説明

PDE−5抑制活性を有する5,7−ジアミノピラゾロ[4,3−d]ピリミジン

本発明は、式(I)の化合物に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】

(式中、R1は、RA、RB、RCおよびRD(これらは各々、任意に1つまたは複数のR7基で置換される)から選択される環状基であり;
2は、水素またはC1〜C2アルキルであり;
3およびR4は、各々独立して、C1〜C8アルキル、C2〜C8アルケニル、C2〜C8アルキニルまたはC3〜C10シクロアルキル(これらは各々、任意に1つまたは複数のR8基で置換される)、あるいはRE(これは任意に1つまたは複数のR9基で置換される)、または水素であり;
あるいは−NR34はRF(これは任意に1つまたは複数のR10基で置換される)を形成し;
5は、−Y−CO215および−Y−R16から選択され;
6(N1またはN2に結合され得る)は、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C2〜C6アルケニルまたはC2〜C6アルキニル(これらは各々、任意にC1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、あるいはRJ、RK、RLおよびRMから選択される環状基により置換される)であるか、あるいはR6は、RN、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7ハロシクロアルキル(これらは各々、任意にC1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシにより置換される)であるか、あるいはR6は水素であり;
7は、ハロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C10シクロアルキル、C3〜C10ハロシクロアルキル、フェニル、OR12、OC(O)R12、NO2、NR1213、NR12C(O)R13、NR12CO214、C(O)R12、CO212、CONR1213またはCNであり;
8は、ハロ、フェニル、C1〜C6アルコキシフェニル、OR12、OC(O)R12、NO2、NR1213、NR12C(O)R13、NR12CO214、C(O)R12、CO212、CONR1213、CN、C3〜C6シクロアルキル、RGまたはRH(これらのうちの最後の2つは任意に1つまたは複数のR9基で置換される)であり;
9は、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキルまたはCO212であり;
10は、ハロ、C3〜C10シクロアルキル、C3〜C10ハロシクロアルキル、フェニル、OR12、OC(O)R12、NO2、NR1213、NR12C(O)R13、NR12CO214、C(O)R12、CO213、CONR1213、CN、オキソ、C1〜C6アルキルまたはC1〜C6ハロアルキル(これらのうちの最後の2つは任意にR11により置換される)であり;
11は、フェニル、NR1213またはNR12CO214であり;
12およびR13は、各々独立して、水素、C1〜C6アルキルまたはC1〜C6ハロアルキルであり;
14は、C1〜C6アルキルまたはC1〜C6ハロアルキルであり;
15は、水素またはC1〜C6アルキル(ハロ、OH、C1〜C6アルキルオキシ、NH2、NH(C1〜C6アルキル)およびN(C1〜C6アルキル)から選択される1つまたは複数の基で任意に置換される)であり;
16は、テトラゾール−5−イル、5−トリフルオロメチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル、5−(メチルスルホニル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル、2,5−ジヒドロ−5−オキソ−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル、−SO2NHR17および−CONHR18から選択されるカルボン酸等価体であり;
17は、C1〜C6アルキル、フェニル、−CO−(C1〜C6アルキル)および−CO−フェニルから選択され;
18は、−SO2−(C1〜C6アルキル)および−SO2−フェニルから選択され;
AおよびRJは、各々独立して、C3〜C10シクロアルキルまたはC3〜C10シクロアルケニル基(これらは各々、単環式であるかまたは適数の環原子が存在する場合は、多環式であり、そして以下の:
(a)ベンゼン環、ならびに窒素、酸素およびイオウから選択される3個までの異種原子を含有する5または6員ヘテロ芳香族環から選択される単環式芳香族環、あるいは
(b)窒素、酸素およびイオウから選択される3個までの異種原子を含有する5、6または7員ヘテロ脂環式環
と縮合され得る)であり;
BおよびRKは、各々独立して、フェニルまたはナフチル基(これらは各々、以下の:
(a)C5〜C7シクロアルキルまたはC5〜C7シクロアルケニル環、
(b)窒素、酸素およびイオウから選択される3個までの異種原子を含有する5、6または7員ヘテロ脂環式環、あるいは
(c)窒素、酸素およびイオウから選択される3個までの異種原子を含有する5または6員ヘテロ芳香族環
と縮合され得る)であり;
C、RLおよびRNは、各々独立して、その少なくとも1つが窒素、酸素およびイオウから選択される異種原子である3〜10個の環原子を含有する単環式のあるいは適数の環原子が存在する場合は多環式の飽和または部分的不飽和環系(その環はC5〜C7シクロアルキルまたはC5〜C7シクロアルケニル基と縮合され得る)、あるいはベンゼン環、ならびに窒素、酸素およびイオウから選択される3つまでの異種原子を含有する5または6員異種芳香族環から選択される単環式芳香族環であり;
