説明

VEGFレセプターおよびHGFレセプターシグナル伝達の阻害剤

本発明は、血管内皮増殖因子(VEGF)レセプターシグナル伝達および肝細胞増殖因子(HGF)レセプターシグナル伝達の阻害に関する。本発明は、VEGFレセプターシグナル伝達およびHGFレセプターシグナル伝達を阻害するための化合物および方法を提供する。本発明はまた、細胞増殖疾患および状態を処置するための組成物および方法を提供する。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
VEGFレセプターシグナル伝達およびHGFレセプターシグナル伝達の阻害剤である、式(A)で表される化合物並びにこれらの薬学的に許容し得る塩および複合体:
【化1】

式中、Tは、アリールアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され、ここで、前記アリールアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールの各々は、随意に1〜3個の独立して選択されたR20で置換されており;
各々のR20は、独立して、−H、ハロゲン、トリハロメチル、−CN、−NO、−NH、−OR17、−OCF、−NR1718、−S(O)0〜217、−S(O)NR1717、−C(O)OR17、−C(O)NR1717、−N(R17)SO17、−N(R17)C(O)R17、−N(R17)C(O)OR17、−C(O)R17、−C(O)SR17、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、−O(CHアリール、−O(CHヘテロアリール、−(CH0〜5(アリール)、−(CH0〜5(ヘテロアリール)、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、−CH(CH0〜4−T、随意に置換されているC1〜4アルキルカルボニル、C1〜4アルコキシ、随意にC1〜4アルコキシにより置換されているC1〜4アルキルにより随意に置換されているアミノおよび飽和または不飽和の3〜7員環炭素環式または複素環式基からなる群から選択され、ここで、Tは、−OH、−OMe、−OEt、−NH、−NHMe、−NMe、−NHEtおよび−NEtからなる群から選択され、かつここで、アリール、ヘテロアリール、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルは、随意に置換されており;
Wは、O、S、NHおよびNMeからなる群から選択され;
Zは、OまたはSおよびNHからなる群から選択され;
XおよびXは、独立して、H、C〜Cアルキル、ハロ、シアノまたはニトロからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキルは、随意に置換されており、あるいは
XおよびXは、これらが結合している原子と一緒に、C〜Cシクロアルキルを形成し;
、R、RおよびRは、独立して、水素、ハロ、トリハロメチル、−CN、−NO、−NH、−OR17、−NR1718、−C(O)OR17、−C(O)R17、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニルを表し、ここで、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルは、随意に置換されており;
17は、HおよびR18からなる群から選択され;
18は、(C〜C)アルキル、アリール、アリール(C〜C)アルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリル(C〜C)アルキルからなる群から選択され、この各々は、随意に置換されており、あるいは
17およびR18は、これらが結合している共通の窒素と一緒に、随意に置換されている5〜7員環ヘテロシクリル、N、O、SおよびPからなる群から選択された少なくとも1個の追加の環状のヘテロ原子を随意に含む、随意に置換されている5〜7員環ヘテロシクリルを形成し;
16は、−H、−CN、−(CH0〜5(アリール)、−(CH0〜5(ヘテロアリール)、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、−CH(CH0〜4−T、随意に置換されているC1〜4アルキルカルボニルおよび飽和または不飽和の3〜7員環炭素環式または複素環式基からなる群から選択され、ここで、Tは、−OH、−OMe、−OEt、−NH、−NHMe、−NMe、−NHEtおよび−NEtからなる群から選択され、かつここで、アリール、ヘテロアリール、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルは、随意に置換されており;
Qは、CH、O、S、N(H)、N(C〜Cアルキル)、N−Y−(アリール)、−N−OMe、−NCHOMeおよび−N−Bnからなる群から選択され;
Dは、C−EおよびNからなる群から選択され;
Lは、NまたはCRであり、ここで、Rは、−H、ハロ、−CN、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルは、随意に置換されており;また
Eは、E、EおよびEからなる群から選択され、ここで
は、−H、ハロゲン、ニトロ、アジド、C〜Cアルキル、C〜C10シクロアルキル、−C(O)NR4243、−Y−NR4243、−NR42C(=O)R43、−SO42、−SONR4243、−NR37SO42、−NR37SONR4243、−C(=N−OR42)R43、−C(=NR42)R43、−NR37C(=NR42)R43、−C(=NR42)NR3743、−NR37C(=NR42)NR3743、−C(O)R42、−CO42、−C(O)(ヘテロシクリル)、−C(O)(C〜C10アリール)、−C(O)(ヘテロアリール)、−Y−(C〜C10アリール)、−Y−(ヘテロアリール)、−Y−(5〜10員環複素環)、−NR6a6b、−NR6aSO6b、−NR6aC(O)R6b、−OC(O)R6b、−NR6aC(O)OR6b、−OC(O)NR6a6b、−OR6a、−SR6a、−S(O)R6a、−SO6a、−SO6a、−SONR6a6b、−SONR4243、−COR6a、−CO6a、−CONR6a6b、−(C〜C)フルオロアルキル、−(C〜C)フルオロアルコキシ、−(CZCNからなる群から選択され、ここで、nは、0〜6の範囲内の整数であり、−Hおよびハロゲン以外の前記E基は、随意に、1〜5個の独立して選択されたR38により置換されており、またはEは、−(CZ−アリール、−(CZ−複素環、(C〜C)アルキニル、−(CZ−(C〜C)シクロアルキル、−(CZ−(C〜C)シクロアルケニル、(C〜C)アルケニルおよび(C〜C)アルキルからなる群から選択された部分から選択され、これは、随意に、1〜3個の独立して選択されたY基で置換されており、ここで、aは、0、1、2または3であり、またここで、aが2または3である場合には、CZ単位は、同一であっても異なっていてもよく;ここで、
各々のR38は、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、アジド、−C(O)R40、−C(O)OR40、−OC(O)R40、−OC(O)OR40、−NR36C(O)R39、−C(O)NR3639、−NR3639、−OR37、−SONR3639、C〜Cアルキル、−(CHO(CHNR3639、−(CHO(CHOR37、−(CHOR37、−S(O)(C〜Cアルキル)、−(CH(C〜C10アリール)、−(CH(C〜C10ヘテロアリール)、−(CH(5〜10員環ヘテロシクリル);−C(O)(CH(C〜C10アリール)、−(CHO(CH(C〜C10アリール)、−(CHO(CH(5〜10員環ヘテロシクリル)、−C(O)(CH(5〜10員環ヘテロシクリル)、−(CHNR39(CHNR3639、−(CHNR39CHC(O)NR3639、−(CHNR39(CHNR37C(O)R40、−(CHNR39(CHO(CHOR37、−(CHNR39(CHS(O)(C〜Cアルキル)、−(CHNR39(CH36、−SO(CH(C〜C10アリール)、−SO(CH(5〜10員環ヘテロシクリル)、−(CHNR3639、−NR37SONR3639、SO36、C〜Cアルケニル、C〜C10シクロアルキルおよびC〜Cアルキルアミノから選択され、ここで、jは、0〜2の範囲内の整数であり、nは、0〜6の範囲内の整数であり、 iは、0〜6の範囲内の整数であり、前記R38基の−(CH−および−(CH−部分は、随意に、炭素−炭素二重または三重結合を含み、ここで、nは、2〜6の整数であり、前記R38基のアルキル、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロシクリル部分は、随意に、独立してハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、アジド、−OH、−C(O)R40、−C(O)OR40、−OC(O)R40、−OC(O)OR40、−NR36C(O)R39、−C(O)NR3639、−(CHNR3639、C〜Cアルキル、C〜C10シクロアルキル、−(CH(C〜C10アリール)、−(CH(5〜10員環ヘテロシクリル)、−(CHO(CHOR37および−(CHOR37からなる群から選択された1個または2個以上の置換基により置換されており、ここでnは、0〜6の範囲内の整数であり、iは、2〜6の範囲内の整数であり;
各々のR42およびR43は、独立してH、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、−Y−(C〜C10シクロアルキル)、−Y−(C〜C10アリール)、−Y−(C〜C10ヘテロアリール)、−Y−(5〜10員環複素環)、−Y−O−Y−OR37、−Y−CO−R37および−Y−OR37からなる群から選択され、ここで前記R42およびR43基のアルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環部分は、随意に、独立してR44から選択された1個または2個以上の置換基により置換されており、ここで、
Yは、結合であるかまたは−(C(R37)(H))であり、
nは、1〜6の範囲内の整数であり、また
は、−(C(R37)(H))であり、あるいは
42およびR43は、これらが結合している窒素と一緒に、C〜Cヘテロシクリル環またはヘテロアリール環を形成し、ここで、前記環は、随意に、1〜5個の独立して選択されたR44置換基により置換されており、ただし、R42およびR43は、両方が酸素を介して窒素に結合していることはなく;
各々のR44は、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、アジド、−C(O)R40、−C(O)OR40、−OC(O)R40、−OC(O)OR40、−NR36C(O)R39、−C(O)NR3639、−NR3639、−OR37、−SONR3639、−SO36、−NR36SO39、−NR36SONR3741、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜C10シクロアルキル、−C〜Cアルキルアミノ、−(CHO(CHNR3639、−(CHO(CHOR37、−(CHOR37、−S(O)(C〜Cアルキル)、−(CH(C〜C10アリール)、−(CH(5〜10員環複素環)、−C(O)(CH(C〜C10アリール)、−(CHO(CH)j(C〜C10アリール)、−(CHO(CH(5〜10員環複素環)、−C(O)(CH(5〜10員環複素環)、−(CHNR39(CHNR3639、−(CHNR39CHC(O)NR3639、−(CHNR39(CHNR37C(O)R40、−(CHNR39(CHO(CHOR37、−(CHNR39(CHS(O)(C〜Cアルキル)、−(CHNR39(CH36、−SO(CH(C〜C10アリール)および−SO(CH(5〜10員環複素環)からなる群から選択され、ここで、jは、0〜2の整数であり、nが、0〜6の整数であり、iは、2〜6の範囲内の整数であり、前記R44基の−(CH−および−(CHn1−部分は、随意に、炭素−炭素二重または三重結合を含み、ここで、nは、2〜6の整数であり、前記R44基のアルキル、アリールおよび複素環部分は、随意に、独立してハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、アジド、−OH、−C(O)R40、−C(O)OR40、−OC(O)R40、−OC(O)OR40、−NR36C(O)R39、−C(O)NR3639、−(CHNR3639、−SO36、−SONR3639、C〜Cアルキル、C〜C10シクロアルキル、−(CH(C〜C10アリール)、−(CH(5〜10員環複素環)、−(CHO(CHOR37および−(CHOR37からなる群から選択された1個または2個以上の置換基により置換されており、 ここでnは、0〜6の整数であり、iは、2〜6の整数であり;また
各々のR40は、独立して、H、C〜C10アルキル、−(CH(C〜C10アリール)、C〜C10シクロアルキルおよび−(CH(5〜10員環複素環)から選択され、ここでnが、0〜6の範囲内の整数であり;
各々のR36およびR39は、独立してH、−OH、C〜Cアルキル、C〜C10シクロアルキル、−(CH(C〜C10アリール)、−(CH(5〜10員環複素環)、−(CHO(CHOR37、−(CHCN(CHOR37、−(CHCN(CH37および−(CHOR37からなる群から選択され、ここで、nは、0〜6の範囲内の整数であり、iは、2〜6の範囲内の整数であり、前記R36およびR39基のアルキル、アリールおよび複素環部分は、随意に、独立して−OH、ハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、アジド、−C(O)R40、−C(O)OR40、−CO(O)R40、−OC(O)OR40、−NR37C(O)R41、−C(O)NR3741、−NR3741、−C〜Cアルキル、−(CH(C〜C10アリール)、−(CH(5〜10員環複素環)、−(CHO(CHOR37および−(CHOR37から選択された1個または2個以上の置換基により置換されており、ここでnは、0〜6の範囲内の整数であり、iは、2〜6の範囲内の整数であり、ただしR36およびR39が共に同一の窒素に結合している場合には、R36およびR39は、両方が直接酸素を介して窒素に結合していることはなく;
各々のR37およびR41は、独立して、H、OR36、C〜CアルキルおよびC〜C10シクロアルキルからなる群から選択され;
各々のR6aおよびR6bは、独立して、水素、−(CZ−(C〜C)シクロアルキル、−(CZ−(C〜C)シクロアルケニル、−(CZ−アリール、−(CZ−ヘテロアリール、−(CZ−複素環、(C〜C)アルケニルおよび(C〜C)アルキルからなる群から選択され、この各々は、随意に、1〜3個の独立して選択されたY基で置換されており、ここで、uは、0、1、2または3であり、またここで、uは2または3である場合には、CZ単位は、同一であっても異なっていてもよく、あるいは
6aおよびR6bは、隣接する原子と一緒に複素環を形成することができ;
各々のZ、Z、ZおよびZは、独立して、H、Fおよび(C〜C)アルキルからなる群から選択され、あるいは、
各々のZおよびZ、またはZおよびZは、一緒に炭素環を形成するように選択され、あるいは
隣接する炭素原子上の2個のZ基は、一緒に随意に炭素環を形成するように選択され;
各々のYおよびYは、独立して、ハロゲン、シアノ、ニトロ、テトラゾリル、グアニジノ、アミジノ、メチルグアニジノ、アジド、−C(O)Z、−OC(O)NH、−OC(O)NHZ、−OC(O)NZ、−NHC(O)Z、−NHC(O)NH、−NHC(O)NHZ、−NHC(O)NZ、−C(O)OH、−C(O)OZ、−C(O)NH、−C(O)NHZ、−C(O)NZ、−P(O)、−P(O)(Z、−S(O)H、−S(O)Z、−S(O)、−S(O)、−Z、−OZ、−OH、−NH、−NHZ、−NZ、−C(=NH)NH、−C(=NOH)NH、−N−モルホリノ、(C〜C)アルキル、(C〜C)アルケニル、(C〜C)アルキニル、(C〜C)ハロアルキル、(C〜C)ハロアルケニル、(C〜C)ハロアルキニル、(C〜C)ハロアルコキシ、−(CZ10NH、−(CZ10NHZ、−(CZ10NZ、−X(CZ10−(C〜C)シクロアルキル、−X(CZ10−(C〜C)シクロアルケニル、−X(CZ10−アリールおよび−X(CZ10−複素環からなる群から選択され、ここで、
rは、1、2、3または4であり;
は、O、S、NH、−C(O)−、−C(O)NH−、−C(O)O−、−S(O)−、−S(O)−および−S(O)−からなる群から選択され;
およびZは、独立して、1〜12個の炭素原子を有するアルキル、2〜12個の炭素原子を有するアルケニル、2〜12個の炭素原子を有するアルキニル、3〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル、5〜8個の炭素原子を有するシクロアルケニル、6〜14個の炭素原子を有するアリール、5〜14個の環原子を有する複素環、7〜15個の炭素原子を有するアラルキル、および5〜14個の環原子を有するヘテロアラルキルからなる群から選択され、あるいは、
およびZは、一緒に随意に複素環を形成することができ;
およびZ10は、独立して、H、F、(C〜C12)アルキル、(C〜C14)アリール、(C〜C14)ヘテロアリール、(C〜C15)アラルキルおよび(C〜C14)ヘテロアラルキルからなる群から選択され、あるいは、
およびZ10は、一緒に炭素環を形成し、あるいは、
隣接している炭素原子上の2個のZ基は、一緒に炭素環を形成し;あるいは、
隣接する炭素原子に結合した2つのYまたはY基はいずれも、一緒になって、−O[C(Z)(Z10)]Oまたは−O[C(Z)(Z10)]r+1であってもよく、あるいは、
同一の、または隣接する炭素原子に結合した2つのYまたはY基はいずれも、炭素環または複素環を形成するように一緒に選択されてもよく;またここで、
ハロゲン、SOもしくはSO基またはN、OもしくはS原子に結合していないCH(メチル)、CH(メチレン)、またはCH(メチン)基を含む前述の置換基はいずれも、随意に、前記基上に、ヒドロキシ、ハロゲン、(C〜C)アルキル、(C〜C)アルコキシおよび−N[(C〜C)アルキル][(C〜C)アルキル]から選択された置換基を有し;
