説明

西日本旅客鉄道株式会社により出願された特許

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【課題】波動伝搬速度が高く曲げ剛性に優れ、高速鉄道の給電線に適したトロリ線を提供する。
【解決手段】トロリ線1は、長手方向に連続する中空部10を有する。中空部10は、図心Cfを含むようにトロリ線1の本体1bに設けられている。中空部10の大きさは、横断面において中空部10を含むトロリ線全体の断面積を100%とするとき、20%以上である。中空部10を具えることでトロリ線1は、波動伝搬速度を大きくすることができる。また、トロリ線1は、図心Cfを含むように中空部10を具えることで、図心Cfから離れた位置に本体1bを構成する部分が存在するため、トロリ線1の断面2次モーメントIを向上することができ、その結果、曲げ剛性を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】ブレーキ操作に関する判断を行うべき位置に列車が到達する前に列車運転士に対し注意喚起を行う鉄道用看板において、視認性を向上させる。
【解決手段】発光式鉄道用看板Kは、表記部分1aを低光反射面、その他を高光反射面1bとした反射表示部1と点滅発光器10とを備える。点滅発光器10の点滅により周囲の風景と同化するのが妨げられ、前照灯の光で反射表示部1が発光するから、遠方から容易に視認できる。ブレーキ操作に関する判断を行うべき位置に列車が到達するまでに列車運転士が目視できる位置に設置したので、時間的余裕を持って注意喚起がなされる。高光反射面1bの面積比率を大きくしたので発光面積が大きくなり夜間時視認性に優れる。点滅発光器10を電池電源で動作させるので配線工事が不要になる。点滅発光器10の高さ位置を列車運転士の目線高さ位置よりも低くしたので、列車運転士に眩しさを与えない。 (もっと読む)


【課題】自然環境の影響を受けずに遮断機の異常を正確に検出する。
【解決手段】モータ5により駆動される遮断桿4が動作するときのモータ電流を検出する検出装置1と、電流データに基づいて遮断機の異常の有無を検知する処理装置2とを備える。処理装置2は、遮断桿4が正常に動作しているときの電流データを収集して、定常動作区間における電流データを切り出して時系列データを作成し、時系列データの線形統計量および非線形統計量を算出して、線形統計量および非線形統計量に基づいて異常の有無の判定基準を決める。判定基準の決定後、処理装置2は、遮断桿4が動作するたびに検出されたモータ電流に基づき、判定基準にしたがって異常の有無を検知する。処理装置2は、異常を検知したとき、管理装置1に通報する。 (もっと読む)


【課題】地盤を軟化・掘削するための高圧水や、振動発生装置を使用せずに、荷重を加えるだけで、橋脚補強板を地盤内へ圧入可能な手段を提供する。
【解決手段】下端縁に鋭角先導部Pが形成され、内面にスペーサ4,5が設けられた橋脚補強板1の二つを橋脚Kの四側面を覆うように組み合わせて連結し、補強板連結体Rを構築する。圧入装置10で補強板連結体Rの上端部を押圧して地盤G内へ圧入すると、補強板連結体Rと橋脚K表面との間には隙間Sを有するから圧入抵抗が比較的小さくなり、地中の岩石Zは鋭角先導部Pにより外側へ押し出されるから、高圧水も振動発生装置も使わずに、補強板連結体Rを容易に地盤G内へ圧入することができる。 (もっと読む)


【課題】 隧道内の狭小空間に設置でき、吊架線とトロリ線の位置調整を同時に行うことができる隧道内の電車線支持装置を提供する。
【解決手段】 電車線支持装置1は、隧道内に水平に支持される支持パイプ2と、これに軸線方向位置調整可能に取り付けられる支持金具3と、これの一端に取り付けられる曲線引金具4とを具備する。支持金具3は、把持部6、添え板部7、吊架線支持滑車8、張出部9と、アーム部10を具備する。把持部6は支持パイプ2を把持する。添え板部7は、把持部6から支持パイプ2の上部に沿って延出する。張出部9は、把持部6から支持パイプ2に直交する方向に延出する。アーム部10は、張出部9から支持パイプ2と平行に延出する。曲線引金具4は、アーム部10の先端から支持パイプ2と平行に延出し、先端にトロリ線Tを把持する。吊架線支持滑車8は、曲線引金具4の先端の上方に配置される。 (もっと読む)