DおよびRMは、各々独立して、窒素、酸素およびイオウから独立して選択される3個までの異種原子を含有する5または6員ヘテロ芳香族環であり、この環はさらに以下の:
(a)窒素、酸素およびイオウから選択される3個までの異種原子を含有する二次5または6員ヘテロ芳香族環;
(b)C5〜C7シクロアルキルまたはC5〜C7シクロアルケニル環;
(c)窒素、酸素およびイオウから選択される3個までの異種原子を含有する5、6または7員ヘテロ脂環式環;あるいは
(d)ベンゼン環
と縮合され得るし;
E、RFおよびRGは、各々独立して、その少なくとも1つが窒素、酸素およびイオウから選択される異種原子である3〜10個の環原子を含有する、単環式のまたは適数の環原子が存在する場合は多環式の飽和環系であり;
Hは、窒素、酸素およびイオウから独立して選択される3個までの異種原子を含有する5または6員ヘテロ芳香族環であり;そして
Yは、共有結合、−CH2−O−CH2−、C1〜C6アルケニルまたはC3〜C7シクロアルケニルである)
の化合物、その互変異性体、あるいは前記化合物または互変異性体の製薬上許容可能な塩または溶媒和物。
【請求項2】
1がRAであり、これが任意に1つまたは複数のR7基で置換され、そして
AがC3〜C10シクロアルキル基であり、これが単環式、あるいは適数の環原子が存在する場合は、多環式であり、これが以下の:
(a)ベンゼン環、ならびに窒素、酸素およびイオウから選択される3個までの異種原子を含有する5または6員ヘテロ芳香族環から選択される単環式芳香族環、あるいは
(b)窒素、酸素およびイオウから選択される3個までの異種原子を含有する5、6または7員ヘテロ脂環式環
と縮合され得る、請求項1記載の化合物。
【請求項3】
Aが単環式C3〜C8シクロアルキル基である、請求項2記載の化合物。
【請求項4】
Aが単環式C5〜C7シクロアルキル基である、請求項3記載の化合物。
【請求項5】
Aがシクロペンチルまたはシクロヘキシルである、請求項4記載の化合物。
【請求項6】
1がRBであり、これが任意に1つまたは複数のR7基で置換される、請求項1記載の化合物。
【請求項7】
Bがフェニルである、請求項6記載の化合物。
【請求項8】
1がRCであり、これが任意に1つまたは複数のR7基で置換される、請求項1記載の化合物。
【請求項9】
Cが、その少なくとも1つが窒素、酸素およびイオウから選択される異種原子である3〜8個の環原子を含有する単環式飽和または部分的不飽和環系である、請求項8記載の化合物。
【請求項10】
Cが、その少なくとも1つが窒素、酸素およびイオウから選択される異種原子である5〜7個の環原子を含有する単環式飽和または部分的不飽和環系である、請求項9記載の化合物。
【請求項11】
Cが、その少なくとも1つが窒素、酸素およびイオウから選択される異種原子である5〜7個の環原子を含有する単環式飽和環系である、請求項10記載の化合物。
【請求項12】
1がRDであり、これが任意に1つまたは複数のR7基で置換される、請求項1記載の化合物。
【請求項13】
Dが、窒素、酸素およびイオウから独立して選択される3個までの異種原子を含有する5または6員ヘテロ芳香族環である、請求項12記載の化合物。
【請求項14】
Dが環中に窒素、酸素およびイオウから選択される一異種原子ならびに任意に2個までのさらなる窒素原子を含有する5員ヘテロ芳香族環、あるいは1、2または3個の窒素原子を含む6員ヘテロ芳香族環である、請求項13記載の化合物。
【請求項15】
Dがフラニル、チエニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、イソキサゾリル、オキサゾリル、イソチアゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジルまたはピラジニルである、請求項14記載の化合物。
【請求項16】
Dがピラゾリル、イミダゾリル、イソキサゾリル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジルまたはピラジニルである、請求項15記載の化合物。
【請求項17】
7がハロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、OR12またはCONR1213である、請求項1〜16記載の化合物。
【請求項18】
7がハロ、C1〜C3アルキル、C1〜C3アルコキシ、ヒドロキシまたはCONH(C1〜C3アルキル)である、請求項17記載の化合物。
【請求項19】
7がフルオロ、メチル、エチル、ヒドロキシ、メトキシ、プロポキシまたはCONHMeである、請求項18記載の化合物。
【請求項20】
2が水素またはメチルである、請求項1〜19のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項21】
2が水素である、請求項20記載の化合物。
【請求項22】
3が水素、C1〜C6アルキル(任意に1つまたは複数のR8基で置換される)、またはRE(任意に1つまたは複数のR9基で置換される)であり、そしてREが、その少なくとも1つが窒素、酸素およびイオウから選択される異種原子である3〜7個の環原子を含有する、単環式のまたは適数の環原子が存在する場合は多環式の飽和環系である、請求項1〜21のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項23】
3が水素、C1〜C4アルキル(任意に1つまたは複数のR8基で置換される)、またはRE(任意に1つまたは複数のR9基で置換される)であり、そしてREが、その少なくとも1つが窒素、酸素およびイオウから選択される異種原子である3〜7個の環原子を含有する単環式飽和環系である、請求項22記載の化合物。
【請求項24】
3がRE(任意に1つまたは複数のR9基で置換される)であり、そしてREが1個の窒素原子を含有する3〜7個の環原子を含有する単環式飽和環系である、請求項23記載の化合物。