は、−C≡CHまたは−C≡C−(CR4545−R46であり;
45は、独立して、H、(C〜C)アルキルおよび(C〜C)シクロアルキルからなる群から選択され;
46は、ヘテロシクリル、−N(R47)−C(O)−N(R47)(R48)、−N(R47)−C(S)−N(R47)(R48)、−N(R47)−C(O)−OR48、−N(R47)−C(O)−(CH−R48、−N(R47)−SO47、−(CHNR4748、−(CHOR48、−(CHSR49、−(CHS(O)R49、−(CHS(O)49、−OC(O)R49、−OC(O)OR49、−C(O)NR4748、並びにハロ、−CF、(C〜C)アルコキシ、−NO、(C〜C)アルキル、−CN、−SO50および−(CHNR5051からなる群から選択された1つまたは2つ以上の置換基で随意に置換されているヘテロアリール、並びにハロ、−CF、(C〜C)アルコキシ、−NO、(C〜C)アルキル、−CN、−SO50および−(CHNR5051からなる群から選択された1つまたは2つ以上の置換基で随意に置換されているアリールからなる群から選択され;
47およびR48は、独立して、H、(C〜C)アルキル、(C〜C)シクロアルキル、ヘテロシクリル、−(CHNR5051、−(CHOR50、−(CHC(O)R49、−C(O)49、−(CHSR49、−(CHS(O)R49、−(CHS(O)49、−(CH49、−(CHCN、並びにハロ、−CF、(C〜C)アルコキシ、−NO、(C〜C)アルキル、−CN、−(CHOR49、−(CHヘテロシクリル、−(CHヘテロアリール、−SO50および−(CHNR5051からなる群から選択された1つまたは2つ以上の置換基で随意に置換されているアリール、並びにハロ、−CF、(C〜C)アルコキシ、−NO、(C〜C)アルキル、−CN、−(CHOR49、−(CHヘテロシクリル、−(CHヘテロアリール、−SO50および−(CHNR5051からなる群から選択された1つまたは2つ以上の置換基で随意に置換されているヘテロアリールからなる群から選択され、あるいは、
47およびR48は、これらが結合している原子と一緒に、3〜8員環を形成し;
49は、(C〜C)アルキル、(C〜C)シクロアルキル、ヘテロシクリル(C〜C)アルキレン、アリールは随意にハロ、−CF、(C〜C)アルコキシ、−NO、(C〜C)アルキル、−CN、−SO50および−(CHNR5051からなる群から選択された1つまたは2つ以上の置換基で置換されているアリール(C〜C)アルキレン、ヘテロアリールは随意にハロ、−CF、(C〜C)アルコキシ、−NO、(C〜C)アルキル、−CN、−SO50および−(CHNR5051からなる群から選択された1つまたは2つ以上の置換基で置換されているヘテロアリール(C〜C)アルキレン、並びに随意にハロ、−CF、(C〜C)アルコキシ、−NO、(C〜C)アルキル、−CN、−SO50および−(CHNR5051からなる群から選択された1つまたは2つ以上の置換基で置換されているアリール、並びに随意にハロ、−CF、(C〜C)アルコキシ、−NO、(C〜C)アルキル、−CN、−SO50および−(CHNR5051からなる群から選択された1つまたは2つ以上の置換基で置換されているヘテロアリールからなる群から選択され;
50およびR51は、独立して、H、(C〜C)アルキル、(C〜C)シクロアルキルおよび−C(O)R45からなる群から選択され、あるいは、
50およびR51は、これらが結合している原子と一緒に、3〜8員環を形成し;また
は、−(Z11)−(Z12−(Z13m1により定義される基であり、ここで、
11は、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリレンであり;
12は、OC(O)、OC(S)およびC(O)からなる群から選択され;
13は、ヘテロシクリル、アラルキル、N(H)R52、(C〜C)アルキル、−OR52、ハロ、S(O)56、(C〜C)ヒドロキシアルキルおよび(C〜C)ハロアルキルからなる群から選択され;
mは、0または1であり;
m1は、0または1であり;
52は、H、−(CHS(O)54、R55NR5353、(C〜C)アルキル、−(CHOR53、−C(O)R54および−C(O)OR53からなる群から選択され;
qは、0、1、2、3または4であり;
53は、(C〜C)アルキルであり;
54は、(C〜C)アルキルまたはN(H)R53であり;
55は、(C〜C)アルキルであり;また
56は、NH、(C〜C)アルキルおよびOR52からなる群から選択される。
【請求項2】
Tが、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、前記アリールおよびヘテロアリールの各々は、随意に1〜3個の独立して選択されたR20で置換されている、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Tが、アリールアルキル、シクロアルキルおよびヘテロシクリルからなる群から選択され、ここで前記アリールアルキル、シクロアルキルおよびヘテロシクリルの各々は、随意に1〜3個の独立して選択されたR20で置換されている、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
20が、H、ハロゲン、−OR17および−C(O)OR17からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
20がフッ素または塩素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
WがOである、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
ZがSまたはOである、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
ZがSである、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
XおよびXが、独立してHおよびC〜Cアルキルからなる群から選択され、ここでC〜Cアルキルは、随意に置換されている、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
XおよびXが共にHである、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
XおよびXが、これらが結合している原子と一緒に、C〜Cシクロアルキルを形成する、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
、R、RおよびRが、独立して、H、ハロゲン、トリハロメチル、OR17、−NR1718およびC〜Cアルキルからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
、RおよびRが、独立して、H、ハロおよび−OR17からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
がHまたはハロゲンである、請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
がハロゲンである、請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
、RおよびRが各々Hである、請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
17がC〜Cアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項18】
16がHまたはC〜Cアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項19】
Qが、CH、S、−N−(C〜Cアルキル)、N−Y−(アリール)および−N−OMeからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項20】
QがSである、請求項1に記載の化合物。
【請求項21】
QがCHである、請求項1に記載の化合物。
【請求項22】
Qが−N−(C〜Cアルキル)である、請求項1に記載の化合物。
【請求項23】
Qが−N−Y−(アリール)である、請求項1に記載の化合物。
【請求項24】
Qが−N−OMeである、請求項1に記載の化合物。
【請求項25】
DがC−Eである、請求項1に記載の化合物。
【請求項26】
DがCHである、請求項1に記載の化合物。
【請求項27】
LがC−Rである、請求項1に記載の化合物。
【請求項28】
RがHまたはハロゲンである、請求項1に記載の化合物。
【請求項29】
LがNである、請求項1に記載の化合物。
【請求項30】
Eが、EおよびEからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項31】
EがEである、請求項1に記載の化合物。
【請求項32】
EがEであり、ここでEは、H、ハロゲン、−C(O)NR4243、−SONR4243、C(=NR42)NR3743、−CO42、−C(O)(ヘテロシクリル)、−C(O)(ヘテロアリール)、−Y−(C〜C10アリール)、−Y−(ヘテロアリール)、−Y−(5〜10員環複素環)、−SR6a、−S(O)R6a、−SO6aからなる群から選択され、ここで、Hおよびハロゲン以外の前記Eの各々は、随意に、1〜5個の独立して選択されたR38で置換されており、またはE1は、随意に1〜3個の独立して選択されたY基で置換されている(C1〜C6)アルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項33】
38が、ハロゲン、−C(O)OR40、−NR36C(O)R39、−C(O)NR3639、−NR3639、−OR37、C〜Cアルキル、−C(CHO(CHNR3639、−(CHOR37、−S(O)(C〜Cアルキル)、−(CH−(5〜10員環複素環)、−(CH)O(CH(5〜10員環複素環)、−(CH(5〜10員環ヘテロアリール)、−(CHNR39(CHNR3639、−(CHNR39(CH36、−(CHNR3639からなる群から選択され、ここで、jは、0〜2の範囲内の整数であり、nは、0〜6の範囲内の整数であり、iは、1〜6の範囲内の整数であり、前記R38基の−(CH−および−(CH−部分は、随意に、炭素−炭素二重または三重結合を含み、ここで、nは、2〜6の整数であり、前記R38基のアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環部分は、随意に、独立してハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、アジド、−OH、−C(O)R40、−C(O)OR40、−OC(O)R40、−OC(O)OR40、−NR36C(O)R39、−C(O)NR3639、−(CHNR3639、C〜Cアルキル、C〜C10シクロアルキル、−(CH(C〜C10アリール)、−(CH(5〜10員環ヘテロシクリル)、−(CHO(CHOR37および−(CHOR37からなる群から選択された1個または2個以上の置換基により置換されており、ここでnは、0〜6の範囲内の整数であり、iは、2〜6の範囲内の整数である、請求項1に記載の化合物。
【請求項34】
前記R38基のアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環部分が、随意に、独立して−OHおよび−C(O)OR40からなる群から選択された1個または2個以上の置換基により置換されている、請求項1に記載の化合物。
【請求項35】
各々のR42およびR43が、独立してH、−Y−(C〜C10シクロアルキル)、−Y−(C〜C10アリール)、−Y−(C〜C10ヘテロアリール)および−Y−(5〜10員環複素環)からなる群から選択され、ここで前記R42およびR43基のシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環部分は、随意に、独立してR44から選択された1個または2個以上の置換基により置換されている、請求項1に記載の化合物。
【請求項36】
各々のR42およびR43が、独立してH、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、−Y−CO−R37および−Y−OR37からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項37】
42およびR43の一方がHである、請求項1に記載の化合物。
【請求項38】
42およびR43の一方が−(C〜C10ヘテロアリール)または−Y−(5〜10員環複素環)である、請求項1に記載の化合物。
【請求項39】
Yが結合である、請求項1に記載の化合物。
【請求項40】
Yが−(C(R37)(H))である、請求項1に記載の化合物。
【請求項41】
42およびR43が、これらが結合している窒素と一緒に、C〜Cヘテロシクリル環またはヘテロアリール環を形成し、ここで、前記環は、随意に、1〜5個の独立して選択されたR44置換基により置換されており、ただし、R42およびR43は、両方が直接酸素を介して窒素に結合していることはない、請求項1に記載の化合物。
【請求項42】
44が、独立して、−C(O)NR3639、−OR37およびC〜Cアルキルからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項43】
各々のR40が、独立して、HおよびC〜C10アルキルからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項44】
各々のR36およびR39が、独立してH、C〜Cアルキル、−(CH(5〜10員環複素環)、−(CHOR37および−C(O)OR40からなる群から選択され、ここでnは、0〜6の範囲内の整数であり、iは、2〜6の範囲内の整数であり、ただしR36およびR39が共に同一の窒素に結合している場合には、R36およびR39は、両方が直接酸素を介して窒素に結合していることはない、請求項1に記載の化合物。
【請求項45】
各々のR37およびR41が、独立して、HおよびC〜Cアルキルからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項46】
6aが、−(CZ−アリール、−(CZ−ヘテロアリールおよびC〜Cアルキルからなる群から選択され、この各々は、随意に、1〜3個の独立して選択されたY基で置換されており、ここで、uは、0、1、2または3であり、またここで、uは2または3である場合には、CZ単位は、同一であっても異なっていてもよい、請求項1に記載の化合物。
【請求項47】
6aが、−(CZ−アリールおよび−(CZ−ヘテロアリールからなる群から選択され、この各々は、随意に、1〜3個の独立して選択されたY基で置換されており、ここでuは0である、請求項1に記載の化合物。
【請求項48】
が−OHである、請求項1に記載の化合物。
【請求項49】
が−OHである、請求項1に記載の化合物。
【請求項50】
が−C≡C−(CR4545−R46であり、ここでnは、1〜6の範囲内の整数である、請求項1に記載の化合物。
【請求項51】
45がHである、請求項50に記載の化合物。
【請求項52】
46がヘテロシクリルである、請求項50に記載の化合物。
【請求項53】
ZがOまたはSであり;
XおよびXが、独立して、H、C〜Cアルキル、ハロ、シアノおよびニトロからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキルは、随意に置換されており;
、R、RおよびRが、独立して、水素、ハロ、トリハロメチル、−OR17、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニルからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルは、随意に置換されており;
Qが、O、S、NH、N(C〜Cアルキル)またはN−Y−(アリール)であり;
Dが、CR11またはNであり;
Lが、NまたはCRであり、ここで、Rは、H、ハロ、−CN、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニルであり、ここで、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルは、随意に置換されており;また
が、H、ハロゲン、C〜Cアルキル、−C(=O)NR10、−C(=O)(アリール)、−C(=O)(ヘテロシクリル)、−C(=O)(ヘテロアリール)、−Y−(アリール)、−Y−(ヘテロシクリル)、−Y−(ヘテロアリール)、−S−アリール、−S−C〜Cアルキル、−SO−C〜Cアルキル、−SO−C〜Cアルキル、−Y−NR10、−SONR10またはCOであり、ここで、C〜Cアルキル、アリール、複素環およびヘテロアリールは、各々独立して、随意に置換されており;
およびR10が、独立して、H、C〜Cアルキル、−Y−(シクロアルキル)、−Y−(アリール)、−Y−(ヘテロシクリル)、−Y−(ヘテロアリール)、−Y−O−Y−O−R11、−Y−CO−R11および−Y−O−R11から選択され、ここで、C〜Cアルキル、シクロアルキル、アリール、複素環、およびヘテロアリールは、各々随意に置換されており、あるいは、
およびR10が、これらが結合している窒素と一緒に、C〜Cヘテロシクリル環またはヘテロアリール環を形成し、ここで、前記環は、随意に置換されており;
Yが、結合であるかまたは−(C(R11)(H))−であり、ここでtは、1〜6の整数であり;
が、−(C(R11)(H))−であり、
11が、各々の存在において、独立してHまたはC〜Cアルキルであり、ここで、C〜Cアルキルは、随意に置換されており、
各々のR20が、独立して、水素、ハロ、トリハロメチル、OR17、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニルからなる群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルは、随意に置換されており、また
各々のR17が、独立して選択されたC〜Cアルキルであり、ここで、前記C〜Cアルキルは、随意に置換されている、
式A−0:
【化2】

