説明

三谷セキサン株式会社により出願された特許

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【課題】ストッパー受けの高さを認識することにより、掘削腕の揺動角度から、地上で掘削径を目視により把握できる。
【解決手段】杭穴掘削ヘッド50は、ヘッド本体1の水平軸27に、上端にストッパー35を有する掘削腕30を、揺動自在に取り付けてなる。ヘッド本体1の昇降軸部10に第一保持切欠20、第二保持切欠22を有するストッパー受け27を昇降自在に取り付ける。 掘削ロッド50の正回転で、ストッパー受け17の下降位置で第一保持切欠20がストッパー35を係止し、掘削腕30が小径Dで掘削する(a)。逆回転により、上昇位置で、第二保持切欠22がストッパー35に係止して大径Dで掘削する(b)。ストッパー受け27に取り付けた操作ロッド28の目印ライン29で、上昇位置と下降位置の相違Hを確認できる。 (もっと読む)


【課題】掘削液(水)とセメントミルク(高温)の温度差を利用して、杭穴内にいずが吐出されているかを現場内に通報する。
【解決手段】掘削液(水)を第一液タンク16に、セメントミルクを第二液タンク17に収容する。共通搬送管20の一端21を掘削機1のジョイント4に、他端21aを切り替えバルブ23(第一液タンク16、第二液タンク17)に接続する。共通搬送管20の一端21側に温度センサー23を設置し、掘削機1と切り替えバルブ18の周辺に警報灯24を設置して掘削装置25とする(a)。切り替えバルブ23を第一液タンク16側に適宜開いて、掘削液を用いて杭穴32を掘削する(b)(c)。切り替えバルブ18を第二液タンク17側に開いて、セメントミルク35を吐出しながら掘削ロッド10を地上に引き上げれば(d)、温度センサー23によりセメントミルクが感知され警報灯24が点灯する。 (もっと読む)


【課題】既製杭を吊り上げる際に下端部を保護し、突起部の損傷を防止できる。
【解決手段】鋼管1の軸方向の2つの円周位置に、ボルト孔15を穿設し、筒形状本体16を形成し、その下端1aに、剛性を有する円形の保持用盤12を固着し、ボルト孔15に中心に向けてボルト17螺合して、保護ソケット10とする(b、c)。突起部付きの既製杭22を角材41、41上に並列し(a)、下端23aから筒状本体16を被せる(b)。筒状本体16のボルト孔15にボルト17を螺合し、既製杭22の突起部25の上側に係止めする。上下の8箇所のボルト孔15、15にボルト17を挿入し、第1突起部25Aと第2突起部25Bにボルト17、17を掛止めし(c)、振れの防止のため緩衝材18挿入する(d)。既製杭22を吊り上げた際に、保護ソケット10の落下を防止する。 (もっと読む)


【課題】掘削腕20の揺動角度を測定することにより、掘削腕20の長さを考慮して、その深さでの杭穴径を、地上にてリアルタイムで把握し、全長に亘る正確な杭穴掘削を保証できる。
【解決手段】揺動軌跡に沿った第二センサー27A、28Aを有するヘッド本体1の水平軸19に、第一センサー27、28を有する掘削腕20、20を揺動自在に取り付けて掘削ヘッド30とする。掘削ロッド40を正回転すると、掘削刃25で径Dの杭穴軸部42を掘削し(a。小径掘削状態)、逆回転で径Dの拡底根固め部43を掘削する(b。大径掘削状態)。この際、第一センサー27が、小径掘削で第二センサー27Aの27Abに位置し、大径掘削で第二センサー27Aの27Abに位置するので、揺動角度データが地上に送られる。掘削ロッド40を回転しないと、第一センサー27は第二センサー27Aの27Aaに位置し、掘削角度無しのデータが送られる。 (もっと読む)


【課題】地上から操作具30に連結した操作ロッドを38操作して掘削腕20を開閉し、操作ロッド38により掘削腕20の状態を地上から確実に把握する。
【解決手段】掘削ヘッド40は、ヘッド本体1と、水平軸19に取り付けた掘削腕20と、操作具30とからなる。掘削腕20の上端に、案内面26aを有する揺動案内部26を突設する。ヘッド本体1の水平軸19の上方に操作軸28を突設する。操作軸28に略L字状の操作具30を回転自在に取り付け、操作具30の一側の操作部33の押圧縁35が掘削腕20の揺動案内部26に当接して揺動を案内でき、他側に地上からの操作ロッド38を連結する。杭穴軸部44径掘削時には、掘削ヘッド40を正回転して土圧と操作具30で掘削径Dを維持する(a)。杭穴の拡底部45掘削時には、掘削ヘッド40を逆回転して土圧と操作具30とストッパー55で掘削径Dを維持する(b)。 (もっと読む)