【請求項25】
Eがアゼチジニル、ピロリジニルまたはピペリジニルである、請求項24記載の化合物。
【請求項26】
3がC1〜C4アルキル(任意に1つまたは複数のR8基で置換される)であり、そしてR8が、ハロ、フェニル、C1〜C6アルコキシフェニル、OR12、NR1213、NR12CO214、CO212、CONR1213、RGまたはRH(これらのうちの最後の2つは1つまたは複数のR9基で任意に置換される)である、請求項23記載の化合物。
【請求項27】
8がヒドロキシ、メトキシ、メトキシフェニル、NH2、NHMe、NMe2、NHCO2tBu、NMeCO2tBu、CO2H、CONHMe、RGまたはRH(これらのうちの最後の2つは1つまたは複数のR9基で任意に置換される)である、請求項26記載の化合物。
【請求項28】
8がRG(任意に1つまたは複数のR9基で置換される)であり、そしてRGが、その少なくとも1つが窒素、酸素およびイオウから選択される異種原子である3〜7個の環原子を含有する単環式飽和環系である、請求項27記載の化合物。
【請求項29】
Gが、1個の窒素原子および任意に1個の酸素原子を含有する3〜7個の環原子を含有する単環式飽和環系である、請求項28記載の化合物。
【請求項30】
Gがピロリジニル、ピペリジニルまたはモルホリニルである、請求項29記載の化合物。
【請求項31】
8がRH(任意に1つまたは複数のR9基で置換される)であり、そしてRHが、2個までの窒素原子を含有する5または6員ヘテロ芳香族環である、請求項27記載の化合物。
【請求項32】
Hがピラゾリルである、請求項31記載の化合物。
【請求項33】
9がメチルまたはCO2tBuである、請求項22〜32のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項34】
3が水素またはC1〜C4アルキル(任意に1つまたは複数のR8基で置換される)であり、あるいはR3が、その各々が任意に1つまたは複数のR基で置換されるアゼチジニル、ピロリジニルまたはピペリジニルであり、R8がヒドロキシ、メトキシ、メトキシフェニル、NH2、NHMe、NMe2、NHCO2tBu、NMeCO2tBu、CO2H、CONHMe、ピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニルまたはピラゾリニル(このうち最後の4つは任意に1つまたは複数のR9基で置換される)であり、そしてR9がメチルまたはCO2tBuである、請求項23記載の化合物。
【請求項35】
4が水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C2〜C6アルケニルまたはC2〜C6アルキニルである、請求項1〜34のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項36】
4が水素、C1〜C6アルキルまたはC1〜C6ハロアルキルである、請求項35記載の化合物。
【請求項37】
4が水素、メチルまたはエチルである、請求項36記載の化合物。
【請求項38】
−NR34がRF(任意に1つまたは複数のR10基で置換される)を形成し、そしてRFが、少なくとも1個の窒素原子、および任意に酸素およびイオウから選択される1個の他の原子を含有する3〜10個の環原子を含有する、単環式のまたは適数の環原子が存在する場合は多環式の飽和環系である、請求項1〜21のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項39】
Fが、1または2個の窒素原子、および任意に酸素およびイオウから選択される1個の他の原子を含有する3〜10個の環原子を含有する、単環式のまたは適数の環原子が存在する場合は多環式の飽和環系である、請求項38記載の化合物。
【請求項40】
Fがアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキス−3−イル、ホモピペラジニル、2,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノン−2−イル、3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル、3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクト−8−イル、2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル、1,4−ジアザビシクロ[4.3.0]ノン−4−イルおよび1,4−ジアザビシクロ[3.2.2]ノン−4−イルから選択される、請求項39記載の化合物。
【請求項41】
10がハロ、OR12、NR1213、NR12CO214、CO213、オキソ、C1〜C6アルキルまたはC1〜C6ハロアルキル(このうち最後の2つは任意にR11により置換される)である、請求項38〜40のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項42】
10がハロ、メチル、エチル、イソプロピル、ヒドロキシ、メトキシ、NH2、NHMe、NMe2、NHCO2tBu、CO2H、CO2tBu、オキソ、ベンジル、−CH2NH2、−CH2NHMe、CH2NMe2または−CH2NMeCO2tBuである、請求項41記載の化合物。
【請求項43】
5が−Y−CO215である、請求項1〜42のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項44】
15が水素またはC1〜C3アルキルであり、そしてYが共有結合である、請求項43記載の化合物。
【請求項45】
5が−Y−R16である、請求項1〜42のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項46】