【課題】 パンタグラフのすり板と架線との接触力の変動を低減できるようにする。
【解決手段】 架線に接触して架線より強制変位yを受けるパンタグラフのすり板を含む接触マス49の質量mを、所要のばね機構50を介して支持し、更に、アクティブ制御用のアクチュエータ51にて制御力fを加えることができるようにしてある制御対象マス48の質量mについての運動方程式をたてる(S1)。この運動方程式における制御対象マス48の慣性項、減衰項、ばね項のうち、慣性項が小さくなるような制御力fを求める(S2)。求められた制御力fにより、制御対象マス48の質量mを制御する(S3)。これにより、制御対象マス48の質量mの変位yaを、すり板を含む接触マス49の質量mが架線より受ける強制変位yと振幅、位相共に等しくなるようにさせる。 (もっと読む)


【課題】側路開閉器用コイルと側路開閉器との設置を省略して装置の小型化を図ると共に、保守作業を軽減でき、また放電器の保守を最適な時期に行うことが可能な地絡保護用放電装置を提供する。
【解決手段】保護線と接地マット間、または負き電線と接地マット間に接続された放電器3と、この放電器3に並列に接続されレールのサージ電圧を吸収し放電器3の不要放電を防止するサージ吸収部2とを具備し、上記放電器3に並列に側路開閉器を設けることなく構成し、かつ上記放電器3が電流20,000A以上、放電時間200msec以上の放電耐量を有する。また、上記放電器3の放電による電流を検出し、放電器の動作回数を計測する計測手段7を設け、このカウント値に基づいて、放電器3の保守を行う。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で落雷や高抵抗地絡から装置を保護することが可能な直流き電回路保護装置を提供する。
【解決手段】橋梁、電車線支持ビームなどの金属体に接続される第1リード1と、レール側に接続される第2リード2とを備え、両リード1、2間に、第1及び第2放電管3、4を直列接続する一方、上記第1リード1と第2リード2との間にコンデンサ8を接続する。コンデンサ8の端子電圧が所定の電圧に達したときに上記両放電管3、4の間の電位を低下させるトリガ手段を設ける。さらに第1リード1と接地間にサージ吸収手段15を設けた。 (もっと読む)


【課題】電気車両のインバータ入力段と直列に挿入される蓄電装置において、回路構成を簡素化すると共に、安定した昇圧動作を実現する。
【解決手段】この蓄電装置は、第1の端子と第2の端子との間に直列に接続された蓄電素子及び第1のスイッチ回路を含む第1列の回路であって、第1のスイッチ回路が、並列に接続された第1のトランジスタ及び第1のダイオードを含む、第1列の回路と、第1の端子と第2の端子との間に接続された第2のスイッチ回路を含む第2列の回路であって、第2のスイッチ回路が、並列に接続された第2のトランジスタ及び第2のダイオードを含む、第2列の回路と、第1の端子と第2の端子との間に接続された機械的スイッチを含む第3列の回路とを具備する。 (もっと読む)


【課題】低騒音化のため列車車間部を外側ホロ部材で閉塞する構造において、外側ホロ部材から発生する騒音を低減化する。屋根に設置される電気機器の設置高さを低くする。
【解決手段】車両1,1の対向する車両端面1a,1a間に装着する分割ホロ3,3の外表面位置Xを車両表面Yよりも内方となるように設定し且つ車両端面の稜縁部を湾曲面2に形成する。現行新幹線の車間部距離D=300〜500mm、走行速度=約300km/時に対し、車両表面から分割ホロ3の外表面位置までの距離H=30〜90mm、湾曲面2の垂直断面の曲率半径R=100〜200mmに設定する。外側ホロ部材が平滑ホロの場合は、屋根領域では平滑ホロの外表面位置を車両表面よりも内方(下方)に設定し且つ車両端面の屋根領域の稜縁部を湾曲面に形成する。左右側面領域は、平滑ホロの外表面を車両表面と一致させる。 (もっと読む)


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