2,4−ピリミジンジアミン化合物のプロドラッグおよびそれらの使用
【課題】生物学的に活性のある2,4−ピリミジンジアミン化合物のプロドラッグ、該プロドラッグを含む組成物、該プロドラッグを合成するための中間体及び方法、並びに種々の適用において該プロドラッグを使用する方法を提供する。
【解決手段】多彩な生物活性を有するので、治療用途を有する2,4−ピリミジンジアミン化合物のプロドラッグ、該プロドラッグを含む組成物、該プロドラッグを合成するのに有用な方法及び中間体、並びに、少なくとも部分的に、Fc受容体のシグナル伝達カスケードの活性化が介在する疾患の治療及び予防を含めた種々のインビトロ及びインビボのコンテキストで該プロドラッグを使用する。
【解決手段】多彩な生物活性を有するので、治療用途を有する2,4−ピリミジンジアミン化合物のプロドラッグ、該プロドラッグを含む組成物、該プロドラッグを合成するのに有用な方法及び中間体、並びに、少なくとも部分的に、Fc受容体のシグナル伝達カスケードの活性化が介在する疾患の治療及び予防を含めた種々のインビトロ及びインビボのコンテキストで該プロドラッグを使用する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
2,4−ピリミジンジアミン部分及び少なくとも1つのプロ基Rpを含むプロドラッグ化合物、又はその塩、溶媒和物、水和物もしくはN−オキシドであって、該プロ基Rpが該2,4−ピリミジンジアミン部分の1級又は2級のアミノ窒素原子に共有結合している、プロドラッグ化合物。
【請求項2】
請求項1に記載のプロドラッグ化合物であって、その塩、溶媒和物、水和物およびN−オキシドを含む構造式(I):
【化1】
にしたがう化合物であり、
式中、
Yは、CH2、NR24、O、S、S(O)、及びS(O)2から選択され;
Z1及びZ2はそれぞれ、互いに独立してCH及びNから選択され;
R2は、1以上の同一のもしくは異なったR8基によって任意で置換された(C1〜C6)のアルキル、1以上の同一のもしくは異なったR8基によって任意で置換された(C3〜C8)のシクロアルキル、1以上の同一のもしくは異なったR8基によって任意で置換されたシクロヘキシル、1以上の同一のもしくは異なったR8基によって任意で置換された3〜8員のシクロヘテロアルキル、1以上の同一のもしくは異なったR8基によって任意で置換された(C6〜C14)のアリール、1以上の同一のもしくは異なったR8基によって任意で置換されたフェニル及び1以上の同一のもしくは異なったR8基によって任意で置換された5〜15員のヘテロアリールから選択され;
R5は、ハロ、フルオロ、シアノ、ニトロ、トリハロメチル及びトリフルオロメチルから選択され;
R8は、Ra、Rb、1以上の同一のもしくは異なったRa又はRbによって置換されたRa、1以上の同一のもしくは異なったRa又はRbによって置換された−ORa、−B(ORa)2、−B(NRcRc)2、−(CH2)m−Rb、−(CHRa)m−Rb、−O−(CH2)m−Rb、−S−(CH2)m−Rb、−O−CHRaRb、−O−CRa(Rb)2、−O−(CHRa)m−Rb、−O−(CH2)mCH[(CH2)mRb]Rb、−S−(CHRa)m−Rb、−C(O)NH−(CH2)m−Rb、−C(O)NH−(CHRa)m−Rb、−O−(CH2)m−C(O)NH−(CH2)m−Rb、−S−(CH2)m−C(O)NH−(CH2)m−Rb、−O−(CHRa)m−C(O)NH−(CHRa)m−Rb、−S−(CHRa)m−C(O)NH−(CHRa)m−Rb、−NH−(CH2)m−Rb、−NH−(CHRa)m−Rb、−NH[(CH2)mRb]、−N[(CH2)mRb]2、−NH−C(O)NH−(CH2)m−Rb、−NH−C(O)−(CH2)m−CHRbRb及び−NH−(CH2)m−C(O)−NH−(CH2)m−Rbから選択され;
R17は、水素、ハロゲン、フルオロ、低級アルキル及びメチルから選択されるか、或いは、R17は、R18と一緒になってオキソ(=O)基を形成し、若しくはそれらが結合する炭素原子と一緒になって3〜7の炭素原子を含有するスピロ環を形成してもよく;
R18は、水素、ハロゲン、フルオロ、低級アルキル及びメチルから選択されるか、或いは、R18は、R17と一緒になってオキソ(=O)基を形成し、若しくはそれらが結合する炭素原子と一緒になって3〜7の炭素原子を含有するスピロ環を形成してもよく;
R19は、水素、低級アルキル及びメチルから選択されるか、或いは、R19は、R20と一緒になってオキソ(=O)基を形成し、若しくはそれらが結合する炭素原子と一緒になって3〜7の炭素原子を含有するスピロ環を形成してもよく;
R20は、水素、低級アルキル及びメチルから選択されるか、或いは、R20は、R19と一緒になってオキソ(=O)基を形成し、若しくはそれらが結合する炭素原子と一緒になって3〜7の炭素原子を含有するスピロ環を形成してもよく;