【課題】土質強度に応じて、適切な量の掘削液・セメントミルク等を自動制御して使用するので、効率的に杭穴掘削ができると共に、その土質に適合した合理的な基礎杭構造の構築を達成できる。泥水の排出量、排土量を低減させる。
【解決手段】掘削ロッド1の掘削ヘッド2により杭穴6を掘削しながら、練付けドラム5、5aで掘削土を穴壁に練付ける。1つの杭穴の掘削に際し、支持力を期待しない地層は、水等の掘削液を使用することなく掘削し、支持力を期待する地層は、水等の掘削液を掘削補助手段として使用して掘削する(a、b)。掘削時の積算電流値を測定し、掘削中の土質強度に対応して、掘削液を使用するか否か使用する場合の使用量を自動制御する。拡底部16内へのセメントミルクの吐出量・吐出位置も自動制御され、撹拌混合して適切なソイルセメント11を形成する(c)。 (もっと読む)


【課題】中間支持層の先端支持力を活用して、合理的な基礎杭構造とし、かつ施工の簡略化を図る。
【解決手段】中間支持層3、・・・と下端支持層2がある地盤で、分割する深さ単位H1〜H毎に杭穴を掘削し、単位杭12、・・・を設定する。基礎杭構造を10A〜10Cとして、基礎杭構造毎に伝達する鉛直荷重P、PB1、PB2、Pを求める。水平荷重及び引抜荷重の荷重条件等から基礎杭構造10Aの構造を決定し、負担できる鉛直荷重Pを決める。基礎杭構造10B、・・・の構造を仮に定め、伝達する鉛直荷重は、P=P+PB1+PB2+P、であるので、鉛直荷重PB1=P−P、鉛直荷重PB2=P−P−PB1、鉛直荷重P =P−P−PB1−PB2 となる。鉛直荷重を、各基礎杭構造で負担できるか否かを地盤条件から検証して、各基礎杭構造の構造と負担鉛直荷重を調節する。 (もっと読む)


【課題】主に既製杭工法使用されていた連続掘削可能な重機4と、現場造成杭に使用されていた大径掘削可能な重機14とを組み合わせて、効率的な基礎杭の構築を実現させる。
【解決手段】連続掘削可能な重機4で、電気式のオーガー4を昇降させてロッドを継ぎ足しながら連続して、第一杭穴構築位置Aに第一掘削ヘッド10で、径Dの杭穴22の軸部23を掘削する(a)。軸部23の掘削が完了したならば、重機4を杭穴22から移動する(b)。大径掘削可能な重機14を 第一杭穴構築位置Aに移動し、油圧式のオーガー14の第二掘削ヘッド20で軸部23に、径Dの拡径部を形成する(c)。拡径部24を完成後、重機14を移動させる(d)。拡径部24を有する杭穴22を形成したならば、従来の方法により、杭穴22内に、既製杭又は鉄筋かごを挿入して基礎杭を構築する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、筒状の柱の建方治具に関し、埋込み柱脚における建方を作業性良く、工期短縮させることが課題である。
【解決手段】アンカーボルトが挿通される貫通孔を中央部に有するとともに下面の隅部にボルト用ネジ孔が設けられた平板状のベースプレート7と、前記ボルト用ネジ孔に螺装された調整ボルト8と、前記調整ボルトの頭部に嵌合して回転させ頭部の位置が建入れされた際に基礎部上面よりも上位置になる長尺の調整棒9と、該調整棒を回転自在に支持し柱脚に巻き付けて固定されるバンド部材10とでなる筒状の柱の建方治具1である。 (もっと読む)


【課題】製造中の振動などにより、鉄筋かごの端部で螺旋鉄筋の固定位置がずれることを防止して、より強度を高めた既製杭を形成する。
【解決手段】杭の長さに応じて離して配置した端板1、1間に、PC鋼棒15、15配置する。PC鋼棒15は円状に配置されて軸鋼材群18を構成し、外周の全長に亘り螺旋鉄筋20が巻かれる。端板1の外周4に、補強バンド10が一体に固定され、係止部32を有する係止材30を補強バンド10の内面12に固定する。係止材30に螺旋鉄筋20の端部21を係止して、鉄筋かご35とする。鉄筋かご35を通常の成型型枠に収容して、従来の方法によりコンクリートを打設して既製杭40を構成する(a)(b)。係止材30は補強バンド10の内側で、PC鋼15に固定し(c)(d)、また端板1の内面3に固定することもできる(e)(f)。 (もっと読む)


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