説明

東洋建設株式会社により出願された特許

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【課題】大きい面積で運搬にも便利なアマモ苗育成用積層体によってアマモの苗を海中で育成することができるようにする。
【解決手段】 ポリ乳酸製格子状基体(1)にやし繊維(2)を敷いてマット状中間層(3)を形成し、中間層(3)にアマモ種子(4)がゼラチン(5)で包まれている加工種子(6)を散布し、その上をポリ乳酸製繊維よりなる被覆ネット(8)で覆い、留め部材として工業用ホッチキス(9)で被覆ネット(8)を中間層(3)を介して基体(1)に固定することによりアマモ苗育成用積層体(10)を作る。このアマモ苗育成用積層体(10)を所定の海域に運んでアマモ苗の育成に適した強さの太陽光がとどく海中の水深位置にくるように、複数のアンカー(11)付きロープ(12)により海底(13)に固定するとともに、海面(14)に浮くブイ(15)付きロープ(16)により水平状態が保たれるように配置する。 (もっと読む)


【課題】被処理物中に含まれる物質を易溶出状態から難溶出状態へと変化させる技術を提供する。
【解決手段】水に溶出し易い物質を含有する被処理物に降下性火山噴出物の風化物を混合し、そして該混合物において該水に溶質し易い物質と該降下性火山噴出物の風化物との結合により難溶出性の化学的複合体を形成することを特徴とする水に溶出し易い物質の固定化方法および再利用方法、並びに該再利用方法により得られた化学的複合体。本発明の方法は、処理費用が安価であり、処理作業が簡単で、処理能力も大きく、固定化能力に優れる。また同時に複数の物質に対して作用して異なる化学的複合体を形成できる。 (もっと読む)


【課題】重金属等の有害物質を含む汚濁水の大量処理を可能にする安価な重力式ろ過装置を提供する。
【解決手段】粒径1.0〜5.0mmで比較的粒子密度が小さい多孔質のクリンカを堆積させた上層23と、粒径0.6〜2.0mmで比較的粒子密度が高い多孔質の水砕スラグを堆積させた下層24とからなる2層構造のろ過層2を、砂利を堆積させた支持床8の上に配設し、ろ過槽1の上部の泥水管3から、浚渫に伴い発生した汚濁水を供給して下降流でろ過層2中を通過させる。すると、上層のクリンカに比較的粒子径の大きい汚濁物質が捕捉されると共に、下層の水砕スラグに比較的粒子径の小さい汚濁物質が捕捉され、十分大きなろ過速度が得られる。ろ過水は下部配管4を経て外部へ排出され、逆洗時には、同じ下部配管4から微細気泡を含む逆洗水が吐出される。 (もっと読む)


【課題】省力化に寄与することはもちろん、種々の大きさの閉鎖空間に対するコンクリート打設に汎用的に使用できる振動締固め装置および振動締固め工法を提供する。
【解決手段】上端部がコンクリート打設ホース4に接続され、下端部が鋼殻構造体1の閉鎖空間Aに挿入されるコンクリート打設管11と、このコンクリート打設管11の上端側に、その軸回りに揺動可能に基端部が軸着された、伸縮可能な複数の支持アーム14と、該支持アームの先端部にケーブル22を介して垂設され、前記鋼殻構造体1に予め形成された挿入口3を通して閉鎖空間Aに挿入されるバイブレータ本体15とを備えた振動締固め装置10を閉鎖空間Aに挿入し、バイブレータ本体15に取付けた2つのセンサ28により充填高さ監視しながら、本振動締固め装置10を所定距離ずつ上昇させて、コンクリートCの打設とバイブレータ本体15による加振とを行う。 (もっと読む)


【課題】 伸縮式掘削ロッドの内管における地盤改良材の漏れを、内管の材質とパッキンを内装したシール部材による管体側面のシールの採用により防止する。
【解決手段】 外ロッドと、外ロッドに伸縮自在に嵌挿し、連結ピンにより該外ロッドに固定した内ロッドと、内外ロッドの内部中央に設けた地盤改良材の通路となる伸縮自在な内管とからなる。内管を上端が内ロッドの内部まで達する長さで、該上端に円筒状のシール部材を取付けた外ロッド側の下部管体と、そのシール部材を通して下部管体に挿入した内ロッド側の上部管体とから構成する。シール部材に上部管体の外周面を密着シールするロッドシールパッキンを多段に内装する。上部管体を外面研磨を施したステンレス鋼管により形成する。 (もっと読む)