各Raは、ほかとは独立して、水素、低級アルキル、低級シクロアルキル、シクロヘキシル、(C4〜C11)のシクロアルキルアルキル、(C6〜C10)のアリール、フェニル、(C7〜C16)のアリールアルキル、ベンジル、2〜6員のヘテロアルキル、3〜8員のシクロヘテロアルキル、モルホリニル、ピペラジニル、ホモピペラジニル、ピペリジニル、4〜11員のシクロヘテロアルキルアルキル、5〜10員のヘテロアリール及び6〜16員のヘテロアリールアルキルから選択され;
各Rbは、=O、−ORa、(C1〜C3)のハロアルキルオキシ、=S、−SRa、=NRa、=NORa、−NRcRc、ハロゲン、−CF3、−CN、−NC、−OCN、−SCN、−NO、−NO2、=N2、−N3、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−S(O)2ORa、−S(O)NRcRc、−S(O)2NRcRc、−OS(O)Ra、−OS(O)2Ra、−OS(O)2ORa、−OS(O)2NRcRc、−C(O)Ra、−C(O)ORa、−C(O)NRcRc、−C(NH)NRcRc、−C(NRa)NRcRc、−C(NOH)Ra、−C(NOH)NRcRc、−OC(O)Ra、−OC(O)ORa、−OC(O)NRcRc、−OC(NH)NRcRc、−OC(NRa)NRcRc、−[NHC(O)]nRa、−[NRaC(O)]nRa、−[NHC(O)]nORa、−[NRaC(O)]nORa、−[NHC(O)]nNRcRc、[NRaC(O)]nNRcRc、−[NHC(NH)]nNRcRc及び−[NRaC(NRa)]nNRcRcから独立して選択される好適な基であり;
各Rcは、ほかとは独立して、保護基及びRaから選択されるか、或いは、同一の窒素原子に結合する2つのRcがその窒素原子と一緒になって、5〜8員のシクロヘテロアルキル又はヘテロアリールを形成し、該シクロヘテロアルキル又はヘテロアリールは、必要に応じて1以上の同一又は異なった追加のヘテロ原子を含んでもよく、必要に応じて1以上の同一のもしくは異なったRa基で置換されてもよく;
R21、R22及びR23はそれぞれ、互いに独立して水素及びプロ基Rpから選択され;
R24は、水素、低級アルキル及びプロ基Rpから選択され;R21、R22、R23及びR24の少なくとも1つがプロ基であるという条件で、
各mは、ほかとは独立して1〜3の整数であり;
各nは、ほかとは独立して0〜3の整数である、プロドラッグ化合物。
【請求項3】
R5がフルオロである、請求項2に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項4】
R2が1以上の同一のもしくは異なったR8基で任意で置換されるフェニルである、請求項2に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項5】
R2が3,4,5−トリ(低級アルコキシ)フェニルである、請求項4に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項6】
R2が3,4,5−(トリメトキシ)フェニルである、請求項5に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項7】
YがOであり、Z1がCHであり、Z2がNであり、R17及びR18がそれぞれメチルであり、R19とR20が一緒になってオキソ基を形成する、請求項2に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項8】
R2が1以上の同一のもしくは異なったR8基で任意で置換されるフェニルである、請求項7に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項9】
R2が3,4,5−トリ(低級アルコキシ)フェニルである、請求項8に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項10】
R2が3,4,5−(トリメトキシ)フェニルである、請求項9に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項11】
R21のみがプロ基Rpである、請求項10に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項12】
前記プロ基Rpが、エステル、チオエステル、エーテル、チオエーテル、シリルエーテル、チオシリルエーテル、カーボネート、チオ尿素、アミド、チオアミド、カルバメート及び尿素結合のうちの少なくとも1つを含む、請求項11に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項13】
前記プロ基Rpが、ホスフェート基を含む、請求項11に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項14】
