説明

核燃料サイクル開発機構により出願された特許

21 - 30 / 51


【課題】 混合部を簡略化でき、流量及び発熱反応の制御により安定した七フッ化ヨウ素の製造を可能とする。機器の腐食を大幅に低減し、フッ素ガスの廃棄量を低減し、漏洩を防止して安全性を高める。
【解決手段】 フッ素ガスと予めガス化した五フッ化ヨウ素ガスを混合し、両者の反応温度以上の温度に加熱した反応器20に導入して反応させ、反応生成物である七フッ化ヨウ素を冷却捕集し、未反応の五フッ化ヨウ素を冷却捕集して原料として再使用すると共に、未反応のフッ素ガスを原料としてコンプレッサ50で循環供給することにより七フッ化ヨウ素を製造する。 (もっと読む)


【課題】超高サイクル疲労試験を短時間で実施することができるひずみ制御型超高サイクル疲労試験方法および疲労試験装置を提供する。
【解決手段】試験条件として、少なくとも試験片1の標点間の全ひずみ範囲Δεtおよび制御速度fを設定する第1工程と、試験片の標点間の全ひずみ範囲の設定値に相当する非接触式変位計20の目標制御範囲ΔLtを求める第2工程と、制御速度fで且つ非接触式変位計の計測値の振幅が上記目標制御範囲ΔLtで一定となるように試験片に繰返し荷重を作用させて、非接触式変位計によるひずみ制御下で疲労試験を行う第3工程とを有する。第2工程では、接触式ひずみ計10が追従可能なひずみ速度で試験片に繰返し荷重を作用させたときの接触式ひずみ計の計測値と、非接触式変位計の計測値とを取得し、それら計測値から両者の相関関係を求めて、当該相関関係に基づいて、上記目標制御範囲ΔLtを求める。 (もっと読む)


【課題】 ZnS(Ag)シンチレーション検出器の利便性を生かしつつ、α線の波高弁別を可能にし、それによって天然の放射性核種による影響を低減して効率的かつ円滑に汚染管理が行えるようにする。
【解決手段】 入射するα線により励起されてシンチレータ光を発するZnS(Ag)シンチレータ22の層と、シンチレータ光を電気信号に変換する光電子増倍管16と、得られたパルス信号を計数する計数率計34を具備している。シンチレータの層は、その厚みが分離対象となるα線放出核種からのα線の飛程以上であってα線のエネルギー吸収がシンチレータの層内で全て生じ、且つ発生したシンチレータ光のシンチレータ自身による遮光が無視できる厚さとし、更に計数率計の前段に波高弁別回路32を設置する。 (もっと読む)


【課題】 探触子配置面積を小さくできる利点を有する1つのコイルを用いた1探触子反射法を採用しつつ、時間応答の遅い近距離計測でも、遅い時間応答範囲内の有効信号を抽出し、高感度で被検体の欠陥探傷あるいは材料特性評価を行えるようにする。
【解決手段】 送受信を行う1つのコイルを有する1探触子法により、超音波の送受信を行う。被検体の欠陥部領域で得られる受信波形を計測生信号とし、被検体の健全部領域で得られる受信波形を参照信号として、前記計測生信号と前記参照信号を減算処理することで差分信号波形を取り出し、被検体の欠陥探傷あるいは材料特性評価を行う。参照信号として、計測生信号の計測位置とは異なる欠陥部領域の位置で得られる信号を用いることも有効である。 (もっと読む)


