説明

LED発熱の放熱用として板金で作る放熱板

【課題】少量製作でもコスト的に安価で、空気中に熱を素早く伝えることのできるLED発熱の放熱用として板金で作る放熱板を提供する。
【解決手段】熱伝導率の高い金属として、銅板やアルミの平板を使用し、簡単な金型を用いて折り曲げ加工を行い、放熱面積を広く取れるようにする。これにより、LEDチップを一定の間隔で貼り付けて、適当な長さのモジュールとすることにより、少量生産可能な色々な形状の照明体とすることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
放熱技術
【背景技術】
LEDが発熱した熱を放熱する為には、その熱を素早く伝えると共に空気中に放熱することが必要である。その為に、できるだけ広い表面積を作ってやることが重要である。その両面から取り組みを行った。
【先行技術文献】
見当たらず
【課題を解決する為の手段】
熱伝導率の高い金属として銅やアルミの平板を使い、簡単な金型を用いて曲げることにより、放熱面積を出来るだけ広く得ると共に、いろいろな形状を考案した。
【発明の効果】
LEDチップを一定の間隔で貼り付けて、適当な長さを一つのモジュールとすれば、そのモジュールを適当に取り付けると、いろいろな形状の照明体を作ることができる。
【図面の簡単な説明と実施する為の形態】

【産業上の利用可能性】
1万個以上の製作は必要なく、中小企業会社の門灯や構内灯又は一般家庭の広い庭園等を対象にすると、見た目が良くしかも安価に製作できるLED照明の放熱板として利用される可能性が高い。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
材料として銅版やアルミ板を用いて整形することを特長とし、使用する条件に合わせて寸法を変え、平板を折り曲げるだけで製作可能なLED発光発熱用の放熱板。
【請求項2】
放熱板の折り曲げ形状として、(図1)のA・B・C・D・E に示すような一筆書きの単純な形状を例とし、使用条件に合わせた形に製作できることを特長とするLED発光発熱用の放熱板。
【請求項3】
LED発光チツプを何個貼り付けて使用するかによって、放熱板の板を0.5ミリ〜1.0ミリとし、巾と長さを自由に設定して熱伝導性と放熱性を適切に選んで製作できることを特長とするLED発光発熱の放熱板。

【公開番号】特開2011−238889(P2011−238889A)
【公開日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−118795(P2010−118795)
【出願日】平成22年5月6日(2010.5.6)
【出願人】(503284693)松井電器産業 株式会社 (2)
【Fターム(参考)】