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KVMスイッチ及びプログラム
説明

KVMスイッチ及びプログラム

【課題】操作の際に、セキュリティの向上を図ることが可能なKVMスイッチ及びプログラムを提供する。
【解決手段】KVMスイッチ1は、制御部11、切替部12、指紋情報読取部13及び記憶部14を備えている。記憶部14は予めユーザ毎の指紋情報を記憶し、指紋情報読取部13はユーザの指紋情報を読み取り、指紋情報読取部13に読み取られた指紋情報と記憶部14に記憶された指紋情報とが一致する場合に、制御部11は当該ユーザに当該KVMスイッチの操作を許可する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、KVMスイッチ及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、複数のコンピュータと、該複数のコンピュータに対して信号の入出力を行うためのキーボード、マウス及びモニタの周辺機器とが接続可能なKVMスイッチ(K:キーボード、V:ビデオ、M:マウス)が知られている(例えば、特許文献1参照)。このKVMスイッチは、キーボード、マウス及びモニタの周辺機器からアクセスするコンピュータを切り替えることができる。
【特許文献1】特開2005−18135号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、複数のユーザでKVMスイッチを共有する場合、ユーザの区別は、ユーザ名及びパスワードによって実施される。しかし、あるユーザがユーザ名及びパスワードを入力する際に、他人に当該ユーザ名及びパスワードを盗み見されるおそれがある。
【0004】
本発明の目的は、操作の際に、セキュリティの向上を図ることが可能なKVMスイッチ及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、本発明のKVMスイッチは、複数の情報処理装置と周辺機器との間に接続されるKVMスイッチであって、予めユーザ毎の指紋情報を記憶する記憶手段と、ユーザの指紋情報を読み取る読取手段と、前記読取手段に読み取られた指紋情報と前記記憶手段に記憶された指紋情報とが一致する場合に、前記ユーザに当該KVMスイッチの操作を許可する制御手段とを備えていることを特徴とする。
【0006】
かかる構成によれば、パスワードを盗み見されることはなく、ユーザの操作の際に、セキュリティの向上を図ることができる。
【0007】
好ましくは、前記制御手段は、前記読取手段に読み取られた指紋情報と前記記憶手段に記憶された指紋情報とが一致する場合に、前記ユーザに当該KVMスイッチの各種の設定の変更を許可することを特徴とする。
【0008】
かかる構成によれば、KVMスイッチの各種の設定の変更の際に、セキュリティの向上を図ることができる。
【0009】
好ましくは、操作対象の情報処理装置を切り替える切替手段を備え、前記制御手段は、前記読取手段に読み取られた指紋情報と前記記憶手段に記憶された指紋情報とが一致する場合に、前記操作対象の情報処理装置を切り替えるように前記切替手段を制御することを特徴とする。
【0010】
かかる構成によれば、操作対象の情報処理装置を切り替える際に、セキュリティの向上を図ることができる。
【0011】
本発明のプログラムは、複数の情報処理装置と周辺機器との間に接続されるKVMスイッチに、予めユーザ毎の指紋情報を記憶手段に記憶するステップ、ユーザの指紋情報を読み取るステップ、及び前記読み取られた指紋情報と前記記憶された指紋情報とが一致する場合に、前記ユーザに当該KVMスイッチの操作を許可するステップを実行させることを特徴とする。
【0012】
かかる構成によれば、パスワードを盗み見されることはなく、ユーザの操作の際に、セキュリティの向上を図ることができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、操作の際に、セキュリティの向上を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
【0015】
図1は、本発明の実施の形態に係るKVMスイッチの概略構成図である。
【0016】
図1のKVMスイッチ1は、パーソナルコンピュータ(PC)2,3、キーボード4、マウス5及びモニタ6に接続されている。KVMスイッチ1は、制御部11(制御手段)、切替部12(切替手段)、指紋情報読取部13(読取手段)、及び記憶部14(記憶手段)を備えている。切替部12、指紋情報読取部13、記憶部14、キーボード4、マウス5及びモニタ6は制御部11に接続されており、切替部12は、PC2,3に切り替え可能な状態で接続されている。
【0017】
切替部12は、各ユーザが利用するPCをPC2,3のいずれかに切り替える。指紋情報読取部13は、ユーザの人差し指の情報を読み取り、記憶部14は、不揮発性のメモリ又はハードディスクドライブ等で構成されており、指紋情報を含む各種の情報、各種のデータ、及び各種のプログラム等を記憶する。指紋情報は、ユーザの指紋の画像データでも、当該画像データを公知の処理により分析した指紋の特徴データであってもよい。
【0018】
制御部11は、切替部12、指紋情報読取部13、及び記憶部14の動作を制御する。特に、制御部11は、キーボード4及びマウス5からのPCの切り替え指示を受信すると、切替部12に当該PCの切り替え指示を出力し、切替部12がPCの切り替えを実行する。また、制御部11は、キーボード4及びマウス5の操作データを切替部12を介してPC2又はPC3に送信すると共にPC2又はPC3から受信したRGB信号をモニタ6に出力する。尚、KVMスイッチ1に接続されるPCは、2台以上あってもよい。
【0019】
図2は、指紋情報保存モードで制御部11に実行される処理を示すフローチャートである。
【0020】
まず、ユーザが所定のホットキー(例えばCtrl+F1キー)の入力を行うと、制御部11は、図3に示す指紋情報保存モードの設定画面をモニタ6に出力する(ステップS11)。このとき、ユーザは、図3に示す指紋情報保存モードの設定画面にユーザ名を入力する。次に、制御部11は、指紋情報保存モードの設定画面のOKボタンが押下された否かを判別する(ステップS12)。
【0021】
ステップS12でNOの場合には、当該判別を繰り返す。一方、ステップS12でYESの場合には、制御部11は、指紋情報読取部13における指紋情報の読み取りが完了したか否かを判別する(ステップS13)。ステップS13でNOの場合には、当該判別を繰り返す。一方、ステップS13でYESの場合には、制御部11は、ユーザ名及び指紋情報をユーザ毎に記憶部14に保存し(ステップS14)、本処理を終了する。