により表される請求項1に記載の化合物並びにこれらの薬学的に許容し得る塩および複合体。
【請求項54】
XおよびXが共に水素である、請求項53に記載の化合物。
【請求項55】
が水素またはハロゲンである、請求項53に記載の化合物。
【請求項56】
がフッ素である、請求項53に記載の化合物。
【請求項57】
が水素またはハロゲンである、請求項53に記載の化合物。
【請求項58】
がフッ素である、請求項53に記載の化合物。
【請求項59】
が、H、ハロゲン、トリハロメチルおよび−OR17からなる群から選択される、請求項53に記載の化合物。
【請求項60】
およびR20が各々水素である、請求項53に記載の化合物。
【請求項61】
20が−OR17である、請求項53に記載の化合物。
【請求項62】
QがS、N(C〜Cアルキル)またはN−Y−(アリール)である、請求項53に記載の化合物。
【請求項63】
QがNHである、請求項53に記載の化合物。
【請求項64】
DがCR11である、請求項53に記載の化合物。
【請求項65】
LがCHまたはNである、請求項53に記載の化合物。
【請求項66】
が、H、ハロゲン、C〜Cアルキル、−CONR10、−SONH、−SONR10、−Y−ヘテロシクリル、−Y−ヘテロアリール、−S−アリール、−S−C〜Cアルキル、−SO−C〜Cアルキルまたは−SO−C〜Cアルキルであり、ここで、C〜Cアルキルは、非置換であるか、またはヒドロキシもしくはハロゲンの1つもしくは2つで置換されており、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールは、非置換であるか、またはアルコキシ、アルキルもしくはハロアルキルの1つもしくは2つで置換されている、請求項53に記載の化合物。
【請求項67】
が−CONR10である、請求項53に記載の化合物。
【請求項68】
がY−ヘテロアリールである、請求項53に記載の化合物。
【請求項69】
およびR10が、独立して、H、C〜Cアルキル、−Y−O−R11、−Y−(複素環)、−Y−CO−R11、または−Y−(アリール)であり、ここで、C〜Cアルキルは、非置換であるか、またはヒドロキシもしくはハロゲンおよびヘテロシクリルの1つもしくは2つで置換されており、アリールは、非置換であるか、またはアルコキシ、アルキルもしくはハロアルキルの1つもしくは2つで置換されている、請求項67に記載の化合物。
【請求項70】
およびR10が、これらが結合している窒素と一緒に、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニルまたはチオモルホリニル環を形成し、ここで、前記環は、非置換であるか、またはアルコキシ、アルキルもしくはハロアルキルの1つもしくは2つで置換されている、請求項67に記載の化合物。
【請求項71】
が、H、ハロゲン、C〜Cアルキル、−SONR10、−C(=O)(ヘテロシクリル)、−Y−(ヘテロシクリル)または−Y−(ヘテロアリール)であり、ここで、C〜Cアルキルは、非置換であるか、またはヒドロキシもしくはハロゲンの1つもしくは2つで置換されており、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールは、非置換であるか、またはアルコキシ、アルキルもしくはハロアルキルの1つもしくは2つで置換されている、請求項53に記載の化合物。
【請求項72】
Zが硫黄である、請求項53に記載の化合物。
【請求項73】
が、水素、ハロ、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニルからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルは、随意に置換されており;
XおよびXが、独立して、HおよびC〜Cアルキルからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキルは、随意に置換されており、または
XおよびXが、これらが結合している原子と一緒に、C〜Cシクロアルキルを形成し;
が、H、ハロゲン、C〜Cアルキル、−C(=O)NR10、−C(=O)(アリール)、−C(=O)(ヘテロシクリル)、−C(=O)(ヘテロアリール)、−Y−(アリール)、−Y−(ヘテロシクリル)、−Y−(ヘテロアリール)、−SR6a、−S−アリール、−S−(ヘテロアリール)、−S−C〜Cアルキル、−SO−C〜Cアルキル、−SO−C〜Cアルキル、−Y−NR10、−SONR10、CO、−C≡C−(CR4545−R46および−C(=NR42)NR3743であり、ここで、nは、0〜6の範囲内の整数であり、またここで、C〜Cアルキル、アリール、複素環およびヘテロアリールは、各々独立して、随意に1〜5個の独立して選択されたR38で置換されており;
およびR10が、独立して、H、C〜Cアルキル、−Y−(シクロアルキル)、−Y−(C〜Cヘテロアルキル)、−Y−(アリール)、−Y−(ヘテロシクリル)、−Y−(ヘテロアリール)、−Y−O−Y−O−R11、−Y−CO−R11、Y−C(O)OR37および−Y−O−R11から選択され、ここで、前記C〜Cアルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、アリール、複素環、およびヘテロアリールは、各々随意に1個または2個以上の独立して選択されたR44で置換されており、あるいは、
およびR10が、これらが結合している窒素と一緒に、C〜Cヘテロシクリル環またはヘテロアリール環を形成し、ここで、前記環は、随意に1〜5個の独立して選択されたR44で置換されており;
各々のR20が、独立して、H、ハロ、−OR17および−C(O)OR17からなる群から選択され;
Yが、結合であるかまたは−(C(R11)(H))−であり、ここでtは、1〜6の整数であり;
が、−(C(R11)(H))−である、
式A−1:
【化3】