前記プロ基Rpが、式−(CRdRd)y−O−P(O)(OH)2、もしくはそれらの塩を有し、式中、yは1〜3の範囲の整数であり、各Rdは、他とは独立して、水素、任意で置換された低級アルキル、任意で置換された(C6〜C14)のアリール及び任意で置換された(C7〜C20)のアリールアルキルから選択され、ここで、任意の置換基が、互いに独立してヒドロキシル、低級アルコキシ、(C6〜C14)のアリールオキシ、低級アルコキシアルキル、メトキシメチル、メトキシエチル、エトキシメチル、エトキシエチル及びハロゲンから選択されるか、あるいは同じ炭素原子に結合する2つのRdはそれらが結合する炭素原子と一緒になって3〜8の炭素原子を含有するシクロアルキル基を形成する、請求項13に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項15】
前記プロ基Rpが、−CH2−O−P(O)(OH)2、−CH2CH2−O−P(O)(OH2)及びそれらの塩から選択される、請求項14に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項16】
前記プロ基Rpが、リン酸エステル基を含む、請求項11に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項17】
前記プロ基Rpが、−(CRdRd)y−O−P(O)(ORe)(OH)、−(CRdRd)y−O−P(O)(ORe)(ORe)、
【化2】
及びそれらの塩から選択され、式中、各Reが、ほかとは独立して、置換又は非置換の低級アルキル、置換又は非置換の(C6〜C14)のアリール(たとえば、フェニル、ナフチル、4−低級アルコキシフェニル、4−メトキシフェニル)、置換又は非置換の(C7〜C20)のアリールアルキル(たとえば、ベンジル、1−フェニルエタン−1−イル、2−フェニルエタン−1−イル)、−(CRdRd)y−ORf、−(CRdRd)y−O−C(O)Rf、−(CRdRd)y−O−C(O)ORf、−(CRdRd)y−S−C(O)Rf、−(CRdRd)y−S−C(O)ORf、−(CRdRd)y−NH−C(O)Rf、−(CRdRd)y−NH−C(O)ORf、及び−Si(Rd)3から選択され、ここで、各Rfは、ほかとは独立して水素、非置換又は置換の低級アルキル、置換又は非置換の(C6〜C14)のアリール及び置換又は非置換の(C7〜C20)のアリールアルキルから選択され、
各Rgは、ほかとは独立して、水素及び低級アルキルから選択され、各Rhは、ほかとは独立して、水素、置換又は非置換の低級アルキル、置換又は非置換の低級シクロへテロアルキル、置換又は非置換の(C6〜C14)のアリール、置換又は非置換の(C7〜C20)のアリールアルキル及び置換又は非置換の5〜14員のヘテロアリールから選択され;zは0〜2の範囲の整数であり、Rd及びyは、請求項14に定義されるとおりである、請求項16に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項18】
Rpが、−CH2−O−P(O)(OH)2、−CH2CH2−O−P(O)(OH)2、−CH2OH及びそれらの塩から選択される、請求項11に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項19】
構造(III):
【化3】
を有する、請求項2に記載のプロドラッグ化合物であって、
式中、各R30、R31及びR32は、互いに独立して、水素、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、(C6〜C14)のアリール、フェニル、5〜14員のヘテロアリール、(C7〜C20)のアリールアルキル、ベンジル、7〜20員のヘテロアリールアルキル、−OR、クロロ、フルオロ、ブロモ、シアノ、ニトロ、−C(O)R、−C(O)OR、−NRR、−S(O)2NRR、−C(O)NRR、−N(R)S(O)2R及び−NC(O)ORから選択され、ここで、各Rは、ほかとは独立して、水素及び低級アルキルから選択され、Rpは、−CH2−O−P(O)(OH)2、−CH2CH2−O−P(O)(OH)2、−CH2OH及びそれらの塩から選択される、プロドラッグ化合物。
【請求項20】
各R30、R31及びR32がそれぞれメトキシである、請求項19に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項21】
請求項1に記載のプロドラッグ化合物及び許容可能なキャリア、賦形剤及び/又は希釈剤を含む、組成物。
【請求項22】
その塩、水和物、溶媒和物及びN−オキシドを含む構造式(IV):
【化4】
にしたがう2,4−ピペリジンジアミン化合物を被験体に投与する方法であって、該方法は、請求項2に記載のプロドラッグを被験体に投与することを含み、式中、Z1、Z2、R2、R5、R17、R18、R19及びR20は請求項2に定義されるとおりであり、Y2は、CH2、NH、O及びSから選択される、方法。
【請求項23】
脱顆粒を阻害するのに有効な量の請求項2に記載のプロドラッグ化合物を被験体に投与することを含む、被験体において細胞の脱顆粒を阻害する方法。
【請求項24】
疾患が、アレルギー疾患、軽度の瘢痕、組織の破壊に関連する疾患、組織の炎症に関連する疾患、炎症及び瘢痕から選択される、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
