説明

PTA089タンパク質

本発明は、膀胱癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、腎癌、肝癌、肺癌、前立腺癌又は皮膚癌の治療、スクリーニング、診断及び予後のための方法及び組成物、膀胱癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、腎癌、肝癌、肺癌、前立腺癌又は皮膚癌治療の効果をモニタリングするための方法及び組成物、並びに薬剤開発のための方法及び組成物を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
膀胱癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、腎癌、肝癌、肺癌、前立腺癌又は皮膚癌を治療又は予防する方法であって、PTA089又はその断片に特異的結合し得る親和性試薬、及び医薬として許容し得る希釈剤又は担体を含む組成物の治療上有効量を、その必要のある対象に投与することを含み、該PTA089が前記癌において過剰発現される、前記方法。
【請求項2】
PTA089又はその断片に特異的結合し得る親和性試薬。
【請求項3】
治療的部分を含む又は治療的部分に抱合化されている、請求項2記載の親和性試薬。
【請求項4】
前記治療的部分が細胞傷害性部分又は放射性アイソタイプである、請求項3記載の親和性試薬。
【請求項5】
検出可能な標識を含む又は検出可能な標識に抱合化されている、請求項2記載の親和性試薬。
【請求項6】
抗体である、請求項2〜5のいずれか1項記載の親和性試薬。
【請求項7】
単離されたモノクローナル抗体、若しくはその抗原結合部分、抗体断片又は抗体模倣体である、請求項6記載の抗体。
【請求項8】
前記抗体がIgG1、IgG2、IgG3又はIgG4アイソタイプの全長抗体である、請求項7記載の単離されたモノクローナル抗体。
【請求項9】
前記抗体が、全抗体、抗体断片、ヒト化抗体、単鎖抗体、免疫複合体、脱フコシル化抗体及び二重特異性抗体からなる群から選択される、請求項7記載の単離されたモノクローナル抗体。
【請求項10】
前記断片が、ユニボディ、ドメイン抗体及びナノボディからなる群から選択される、請求項7記載の抗体断片。
【請求項11】
前記模倣体が、アフィボディ、DARPin、アンチカリン、アビマー、バーサボディ及びデュオカリンからなる群から選択される、請求項7記載の抗体模倣体。
【請求項12】
ヒト補体の存在下で、PTA089抗原発現細胞に対し細胞傷害性を有する、請求項7記載のモノクローナル抗体。
【請求項13】
ヒト免疫エフェクター細胞の存在下で、PTA089抗原発現細胞に対し細胞傷害性を有する、請求項7記載のモノクローナル抗体。
【請求項14】
請求項2〜13のいずれか1項において定義した親和性試薬又はその断片の治療上有効量、及び医薬として許容し得る希釈剤又は担体を含む、医薬組成物。
【請求項15】
請求項2〜13のいずれか1項に定義した1以上の親和性試薬、及び医薬として許容し得る賦形剤を含む、請求項14記載の医薬組成物。
【請求項16】
疾患を治療又は予防するのに使用するための、請求項2〜13のいずれか1項に定義した作用物質、又は請求項14若しくは請求項15に定義した組成物。
【請求項17】
前記疾患が癌である、請求項16記載の作用物質。
【請求項18】
前記癌が、膀胱癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、腎癌、肝癌、肺癌、前立腺癌又は皮膚癌である、請求項17記載の作用物質。
【請求項19】
疾患を治療又は予防するのに使用するための、PTA089又はその断片。
【請求項20】
前記疾患が癌である、請求項19記載のPTA089又はその断片。
【請求項21】
前記癌が、膀胱癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、腎癌、肝癌、肺癌、前立腺癌又は皮膚癌である、請求項20記載のPTA089又はその断片。
【請求項22】
膀胱癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、腎癌、肝癌、肺癌、前立腺癌又は皮膚癌を治療又は予防する方法であって、請求項2〜13のいずれか1項に定義した作用物質、又は請求項14若しくは請求項15に定義した組成物の治療上有効量を、その必要のある対象に投与することを含む、前記方法。