16が−CONHR18、テトラゾール−5−イルまたは2,5−ジヒドロ−5−オキソ−1,2,4−オキサジアゾール−3−イルであり、そしてYが共有結合またはメチレン基である、請求項45記載の化合物。
【請求項47】
6がN1上に位置する、請求項1〜46のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項48】
6がC1〜C6アルキルまたはC1〜C6ハロアルキル(これらは各々、任意にC1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、あるいはRJ、RLおよびRMから選択される環状基により置換される)であるか、あるいはR6は、RNまたは水素であり;
JがC3〜C7単環式シクロアルキル基であり;
LおよびRNが、各々独立して、その少なくとも1つが窒素、酸素およびイオウから選択される異種原子である4〜7個の環原子を含有する単環式飽和または部分的不飽和環系であり;そして
Mが窒素、酸素およびイオウから独立して選択される3個までの異種原子を含有する5または6員ヘテロ芳香族環である、
請求項1〜47のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項49】
6がC1〜C4アルキルまたはC1〜C4ハロアルキル(これらは各々、任意にC1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、あるいはRJ、RLおよびRMから選択される環状基により置換される)であるか、あるいはR6は、RNまたは水素であり;
Jがシクロプロピルまたはシクロブチルであり;
LおよびRNが、各々独立して、その少なくとも1つが窒素、酸素およびイオウから選択される異種原子である5または6個の環原子を含有する単環式飽和環系であり;そして
Mが窒素、酸素およびイオウから独立して選択される一異種原子を含有する5または6員ヘテロ芳香族環である、
請求項48記載の化合物。
【請求項50】
6がC1〜C4アルキルまたはC1〜C4ハロアルキル(これらは各々、任意にC1〜C4アルコキシ、あるいはRJ、RLおよびRMから選択される環状基により置換される)であるか、あるいはR6は、RNまたは水素であり;
Jがシクロプロピルまたはシクロブチルであり;
LおよびRNが、各々独立して、窒素、酸素およびイオウから選択される1個の異種原子を含有する5または6個の環原子を含有する単環式飽和環系であり;そして
Mが1個の窒素原子を含有する5または6員ヘテロ芳香族環である、
請求項49記載の化合物。
【請求項51】
6がC1〜C4アルキルまたはC1〜C4ハロアルキル(これらは各々、任意にC1〜C4アルコキシ、シクロプロピル、シクロブチル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニルまたはピリジニルにより置換される)であるか、あるいはR6が水素またはテトラヒドロピラニルである、請求項50記載の化合物。
【請求項52】
6が水素、メチル、エチル、イソプロピル、イソブチル、メトキシエチル、メトキシプロピル、エトキシエチル、エトキシプロピル、プロポキシエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、テトラヒドロフラニルメチル、テトラヒドロピラニルメチル、テトラヒドロピラニルまたはピリジニルメチルである、請求項51記載の化合物。
【請求項53】
3が水素、C1〜C4アルキル(任意に1つまたは複数のR8基で置換される)、またはRE(任意に1つまたは複数のR9基で置換される)であり;
4が水素、C1〜C6アルキルまたはC1〜C6ハロアルキルであり;
6がC1〜C4アルキルまたはC1〜C4ハロアルキル(これらは各々、任意にC1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、あるいはRJ、RLおよびRMから選択される環状基により置換される)であるか、あるいはR6は、RNまたは水素であり;
Aが単環式C3〜C8シクロアルキル基であり;
Bがフェニルであり;
Cが、その少なくとも1つが窒素、酸素およびイオウから選択される異種原子である3〜8個の環原子を含有する単環式飽和または部分的不飽和環系であり;
Dが、窒素、酸素およびイオウから独立して選択される3個までの異種原子を含有する5または6員ヘテロ芳香族環であり;
Eが、その少なくとも1つが窒素、酸素およびイオウから選択される異種原子である3〜7個の環原子を含有する単環式飽和環系であり;
Fが、その少なくとも1つが窒素、酸素およびイオウから選択される異種原子である3〜10個の環原子を含有する、単環式の、あるいは適数の環原子が存在する場合は多環式の飽和環系であり;
Jがシクロプロピルまたはシクロブチルであり;
LおよびRNが、各々独立して、その少なくとも1つが窒素、酸素およびイオウから選択される異種原子である5または6個の環原子を含有する単環式飽和環系であり;
Mが窒素、酸素およびイオウから選択される異種原子を含有する5または6員ヘテロ芳香族環であり;そして
Yが、共有結合またはC1〜C6アルケニルである、
請求項1記載の化合物。
【請求項54】
1がRA、RB、RCおよびRD(これらは各々、任意に1つまたは複数のR7基で置換される)から選択される環状基であり;
7がハロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、OR12またはCONR1213であり;
8がハロ、フェニル、C1〜C6アルコキシフェニル、OR12、NR1213、NR12CO214、CO212、CONR1213、RGまたはRH(これらのうちの最後の2つは任意に1つまたは複数のR9基で置換される)であり;