疾患が関節リウマチである、請求項23に記載の方法。
【請求項26】
Sykキナーゼの活性を阻害するのに有効な量の請求項2に記載のプロドラッグ化合物を被験体に投与することを含む、被験体においてSykキナーゼの活性を阻害する方法。
【請求項27】
Fc受容体によるシグナル伝達カスケードを阻害するのに有効な量の請求項2に記載のプロドラッグ化合物を被験体に投与することを含む、被験体においてFc受容体によるシグナル伝達カスケードを阻害する方法。
【請求項28】
前記Fc受容体が、FcαRI、FcγRI,FcγRIII及びFcεRIから選択される、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
自己免疫疾患を治療又は予防するのに有効な量の請求項1に記載のプロドラッグ化合物を被験体に投与することを含む、被験体における自己免疫疾患、及び/又はそれと関連した1つ以上の症状を治療又は予防する方法。
【請求項30】
自己免疫疾患が、単一臓器又は単一細胞型の自己免疫障害と呼ばれることが多い自己免疫疾患、及び全身性の自己免疫障害が関与すると呼ばれることが多い自己免疫疾患から選択される、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記自己免疫疾患が、ハシモト甲状腺炎、自己免疫性溶血性貧血、悪性貧血の自己免疫性アトピー性胃炎、自己免疫性脳脊髄炎、自己免疫性精巣炎、グッドパスチャー疾患、自己免疫性血小板減少症、交感神経性眼炎、重症筋無力症、グラーベ病、原発性胆汁性肝硬変、慢性活動性肝炎、潰瘍性大腸炎、膜性糸球体腎炎、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、シェーグレン症候群、ライター症候群、多発性筋炎−皮膚筋炎、全身性硬化症、結節性多発性動脈炎、多発性硬化症及び水疱性類天疱瘡から選択される、請求項29に記載の方法。
【請求項32】
関節リウマチに罹患している被験体に、治療利益を提供するのに有効な量の請求項2に記載のプロドラッグ化合物を投与することを含む、被験体において関節リウマチを治療する方法。
【請求項33】
投与されるプロドラッグ化合物の量が、インビトロアッセイで測定されるとき、薬剤のSyk阻害のIC50以上である対応する薬剤の血清濃度を達成するのに有効である、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
前記プロドラッグ化合物が、構造式(V):
【化5】
にしたがう化合物、及び/又はその薬学的に許容可能な塩、水和物、溶媒和物及び/又はN−オキシドである、請求項32に記載の方法。
【請求項35】
その塩、水和物、溶媒和物及び/又はN−オキシドを含む、構造式(VI):
【化6】
に記載の構造を有する、請求項2に記載のプロドラッグを合成するのに有用な化合物であって、式中、
Y3は、CH2、NR26、O、S、S(O)及びS(O)2から選択され、
R2、R5、R17、R18、R19、R20、Z1及びZ2は請求項2に定義されるとおりであり、
各R26は、少なくとも1つのR26が水素以外であるという条件で、ほかとは独立して水素及びリン含有のプロ基から選択される、化合物。
【請求項36】
その塩、水和物、溶媒和物及び/又はN−オキシドを含む、構造式(VII):
【化7】
に記載の化合物である、請求項35に記載の化合物であって、式中、R2、R5、Z2、R17、R18、R19、R20、及びR21は請求項1〜35に定義されるとおりであり、Y4は、CH2、NH、O及びSから選択される、化合物。
【請求項37】
R26が、−CH2−O−P(O)(ORf)2及び−CH2CH2−O−P(O)(ORf)2及びそれらの塩から選択され、各Rfは、同一であるか又は異なる低級アルキルである、請求項35に記載の化合物。
【請求項38】
構造式(VIII):
【化8】
を有する、請求項37に記載の化合物であって、式中、R26が、−CH2−O−P(O)(OtBu)2、−CH2CH2−O−P(O)(OtBu)2及びそれらの塩から選択される、化合物。
【請求項39】
N4−(2,2−ジメチル−4−[(二水素ホスホノキシ)メチル]−3−オキソ−5−ピリド[1,4]オキサジン−6−イル)−5−フルオロ−N2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−2,4−ピリミジンジアミンならびにその塩及び溶媒和物。
【請求項40】
N4−(2,2−ジメチル−4−[ヒドロキシメチル]−3−オキソ−5−ピリド[1,4]オキサジン−6−イル)−5−フルオロ−N2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−2,4−ピリミジンジアミンならびにその塩及び溶媒和物。
【請求項1】