【請求項23】
請求項7記載の単離された抗体又はその抗原結合部分をコードする、単離された核酸分子。
【請求項24】
請求項23記載の核酸分子を含む、発現ベクター。
【請求項25】
請求項24記載の発現ベクターを含む、宿主細胞。
【請求項26】
前記親和性試薬が、治療及び/又は診断における使用に適している、請求項2〜13のいずれか1項記載の1以上の親和性試薬、又は請求項14に定義された組成物を含む、キット。
【請求項27】
請求項16〜18のいずれか1項に定義された前記親和性試薬の使用についての取扱説明書を更に含む、請求項26記載のキット。
【請求項28】
ハイブリダイズ剤を更に含む、請求項26又は請求項27記載のキット。
【請求項29】
PTA089の活性を調節する化合物のスクリーニング方法であって:(a)PTA089又はその生物学的活性部分を、候補化合物と接触させること;及び(b)PTA089の活性がこれにより調節されるかどうかを測定すること;を含む、前記方法。
【請求項30】
(a)試料において、PTA089又はその生物学的活性部分を、候補化合物と接触させること;及び(b)前記候補化合物との接触後の前記試料におけるPTA089又はその生物学的活性部分の活性を、前記候補化合物との接触前の前記試料におけるPTA089又はその生物学的活性部分の活性と、又は参照レベルの活性と比較すること;を含む、請求項29記載の方法。
【請求項31】
PTA089の活性を阻害する化合物のスクリーニングの方法である、請求項29又は請求項30記載の方法。
【請求項32】
PTA089又はその生物学的活性部分が、細胞上に、又は細胞により発現される、請求項29〜31のいずれか1項記載の方法。
【請求項33】
PTA089又はその生物学的活性部分が、それを発現する細胞から単離される、請求項29〜31のいずれか1項記載の方法。
【請求項34】
PTA089又はその生物学的活性部分が、固相上に固定されている、請求項33記載の方法。
【請求項35】
PTA089又はPTA089をコードする核酸の発現を調節する化合物のスクリーニング方法であって:(a)PTA089又はPTA089をコードする核酸を発現している細胞を、候補化合物と接触させること;及び(b)PTA089又はPTA089をコードする核酸の発現がこれにより調節されるかどうかを測定すること;を含む、前記方法。
【請求項36】
(a)試料において、PTA089又はPTA089をコードする核酸を発現している細胞を、候補化合物と接触させること;及び(b)前記候補化合物との接触後の前記試料におけるPTA089又はPTA089をコードする核酸の発現を、前記候補化合物との接触前の前記試料におけるPTA089又はPTA089をコードする核酸の発現と、又は参照レベルの発現と比較すること;を含む、請求項35記載の方法。
【請求項37】
PTA089又はPTA089をコードする核酸の発現を阻害する化合物のスクリーニングの方法である、請求項35又は請求項36記載の方法。
【請求項38】
請求項29〜37のいずれか1項記載の方法により得られる化合物。
【請求項39】
PTA089若しくはPTA089をコードする核酸の活性又は発現を調節する化合物。
【請求項40】
PTA089若しくはPTA089をコードする核酸の活性又は発現を阻害する、請求項39記載の化合物。
【請求項41】
膀胱癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、腎癌、肝癌、肺癌、前立腺癌又は皮膚癌を治療又は予防するのに使用するための、請求項38〜40のいずれか1項記載の化合物。
【請求項42】
膀胱癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、腎癌、肝癌、肺癌、前立腺癌又は皮膚癌を治療又は予防する方法であって、請求項38〜40のいずれか1項記載の化合物の治療上有効量を、その必要のある対象に投与することを含む、前記方法。
【請求項43】
PTA089をコードする核酸にハイブリダイズしてmRNAの転写を阻害できる、ハイブリダイズ剤。
【請求項44】
検出可能な標識を含む、又は検出可能な標識に抱合化されている、請求項43記載のハイブリダイズ剤。
【請求項45】
請求項43又は請求項44に定義した1以上のハイブリダイズ剤、及び医薬として許容し得る希釈剤又は担体を含む、医薬組成物。
