説明

株式会社島津製作所により出願された特許

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【課題】分析に関連した各種データのそれぞれをレポートアイテムとして配置することで分析レポートを作成する機能を有する分析レポート作成システムにおいて、分析レポート案の作成者とは通常異なるユーザである解析者が、該レポートの内容を検討する際の信頼性を向上させる。
【解決手段】表示画面に配置された各レポートアイテム上でのユーザによる描画操作を受け付ける描画認識部と、該描画操作が、所定の一又は複数のレポートアイテムに対して行われたことを検知すると、該分析レポート案に対して前記ユーザの確認署名処理を実行する確認処理部と、を有する構成とする。このような構成を採ることにより、各レポートアイテムに対して描画操作が行われなければ確認署名処理を実行することができなくなるため、ユーザは各レポートアイテムの内容を詳細に検討するように促される。 (もっと読む)


【課題】包括的2次元GC/MSで得られるマススペクトルに重畳しているバックグラウンドを的確に除去することで、DB検索等による成分同定の精度を向上させる。
【解決手段】2次元クロマトグラム上で検出されたピークに対応するピーク領域の周囲にバックグラウンド領域を設定し、ピーク領域中の任意の画素の位置(p、q)におけるバックグラウンドを、該位置を挟んでバックグラウンド領域中に位置する2つの画素のマススペクトルの内挿により推算する。2つの時間軸T1、T2方向でそれぞれ求めたバックグラウンドを平均し、位置(p、q)の画素におけるマススペクトルから差し引くことで、バックグラウンドを除去したマススペクトルを算出する。こうして、ピークに対応する各画素におけるマススペクトルからバックグラウンドを除去し、それらマススペクトルに基づいて該ピークの成分を同定する。 (もっと読む)


【課題】疎水性ペプチドのイオン化効率を向上させることができる新規化合物を提供する。
【解決手段】下記式(I):


(式中、Rは炭素数6〜10のアルキル基を表し、カルボキシル基と水酸基とは互いにオルト位又はメタ位に置換している。)で示される5−アルコキシ−2−又は3−ヒドロキシ安息香酸。上記式(I)で示される、質量分析用マトリックスの添加剤。α−シアノ−4−ヒドロキシケイ皮酸、2,5−ジヒドロキシ安息香酸、シナピン酸、及び1,5−ジアミノナフタレンからなる群から選ばれる質量分析用マトリックスに添加される、上記の添加剤。疎水性ペプチドの質量分析に用いられる、上記の添加剤。 (もっと読む)


【課題】冷却装置の振動に起因するマイクロフォニック雑音の出力信号での発生が低減されたX線検出装置を提供する。
【解決手段】X線を検出する半導体X線検出素子11を有する検出部10と、半導体X線検出素子11を冷却する冷却装置20と、冷却動作により冷却装置20で発生する機械的振動と同一周期且つ同一方向に検出部10が振動するように、検出部10と冷却装置20とを剛性的に接続する接続装置30とを備える。 (もっと読む)


【課題】 より効率的に消費電力を低減させることが可能な材料試験機および材料試験機の油圧調整方法を提供する。
【解決手段】 制御部40は、予備試験において収集したデータを処理する予備試験データ処理部70と、材料試験の試験中において、制御盤31等に指令として送信する制御値を演算する制御値演算部80とを備える。予備試験により求められた各種パラメータは、コンピュータ43内の記憶装置等に記憶され、実際の疲労試験において、必要以上に電力を消費することがないようにモータ34の回転数調整や供給圧力調整のための制御部40において実行される制御値演算において使用される。 (もっと読む)


【課題】加圧ガスを試料容器に導入し、その内圧により試料ガスを取り出してガスクロマトグラフに導入するヘッドスペース試料導入装置において、加圧ガス導入管と試料ガス排出管とが管路を共有することに起因するクロスコンタミネーションを防止する。
【解決手段】バルブ7の同一ポートに接続される加圧ガス導入管11と試料ガス排出管12のうちいずれか一方の管路の末端部を他方の管路の末端部内に挿通して二重管17を形成する。これにより、加圧ガス導入管11と試料ガス排出管12とを管路を共有することなくバルブの同一ポートに接続することができる。また、試料採取管10に設けた分岐点に加圧ガス導入管11を接続する。この構成により加圧ガス導入管11と試料ガス排出管12とは完全に分離され、共有部分が無くなる。 (もっと読む)