Aが単環式C5〜C7シクロアルキル基であり;
Bがフェニルであり;
Cが、その少なくとも1つが窒素、酸素およびイオウから選択される異種原子である5〜7個の環原子を含有する単環式飽和環系であり;
Dが、環中に窒素、酸素およびイオウから選択される異種原子、ならびに任意に2個までのさらなる窒素原子を含有する5員ヘテロ芳香族環、あるいは1、2または3個の窒素原子を含む6員ヘテロ芳香族環であり;
Eが、1個の窒素原子を含有する3〜7個の環原子を含有する単環式飽和環系であり;
Fが、少なくとも1個の窒素原子および任意に酸素およびイオウから選択される1個のその他の原子を含有する3〜10個の環原子を含有する、単環式の、あるいは適数の環原子が存在する場合は多環式の飽和環系であり;
Gが、その少なくとも1つが窒素、酸素およびイオウから選択される異種原子である3〜7個の環原子を含有するタン環式飽和環系であり;
Hが2個までの窒素原子を含有する5または6員ヘテロ芳香族環であり;そして
Yが、共有結合または−CH2−である、
請求項53記載の化合物。
【請求項55】
以下の:
メチル5−((1S,4S)−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル)−1−(2−エトキシエチル)−7−(4−メチル−ピリジン−2−イルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボキシレート、
メチル1−(2−エトキシエチル)−5−(N−イソプロピル−N−メチルアミノ)−7−(6−メチルピリジン−2−イルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボキシレート、
エチル1−(2−エトキシエチル)−5−(N−エチル−N−メチルアミノ)−7−(4−メチルピリジン−2−イルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボキシレート、
2−(ジメチルアミノ)エチル5−ジメチルアミノ−1−(2−エトキシエチル)−7−(4−メチルピリジン−2−イルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボキシレート、
1−(2−エトキシエチル)−5−(N−メチル−N−プロピルアミノ)−7−(4−メチルピリジン−2−イルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボン酸、
5−(N−イソプロピル−N−メチルアミノ)−7−(4−メチルピリジン−2−イルアミノ)−1−(2−プロポキシ−エチル)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボン酸、
7−(4,6−ジメチルピリジン−2−イルアミノ)−1−(2−エトキシエチル)−5−(N−イソプロピル−N−メチルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボン酸、
5−(N−シクロブチル−N−メチルアミノ)−1−(2−エトキシエチル)−7−(4−メチルピリジン−2−イルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボン酸、
1−(2−エトキシエチル)−5−イソプロピルアミノ−7−(4−メチルピリジン−2−イルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボン酸、
1−(2−エトキシエチル)−5−(N−エチル−N−メチルアミノ)−7−(2−メトキシピリジン−4−イルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボン酸、
3−[1−(2−エトキシエチル)−5−(N−イソプロピル−N−メチルアミノ)−7−(4−メチルピリジン−2−イルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−イル]−2H−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン、
3−[1−(2−エトキシエチル)−5−(N−エチル−N−メチルアミノ)−7−(4−メチルピリジン−2−イルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−イル]−2H−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン、
1−(2−エトキシエチル)−7−(4−フルオロ−3−メチルフェニルアミノ)−5−(N−イソプロピル−N−メチルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボン酸、
1−(2−エトキシエチル)−5−(N−エチル−N−メチルアミノ)−7−(4−フルオロ−3−メチルフェニルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボン酸、
7−(3,4−ジメチルフェニルアミノ)−1−(2−エトキシエチル)−5−(N−エチル−N−メチルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボン酸、
1−(2−(シクロプロピルメトキシ)エチル)−5−(N−イソプロピル−N−メチルアミノ)−7−(4−メチル−ピリジン−2−イルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボン酸、
1−(2−(シクロプロピルメトキシ)エチル)−5−(N−エチル−N−メチルアミノ)−7−(4−メチル−ピリジン−2−イルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボン酸、