【請求項46】
前記ハイブリダイズ剤が、治療及び/又は診断における使用に適している、請求項43〜45のいずれか1項記載の1以上のハイブリダイズ剤を含むキット。
【請求項47】
前記ハイブリダイズ剤のそれらの結合パートナーへの結合を検出して報告できる試薬を更に含む、請求項46記載のキット。
【請求項48】
治療に使用するための、請求項43又は請求項44のいずれか1項に定義した、ハイブリダイズ剤。
【請求項49】
前記治療が癌のためのものである、請求項48記載のハイブリダイズ剤。
【請求項50】
前記癌が、膀胱癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、腎癌、肝癌、肺癌、前立腺癌又は皮膚癌から選択される、請求項49記載のハイブリダイズ剤。
【請求項51】
膀胱癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、腎癌、肝癌、肺癌、前立腺癌又は皮膚癌を治療又は予防する方法であって、PTA089をコードする核酸にハイブリダイズし得るハイブリダイズ剤、及び医薬として許容し得る希釈剤若しくは担体を含む組成物の治療上有効量を、その必要のある対象に投与することを含む、前記方法。
【請求項52】
PTA089若しくはそのエピトープ含有断片、又はPTA089若しくはその断片をコードする核酸を、任意に免疫賦活剤と共に含む、免疫原性組成物。
【請求項53】
PTA089若しくはそのエピトープ含有断片、又はPTA089若しくはそのエピトープ含有断片をコードする核酸を、任意に免疫賦活剤と共に含む、ワクチン組成物。
【請求項54】
請求項52記載の組成物を対象に投与することを含む、免疫応答賦活法。
【請求項55】
膀胱癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、腎癌、肝癌、肺癌、前立腺癌又は皮膚癌を治療又は予防する方法であって、請求項52又は請求項53記載の組成物の治療上有効量を、その必要のある対象に投与することを含む、前記方法。
【請求項56】
膀胱癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、腎癌、肝癌、肺癌、前立腺癌又は皮膚癌を予防又は治療するのに使用するための、請求項52又は請求項53記載の組成物。
【請求項57】
対象において、膀胱癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、腎癌、肝癌、肺癌、前立腺癌又は皮膚癌を検出、診断及び/又はスクリーニングし、若しくはこれらの進行をモニタリングする方法、又は抗膀胱癌、抗結腸直腸癌、抗頭頸部癌、抗腎癌、抗肝癌、抗肺癌、抗前立腺癌又は抗皮膚癌の薬剤若しくは療法の効果をモニタリングする方法であって、前記対象における、PTA089若しくはその1以上の断片の存在若しくはレベル、又はPTA089をコードする核酸の存在若しくはレベル、又はPTA089の活性の存在若しくはレベルを検出することを含む、又は該レベルの変化を検出することを含む、前記方法。
【請求項58】
候補対象における膀胱癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、腎癌、肝癌、肺癌、前立腺癌又は皮膚癌を検出、診断及び/又はスクリーニングする方法であって、前記候補対象におけるPTA089若しくはその1以上の断片の存在、又はPTA089をコードする核酸の存在、又はPTA089の活性の存在を検出することを含み、ここで(a)健常対象のレベルと比較しての該候補対象における、PTA089若しくは前記その1以上の断片のレベルの上昇、若しくはPTA089をコードする核酸のレベルの上昇の存在、又はPTA089活性レベルの上昇の存在、あるいは(b)健常対象において対応する検出不可能なレベルと比較しての該候補対象における、PTA089若しくは前記その1以上の断片の検出可能なレベル、若しくはPTA089をコードする核酸の検出可能なレベルの存在、又はPTA089活性の検出可能なレベルの存在が、前記対象における膀胱癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、腎癌、肝癌、肺癌、前立腺癌又は皮膚癌の存在を示す、前記方法。
【請求項59】