により表される請求項1に記載の化合物並びにこれらの薬学的に許容し得る塩および複合体。
【請求項74】
11は、各々の存在において、独立してHまたはC〜Cアルキルであり、ここでC〜Cアルキルは、随意に置換されている。
【請求項75】
が水素またはハロゲンである、請求項73に記載の化合物。
【請求項76】
がフッ素である、請求項73に記載の化合物。
【請求項77】
が、H、−C(=O)NR10、−Y−(アリール)、−Y−(ヘテロアリール)および−S−C〜Cアルキルからなる群から選択され、ここで、前記−Y−(アリール)、−Y−(ヘテロアリール)および−S−C〜Cアルキルは、随意に1〜5個の独立して選択されたR38で置換されている、請求項73に記載の化合物。
【請求項78】
が、随意に1個または2個以上の独立して選択されたR44で置換されている−C(=O)NR10である、請求項73に記載の化合物。
【請求項79】
が、随意に1〜5個の独立して選択されたR38で置換されている−Y−(アリール)である、請求項73に記載の化合物。
【請求項80】
が、随意に1〜5個の独立して選択されたR38で置換されている−Y−(ヘテロアリール)である、請求項73に記載の化合物。
【請求項81】
38が、ハロゲン、−OR37、C〜Cアルキル、−(CH−(5〜10員環ヘテロシクリル)、−(CHNR39(CH36、−(CHNR39(CHNR3639、−(CH−ヘテロアリール、−C(O)NR3639、−(CHO(CH(5〜10員環ヘテロシクリル)および−(CH2)O(CHNR3639からなる群から選択され、ここで、nは、0〜6の範囲内の整数であり、jは、0〜2の範囲内の整数であり、jは、1〜6の範囲内の整数であり、またここで、前記R38基のアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロシクリル部分は、随意に、独立してハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、アジド、−OH、−C(O)R40、−C(O)OR40、−OC(O)R40、−OC(O)OR40、−NR36C(O)R39、−C(O)NR3639、−(CHNR3639、C〜Cアルキル、C〜C10シクロアルキル、−(CH(C〜C10アリール)、−(CH(5〜10員環ヘテロシクリル)、−(CHO(CHOR37および−(CHOR37からなる群から選択された1個または2個以上の置換基により置換されており、ここでnは、0〜6の範囲内の整数であり、iは、2〜6の範囲内の整数である、請求項73に記載の化合物。
【請求項82】
38が、−OR37、C〜Cアルキル、−(CH(5〜10員環ヘテロシクリル)および−(CHO(CH(5〜10員環ヘテロシクリル)からなる群から選択される、請求項73に記載の化合物。
【請求項83】
およびR10が、独立して、H、C〜Cアルキル、−C〜Cヘテロアルキル、−Y−(アリール)、−Y−(ヘテロシクリル)、−Y−(ヘテロアリール)、−Y−O−R11およびY−C(O)OR37からなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、アリール、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールは、各々随意に1個または2個以上の独立して選択されたR44で置換されている、請求項73に記載の化合物。
【請求項84】
44が、C〜Cアルキル、−OR37、−C(O)NR3639および−C(O)OR46からなる群から選択される、請求項73に記載の化合物。
【請求項85】
36が、H、C〜Cアルキル、−(CHOR37および−(CH(ヘテロシクリル)からなる群から選択される、請求項73に記載の化合物。
【請求項86】
39がHまたはC〜Cアルキルである、請求項73に記載の化合物。
【請求項87】
37がHまたはC〜Cアルキルである、請求項73に記載の化合物。
【請求項88】
20が、H、ハロゲン、−OR17および−C(O)OR17からなる群から選択される、請求項73に記載の化合物。
【請求項89】
17がHまたはC〜Cアルキルである、請求項73に記載の化合物。
【請求項90】
20がハロゲンである、請求項73に記載の化合物。
【請求項91】
20がClまたはFである、請求項73に記載の化合物。
【請求項92】
6aが−(CZ−アリールである、請求項73に記載の化合物。
【請求項93】
が、H、ハロゲン、C〜Cアルキル、−CONR10、−SONH、−SONR10、−Y−ヘテロシクリル、−Y−ヘテロアリール、−S−アリール、−S−C〜Cアルキル、−SO−C〜Cアルキルまたは−SO−C〜Cアルキルからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキルは、非置換であるか、またはヒドロキシもしくはハロゲンの1つもしくは2つで置換されており、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールは、非置換であるか、またはアルコキシ、アルキルもしくはハロアルキルの1つもしくは2つで置換されている、請求項73に記載の化合物。
【請求項94】
が、H、ハロゲン、C〜Cアルキル、−SONR10、−C(=O)(ヘテロシクリル)、−Y−(ヘテロシクリル)、−Y−(ヘテロアリール)、−S−アリール、−S−C〜Cアルキル、−SO−C〜Cアルキルまたは−SO−C〜Cアルキルからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキルは、非置換であるか、またはヒドロキシもしくはハロゲンの1つもしくは2つで置換されており、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールは、非置換であるか、またはアルコキシ、アルキルもしくはハロアルキルの1つもしくは2つで置換されている、請求項73に記載の化合物。
【請求項95】
およびR10が、独立して、H、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、−Y−O−R11、−Y−(複素環)、−Y−CO−R11、−Y−(アリール)および−Y−(ヘテロアリール)からなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキルは、非置換であるか、またはヒドロキシもしくはハロゲンの1つもしくは2つで置換されており、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールは、非置換であるか、またはアルコキシ、アルキルもしくはハロアルキルの1つもしくは2つで置換されている、請求項77に記載の化合物。
【請求項96】
およびR10が、これらが結合している窒素と一緒に、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニルまたはチオモルホリニル環を形成し、ここで、前記環は、非置換であるか、またはアルコキシ、アルキルもしくはハロアルキルの1つもしくは2つで置換されている、請求項77に記載の化合物。
【請求項97】
NR10が、以下のものからなる群から選択される、請求項77に記載の化合物:
【表1】

【表2】

【請求項98】
が非置換ヘテロアリールである、請求項73に記載の化合物。
【請求項99】
がチアゾリル、ピリジニル、ピリミジニルおよびイミダゾリルであり、この各々は好ましくは非置換であるか、またはアルコキシもしくはアルキルの1つもしくは2つで置換されている、請求項73に記載の化合物。
【請求項100】
が非置換の、またはヒドロキシで置換されているC〜Cアルキルである、請求項73に記載の化合物。
【請求項101】
XおよびXが共にHである、請求項73に記載の化合物。
【請求項102】
17が、HおよびC〜Cアルキルからなる群から選択される、請求項73に記載の化合物。
【請求項103】
38が、−OR37、C〜Cアルキルおよび−(CH(5〜10員環複素環)からなる群から選択され、ここでnは、0〜6の範囲内の整数である、請求項73に記載の化合物。
【請求項104】
37がHおよびC〜Cアルキルからなる群から選択される、請求項73に記載の化合物。
【請求項105】
が、水素、ハロ、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニルからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルは、随意に置換されており;
が、Hおよびハロゲンからなる群から選択され;
が、H、ハロゲン、C〜Cアルキル、−C(=O)NR10、−C(=O)(アリール)、−C(=O)(ヘテロシクリル)、−C(=O)(ヘテロアリール)、−Y−(アリール)、−Y−(ヘテロシクリル)、−Y−(ヘテロアリール)、−S−アリール、−S−C〜Cアルキル、−SO−C〜Cアルキル、−SO−C〜Cアルキル、−Y−NR10、−SONR10およびCOからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキル、アリール、複素環およびヘテロアリールは、各々独立して、随意に1〜5個の独立して選択されたR38で置換されており;
およびR10が、独立して、H、C〜Cアルキル、−Y−(シクロアルキル)、−Y−(アリール)、−Y−(ヘテロシクリル)、−Y−(ヘテロアリール)、−Y−O−Y−O−R11、−Y−CO−R11および−Y−O−R11からなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキル、シクロアルキル、アリール、複素環、およびヘテロアリールは、各々随意に1個または2個以上の独立して選択されたR44で置換されており、あるいは、
およびR10は、これらが結合している窒素と一緒に、C〜Cヘテロシクリル環またはヘテロアリール環を形成し、ここで、前記環は、随意に置換されており;
Yが、結合であるかまたは−(C(R11)(H))−であり、ここでtは、1〜6の整数であり;
が、−(C(R11)(H))−であり、また
11が、各々の存在において、独立してHまたはC〜Cアルキルであり、ここで、C〜Cアルキルは、随意に置換されている、
式A−2:
【化4】