1−(2−エトキシエチル)−5−(N−イソプロピル−N−メチルアミノ)−7−(4−メチルピリジン−2−イルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボン酸、
1−(2−イソプロポキシエチル)−5−(N−イソプロピル−N−メチルアミノ)−7−(4−メチルピリジン−2−イルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボン酸、
N−[1−(2−エトキシエチル)−5−(N−イソプロピル−N−メチルアミノ)−7−(4−メチルピリジン−2−イルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボニル]メタンスルホンアミド、
N−[1−(2−エトキシエチル)−5−(N−エチル−N−メチルアミノ)−7−(4−メチルピリジン−2−イルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボニル]メタンスルホンアミド、
N−[5−(エチル−メチル−アミノ)−1−[2−(3−フルオロプロポキシ)エチル]−7−(4−メチル−ピリジン−2−イルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボニル]−メタンスルホンアミド、
N−[1−[2−(3−フルオロ−プロポキシ)−エチル]−5−(イソプロピル−メチル−アミノ)−7−(4−メチル−ピリジン−2−イルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボニル]メタンスルホンアミド、
N−[5−ジエチルアミノ−1−[2−(3−フルオロ−プロポキシ)−エチル]−7−(4−メチル−ピリジン−2−イルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボニル]メタンスルホンアミド、
N−[5−ジエチルアミノ−1−[2−(2,2−ジフルオロ−エトキシ)−エチル]−7−(4−メチル−ピリジン−2−イルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボニル]メタンスルホンアミド、
N−[1−[2−(2,2−ジフルオロ−エトキシ)−エチル]−5−(エチル−メチル−アミノ)−7−(4−メチル−ピリジン−2−イルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボニル]メタンスルホンアミド、および
N−[1−[2−(2,2−ジフルオロ−エトキシ)−エチル]−5−(イソプロピル−メチル−アミノ)−7−(4−メチル−ピリジン−2−イルアミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボニル]メタンスルホンアミド
から選択される請求項1記載の化合物、ならびにその互変異性体、あるいは前記化合物または互変異性体の製薬上許容可能な塩または溶媒和物。
【請求項56】
請求項1〜55のいずれか一項に記載される式(I)の化合物、あるいはその製薬上許容可能な塩または溶媒和物、および製薬上許容可能な希釈剤または担体を含む製剤組成物。
【請求項57】
薬剤として用いるための請求項1〜55のいずれか一項に記載される式(I)の化合物、あるいはその製薬上許容可能な塩または溶媒和物。
【請求項58】
有益な作用を生じるために、PDE5の抑制が既知であるかまたは示され得る疾患または症状の治療のための薬剤として請求項57に従って用いるための請求項1〜55のいずれか一項に記載される式(I)の化合物、あるいはその製薬上許容可能な塩または溶媒和物。
【請求項59】
高血圧症(例えば本態性高血圧症、肺高血圧症、二次性高血圧症、孤立性収縮期高血圧症、糖尿病に関連した高血圧症、アテローム硬化症に関連した高血圧症、および腎血管性高血圧症)、うっ血性心不全、狭心症(例えば安定、不安定および異型(プリンツメタル型)狭心症)、卒中、冠動脈疾患、うっ血性心不全、血管開存性低減(例えば経皮的冠動脈血管形成術後)の症状、末梢血管性疾患、アテローム硬化症、硝酸塩誘導性寛容、硝酸塩寛容、糖尿病、グルコース寛容減損、代謝性症候群、肥満症、性機能不全(例えば男性勃起障害、不能症、女性性興奮障害、クリトリス機能障害、女性性的欲求低下障害、女性性的疼痛障害、女性オルガスム性機能障害、および脊髄損傷のための性機能不全)、早産、子癇前症、月経困難症、多嚢胞性卵巣症候群、良性前立腺肥大、膀胱排出口閉塞症、失禁、慢性閉塞性肺疾患、急性呼吸器不全、気管支炎、慢性喘息、アレルギー性喘息、アレルギー性鼻炎、腸運動性障害(例えば過敏性大腸症候群)、川崎病、多発性硬化症、アルツハイマー病、乾癬、皮膚壊死、瘢痕、繊維症、疼痛(特に神経障害性疼痛)、癌、転移、脱毛症、ナットクラッカー食道、裂肛および痔疾から選択される疾患または症状の治療のための薬剤として請求項57または58に従って用いるための請求項1〜55のいずれか一項に記載される式(I)の化合物、あるいはその製薬上許容可能な塩または溶媒和物。
【請求項60】
哺乳類において、有益な作用を生じるために、PDE5の抑制が既知であるかまたは示され得る障害または症状の治療方法であって、治療的有効量の請求項1〜55のいずれか一項に記載される式(I)の化合物、あるいはその製薬上許容可能な塩または溶媒和物を前記哺乳類に投与することを包含する方法。
【請求項61】
有益な作用を生じるために、PDE5の抑制が既知であるかまたは示され得る障害または症状の治療のための薬剤の調製における、請求項1〜55のいずれか一項に記載される式(I)の化合物、あるいはその製薬上許容可能な塩または溶媒和物の使用。
【請求項62】