対象において、膀胱癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、腎癌、肝癌、肺癌、前立腺癌又は皮膚癌の進行をモニタリングする方法、又は抗膀胱癌、抗結腸直腸癌、抗頭頸部癌、抗腎癌、抗肝癌、抗肺癌、抗前立腺癌又は抗皮膚癌の薬剤若しくは療法の効果をモニタリングする方法であって、第1の時点及びその後の時点での前記候補対象におけるPTA089若しくはその1以上の断片の存在、若しくはPTA089をコードする核酸の存在、若しくはPTA089の活性の存在、又は前記第1の時点での該対象におけるレベルと比較してその後の時点での対象におけるPTA089若しくは前記その1以上の断片のレベルの上昇若しくは低下、若しくはPTA089をコードする核酸のレベルの上昇若しくは低下の存在、又はPTA089の活性のレベルの上昇若しくは低下の存在を検出することを含み、これが前記対象における、膀胱癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、腎癌、肝癌、肺癌、前立腺癌又は皮膚癌の進行若しくは退行を示し、又は抗膀胱癌、抗結腸直腸癌、抗頭頸部癌、抗腎癌、抗肝癌、抗肺癌、抗前立腺癌又は抗皮膚癌の薬剤若しくは療法の効果若しくは非効果を示す、前記方法。
【請求項60】
前記PTA089若しくはその1以上の断片の存在、又はPTA089をコードする核酸の存在、又はPTA089の活性の存在が、前記対象から得られる生体試料の分析により検出される、請求項57〜59のいずれか1項記載の方法。
【請求項61】
前記対象から分析のために前記試料を得る工程を含む、請求項60記載の方法。
【請求項62】
前記試料が、膀胱、結腸直腸、頭頸部、腎臓、肝臓、肺、前立腺又は皮膚組織の試料である、請求項60又は請求項61記載の方法。
【請求項63】
PTA089若しくはその1以上の断片の存在、又はPTA089をコードする核酸の存在、又はPTA089の活性の存在が、定量的に検出される、請求項57〜62のいずれか1項記載の方法。
【請求項64】
PTA089若しくはその1以上の断片の存在、又はPTA089をコードする核酸の存在、又はPTA089の活性の存在が、イメージング技術の使用を含む手段によって定量的に検出される、請求項63記載の方法。
【請求項65】
PTA089若しくはその1以上の断片の存在、又はPTA089をコードする核酸の存在、又はPTA089の活性の存在を測定し、これにより膀胱癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、腎癌、肝癌、肺癌、前立腺癌又は皮膚癌の細胞を限局化するための組織切片における免疫組織化学の使用を含む、請求項57〜63のいずれか1項記載の方法。
【請求項66】
PTA089若しくはその1以上の断片の存在、又はPTA089をコードする核酸の存在、又はPTA089の活性の存在が、インサイチュウ分析により検出される、請求項57〜59のいずれか1項記載の方法。
【請求項67】
PTA089若しくはその1以上のエピトープ含有断片の存在が検出される、請求項57〜66のいずれか1項記載の方法。
【請求項68】
PTA089若しくはその1以上の断片の存在が、PTA089若しくはその1以上の断片に特異的結合し得る親和性試薬を使用して検出される、請求項67記載の方法。
【請求項69】
前記親和性試薬が抗体である、請求項68記載の方法。
【請求項70】
PTA089をコードする核酸が検出される、請求項57〜66のいずれか1項記載の方法。
【請求項71】
PTA089をコードする核酸が、PTA089をコードする核酸にハイブリダイズし得るハイブリダイズ剤を使用して検出される、請求項70記載の方法。
【請求項72】
PTA089の活性が検出される、請求項57〜66のいずれか1項記載の方法。
【請求項73】
対象において、膀胱癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、腎癌、肝癌、肺癌、前立腺癌若しくは皮膚癌を検出、診断及び/又はスクリーニングし、又はこれらの進行をモニタリングする方法、又は抗膀胱癌、抗結腸直腸癌、抗頭頸部癌、抗腎癌、抗肝癌、抗肺癌、抗前立腺癌又は抗皮膚癌の薬剤若しくは療法の効果をモニタリングする方法であって、前記対象における、PTA089若しくはその1以上のエピトープ含有断片に免疫特異的に結合し得る抗体の存在若しくはレベルを検出することを含む、又はそのレベルの変化を検出することを含む、前記方法。