により表される請求項1に記載の化合物並びにこれらの薬学的に許容し得る塩および複合体。
【請求項106】
が水素またはハロゲンである、請求項104に記載の化合物。
【請求項107】
がフッ素である、請求項104に記載の化合物。
【請求項108】
がHおよびハロゲンからなる群から選択される、請求項104に記載の化合物。
【請求項109】
がフッ素である、請求項104に記載の化合物。
【請求項110】
が、H、ハロゲン、C〜Cアルキル、−C(=O)NR10、−SONH、−SONR10、−Y−ヘテロシクリル、−Y−ヘテロアリール、−S−アリール、−S−C〜Cアルキル、−SO−C〜Cアルキルおよび−SO−C〜Cアルキルからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、各々随意に1〜5個の独立して選択されたR38で置換されている、請求項104に記載の化合物。
【請求項111】
が、H、ハロゲン、C〜Cアルキル、−C(=O)NR10、−SONH、−SONR10、−Y−ヘテロシクリル、−Y−ヘテロアリール、−S−アリール、−S−C〜Cアルキル、−SO−C〜Cアルキルおよび−SO−C〜Cアルキルからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキルは、非置換であるか、またはヒドロキシもしくはハロゲンの1つもしくは2つで置換されており、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールは、非置換であるか、またはアルコキシ、アルキル、ハロアルキルもしくは(CHNR39(CHO(CHOR37の1つもしくは2つで置換されている、請求項104に記載の化合物。
【請求項112】
が、H、ハロゲン、C〜Cアルキル、−SONR10、−C(=O)(ヘテロシクリル)、−Y−(ヘテロシクリル)、−Y−(ヘテロアリール)、−S−アリール、−S−C〜Cアルキル、−SO−C〜Cアルキルまたは−SO−C〜Cアルキルからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキルは、非置換であるか、またはヒドロキシもしくはハロゲンの1つもしくは2つで置換されており、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールは、非置換であるか、またはアルコキシ、アルキル、ハロアルキルもしくは(CHNR39(CHO(CHOR37の1つもしくは2つで置換されている、請求項104に記載の化合物。
【請求項113】
が、C〜Cアルキル、−C(=O)NR10、−Y−(ヘテロシクリル)、−Y−(ヘテロアリール)、−S−C〜Cアルキルおよび−SO−C〜Cアルキルからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキルは、非置換であるか、またはヒドロキシもしくはハロゲンの1つもしくは2つで置換されており、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールは、非置換であるか、またはアルコキシ、アルキル、ハロアルキルもしくは(CHNR39(CHO(CHOR37の1つもしくは2つで置換されている、請求項104に記載の化合物。
【請求項114】
がCONR10である、請求項104に記載の化合物。
【請求項115】
およびR10が、独立して、H、C〜Cアルキル、−Y−O−R11、−Y−(複素環)、−Y−CO−R11および−Y−(アリール)からなる群から選択され、ここで、前記RおよびR10基のアルキル、ヘテロシクリルおよびアリール部分は、随意にR44から独立して選択された1個または2個以上の置換基で置換されている、請求項113に記載の化合物。
【請求項116】
およびR10が、独立して、H、C〜Cアルキル、−Y−O−R11、−Y−(複素環)、−Y−CO−R11および−Y−(アリール)からなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキルは、非置換であるか、またはヒドロキシもしくはハロゲンの1つもしくは2つで置換されており、ヘテロシクリルおよびアリールは、非置換であるか、またはアルコキシ、アルキル、ハロアルキルもしくは(CHNR39(CHO(CHOR37の1つもしくは2つで置換されている、請求項113に記載の化合物。
【請求項117】
およびR10が、これらが結合している窒素と一緒に、C〜Cヘテロシクリル環またはヘテロアリール環を形成し、ここで、前記環は、随意に置換されている、請求項113に記載の化合物。
【請求項118】
およびR10が、これらが結合している窒素と一緒に、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニルまたはチオモルホリニル環を形成し、ここで、前記環は、非置換であるか、またはアルコキシ、アルキルもしくはハロアルキルの1つもしくは2つで置換されている、請求項113に記載の化合物。
【請求項119】
NR10が、以下のもの:
【化5】

からなる群から選択される、請求項113に記載の化合物。
【請求項120】
が、H、−Y−(アリール)および−Y−(ヘテロアリール)からなる群から選択され、ここで、−Y−(アリール)および−Y−(ヘテロアリール)は、随意に1〜5個の独立して選択されたR38で置換されており;
が、水素、ハロ、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルは、随意に置換されており;
12が、H、C〜Cアルキル、−O(C〜Cアルキル)および−Y−(アリール)からなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキルおよびアリールは、随意に置換されており;
Yが、結合であるかまたは−(C(R11)(H))−であり、ここでtは、1〜6の整数であり;
11が、HまたはC〜Cアルキルであり、ここで、C〜Cアルキルは、随意に置換されており;また
各々のR20が、独立してHおよびハロゲンからなる群から選択される、
式A−3:
【化6】

により表される請求項1に記載の化合物並びにこれらの薬学的に許容し得る塩および複合体。
【請求項121】
が水素またはハロゲンである、請求項119に記載の化合物。
【請求項122】
がフッ素である、請求項119に記載の化合物。
【請求項123】
12が非置換C〜Cアルキルまたは非置換−Y−フェニルである、請求項119に記載の化合物。
【請求項124】
20がClである、請求項119に記載の化合物。
【請求項125】
ZがOまたはSであり;
XおよびXが、独立して、H、C〜Cアルキル、ハロ、シアノおよびニトロからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキルは、随意に置換されており;
、R、R、R、RおよびRが、独立して、水素、ハロ、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルおよびNR1718からなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルは、随意に置換されており;
17およびR18が、独立してC〜Cアルキルであり;
Qが、O、S、NH、N(C〜Cアルキル)またはN−Y−(アリール)であり;
Dが、CR11またはNであり;
Lが、NまたはCRであり、ここで、Rは、H、ハロ、−CN、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルは、随意に置換されており;また
13が、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールであり、ここで、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールは、随意に1〜5個の独立して選択されたR38で置換されており;
Yが、結合であるかまたは−(C(R11)(H))−であり、ここでtは、1〜6の整数であり;また
11が、各々の存在において、独立してHまたはC〜Cアルキルであり、ここで、C〜Cアルキルは、随意に置換されている、
式A−4:
【化7】

により表される請求項1に記載の化合物並びにこれらの薬学的に許容し得る塩および複合体。
【請求項126】
XおよびXが共に水素である、請求項124に記載の化合物。
【請求項127】
、R、RおよびRが独立してHまたはハロゲンである、請求項124に記載の化合物。
【請求項128】
が水素またはハロゲンである、請求項124に記載の化合物。
【請求項129】
がフッ素または塩素である、請求項124に記載の化合物。
【請求項130】
が水素またはハロゲンである、請求項124に記載の化合物。
【請求項131】
がフッ素または塩素である、請求項124に記載の化合物。
【請求項132】
、R、RおよびRが各々水素である、請求項124に記載の化合物。
【請求項133】
Qが、S、N(C〜Cアルキル)およびN−Y−(アリール)からなる群から選択される、請求項124に記載の化合物。
【請求項134】
QがSである、請求項124に記載の化合物。
【請求項135】
DがCR11である、請求項124に記載の化合物。
【請求項136】
11がHである、請求項124に記載の化合物。
【請求項137】
LがCHまたはNである、請求項124に記載の化合物。
【請求項138】
LがCHである、請求項124に記載の化合物。
【請求項139】
Zが硫黄である、請求項124に記載の化合物。
【請求項140】
38が、C(O)OR40およびNR3639から選択される、請求項124に記載の化合物。
【請求項141】
40がHまたはC〜C10アルキルである、請求項124に記載の化合物。
【請求項142】
36およびR39が独立してC〜Cアルキルである、請求項124に記載の化合物。
【請求項143】
が、H、−C(O)NR4243、−Y−(アリール)、−Y−(ヘテロアリール)、−C(O)−(C〜C10シクロアルキル)、−C(O)−(ヘテロシクリル)、−C(O)−(C〜C10アリール)および−C(O)−(ヘテロアリール)からなる群から選択され、ここで、H以外の前記R基は、随意に1〜5個の独立して選択されたR38で置換されており;
が、Hおよびハロゲンからなる群から選択され;また
Tが、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリールおよびアリールアルキルからなる群から選択され、この各々は、随意に1〜3個の独立して選択されたR20で置換されている;
式A−5:
【化8】

により表される請求項1に記載の化合物並びにこれらの薬学的に許容し得る塩および複合体。
【請求項144】
が、H、C(O)NR4243および−Y−(ヘテロアリール)からなる群から選択され、ここで、−Y−(ヘテロアリール)は、随意に1〜5個の独立して選択されたR38で置換されている、請求項142に記載の化合物。
【請求項145】
がC(O)NR4243である、請求項142に記載の化合物。
【請求項146】
42およびR43が、これらが結合している窒素と一緒に、C〜Cヘテロシクリル環を形成し、ここで、前記環は、随意に、1〜5個の独立して選択されたR44置換基で置換されており、ただし、R42およびR43は、両方が直接酸素を介して窒素に結合していることはない、請求項142に記載の化合物。
【請求項147】
がハロゲンである、請求項142に記載の化合物。
【請求項148】
がフッ素である、請求項142に記載の化合物。
【請求項149】
が、水素、ハロ、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニルからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルは、随意に置換されており;
が、H、ハロゲン、C〜Cアルキル、−C(=O)NR10、−C(=O)(アリール)、−C(=O)(ヘテロシクリル)、−C(=O)(ヘテロアリール)、−Y−(アリール)、−Y−(ヘテロシクリル)、−Y−(ヘテロアリール)、−SR6a、−S−アリール、−S−(ヘテロアリール)、−S−C〜Cアルキル、−SO−C〜Cアルキル、−SO−C〜Cアルキル、−Y−NR10、−SONR10、CO、−C≡C−(CR4545−R46および−C(=NR42)NR3743からなる群から選択され、ここで、nは、0〜6の範囲内の整数であり、ここで、C〜Cアルキル、アリール、複素環およびヘテロアリールは、各々独立して、随意に1〜5個の独立して選択されたR38で置換されており;
およびR10が、独立して、H、C〜Cアルキル、−Y−(シクロアルキル)、−Y−(C〜Cヘテロアルキル)、−Y−(アリール)、−Y−(ヘテロシクリル)、−Y−(ヘテロアリール)、−Y−O−Y−O−R11、−Y−CO−R11、Y−C(O)OR37および−Y−O−R11からなる群から選択され、ここで、前記C〜Cアルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、アリール、複素環、およびヘテロアリールは、各々随意に1個または2個以上の独立して選択されたR44で置換されており、あるいは、
およびR10が、これらが結合している窒素と一緒に、C〜Cヘテロシクリル環またはヘテロアリール環を形成し、ここで、前記環は、随意に1〜5個の独立して選択されたR44で置換されており;
各々のR20が、独立してH、ハロ、−OR17および−C(O)OR17からなる群から選択され;
Yが、結合であるかまたは−(C(R11)(H))−であり、ここでtは、1〜6の整数であり;
が、−(C(R11)(H))−であり;また
11が、各々の存在において、独立してHまたはC〜Cアルキルであり、ここで、C〜Cアルキルは、随意に置換されている、
式A−6:
【化9】