【課題】 老朽化または劣化等により桟橋として機能を満たさなくなった構造物を破砕することなく再利用する方法を提供する。
【解決手段】 桟橋1として機能を満たさなくなった構造物を再利用するに際して、桟橋1から鋼管杭2を切り離して、床版部5、梁部4及び杭頭部3からなる上部工10を撤去する工程と、撤去された上部工10を原状を維持した形態、あるいは新しい構造体または物体を付加した形態で、陸上、海洋または河川に設置して、新しい機能を有する新構造物を形成する工程とを特徴とする再利用方法を採用した。これにより、桟橋1を破砕せず再利用できるので、破砕の際の粉塵や騒音の発生がなく、環境に大きな負荷をかけることもない。 (もっと読む)


【課題】施工機械の迅速な入替えを不要にすると共に、排泥量の大幅な削減を可能にし、さらに所望により口元管の撤去を不要にする。
【解決手段】(A)地表面に口元管10を打込んだ後、この口元管10を通して掘削ロッド11を、その先端部からセメント系固化材を注入しながら回転下降させ、地盤1を掘削撹拌翼12により機械式に掘削撹拌して、(B)ソイルセメント柱14を造成する。そして、前記ソイルセメント柱14が固化した後、該ソイルセメント柱14にアースオーガー15を用いて竪穴16を削孔し、(C)前記竪穴16内に、節20を有する鋼管18とその周りの定着層19とからなるマイクロパイル17を打設し、しかる後、(D)前記口元管10内にコンクリート29を打設し、マイクロパイル17の鋼管18の上端部と口元管10とをコンクリート29により接合して杭頭部30とする。 (もっと読む)


【課題】浚渫能力を低下させることなく水頭差をできるだけ小さくし、もって水深の浅い浚渫域でも所望の吸泥効率を確保できる浚渫用ポンプ装置を提供する。
【解決手段】ポンプ本体10A、10Bと吸入装置30とを接続する管路に吸入弁を配設し、前記ポンプ本体内から外部へ延ばした吐出管24に吐出弁を配設し、ポンプ本体10A、10B内への負圧導入と圧縮空気導入との繰返しにより吸入弁と吐出弁とを交互に開弁させ、吸入装置30から前記管路を経て該ポンプ本体内に土砂を吸上げると共に、この土砂を吐出管24を経て外部へ排出する浚渫用ポンプ装置において、前記管路を、並列に配置した2台のポンプ本体10Aと10Bとの間に配設した函体50内に設け、この函体50を各ポンプ本体10A、10Bの胴体11に接続すると共に、函体50に吸入装置30を直結する。 (もっと読む)


【課題】有害物質で汚染された土地の土壌を、現位置において、効率良く、確実に浄化することができる土壌浄化装置を提供する。
【解決手段】汚染土壌を供給する土壌供給装置と、過熱水蒸気を生成して供給する過熱水蒸気生成供給装置と、該土壌供給装置から供給された該汚染土壌を該過熱水蒸気生成供給装置から供給された過熱水蒸気に曝して、汚染土壌中に含まれていた汚染物質を過熱水蒸気中に移動させる土壌浄化炉と、該土壌浄化炉から排出された過熱水蒸気を冷却して該過熱水蒸気から汚染物質を分離させる汚染物質分離装置とにより構成した。 (もっと読む)


【課題】アマモの苗を容器で手軽に育成することができ、しかもアマモ育苗後の容器を海底に配置し、苗が成育して根や地下茎が伸びてきた場合、容器がその成長の支障とならないようにする。
【解決手段】アマモ苗育成用兼アマモ場造成用容器(A)は、生分解性のポリ乳酸製繊維よりなる織布が、箱状の容体(1)に縫製加工せられ、この容体(1)の口(2)に設けられた両端に開口部(3)を有する中空部(4)に綿糸よりなる吊り下げ紐(5)が通されて容器(1)に取り付けられたもので、織布は平織りであり、その織り目(6)が、アマモ(7)の根(8)および地下茎(9)通し得るように織られているものである。 (もっと読む)


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