【請求項74】
対象において、膀胱癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、腎癌、肝癌、肺癌、前立腺癌又は皮膚癌を検出、診断及び/又はスクリーニングする方法であって、前記対象において、PTA089若しくはその1以上のエピトープ含有断片に免疫特異的に結合し得る抗体の存在を検出することを含み、ここで(a)健常対象のレベルと比較しての前記対象におけるPTA089若しくはその1以上のエピトープ含有断片に免疫特異的に結合し得る抗体のレベルの上昇の存在、又は(b)健常対象において対応する検出不可能なレベルと比較しての前記対象におけるPTA089若しくはその1以上のエピトープ含有断片に免疫特異的に結合し得る抗体の検出可能なレベルの存在が、前記対象における膀胱癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、腎癌、肝癌、肺癌、前立腺癌又は皮膚癌の存在を示す、前記方法。
【請求項75】
対象において、膀胱癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、腎癌、肝癌、肺癌、前立腺癌又は皮膚癌の進行をモニタリングする方法、又は抗膀胱癌、抗結腸直腸癌、抗頭頸部癌、抗腎癌、抗肝癌、抗肺癌、抗前立腺癌又は抗皮膚癌の薬剤若しくは療法の効果をモニタリングする方法であって、第1の時点及びその後の時点での前記対象におけるPTA089若しくはその1以上のエピトープ含有断片に免疫特異的に結合し得る抗体の存在、前記第1の時点での前記対象におけるレベルと比較してその後の時点での前記対象におけるPTA089若しくはその1以上のエピトープ含有断片に免疫特異的に結合し得る抗体のレベルの上昇若しくは低下の存在を検出することを含み、これが前記対象における、膀胱癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、腎癌、肝癌、肺癌、前立腺癌又は皮膚癌の進行若しくは退行を示し、又は抗膀胱癌、抗結腸直腸癌、抗頭頸部癌、抗腎癌、抗肝癌、抗肺癌、抗前立腺癌又は抗皮膚癌の薬剤若しくは療法の効果若しくは非効果を示す、前記方法。
【請求項76】
前記PTA089若しくはその1以上のエピトープ含有断片に免疫特異的に結合し得る抗体の存在が、前記対象から得られる生体試料の分析により検出される、請求項73〜75のいずれか1項記載の方法。
【請求項77】
前記対象からの分析のために前記試料を得るステップを含む、請求項76記載の方法。
【請求項78】
前記試料が、膀胱、結腸直腸、頭頸部、腎臓、肝臓、肺、前立腺又は皮膚組織の試料である、請求項76又は請求項77記載の方法。
【請求項79】
膀胱癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、腎癌、肝癌、肺癌、前立腺癌又は皮膚癌を有する候補対象において検出され得るレベルが、健常対象におけるレベルより2倍以上高い、請求項57〜78のいずれか1項記載の方法。

【図1】
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【図2a−b】
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【図2c】
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【図3】
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【公表番号】特表2012−515544(P2012−515544A)
【公表日】平成24年7月12日(2012.7.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−546985(P2011−546985)
【出願日】平成22年1月21日(2010.1.21)
【国際出願番号】PCT/IB2010/000102
【国際公開番号】WO2010/084408
【国際公開日】平成22年7月29日(2010.7.29)
【出願人】(510175388)オックスフォード ビオトヘラペウトイクス エルティーディー. (6)
【Fターム(参考)】