により表される請求項1に記載の化合物並びにこれらの薬学的に許容し得る塩および複合体。
【請求項150】
が、H、C(O)NR10および−Y−(ヘテロアリール)からなる群から選択され、ここで、−Y−(ヘテロアリール)は、随意に1〜5個の独立して選択されたR38で置換されている、請求項148に記載の化合物。
【請求項151】
がC(O)NR10である、請求項148に記載の化合物。
【請求項152】
およびR10が、これらが結合している窒素と一緒に、C〜Cヘテロシクリル環を形成し、ここで、前記環は、随意に1〜5個の独立して選択されたR44置換基で置換されている、請求項148に記載の化合物。
【請求項153】
が−Y−(ヘテロアリール)であり、ここで前記−Y−(ヘテロアリール)は、随意に1〜5個の独立して選択されたR38で置換されている、請求項148に記載の化合物。
【請求項154】
が−Y−(ヘテロアリール)であり、ここで前記−Y−(ヘテロアリール)は、随意に1つのC〜Cアルキルで置換されている、請求項148に記載の化合物。
【請求項155】
がハロゲンである、請求項148に記載の化合物。
【請求項156】
がフッ素である、請求項148に記載の化合物。
【請求項157】
17が、HおよびC〜Cアルキルからなる群から選択される、請求項148に記載の化合物。
【請求項158】
38が、−OR37、C〜Cアルキルおよび−(CH(5〜10員環複素環)からなる群から選択され、ここでnは、0〜6の範囲内の整数である、請求項148に記載の化合物。
【請求項159】
37がHおよびC〜Cアルキルからなる群から選択される、請求項148に記載の化合物。
【請求項160】
各々のR20が、独立してH、ハロゲンおよび−O−(C〜C)アルキルからなる群から選択される、請求項148に記載の化合物。
【請求項161】
2つのR20がHであり、第3のR20がH、ハロゲンおよび−O−(C〜Cアルキル)からなる群から選択される、請求項148に記載の化合物。
【請求項162】
VEGFレセプターシグナル伝達およびHGFレセプターシグナル伝達の阻害剤である、式(B)で表される化合物並びにこれらの薬学的に許容し得る塩および複合体:
【化10】