【課題】生体試料中で特定の物質の分布状況等を把握するためにMSイメージングデータに基づくクラスタ解析を実行する際に、より信頼度の高い分割数でクラスタリングを実行できるようにする。
【解決手段】特定部位抽出部24は、試料4上の特定部位を染色又は蛍光標識することで取得した顕微画像から特定部位を抽出する。クラスタ解析部25及び分割数決定処理部26は、その特定部位の空間分布とMSイメージングデータの類似性に基づいて、各ピクセルを複数のクラスタに分類したときの或る1つのクラスタに属する全ピクセルの空間分布との類似性を評価する。特定部位は特徴的な同一物質を含む部位であるから、それら空間分布の類似性が高い場合にはクラスタリングが適切であると判断できる。そこで、それら空間分布の相関性に基づいて、クラスタ解析における適切な分割数を決定し、該分割数の下でのクラスタ解析結果を表示部31より出力する。 (もっと読む)


【課題】 酸素化合物の量を正確に検出できるガスクロマトグラフ用検出器を提供する。
【解決手段】 酸素化合物を含む試料がカラム5を介して導入される分解管31aと、分解管31aを加熱する分解炉31bとを有し、分解炉31bによって分解管31aを加熱することにより、分解管31aの内部で酸素化合物を一酸化炭素に変換する炭化反応部31と、分解管31aの内部を通過した一酸化炭素が導入される触媒管32aと、触媒管32aを加熱する触媒炉32bとを有し、触媒炉32bによって触媒管32aを加熱することにより、触媒管32aの内部で一酸化炭素をメタンに変換する還元反応部32と、触媒管32aの内部を通過したメタンを検出する水素炎イオン化検出器33とを備えるガスクロマトグラフ用検出器1であって、炭化反応部31と還元反応部32との間に、一酸化炭素を通過させるとともに、夾雑成分を通過させない吸着トラップ40を備える。 (もっと読む)


【課題】大きなエネルギーを持ったパルスレーザを出力することなく温度チューニングを行う。
【解決手段】温度チューニング中は、まず、RF信号制御機構10が音響光学素子4に十分なパワーのRF信号を与えて共振器20のロスを十分に大きくし、固体レーザ媒質2を高ゲインの状態にする。次に、RF信号制御機構10がRF信号のパワーを急速に小さくして共振器20のロスを例えば半分にして共振器20でレーザ発振可能とし、パルスレーザを出力する。このパルスレーザの出力エネルギーを検出して温度チューニングする。
【効果】共振器20のロスを実働時のような最小値にしないため、パルスレーザの出力エネルギーは実働中に比べて小さくなる。従って、温度チューニング中に大きなエネルギーのレーザパルスがレーザ照射対象物などに不要に照射されてしまうことを回避できる。 (もっと読む)


【課題】大きなエネルギーを持ったレーザを出力することなく且つ高精度に温度チューニングを行う。
【解決手段】温度チューニング中は、まず、第二高調波発生素子(4)の温度を最適温度近傍から外した温度にした状態で第三高調波発生素子(5)の温度をスイープして第三高調波発生素子(5)の最適温度Ttpを求める。次に、第三高調波発生素子(5)の温度を最適温度近傍から外した温度にした状態で第二高調波発生素子(4)の温度をスイープして第二高調波発生素子(4)の最適温度Tspを求める。
【効果】温度チューニング中に大きなエネルギーのレーザがレーザ照射対象物などに不要に照射されてしまうことがなくなる。温度チューニング中の出力の変化範囲を大きくすることが出来るため、精度の高い温度チューニングを行うことが出来る。 (もっと読む)


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