2,4−ピリミジンジアミン部分及び少なくとも1つのプロ基Rpを含むプロドラッグ化合物、又はその塩、溶媒和物、水和物もしくはN−オキシドであって、該プロ基Rpが該2,4−ピリミジンジアミン部分の1級又は2級のアミノ窒素原子に共有結合している、プロドラッグ化合物。
【請求項2】
請求項1に記載のプロドラッグ化合物であって、その塩、溶媒和物、水和物およびN−オキシドを含む構造式(I):
【化1】
にしたがう化合物であり、
式中、
Yは、CH2、NR24、O、S、S(O)、及びS(O)2から選択され;
Z1及びZ2はそれぞれ、互いに独立してCH及びNから選択され;
R2は、1以上の同一のもしくは異なったR8基によって任意で置換された(C1〜C6)のアルキル、1以上の同一のもしくは異なったR8基によって任意で置換された(C3〜C8)のシクロアルキル、1以上の同一のもしくは異なったR8基によって任意で置換されたシクロヘキシル、1以上の同一のもしくは異なったR8基によって任意で置換された3〜8員のシクロヘテロアルキル、1以上の同一のもしくは異なったR8基によって任意で置換された(C6〜C14)のアリール、1以上の同一のもしくは異なったR8基によって任意で置換されたフェニル及び1以上の同一のもしくは異なったR8基によって任意で置換された5〜15員のヘテロアリールから選択され;
R5は、ハロ、フルオロ、シアノ、ニトロ、トリハロメチル及びトリフルオロメチルから選択され;
R8は、Ra、Rb、1以上の同一のもしくは異なったRa又はRbによって置換されたRa、1以上の同一のもしくは異なったRa又はRbによって置換された−ORa、−B(ORa)2、−B(NRcRc)2、−(CH2)m−Rb、−(CHRa)m−Rb、−O−(CH2)m−Rb、−S−(CH2)m−Rb、−O−CHRaRb、−O−CRa(Rb)2、−O−(CHRa)m−Rb、−O−(CH2)mCH[(CH2)mRb]Rb、−S−(CHRa)m−Rb、−C(O)NH−(CH2)m−Rb、−C(O)NH−(CHRa)m−Rb、−O−(CH2)m−C(O)NH−(CH2)m−Rb、−S−(CH2)m−C(O)NH−(CH2)m−Rb、−O−(CHRa)m−C(O)NH−(CHRa)m−Rb、−S−(CHRa)m−C(O)NH−(CHRa)m−Rb、−NH−(CH2)m−Rb、−NH−(CHRa)m−Rb、−NH[(CH2)mRb]、−N[(CH2)mRb]2、−NH−C(O)NH−(CH2)m−Rb、−NH−C(O)−(CH2)m−CHRbRb及び−NH−(CH2)m−C(O)−NH−(CH2)m−Rbから選択され;
R17は、水素、ハロゲン、フルオロ、低級アルキル及びメチルから選択されるか、或いは、R17は、R18と一緒になってオキソ(=O)基を形成し、若しくはそれらが結合する炭素原子と一緒になって3〜7の炭素原子を含有するスピロ環を形成してもよく;
R18は、水素、ハロゲン、フルオロ、低級アルキル及びメチルから選択されるか、或いは、R18は、R17と一緒になってオキソ(=O)基を形成し、若しくはそれらが結合する炭素原子と一緒になって3〜7の炭素原子を含有するスピロ環を形成してもよく;
R19は、水素、低級アルキル及びメチルから選択されるか、或いは、R19は、R20と一緒になってオキソ(=O)基を形成し、若しくはそれらが結合する炭素原子と一緒になって3〜7の炭素原子を含有するスピロ環を形成してもよく;
R20は、水素、低級アルキル及びメチルから選択されるか、或いは、R20は、R19と一緒になってオキソ(=O)基を形成し、若しくはそれらが結合する炭素原子と一緒になって3〜7の炭素原子を含有するスピロ環を形成してもよく;
各Raは、ほかとは独立して、水素、低級アルキル、低級シクロアルキル、シクロヘキシル、(C4〜C11)のシクロアルキルアルキル、(C6〜C10)のアリール、フェニル、(C7〜C16)のアリールアルキル、ベンジル、2〜6員のヘテロアルキル、3〜8員のシクロヘテロアルキル、モルホリニル、ピペラジニル、ホモピペラジニル、ピペリジニル、4〜11員のシクロヘテロアルキルアルキル、5〜10員のヘテロアリール及び6〜16員のヘテロアリールアルキルから選択され;
各Rbは、=O、−ORa、(C1〜C3)のハロアルキルオキシ、=S、−SRa、=NRa、=NORa、−NRcRc、ハロゲン、−CF3、−CN、−NC、−OCN、−SCN、−NO、−NO2、=N2、−N3、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−S(O)2ORa、−S(O)NRcRc、−S(O)2NRcRc、−OS(O)Ra、−OS(O)2Ra、−OS(O)2ORa、−OS(O)2NRcRc、−C(O)Ra、−C(O)ORa、−C(O)NRcRc、−C(NH)NRcRc、−C(NRa)NRcRc、−C(NOH)Ra、−C(NOH)NRcRc、−OC(O)Ra、−OC(O)ORa、−OC(O)NRcRc、−OC(NH)NRcRc、−OC(NRa)NRcRc、−[NHC(O)]nRa、−[NRaC(O)]nRa、−[NHC(O)]nORa、−[NRaC(O)]nORa、−[NHC(O)]nNRcRc、[NRaC(O)]nNRcRc、−[NHC(NH)]nNRcRc及び−[NRaC(NRa)]nNRcRcから独立して選択される好適な基であり;