式中、Tは、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され、ここで、前記シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールの各々は、随意に1〜3個のR20で置換されており;
各々のR20は、独立して、−H、ハロゲン、トリハロメチル、−CN、−NO、−NH、−OR17、−OCF、−NR1718、−S(O)0〜217、−S(O)NR1717、−C(O)OR17、−C(O)NR1717、−N(R17)SO17、−N(R17)C(O)R17、−N(R17)C(O)OR17、−C(O)R17、−C(O)SR17、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、−O(CHアリール、−O(CHヘテロアリール、−(CH0〜5(アリール)、−(CH0〜5(ヘテロアリール)、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、−CH(CH0〜4−T、随意に置換されているC1〜4アルキルカルボニル、C1〜4アルコキシ、随意にC1〜4アルコキシにより置換されているC1〜4アルキルにより随意に置換されているアミノおよび飽和または不飽和の3〜7員環炭素環式または複素環式基からなる群から選択され、ここで、Tは、−OH、−OMe、−OEt、−NH、−NHMe、−NMe、−NHEtおよび−NEtからなる群から選択され、かつここで、アリール、ヘテロアリール、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルは、随意に置換されており;
Wは、O、SおよびNHからなる群から選択され;
Zは、OまたはSおよびNHからなる群から選択され;
XおよびXは、独立して、H、C〜Cアルキル、ハロ、シアノまたはニトロからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキルは、随意に置換されており、あるいは
XおよびXは、これらが結合している原子と一緒に、C〜Cシクロアルキルを形成し;
、R、RおよびRは、独立して、水素、ハロ、トリハロメチル、−CN、−NO、−NH、−OR17、−NR1718、−C(O)OR17、−C(O)R17、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニルからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルは、随意に置換されており;
17は、HおよびR18からなる群から選択され;
18は、C〜Cアルキル、アリール、アリール(C〜Cアルキル)、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリル(C〜Cアルキル)からなる群から選択され、この各々は、随意に置換されており、あるいは
17およびR18が、これらが結合している共通の窒素と一緒に、随意に置換されている5〜7員環ヘテロシクリル、N、O、SおよびPからなる群から選択された少なくとも1個の追加の環状のヘテロ原子を随意に含む、随意に置換されている5〜7員環ヘテロシクリルを形成し;
16は、−H、−CN、−(CH0〜5(アリール)、−(CH0〜5(ヘテロアリール)、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、−CH(CH0〜4−T、随意に置換されているC1〜4アルキルカルボニルおよび飽和または不飽和の3〜7員環炭素環式または複素環式基からなる群から選択され、ここで、Tは、−OH、−OMe、−OEt、−NH、−NHMe、−NMe、−NHEtおよび−NEtからなる群から選択され、かつここで、アリール、ヘテロアリール、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルは、随意に置換されており;
Dは、CH、O、S、NH、N−(C〜Cアルキル)またはN−Y−(アリール)、−N−OMe、−NCHOMeおよび−N−Bnからなる群から選択され;
Qは、C−EおよびNからなる群から選択され;
Lは、NまたはCRであり、ここで、Rは、−H、ハロ、−CN、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルは、随意に置換されており;また
Eは、E、EおよびEからなる群から選択され、ここで
は、−H、ハロゲン、ニトロ、アジド、C〜Cアルキル、C〜C10シクロアルキル、−C(O)NR4243、−Y−NR4243、−NR42C(=O)R43、−SO42、−SONR4243、−NR37SO42、−NR37SONR4243、−C(=N−OR42)R43、−C(=NR42)R43、−NR37C(=NR42)R43、−C(=NR42)NR3743、−NR37C(=NR42)NR3743、−C(O)R42、−CO42、−C(O)(ヘテロシクリル)、−C(O)(C〜C10アリール)、−C(O)(ヘテロアリール)、−Y−(C〜C10アリール)、−Y−(ヘテロアリール)、−Y−(5〜10員環複素環)、−NR6a6b、−NR6aSO6b、−NR6aC(O)R6b、−OC(O)R6b、−NR6aC(O)OR6b、−OC(O)NR6a6b、−OR6a、−SR6a、−S(O)R6a、−SO6a、−SO6a、−SONR6a6b、−SONR4243、−COR6a、−CO6a、−CONR6a6b、−(C〜C)フルオロアルキル、−(C〜C)フルオロアルコキシ、−(CZCNからなる群から選択され、ここで、nは、0〜6の範囲内の整数であり、−Hおよびハロゲン以外の前記E基は、随意に、1〜5個の独立して選択されたR38により置換されており、またはEは、−(CZ−アリール、−(CZ−複素環、(C〜C)アルキニル、−(CZ−(C〜C)シクロアルキル、−(CZ−(C〜C)シクロアルケニル、(C〜C)アルケニルおよび(C〜C)アルキルからなる群から選択された部分から選択され、これは、随意に、1〜3個の独立して選択されたY基で置換されており、ここで、aは、0、1、2または3であり、またここで、aが2または3である場合には、CZ単位は、同一であっても異なっていてもよく;ここで、
各々のR38は、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、アジド、−C(O)R40、−C(O)OR40、−OC(O)R40、−OC(O)OR40、−NR36C(O)R39、−C(O)NR3639、−NR3639、−OR37、−SONR3639、C〜Cアルキル、−(CHO(CHNR3639、−(CHO(CHOR37、−(CHOR37、−S(O)(C〜Cアルキル)、−(CH(C〜C10アリール)、−(CH(C〜C10ヘテロアリール)、−(CH(5〜10員環ヘテロシクリル);−C(O)(CH(C〜C10アリール)、−(CHO(CH(C〜C10アリール)、−(CHO(CH(5〜10員環ヘテロシクリル)、−C(O)(CH(5〜10員環ヘテロシクリル)、−(CHNR39(CHNR3639、−(CHNR39CHC(O)NR3639、−(CHNR39(CHNR37C(O)R40、−(CHNR39(CHO(CHOR37、−(CHNR39(CHS(O)(C〜Cアルキル)、−(CHNR39(CH36、−SO(CH(C〜C10アリール)、−SO(CH(5〜10員環ヘテロシクリル)、−(CHNR3639、−NR37SONR3639、SO36、C〜Cアルケニル、C〜C10シクロアルキルおよびC〜Cアルキルアミノから選択され、ここで、jは、0〜2の範囲内の整数であり、nは、0〜6の範囲内の整数であり、iは、0〜6の範囲内の整数であり、前記R38基の−(CH−および−(CH−部分は、随意に、炭素−炭素二重または三重結合を含み、ここで、nは、2〜6の整数であり、前記R38基のアルキル、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロシクリル部分は、随意に、独立してハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、アジド、−OH、−C(O)R40、−C(O)OR40、−OC(O)R40、−OC(O)OR40、−NR36C(O)R39、−C(O)NR3639、−(CHNR3639、C〜Cアルキル、C〜C10シクロアルキル、−(CH(C〜C10アリール)、−(CH(5〜10員環ヘテロシクリル)、−(CHO(CHOR37および−(CHOR37から選択された1個または2個以上の置換基により置換されており、ここでnは、0〜6の範囲内の整数であり、iは、2〜6の範囲内の整数であり;
各々のR42およびR43は、独立してH、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、−Y−(C〜C10シクロアルキル)、−Y−(C〜C10アリール)、−Y−(C〜C10ヘテロアリール)、−Y−(5〜10員環複素環)、−Y−O−Y−OR37、−Y−CO−R37および−Y−OR37からなる群から選択され、ここで前記R42およびR43基のアルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環部分は、随意に、独立してR44から選択された1個または2個以上の置換基により置換されており、ここで、
Yは、結合であるかまたは−(C(R37)(H))であり、
nは、1〜6の範囲内の整数であり、また
は、−(C(R37)(H))であり、あるいは
42およびR43は、これらが結合している窒素と一緒に、C〜Cヘテロシクリル環またはヘテロアリール環を形成し、ここで、前記環は、随意に、1〜5個のR44置換基により置換されており、ただし、R42およびR43は、両方が直接酸素を介して窒素に結合していることはなく;
各々のR44は、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、アジド、−C(O)R40、−C(O)OR40、−OC(O)R40、−OC(O)OR40、−NR36C(O)R39、−C(O)NR3639、−NR3639、−OR37、−SONR3639、−SO36、−NR36SO39、−NR36SONR3741、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜C10シクロアルキル、−C〜Cアルキルアミノ、−(CHO(CHNR3639、−(CHO(CHOR37、−(CHOR37、−S(O)(C〜Cアルキル)、−(CH(C〜C10アリール)、−(CH(5〜10員環複素環)、−C(O)(CH(C〜C10アリール)、−(CHO(CH)j(C〜C10アリール)、−(CHO(CH(5〜10員環複素環)、−C(O)(CH(5〜10員環複素環)、−(CHNR39(CHNR3639、−(CHNR39CHC(O)NR3639、−(CHNR39(CHNR37C(O)R40、−(CHNR39(CHO(CHOR37、−(CHNR39(CHS(O)(C〜Cアルキル)、−(CHNR39(CH36、−SO(CH(C〜C10アリール)および−SO(CH(5〜10員環複素環)からなる群から選択され、ここで、jは、0〜2の整数であり、nは、0〜6の整数であり、iは、2〜6の範囲内の整数であり、前記R44基の−(CH−および−(CHn1−部分は、随意に、炭素−炭素二重または三重結合を含み、ここで、nは、2〜6の整数であり、前記R44基のアルキル、アリールおよび複素環部分は、随意に、独立してハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、アジド、−OH、−C(O)R40、−C(O)OR40、−OC(O)R40、−OC(O)OR40、−NR36C(O)R39、−C(O)NR3639、−(CHNR3639、−SO36、−SONR3639、C〜Cアルキル、C〜C10シクロアルキル、−(CH(C〜C10アリール)、−(CH(5〜10員環複素環)、−(CHO(CHOR37および−(CHOR37からなる群から選択された1個または2個以上の置換基により置換されており、ここでnは、0〜6の整数であり、iは、2〜6の整数であり;また
各々のR40は、独立して、H、C〜C10アルキル、−(CH(C〜C10アリール)、C〜C10シクロアルキルおよび−(CH(5〜10員環複素環)から選択され、ここでnは、0〜6の範囲内の整数であり;
各々のR36およびR39は、独立してH、−OH、C〜Cアルキル、C〜C10シクロアルキル、−(CH(C〜C10アリール)、−(CH(5〜10員環複素環)、−(CHO(CHOR37、−(CHCN(CHOR37、−(CHCN(CH37および−(CHOR37からなる群から選択され、ここで、nは、0〜6の範囲内の整数であり、iは、2〜6の範囲内の整数であり、前記R36およびR39基のアルキル、アリールおよび複素環部分は、随意に、独立して−OH、ハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、アジド、−C(O)R40、−C(O)OR40、−CO(O)R40、−OC(O)OR40、−NR37C(O)R41、−C(O)NR3741、−NR3741、−C〜Cアルキル、−(CH(C〜C10アリール)、−(CH(5〜10員環複素環)、−(CHO(CHOR37および−(CHOR37から選択された1個または2個以上の置換基により置換されており、ここでnは、0〜6の範囲内の整数であり、iは、2〜6の範囲内の整数であり、ただしR36およびR39は共に同一の窒素に結合している場合には、R36およびR39は、両方が直接酸素を介して窒素に結合していることはなく;
各々のR37およびR41は、独立して、H、OR36、C〜CアルキルおよびC〜C10シクロアルキルからなる群から選択され;
各々のR6aおよびR6bは、独立して、水素、−(CZ−(C〜C)シクロアルキル、−(CZ−(C〜C)シクロアルケニル、−(CZ−アリール、−(CZ−複素環、(C〜C)アルケニルおよび(C〜C)アルキルからなる群から選択され、これは、随意に、1〜3個の独立して選択されたY基で置換されており、ここで、uは、0、1、2または3であり、またここで、uは2または3である場合には、CZ単位は、同一であっても異なっていてもよく、あるいは
6aおよびR6bは、隣接する原子と一緒に複素環を形成することができ;
各々のZ、Z、ZおよびZは、独立して、H、Fおよび(C〜C)アルキルからなる群から選択され、あるいは、
各々のZおよびZ、またはZおよびZは、一緒に炭素環を形成するように選択され、あるいは
隣接する炭素原子上の2個のZ基は、一緒に随意に炭素環を形成するように選択され;
各々のYおよびYは、独立して、ハロゲン、シアノ、ニトロ、テトラゾリル、グアニジノ、アミジノ、メチルグアニジノ、アジド、−C(O)Z、−OC(O)NH、−OC(O)NHZ、−OC(O)NZ、−NHC(O)Z、−NHC(O)NH、−NHC(O)NHZ、−NHC(O)NZ、−C(O)OH、−C(O)OZ、−C(O)NH、−C(O)NHZ、−C(O)NZ、−P(O)、−P(O)(Z、−S(O)H、−S(O)Z、−S(O)、−S(O)、−Z、−OZ、−OH、−NH、−NHZ、−NZ、−C(=NH)NH、−C(=NOH)NH、−N−モルホリノ、(C〜C)アルケニル、(C〜C)アルキニル、(C〜C)ハロアルキル、(C〜C)ハロアルケニル、(C〜C)ハロアルキニル、(C〜C)ハロアルコキシ、−(CZ10NH、−(CZ10NHZ、−(CZ10NZ、−X(CZ10−(C〜C)シクロアルキル、−X(CZ10−(C〜C)シクロアルケニル、−X(CZ10−アリールおよび−X(CZ10−複素環からなる群から選択され、ここで、
rは、1、2、3または4であり;
は、O、S、NH、−C(O)−、−C(O)NH−、−C(O)O−、−S(O)−、−S(O)−および−S(O)−からなる群から選択され;
およびZは、独立して、1〜12個の炭素原子を有するアルキル、2〜12個の炭素原子を有するアルケニル、2〜12個の炭素原子を有するアルキニル、3〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル、5〜8個の炭素原子を有するシクロアルケニル、6〜14個の炭素原子を有するアリール、5〜14個の環原子を有する複素環、7〜15個の炭素原子を有するアラルキル、および5〜14個の環原子を有するヘテロアラルキルからなる群から選択され、あるいは、
およびZは、一緒に随意に複素環を形成することができ;
およびZ10は、独立して、H、F、(C〜C12)アルキル、(C〜C14)アリール、(C〜C14)ヘテロアリール、(C〜C15)アラルキルおよび(C〜C14)ヘテロアラルキルからなる群から選択され、あるいは、
およびZ10は、一緒に炭素環を形成し、あるいは、
隣接している炭素原子上の2個のZ基は、一緒に炭素環を形成し;あるいは、
隣接する炭素原子に結合した2つのYまたはY基はいずれも、一緒になって、−O[C(Z)(Z10)]Oまたは−O[C(Z)(Z10)]r+1であってもよく、あるいは、
同一の、または隣接する炭素原子に結合した2つのYまたはY基はいずれも、炭素環または複素環を形成するように一緒に選択されてもよく;またここで、
ハロゲン、SOもしくはSO基またはN、OもしくはS原子に結合していないCH(メチル)、CH(メチレン)、またはCH(メチン)基を含む前述の置換基はいずれも、随意に、前記基上に、ヒドロキシ、ハロゲン、(C〜C)アルキル、(C〜C)アルコキシおよび−N[(C〜C)アルキル][(C〜C)アルキル]から選択された置換基を有し;
は、−C≡CHまたは−C≡C−(CR4545−R46であり;
45は、独立して、H、(C〜C)アルキルおよび(C〜C)シクロアルキルからなる群から選択され;
46は、ヘテロシクリル、−N(R47)−C(O)−N(R47)(R48)、−N(R47)−C(S)−N(R47)(R48)、−N(R47)−C(O)−OR48、−N(R47)−C(O)−(CH−R48、−N(R47)−SO47、−(CHNR4748、−(CHOR48、−(CHSR49、−(CHS(O)R49、−(CHS(O)49、−OC(O)R49、−OC(O)OR49、−C(O)NR4748、並びにハロ、−CF、(C〜C)アルコキシ、−NO、(C〜C)アルキル、−CN、−SO50および−(CHNR5051からなる群から選択された1つまたは2つ以上の置換基で随意に置換されているヘテロアリール、並びにハロ、−CF、(C〜C)アルコキシ、−NO、(C〜C)アルキル、−CN、−SO50および−(CHNR5051からなる群から選択された1つまたは2つ以上の置換基で随意に置換されているアリールからなる群から選択され;
47およびR48は、独立して、H、(C〜C)アルキル、(C〜C)シクロアルキル、ヘテロシクリル、−(CHNR5051、−(CHOR50、−(CHC(O)R49、−C(O)49、−(CHSR49、−(CHS(O)R49、−(CHS(O)49、−(CH49、−(CHCN、並びにハロ、−CF、(C〜C)アルコキシ、−NO、(C〜C)アルキル、−CN、−(CHOR49、−(CHヘテロシクリル、−(CHヘテロアリール、−SO50および−(CHNR5051からなる群から選択された1つまたは2つ以上の置換基で随意に置換されているアリール、並びにハロ、−CF、(C〜C)アルコキシ、−NO、(C〜C)アルキル、−CN、−(CHOR49、−(CHヘテロシクリル、−(CHヘテロアリール、−SO50および−(CHNR5051からなる群から選択された1つまたは2つ以上の置換基で随意に置換されているヘテロアリールからなる群から選択され、あるいは、
47およびR48は、これらが結合している原子と一緒に、3〜8員環を形成し;
49は、(C〜C)アルキル、(C〜C)シクロアルキル、ヘテロシクリル(C〜C)アルキレン、アリールは随意にハロ、−CF、(C〜C)アルコキシ、−NO、(C〜C)アルキル、−CN、−SO50および−(CHNR5051からなる群から選択された1つまたは2つ以上の置換基で置換されているアリール(C〜C)アルキレン、ヘテロアリールは随意にハロ、−CF、(C〜C)アルコキシ、−NO、(C〜C)アルキル、−CN、−SO50および−(CHNR5051からなる群から選択された1つまたは2つ以上の置換基で置換されているヘテロアリール(C〜C)アルキレン、並びに随意にハロ、−CF、(C〜C)アルコキシ、−NO、(C〜C)アルキル、−CN、−SO50および−(CHNR5051からなる群から選択された1つまたは2つ以上の置換基で置換されているアリール、並びに随意にハロ、−CF、(C〜C)アルコキシ、−NO、(C〜C)アルキル、−CN、−SO50および−(CHNR5051からなる群から選択された1つまたは2つ以上の置換基で置換されているヘテロアリールからなる群から選択され;
50およびR51は、独立して、H、(C〜C)アルキル、(C〜C)シクロアルキルおよび−C(O)R45からなる群から選択され、あるいは、
50およびR51は、これらが結合している原子と一緒に、3〜8員環を形成し;また
は、−(Z11)−(Z12−(Z13m1により定義される基であり、ここで、
11は、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリレンであり;
12は、OC(O)、OC(S)およびC(O)からなる群から選択され;
13は、ヘテロシクリル、アラルキル、N(H)R52、(C〜C)アルキル、−OR52、ハロ、S(O)56、(C〜C)ヒドロキシアルキルおよび(C〜C)ハロアルキルからなる群から選択され;
mは、0または1であり;
m1は、0または1であり;
52は、H、−(CHS(O)54、R55NR5353、(C〜C)アルキル、−(CHOR53、−C(O)R54および−C(O)OR53からなる群から選択され;
qは、0、1、2、3または4であり;
53は、(C〜C)アルキルであり;
54は、(C〜C)アルキルまたはN(H)R53であり;
55は、(C〜C)アルキルであり;また
56は、NH、(C〜C)アルキルおよびOR52からなる群から選択される。
【請求項163】
ZがOまたはSであり;
XおよびXが、独立して、H、C〜Cアルキル、ハロ、シアノまたはニトロからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキルは、随意に置換されており;
、R、R、R、RおよびRが、独立して、水素、ハロ、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルは、随意に置換されており;
Qが、O、S、NH、N(C〜Cアルキル)またはN−Y−(アリール)であり;
Lが、NまたはCRであり、ここで、Rは、ハロ、−CN、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニルであり、ここで、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルは、随意に置換されており;また
が、H、ハロゲン、C〜Cアルキル、−C(=O)NR10、−C(=O)(アリール)、−C(=O)(ヘテロシクリル)、−C(=O)(ヘテロアリール)、−Y−(アリール)、−Y−(ヘテロシクリル)、−Y−(ヘテロアリール)、−Y−NR10、−SONR10およびCOからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキル、アリール、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールは、各々随意に置換されており;
およびR10が、独立して、H、C〜Cアルキル、−Y−(シクロアルキル)、−Y−(アリール)、−Y−(ヘテロシクリル)、−Y−(ヘテロアリール)、−Y−O−Y−O−R11、−Y−CO−R11および−Y−O−R11からなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、各々随意に置換されており、あるいは、
およびR10が、これらが結合している窒素と一緒になって、C〜Cヘテロシクリル環またはヘテロアリール環を形成し、ここで、前記環は、随意に置換されており;
が、H、ハロおよびC〜Cアルキルからなる群から選択され、ここでC〜Cアルキルは、随意に置換されており;
Yが、結合であるかまたは−(C(R11)(H))−であり、ここでtは、1〜6の整数であり;
が、−(C(R11)(H))−であり、また
11が、各々の存在において、独立してHまたはC〜Cアルキルであり、ここで、C〜Cアルキルは、随意に置換されている、
式B−0:
【化11】