障害または症状が高血圧症(例えば本態性高血圧症、肺高血圧症、二次性高血圧症、孤立性収縮期高血圧症、糖尿病に関連した高血圧症、アテローム硬化症に関連した高血圧症、および腎血管性高血圧症)、うっ血性心不全、狭心症(例えば安定、不安定および異型(プリンツメタル型)狭心症)、卒中、冠動脈疾患、うっ血性心不全、血管開存性低減(例えば経皮的冠動脈血管形成術後)の症状、末梢血管性疾患、アテローム硬化症、硝酸塩誘導性寛容、硝酸塩寛容、糖尿病、グルコース寛容減損、代謝性症候群、肥満症、性機能不全(例えば男性勃起障害、不能症、女性性興奮障害、クリトリス機能不全、女性性的欲求低下障害、女性性的疼痛障害、女性オルガスム性機能障害、および脊髄損傷のための性機能不全)、早産、子癇前症、月経困難症、多嚢胞性卵巣症候群、良性前立腺肥大、膀胱排出口閉塞症、失禁、慢性閉塞性肺疾患、急性呼吸器不全、気管支炎、慢性喘息、アレルギー性喘息、アレルギー性鼻炎、腸運動性障害(例えば過敏性大腸症候群)、川崎病、多発性硬化症、アルツハイマー病、乾癬、皮膚壊死、瘢痕、繊維症、疼痛(特に神経障害性疼痛)、癌、転移、脱毛症、ナットクラッカー食道、裂肛および痔疾から選択される、請求項61記載の使用。
【請求項63】
障害または症状が高血圧症である、請求項62記載の使用。
【請求項64】
障害または症状が、本態性高血圧症、肺高血圧症、二次性高血圧症、孤立性収縮期高血圧症、糖尿病に関連した高血圧症、アテローム硬化症に関連した高血圧症、および腎血管性高血圧症から選択される、請求項63記載の使用。
【請求項65】
障害または症状が糖尿病である、請求項62記載の使用。
【請求項66】
請求項1〜55のいずれか一項に記載される式(I)の化合物、あるいはその製薬上許容可能な塩または溶媒和物、ならびにアスピリン、アンギオテンシンII受容体アンタゴニスト(例えばロサルタン、カンデサルタン、テルミサルタン、バルサルタン、イルベサルタンおよびエプロサルタン)、カルシウムチャンネル遮断薬(例えばアムロジピン)、β−遮断薬(即ちβ−アドレナリン作動性受容体アンタゴニスト、例えばソタロール、プロポラノロール、チモロール、アンテノロール、カルベジロールおよびメトプロロール)、CI1027、CCR5受容体アンタゴニスト、イミダゾリン、sGCa(可溶性グアニレートシクラーゼ活性剤)抗高血圧薬、利尿薬(例えばヒドロクロロチアジド、トルセミド、クロロチアジド、クロルタリドンおよびアミロリド)、αアドレナリン作動性アンタゴニスト(例えばドキサゾシン)、ACE(アンギオテンシン変換酵素)阻害薬(例えばキナプリル、エナラプリル、ラミプリルおよびリシノプリル)、アルドステロン受容体アンタゴニスト(例えばエプレレノンおよびスピロノラクトン)、中性エンドペプチダーゼ阻害薬、抗糖尿病薬(例えばインスリン、スルホニル尿素(例えばグリブリド、グリピジドおよびグリメピリド)、グリタゾン(例えばロシグリタゾンおよびピオグリタゾン)およびメトフォルミン)、コレステロール降下薬(例えばアトロバスタチン、プラバスタチン、ロバスタチン、シムバスタチン、クロフィブレートおよびロスバスタチン)ならびにα−2−δリガンド(例えばガバペンチンチン、プレガバリン、[(1R,5R,6S)−6−(アミノメチル)ビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−イル]酢酸、3−(1−アミノメチル−シクロヘキシルメチル)−4H−[1,2,4]オキサジアゾール−5−オン、C−[1−(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−シクロヘプチル]−メチルアミン、(3S,4S)−(1−アミノメチル−3,4−ジメチル−シクロペンチル)−酢酸、(1α,3α,5α)−(3−アミノ−メチル−ビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−イル)−酢酸、(3S,5R)−3−アミノメチル−5−メチル−オクタン酸、(3S,5R)−3−アミノ−5−メチル−ヘプタン酸、(3S,5R)−3−アミノ−5−メチル−ノナン酸および(3S,5R)−3−アミノ−5−メチル−オクタン酸)から選択される二次薬学的活性作用物質を含む製剤組成物。
【請求項67】
有益な作用を生じるためにPDE5の抑制が既知であるかあるいは示され得る疾患または障害の治療のための、アスピリン、アンギオテンシンII受容体アンタゴニスト(例えばロサルタン、カンデサルタン、テルミサルタン、バルサルタン、イルベサルタンおよびエプロサルタン)、カルシウムチャンネル遮断薬(例えばアムロジピン)、β−遮断薬(即ちβ−アドレナリン作動性受容体アンタゴニスト、例えばソタロール、プロポラノロール、チモロール、アンテノロール、カルベジロールおよびメトプロロール)、CI1027、CCR5受容体アンタゴニスト、イミダゾリン、sGCa(可溶性グアニレートシクラーゼ活性剤)抗高血圧薬、利尿薬(例えばヒドロクロロチアジド、トルセミド、クロロチアジド、クロルタリドンおよびアミロリド)、αアドレナリン作動性アンタゴニスト(例えばドキサゾシン)、ACE(アンギオテンシン変換酵素)阻害薬(例えばキナプリル、エナラプリル、ラミプリルおよびリシノプリル)、アルドステロン受容体アンタゴニスト(例えばエプレレノンおよびスピロノラクトン)、中性エンドペプチダーゼ阻害薬、抗糖尿病薬(例えばインスリン、スルホニル尿素(例えばグリブリド、グリピジドおよびグリメピリド)、グリタゾン(例えばロシグリタゾンおよびピオグリタゾン)およびメトフォルミン)、コレステロール降下薬(例えばアトロバスタチン、プラバスタチン、ロバスタチン、シムバスタチン、クロフィブレートおよびロスバスタチン)ならびにα−2−δリガンド(例えばガバペンチンチン、プレガバリン、[(1R,5R,6S)−6−(アミノメチル)ビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−イル]酢酸、3−(1−アミノメチル−シクロヘキシルメチル)−4H−[1,2,4]オキサジアゾール−5−オン、C−[1−(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−シクロヘプチル]−メチルアミン、(3S,4S)−(1−アミノメチル−3,4−ジメチル−シクロペンチル)−酢酸、(1α,3α,5α)−(3−アミノ−メチル−ビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−イル)−酢酸、(3S,5R)−3−アミノメチル−5−メチル−オクタン酸、(3S,5R)−3−アミノ−5−メチル−ヘプタン酸、(3S,5R)−3−アミノ−5−メチル−ノナン酸および(3S,5R)−3−アミノ−5−メチル−オクタン酸)から選択される二次薬学的活性作用物質と組合される薬剤の調製における、請求項1〜55のいずれか一項に記載される式(I)の化合物、あるいはその製薬上許容可能な塩または溶媒和物の使用。
