法。
【請求項2】
請求項1に記載の方法であって、
前記使用に依存した時間が経過したか否かを決定するために、タイマ及びヒューリスティックスを使用するステップを更に有する方法。
【請求項3】
請求項2に記載の方法であって、
前記ヒューリスティックスは、前記加入者線がオフフックであるか否かを考慮する方法。
【請求項4】
請求項2に記載の方法であって、
前記ヒューリスティックスは、低い呼のトラヒックの時間であるか否かを考慮する方法。
【請求項5】
請求項2に記載の方法であって、
前記ヒューリスティックスは、前記SLICが最近開始されたか否かを考慮する方法。
【請求項6】
請求項2に記載の方法であって、
前記ヒューリスティックスは、前記SLICがバッテリ電力から動作しているか、最近バッテリ電力から回線電力に切り替わったかを考慮する方法。
【請求項7】
請求項2に記載の方法であって、
前記ヒューリスティックスは、前記加入者線の最後の呼が終了したか否かを考慮する方法。
【請求項8】
請求項1に記載の方法であって、
前記使用に依存した時間が経過した後に前記SLICを無効にするステップと、
前記第2の電圧の検出を実行する前に、前記加入者線の電圧極性を入れ替え、前記加入者線の電荷をクリアするステップと
を更に有する方法。
【請求項9】
請求項1に記載の方法であって、
前記加入者線で第2の電圧の検出を実行するステップは、前記加入者線の電圧と所定の電圧とを比較することを有し、
前記加入者線の電圧が前記所定の電圧より大きい場合に既存のサービスが存在する方法。
【請求項10】
請求項1に記載の方法であって、
前記第2の電圧の検出は、前記加入者線でサービスの存在を検出するために連続的に実行される方法。
【請求項11】
電話線で異種の電圧の存在を検出する方法であって、
電話線で電圧を検出し、前記電圧を所定の電圧と比較するステップと、
前記電話線の電圧が前記所定の電圧未満であるときに加入者線インタフェース回路(SLIC)をアクティベートし、前記SLICは前記電話線と通信システムの電話局との間のインタフェースを提供するステップと、
使用に依存した時間が経過した後に前記SLICをディアクティベートするステップと、
前記電話線で前記所定の電圧より大きい異種の電圧を検出するステップと
を有する方法。
【請求項12】
請求項11に記載の方法であって、
前記使用に依存した時間が経過したか否かを決定するヒューリスティックスを使用するステップを更に有する方法。
【請求項13】
請求項11に記載の方法であって、
前記SLICをディアクティベートした後に、前記電話線の電圧極性を入れ替え、前記電話線の電荷をクリアすることを更に有する方法。
【請求項14】
通信ネットワークの加入者線でサービスの存在を検出する装置であって、
加入者線で電圧を検出し、前記電圧を所定の電圧と比較する手段と、
前記加入者線で検出された電圧に応じて前記装置を選択的にアクティベートする手段と、
他のサービスの存在のテストを実行する時を決定するためにヒューリスティックスを使用する手段と
を有し、
他のサービスの存在は、前記使用に依存した時間が経過した後に前記装置がディアクティベートされたときに検出される装置。
【請求項15】
請求項14に記載の装置であって、
前記装置は、前記加入者線の電圧が前記所定の電圧より大きいときにディアクティベートされる装置。
【請求項16】
請求項14に記載の装置であって、
前記使用に依存した時間が経過した後に、前記加入者線の電圧極性を入れ替え、前記加入者線の電荷をクリアする手段を更に有する装置。
【請求項17】
請求項14に記載の装置であって、
加入者線で電圧を検出し、前記電圧を所定の電圧と比較する手段は、ウィンドウ・コンパレータを有する装置。
【請求項18】
請求項17に記載の装置であって、
前記所定の電圧は、約−6Vから約+6Vまでの電圧範囲である装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2006−514480(P2006−514480A)
【公表日】平成18年4月27日(2006.4.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−568871(P2004−568871)
【出願日】平成15年12月31日(2003.12.31)
【国際出願番号】PCT/US2003/041525
【国際公開番号】WO2004/077801
【国際公開日】平成16年9月10日(2004.9.10)
【出願人】(501263810)トムソン ライセンシング (2,848)
【氏名又は名称原語表記】Thomson Licensing
【住所又は居所原語表記】46 Quai A. Le Gallo, F−92100 Boulogne−Billancourt, France
【Fターム(参考)】