【0022】
図4は、記憶部14に保存されるテーブルデータの一例を示す図である。
【0023】
図4のテーブルデータには、ユーザ名、使用可能なPC、及び指紋情報の各項目のデータが保存される。図2のステップS14の工程により、制御部11がユーザ名及び指紋情報をテーブルデータに保存する。また、制御部11は、キーボード4からのデータ入力に応じて、使用可能なPCのデータを図4のテーブルデータに保存する。
【0024】
図5は、制御モードで制御部11に実行される処理を示すフローチャートである。
【0025】
まず、制御部11は、指紋情報読取部13における指紋情報の読み取りが完了したか否かを判別する(ステップS21)。
【0026】
ステップS21でNOの場合には、当該判別を繰り返す。一方、ステップS21でYESの場合には、制御部11は、指紋情報読取部13に読み取られた指紋情報と予めテーブルデータに保存されている指紋情報とが一致するか否かを判別する(ステップS22)。
【0027】
ステップS22でNOの場合には、当該判別を繰り返す。一方、ステップS22でYESの場合には、制御部11は、KVMスイッチ1の設定を変更する指示を入力したか否かを判別する(ステップS23)。
【0028】
ステップS23でYESの場合には、制御部11は、KVMスイッチ1の設定の変更を許可し(ステップS24)、本処理を終了する。KVMスイッチ1の設定とは、例えば、テーブルデータの使用可能なPCの設定、モニタ6に表示されるRGB信号の画面データのサイズの設定、当該画面データの色の設定、又はマウス5のカーソル移動量の設定などがある。
【0029】
ステップS23でNOの場合には、制御部11は、操作対象のPCの切り替え指示を入力したか否かを判別する(ステップS25)。
【0030】
ステップS25でYESの場合には、制御部11は、操作対象のPCの切り替え指示に応じて、操作対象のPCの切り替えるように切替部12を制御し(ステップS26)、本処理を終了する。一方、ステップS25でNOの場合には、ステップS26の工程をスキップし、本処理を終了する。
【0031】
以上説明したように、記憶部14が予めユーザ毎の指紋情報を記憶し、指紋情報読取部13がユーザの指紋情報を読み取り、指紋情報読取部13に読み取られた指紋情報と記憶部14に記憶された指紋情報とが一致する場合に、制御部11は当該ユーザに当該KVMスイッチの操作を許可するので、パスワードを盗み見されることはなく、ユーザの操作の際に、セキュリティの向上を図ることができる。
【0032】
また、制御部11は、指紋情報読取部13に読み取られた指紋情報と記憶部14に記憶された指紋情報とが一致する場合に、ユーザに当該KVMスイッチの各種の設定の変更を許可するので、KVMスイッチの各種の設定の変更の際に、セキュリティの向上を図ることができる。
【0033】
さらに、制御部11は、指紋情報読取部13に読み取られた指紋情報と記憶部14に記憶された指紋情報とが一致する場合に、操作対象のPCを切り替えるように切替部12を制御するので、操作対象のPCを切り替える際に、セキュリティの向上を図ることができる。
【0034】
また、KVMスイッチ1の制御部11が、KVMスイッチ1の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムを外部から受信して実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。
【0035】
尚、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の実施の形態に係るKVMスイッチの概略構成図である。
【図2】指紋情報保存モードで制御部11に実行される処理を示すフローチャートである。
【図3】指紋情報保存モードの設定画面の一例を示す図である。
【図4】記憶部14に保存されるテーブルデータの一例を示す図である。
【図5】制御モードで制御部11に実行される処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0037】
1 KVMスイッチ
2,3 PC
4 キーボード
5 マウス
6 モニタ
11 制御部
12 切替部
13 指紋情報読取部
14 記憶部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の情報処理装置と周辺機器との間に接続されるKVMスイッチであって、
予めユーザ毎の指紋情報を記憶する記憶手段と、
ユーザの指紋情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段に読み取られた指紋情報と前記記憶手段に記憶された指紋情報とが一致する場合に、前記ユーザに当該KVMスイッチの操作を許可する制御手段と
を備えていることを特徴とするKVMスイッチ。
【請求項2】
前記制御手段は、前記読取手段に読み取られた指紋情報と前記記憶手段に記憶された指紋情報とが一致する場合に、前記ユーザに当該KVMスイッチの各種の設定の変更を許可することを特徴とする請求項1に記載のKVMスイッチ。
【請求項3】
操作対象の情報処理装置を切り替える切替手段を備え、
前記制御手段は、前記読取手段に読み取られた指紋情報と前記記憶手段に記憶された指紋情報とが一致する場合に、前記操作対象の情報処理装置を切り替えるように前記切替手段を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載のKVMスイッチ。
【請求項4】
複数の情報処理装置と周辺機器との間に接続されるKVMスイッチに、
予めユーザ毎の指紋情報を記憶手段に記憶するステップ、
ユーザの指紋情報を読み取るステップ、及び
前記読み取られた指紋情報と前記記憶された指紋情報とが一致する場合に、前記ユーザに当該KVMスイッチの操作を許可するステップ
を実行させることを特徴とするプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−187072(P2009−187072A)
【公開日】平成21年8月20日(2009.8.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−23374(P2008−23374)
【出願日】平成20年2月1日(2008.2.1)
【出願人】(501398606)富士通コンポーネント株式会社 (848)
【Fターム(参考)】