各Rcは、ほかとは独立して、保護基及びRaから選択されるか、或いは、同一の窒素原子に結合する2つのRcがその窒素原子と一緒になって、5〜8員のシクロヘテロアルキル又はヘテロアリールを形成し、該シクロヘテロアルキル又はヘテロアリールは、必要に応じて1以上の同一又は異なった追加のヘテロ原子を含んでもよく、必要に応じて1以上の同一のもしくは異なったRa基で置換されてもよく;
R21、R22及びR23はそれぞれ、互いに独立して水素及びプロ基Rpから選択され;
R24は、水素、低級アルキル及びプロ基Rpから選択され;R21、R22、R23及びR24の少なくとも1つがプロ基であるという条件で、
各mは、ほかとは独立して1〜3の整数であり;
各nは、ほかとは独立して0〜3の整数である、プロドラッグ化合物。
【請求項3】
R5がフルオロである、請求項2に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項4】
R2が1以上の同一のもしくは異なったR8基で任意で置換されるフェニルである、請求項2に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項5】
R2が3,4,5−トリ(低級アルコキシ)フェニルである、請求項4に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項6】
R2が3,4,5−(トリメトキシ)フェニルである、請求項5に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項7】
YがOであり、Z1がCHであり、Z2がNであり、R17及びR18がそれぞれメチルであり、R19とR20が一緒になってオキソ基を形成する、請求項2に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項8】
R2が1以上の同一のもしくは異なったR8基で任意で置換されるフェニルである、請求項7に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項9】
R2が3,4,5−トリ(低級アルコキシ)フェニルである、請求項8に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項10】
R2が3,4,5−(トリメトキシ)フェニルである、請求項9に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項11】
R21のみがプロ基Rpである、請求項10に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項12】
前記プロ基Rpが、エステル、チオエステル、エーテル、チオエーテル、シリルエーテル、チオシリルエーテル、カーボネート、チオ尿素、アミド、チオアミド、カルバメート及び尿素結合のうちの少なくとも1つを含む、請求項11に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項13】
前記プロ基Rpが、ホスフェート基を含む、請求項11に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項14】
前記プロ基Rpが、式−(CRdRd)y−O−P(O)(OH)2、もしくはそれらの塩を有し、式中、yは1〜3の範囲の整数であり、各Rdは、他とは独立して、水素、任意で置換された低級アルキル、任意で置換された(C6〜C14)のアリール及び任意で置換された(C7〜C20)のアリールアルキルから選択され、ここで、任意の置換基が、互いに独立してヒドロキシル、低級アルコキシ、(C6〜C14)のアリールオキシ、低級アルコキシアルキル、メトキシメチル、メトキシエチル、エトキシメチル、エトキシエチル及びハロゲンから選択されるか、あるいは同じ炭素原子に結合する2つのRdはそれらが結合する炭素原子と一緒になって3〜8の炭素原子を含有するシクロアルキル基を形成する、請求項13に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項15】
前記プロ基Rpが、−CH2−O−P(O)(OH)2、−CH2CH2−O−P(O)(OH2)及びそれらの塩から選択される、請求項14に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項16】
前記プロ基Rpが、リン酸エステル基を含む、請求項11に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項17】
前記プロ基Rpが、−(CRdRd)y−O−P(O)(ORe)(OH)、−(CRdRd)y−O−P(O)(ORe)(ORe)、
【化2】