【請求項68】
高血圧症(例えば本態性高血圧症、肺高血圧症、二次性高血圧症、孤立性収縮期高血圧症、糖尿病に関連した高血圧症、アテローム硬化症に関連した高血圧症、および腎血管性高血圧症)、うっ血性心不全、狭心症(例えば安定、不安定および異型(プリンツメタル型)狭心症)、卒中、冠動脈疾患、うっ血性心不全、血管開存性低減(例えば経皮的冠動脈血管形成術後)の症状、末梢血管性疾患、アテローム硬化症、硝酸塩誘導性寛容、硝酸塩寛容、糖尿病、グルコース寛容減損、代謝性症候群、肥満症、性機能不全(例えば男性勃起障害、不能症、女性性興奮障害、クリトリス機能不全、女性性的欲求低下障害、女性性的疼痛障害、女性オルガスム性機能障害、および脊髄損傷のための性機能不全)、早産、子癇前症、月経困難症、多嚢胞性卵巣症候群、良性前立腺肥大、膀胱排出口閉塞症、失禁、慢性閉塞性肺疾患、急性呼吸器不全、気管支炎、慢性喘息、アレルギー性喘息、アレルギー性鼻炎、腸運動性障害(例えば過敏性大腸症候群)、川崎病、多発性硬化症、アルツハイマー病、乾癬、皮膚壊死、瘢痕、繊維症、疼痛(特に神経障害性疼痛)、癌、転移、脱毛症、ナットクラッカー食道、裂肛および痔疾から選択される疾患または症状の治療のための、アスピリン、アンギオテンシンII受容体アンタゴニスト(例えばロサルタン、カンデサルタン、テルミサルタン、バルサルタン、イルベサルタンおよびエプロサルタン)、カルシウムチャンネル遮断薬(例えばアムロジピン)、β−遮断薬(即ちβ−アドレナリン作動性受容体アンタゴニスト、例えばソタロール、プロポラノロール、チモロール、アンテノロール、カルベジロールおよびメトプロロール)、CI1027、CCR5受容体アンタゴニスト、イミダゾリン、sGCa(可溶性グアニレートシクラーゼ活性剤)抗高血圧薬、利尿薬(例えばヒドロクロロチアジド、トルセミド、クロロチアジド、クロルタリドンおよびアミロリド)、αアドレナリン作動性アンタゴニスト(例えばドキサゾシン)、ACE(アンギオテンシン変換酵素)阻害薬(例えばキナプリル、エナラプリル、ラミプリルおよびリシノプリル)、アルドステロン受容体アンタゴニスト(例えばエプレレノンおよびスピロノラクトン)、中性エンドペプチダーゼ阻害薬、抗糖尿病薬(例えばインスリン、スルホニル尿素(例えばグリブリド、グリピジドおよびグリメピリド)、グリタゾン(例えばロシグリタゾンおよびピオグリタゾン)およびメトフォルミン)、コレステロール降下薬(例えばアトロバスタチン、プラバスタチン、ロバスタチン、シムバスタチン、クロフィブレートおよびロスバスタチン)ならびにα−2−δリガンド(例えばガバペンチンチン、プレガバリン、[(1R,5R,6S)−6−(アミノメチル)ビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−イル]酢酸、3−(1−アミノメチル−シクロヘキシルメチル)−4H−[1,2,4]オキサジアゾール−5−オン、C−[1−(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−シクロヘプチル]−メチルアミン、(3S,4S)−(1−アミノメチル−3,4−ジメチル−シクロペンチル)−酢酸、(1α,3α,5α)−(3−アミノ−メチル−ビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−イル)−酢酸、(3S,5R)−3−アミノメチル−5−メチル−オクタン酸、(3S,5R)−3−アミノ−5−メチル−ヘプタン酸、(3S,5R)−3−アミノ−5−メチル−ノナン酸および(3S,5R)−3−アミノ−5−メチル−オクタン酸)から選択される二次薬学的活性作用物質と組合される薬剤の調製における、請求項1〜55のいずれか一項に記載される式(I)の化合物、あるいはその製薬上許容可能な塩または溶媒和物の請求項67記載の使用。
【請求項69】
式(III):
【化2】

(式中、R1、R2、R6およびYは請求項1で定義されたのと同様であり、そしてRAはC1〜C6アルキルまたはベンジルである)
の化合物。
【請求項70】
式(IIID):
【化3】

の請求項65記載の化合物。
【請求項71】
式(V):
【化4】

(式中、R6およびYは請求項1で定義されたのと同様であり、そしてRAはC1〜C6アルキルまたはベンジルである)
の化合物。
【請求項72】
式(VB):
【化5】

の請求項71記載の化合物。

【公表番号】特表2007−512314(P2007−512314A)
【公表日】平成19年5月17日(2007.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−540647(P2006−540647)
【出願日】平成16年11月12日(2004.11.12)
【国際出願番号】PCT/IB2004/003747
【国際公開番号】WO2005/049616
【国際公開日】平成17年6月2日(2005.6.2)
【出願人】(593141953)ファイザー・インク (302)
【Fターム(参考)】