により表される請求項161に記載の化合物並びにこれらの薬学的に許容し得る塩および複合体。
【請求項164】
XおよびXが共に水素である、請求項162に記載の化合物。
【請求項165】
が水素またはハロゲンである、請求項162に記載の化合物。
【請求項166】
がフッ素である、請求項162に記載の化合物。
【請求項167】
が水素またはハロゲンである、請求項162に記載の化合物。
【請求項168】
がフッ素である、請求項162に記載の化合物。
【請求項169】
、R、RおよびRが各々水素である、請求項162に記載の化合物。
【請求項170】
QがS、N(C〜Cアルキル)またはN−Y−(アリール)である、請求項162に記載の化合物。
【請求項171】
LがCHまたはNである、請求項162に記載の化合物。
【請求項172】
が、H、ハロおよびC〜Cアルキルからなる群から選択され、ここでC〜Cアルキルは、随意にOHまたはNR1415で置換されており、ここでR14およびR15は、独立してHもしくはC〜Cアルキルであるか、またはR14およびR15は、これらが結合している窒素と一緒に、C〜Cヘテロシクリル環またはヘテロアリール環を形成し、ここで、前記環は、随意に置換されている、請求項162に記載の化合物。
【請求項173】
が、H、ハロゲン、C〜Cアルキル、−CONR10、−SONH、−SONR10、−Y−複素環、−Y−ヘテロアリール、−S−アリール、−S−C〜Cアルキル、−SO−C〜Cアルキルおよび−SO−C〜Cアルキルからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキルは、非置換であるか、またはヒドロキシもしくはハロゲンの1つもしくは2つで置換されており、複素環およびヘテロアリールは、非置換であるか、またはアルコキシ、アルキルもしくはハロアルキルの1つもしくは2つで置換されている、請求項162に記載の化合物。
【請求項174】
が−CONR10である、請求項162に記載の化合物。
【請求項175】
およびR10が、独立して、H、C〜Cアルキル、−Y−O−R11、−Y−(複素環)、−Y−CO−R11および−Y−(アリール)からなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキルは、非置換であるか、またはヒドロキシもしくはハロゲンの1つもしくは2つで置換されており、複素環およびアリールは、非置換であるか、またはアルコキシ、アルキルもしくはハロアルキルの1つもしくは2つで置換されている、請求項173に記載の化合物。
【請求項176】
およびR10が、これらが結合している窒素と一緒になって、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニルまたはチオモルホリニル環を形成し、ここで、前記環は、非置換であるか、またはアルコキシ、アルキルもしくはハロアルキルの1つもしくは2つで置換されている、請求項173に記載の化合物。
【請求項177】
が、H、ハロゲン、C〜Cアルキル、−SONR10、−C(=O)(ヘテロシクリル)、−Y−(ヘテロシクリル)、−Y−(ヘテロアリール)、−S−アリール、−S−C〜Cアルキル、−SO−C〜Cアルキルおよび−SO−C〜Cアルキルからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキルは、非置換であるか、またはヒドロキシもしくはハロゲンの1つもしくは2つで置換されており、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールは、非置換であるか、またはアルコキシ、アルキルもしくはハロアルキルの1つもしくは2つで置換されている、請求項162に記載の化合物。
【請求項178】
Zが硫黄である、請求項162に記載の化合物。
【請求項179】
が、水素、ハロ、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルは、随意に置換されており;
が、H、ハロゲン、C〜Cアルキル、−C(=O)NR10、−C(=O)(アリール)、−C(=O)(ヘテロシクリル)、−C(=O)(ヘテロアリール)、−Y−(アリール)、−Y−(ヘテロシクリル)、−Y−(ヘテロアリール)、−Y−NR10、−SONR10およびCOからなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキル、アリール、複素環およびヘテロアリールは、各々独立して、随意に置換されており;
およびR10が、独立して、H、C〜Cアルキル、−Y−(シクロアルキル)、−Y−(アリール)、−Y−(ヘテロシクリル)、−Y−(ヘテロアリール)、−Y−O−Y−O−R11、−Y−CO−R11および−Y−O−R11からなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキル、シクロアルキル、アリール、複素環、およびヘテロアリールは、各々随意に置換されており、あるいは、
およびR10が、これらが結合している窒素と一緒に、C〜Cヘテロシクリル環またはヘテロアリール環を形成し、ここで、前記環は、随意に置換されており;
Yが、結合であるかまたは−(C(R11)(H))−であり、ここでtは、1〜6の整数であり;
が、−(C(R11)(H))−であり;
11が、各々の存在において、独立してHまたはC〜Cアルキルであり、ここで、C〜Cアルキルは、随意に置換されており;また
12が、H、C〜Cアルキルおよび−Y−(アリール)からなる群から選択され、ここで、C〜Cアルキルおよびアリールは、随意に置換されている、
式B−1:
【化12】

により表される請求項161に記載の化合物並びにこれらの薬学的に許容し得る塩および複合体。
【請求項180】
が水素またはハロゲンである、請求項178に記載の化合物。
【請求項181】
がフッ素である、請求項178に記載の化合物。
【請求項182】
12が非置換C〜Cアルキルまたは非置換ベンジルである、請求項178に記載の化合物。
【請求項183】
が−C(O)NR10である、請求項178に記載の化合物。
【請求項184】
が、
【表3】

からなる群から選択され、ここで、前記群の要素は、随意に1〜3個の独立して選択されたR38により置換されている、請求項178に記載の化合物。
【請求項185】
が、
【表4】

【表5】

からなる群から選択され、ここで、前記群の要素は、随意に1〜3個の独立して選択されたR38で置換されている、請求項178に記載の化合物。
【請求項186】
請求項1に記載の化合物および薬学的に許容し得る担体を含む、医薬組成物。
【請求項187】
請求項161に記載の化合物および薬学的に許容し得る担体を含む、医薬組成物。
【請求項188】
VEGFレセプターシグナル伝達およびHGFレセプターシグナル伝達を阻害する方法であって、該方法は、レセプターを、レセプター阻害量の請求項1に記載の化合物と接触させることを含む、前記方法。
【請求項189】
VEGFレセプターシグナル伝達およびHGFレセプターシグナル伝達を阻害する方法であって、該方法は、レセプターを、レセプター阻害量の請求項161に記載の化合物と接触させることを含む、前記方法。
【請求項190】
細胞中のVEGFレセプターシグナル伝達およびHGFレセプターシグナル伝達を阻害する方法であって、該方法は、細胞を、レセプター阻害量の請求項1に記載の化合物と接触させることを含む、前記方法。
【請求項191】
細胞中のVEGFレセプターシグナル伝達およびHGFレセプターシグナル伝達を阻害する方法であって、該方法は、細胞を、レセプター阻害量の請求項185に記載の組成物と接触させることを含む、前記方法。
【請求項192】
細胞中のVEGFレセプターシグナル伝達およびHGFレセプターシグナル伝達を阻害する方法であって、該方法は、細胞を、レセプター阻害量の請求項161に記載の化合物と接触させることを含む、前記方法。
【請求項193】
細胞中のVEGFレセプターシグナル伝達およびHGFレセプターシグナル伝達を阻害する方法であって、該方法は、細胞を、レセプター阻害量の請求項186に記載の組成物と接触させることを含む、前記方法。
【請求項194】
動物におけるVEGFレセプターシグナル伝達およびHGFレセプターシグナル伝達を阻害する方法であって、該方法は、動物に、レセプター阻害量の請求項185に記載の組成物を投与することを含む、前記方法。
【請求項195】
動物におけるVEGFレセプターシグナル伝達およびHGFレセプターシグナル伝達を阻害する方法であって、該方法は、動物に、レセプター阻害量の請求項186に記載の組成物を投与することを含む、前記方法。
【請求項196】
動物がヒトである、請求項193に記載の方法。
【請求項197】
動物がヒトである、請求項194に記載の方法。
【請求項198】
細胞の増殖活性を阻害する方法であって、該方法は、細胞を、有効な増殖阻害量の請求項1に記載の化合物と接触させることを含む、前記方法。
【請求項199】
細胞の増殖活性を阻害する方法であって、該方法は、細胞を、有効な増殖阻害量の請求項161に記載の化合物と接触させることを含む、前記方法。
【請求項200】
患者における細胞増殖性疾患を処置する方法であって、該方法は、このような処置を必要としている患者に、有効な治療的量の請求項185に記載の組成物を投与することを含む、前記方法。
【請求項201】
患者における細胞増殖性疾患を処置する方法であって、該方法は、このような処置を必要としている患者に、有効な治療的量の請求項186に記載の組成物を投与することを含む、前記方法。
【請求項202】
患者がヒトである、請求項199に記載の方法。
【請求項203】
細胞増殖性疾患が癌である、請求項201に記載の方法。
【請求項204】
患者がヒトである、請求項200に記載の方法。
【請求項205】
細胞増殖性疾患が癌である、請求項203に記載の方法。
【請求項206】
患者における腫瘍増殖を阻害する方法であって、該方法は、これを必要としている患者に、有効な治療的量の請求項185に記載の組成物を投与することを含む、前記方法。
【請求項207】
患者における腫瘍増殖を阻害する方法であって、該方法は、これを必要としている患者に、有効な治療的量の請求項186に記載の組成物を投与することを含む、前記方法。
【請求項208】
患者がヒトである、請求項205に記載の方法。
【請求項209】
患者がヒトである、請求項206に記載の方法。

【公表番号】特表2008−508192(P2008−508192A)
【公表日】平成20年3月21日(2008.3.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−522886(P2007−522886)
【出願日】平成17年7月28日(2005.7.28)
【国際出願番号】PCT/CA2005/001177
【国際公開番号】WO2006/010264
【国際公開日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【出願人】(500301027)メチルジーン インコーポレイテッド (9)
【Fターム(参考)】