及びそれらの塩から選択され、式中、各Reが、ほかとは独立して、置換又は非置換の低級アルキル、置換又は非置換の(C6〜C14)のアリール(たとえば、フェニル、ナフチル、4−低級アルコキシフェニル、4−メトキシフェニル)、置換又は非置換の(C7〜C20)のアリールアルキル(たとえば、ベンジル、1−フェニルエタン−1−イル、2−フェニルエタン−1−イル)、−(CRdRd)y−ORf、−(CRdRd)y−O−C(O)Rf、−(CRdRd)y−O−C(O)ORf、−(CRdRd)y−S−C(O)Rf、−(CRdRd)y−S−C(O)ORf、−(CRdRd)y−NH−C(O)Rf、−(CRdRd)y−NH−C(O)ORf、及び−Si(Rd)3から選択され、ここで、各Rfは、ほかとは独立して水素、非置換又は置換の低級アルキル、置換又は非置換の(C6〜C14)のアリール及び置換又は非置換の(C7〜C20)のアリールアルキルから選択され、
各Rgは、ほかとは独立して、水素及び低級アルキルから選択され、各Rhは、ほかとは独立して、水素、置換又は非置換の低級アルキル、置換又は非置換の低級シクロへテロアルキル、置換又は非置換の(C6〜C14)のアリール、置換又は非置換の(C7〜C20)のアリールアルキル及び置換又は非置換の5〜14員のヘテロアリールから選択され;zは0〜2の範囲の整数であり、Rd及びyは、請求項14に定義されるとおりである、請求項16に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項18】
Rpが、−CH2−O−P(O)(OH)2、−CH2CH2−O−P(O)(OH)2、−CH2OH及びそれらの塩から選択される、請求項11に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項19】
構造(III):
【化3】
を有する、請求項2に記載のプロドラッグ化合物であって、
式中、各R30、R31及びR32は、互いに独立して、水素、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、(C6〜C14)のアリール、フェニル、5〜14員のヘテロアリール、(C7〜C20)のアリールアルキル、ベンジル、7〜20員のヘテロアリールアルキル、−OR、クロロ、フルオロ、ブロモ、シアノ、ニトロ、−C(O)R、−C(O)OR、−NRR、−S(O)2NRR、−C(O)NRR、−N(R)S(O)2R及び−NC(O)ORから選択され、ここで、各Rは、ほかとは独立して、水素及び低級アルキルから選択され、Rpは、−CH2−O−P(O)(OH)2、−CH2CH2−O−P(O)(OH)2、−CH2OH及びそれらの塩から選択される、プロドラッグ化合物。
【請求項20】
各R30、R31及びR32がそれぞれメトキシである、請求項19に記載のプロドラッグ化合物。
【請求項21】
請求項1に記載のプロドラッグ化合物及び許容可能なキャリア、賦形剤及び/又は希釈剤を含む、組成物。
【請求項22】
その塩、水和物、溶媒和物及びN−オキシドを含む構造式(IV):
【化4】
にしたがう2,4−ピペリジンジアミン化合物を被験体に投与する方法であって、該方法は、請求項2に記載のプロドラッグを被験体に投与することを含み、式中、Z1、Z2、R2、R5、R17、R18、R19及びR20は請求項2に定義されるとおりであり、Y2は、CH2、NH、O及びSから選択される、方法。
【請求項23】
脱顆粒を阻害するのに有効な量の請求項2に記載のプロドラッグ化合物を被験体に投与することを含む、被験体において細胞の脱顆粒を阻害する方法。
【請求項24】
疾患が、アレルギー疾患、軽度の瘢痕、組織の破壊に関連する疾患、組織の炎症に関連する疾患、炎症及び瘢痕から選択される、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
疾患が関節リウマチである、請求項23に記載の方法。
【請求項26】
Sykキナーゼの活性を阻害するのに有効な量の請求項2に記載のプロドラッグ化合物を被験体に投与することを含む、被験体においてSykキナーゼの活性を阻害する方法。
【請求項27】
Fc受容体によるシグナル伝達カスケードを阻害するのに有効な量の請求項2に記載のプロドラッグ化合物を被験体に投与することを含む、被験体においてFc受容体によるシグナル伝達カスケードを阻害する方法。
【請求項28】
前記Fc受容体が、FcαRI、FcγRI,FcγRIII及びFcεRIから選択される、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
自己免疫疾患を治療又は予防するのに有効な量の請求項1に記載のプロドラッグ化合物を被験体に投与することを含む、被験体における自己免疫疾患、及び/又はそれと関連した1つ以上の症状を治療又は予防する方法。
【請求項30】
自己免疫疾患が、単一臓器又は単一細胞型の自己免疫障害と呼ばれることが多い自己免疫疾患、及び全身性の自己免疫障害が関与すると呼ばれることが多い自己免疫疾患から選択される、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記自己免疫疾患が、ハシモト甲状腺炎、自己免疫性溶血性貧血、悪性貧血の自己免疫性アトピー性胃炎、自己免疫性脳脊髄炎、自己免疫性精巣炎、グッドパスチャー疾患、自己免疫性血小板減少症、交感神経性眼炎、重症筋無力症、グラーベ病、原発性胆汁性肝硬変、慢性活動性肝炎、潰瘍性大腸炎、膜性糸球体腎炎、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、シェーグレン症候群、ライター症候群、多発性筋炎−皮膚筋炎、全身性硬化症、結節性多発性動脈炎、多発性硬化症及び水疱性類天疱瘡から選択される、請求項29に記載の方法。
【請求項32】
関節リウマチに罹患している被験体に、治療利益を提供するのに有効な量の請求項2に記載のプロドラッグ化合物を投与することを含む、被験体において関節リウマチを治療する方法。
【請求項33】
投与されるプロドラッグ化合物の量が、インビトロアッセイで測定されるとき、薬剤のSyk阻害のIC50以上である対応する薬剤の血清濃度を達成するのに有効である、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
前記プロドラッグ化合物が、構造式(V):
【化5】
にしたがう化合物、及び/又はその薬学的に許容可能な塩、水和物、溶媒和物及び/又はN−オキシドである、請求項32に記載の方法。
【請求項35】
その塩、水和物、溶媒和物及び/又はN−オキシドを含む、構造式(VI):
【化6】
に記載の構造を有する、請求項2に記載のプロドラッグを合成するのに有用な化合物であって、式中、
Y3は、CH2、NR26、O、S、S(O)及びS(O)2から選択され、
R2、R5、R17、R18、R19、R20、Z1及びZ2は請求項2に定義されるとおりであり、
各R26は、少なくとも1つのR26が水素以外であるという条件で、ほかとは独立して水素及びリン含有のプロ基から選択される、化合物。
【請求項36】
その塩、水和物、溶媒和物及び/又はN−オキシドを含む、構造式(VII):
【化7】
に記載の化合物である、請求項35に記載の化合物であって、式中、R2、R5、Z2、R17、R18、R19、R20、及びR21は請求項1〜35に定義されるとおりであり、Y4は、CH2、NH、O及びSから選択される、化合物。
【請求項37】
R26が、−CH2−O−P(O)(ORf)2及び−CH2CH2−O−P(O)(ORf)2及びそれらの塩から選択され、各Rfは、同一であるか又は異なる低級アルキルである、請求項35に記載の化合物。
【請求項38】
構造式(VIII):
【化8】
を有する、請求項37に記載の化合物であって、式中、R26が、−CH2−O−P(O)(OtBu)2、−CH2CH2−O−P(O)(OtBu)2及びそれらの塩から選択される、化合物。
【請求項39】
N4−(2,2−ジメチル−4−[(二水素ホスホノキシ)メチル]−3−オキソ−5−ピリド[1,4]オキサジン−6−イル)−5−フルオロ−N2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−2,4−ピリミジンジアミンならびにその塩及び溶媒和物。
【請求項40】
N4−(2,2−ジメチル−4−[ヒドロキシメチル]−3−オキソ−5−ピリド[1,4]オキサジン−6−イル)−5−フルオロ−N2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−2,4−ピリミジンジアミンならびにその塩及び溶媒和物。
【図1A】
【図1B】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図1B】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公開番号】特開2011−236234(P2011−236234A)
【公開日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2011−152261(P2011−152261)
【出願日】平成23年7月8日(2011.7.8)
【分割の表示】特願2007−552272(P2007−552272)の分割
【原出願日】平成18年1月19日(2006.1.19)
【出願人】(504294145)ライジェル ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (63)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−152261(P2011−152261)
【出願日】平成23年7月8日(2011.7.8)
【分割の表示】特願2007−552272(P2007−552272)の分割
【原出願日】平成18年1月19日(2006.1.19)
【出願人】(504294145)ライジェル ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (63)
【Fターム(参考)】
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