【課題】 金属燃料としてU−Pu−Zr三元合金を使用し、炉心内側領域の燃料のZr含有率を標準値である10質量%程度又はそれ以下とした場合でも炉心径方向出力分布の平坦化を図ることができ、その結果、燃料融点の上昇が避けられ、燃料の製造性が悪化することがなく、さらには使用済燃料の再処理時のZr処理量の増加も回避することができる金属燃料高速炉炉心を提供する。
【解決手段】 重金属(U及びPu)と、重金属との合金金属(Zr)とからなる金属燃料を使用し、炉心径方向に複数の炉心領域に区分され、全ての燃料ピンは燃料のPu富化度およびピン径が同一とされている金属燃料高速炉炉心において、重金属密度の異なる複数の炉心領域が炉心径方向に確保されており、かつ合金金属の含有率及び燃料のスミア密度を変化させることにより領域区分が行われていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 プルトニウム冨化度や熱履歴に影響されることなく、酸化プルトニウムを含む規格外燃料および/または廃棄物からプルトニウムを単独で回収する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 酸化プルトニウムを含む規格外燃料および/または廃棄物と、炭化珪素とを混合した後、加熱してプルトニウムと珪素との共晶体を形成し、次いで当該共晶体を硝酸に溶解させ、プルトニウムを硝酸プルトニウムとして回収する酸化プルトニウムを含む規格外燃料および/または廃棄物からのプルトニウム回収方法とした。これにより、共晶体を形成している珪素、未反応の炭化珪素及び反応副生成物の珪素酸化物等は、硝酸に不溶解となるため硝酸プルトニウムを単独で効率よく回収できる。 (もっと読む)


【課題】 ボーリング孔内に設定した複数の地下水採水区間を対象として、溶存ガスの脱ガスを抑制しながら地下水を採水し物理化学的状態の測定を連続的に行う。
【解決手段】 筒状ケーシング20に複数の遮水用パッカー22を間隔をおいて配設すると共に遮水用パッカーで仕切られる各採水区間と連通する採水配管26を組み込んだ孔内多区間採水部12をボーリング孔10内に挿入する。各採水配管に坑道配管切替部14を接続し、坑道配管切替部によって任意の一つの採水区間の地下水を物理化学的状態測定部16に導く。物理化学的状態測定部に組み込んだ定圧制御弁によって地下水中の溶存ガスの脱ガスを抑制しながらpHや酸化還元電位などを連続測定する。 (もっと読む)


【課題】Ti含有フェライト系酸化物分散強化型鋼において、高温クリープ強度の改善に有効な粗大化かつ等軸化した結晶粒組織を有するフェライト系酸化物分散強化型鋼を製造する方法を提供する。
【解決手段】元素粉末または合金粉末とY23粉末を混合して機械的合金化処理を行ない、熱間押出しにより固化した後、最終熱処理としてAc3変態点以上への加熱保持とそれに続くフェライト形成臨界速度以下での徐冷熱処理を施すことにより、質量%で、Cが0.05〜0.25%、Crが8.0〜12.0%、Wが0.1〜4.0%、Tiが0.1〜1.0%、Y23が0.1〜0.5%、残部がFeおよび不可避不純物からなるY23粒子を分散させたフェライト系酸化物分散強化型鋼を製造するに際して、機械的合金化処理で混合する原料にFe23粉末を添加することにより、TiとCとの結合を抑制してマトリックス中のC濃度が低下しないようにする。 (もっと読む)


【課題】 断層破砕帯の有無を簡易に判定可能とする。
【解決手段】 リニアメントによって抽出された調査対象地域内の断層破砕帯の候補に対し、断層破砕帯の候補の走向に交差する測線上に設定した地表の複数の測定点に地震計を各々設置し、到来した地震波の水平方向成分及び鉛直方向成分を各々測定し、各測定点について、測定した地震波の初動部分から両者の周波数スペクトル比を求め、断層破砕帯の影響を受けていないと推定される基準スペクトル比に対する差の絶対値を積算した値を指標値として各々演算し、その指標値に基づいて、断層破砕帯の候補が実在しているか否かを判定する。 (もっと読む)


【課題】 燃料富化度を低減し、炉心核特性を向上させ、安全性を高める。また、そのために炉運転中に格別の操作を必要とせず、簡素な構造で簡易な取り扱いを可能とする。
【解決手段】 多数本の燃料棒14を束ねて六角筒状のラッパ管12内に収容した構造の液体金属冷却高速炉用の炉心燃料集合体10である。燃料集合体内の一部に存在する冷却材ボイド反応度が正である領域に、燃料棒複数本分を占める水平断面積を有し、且つ内部に乾燥ガスを封入した断面多角形又は円形のガス密封管16を設置する。燃料棒と同等の水平断面を有し、且つ内部に乾燥ガスを封入したガス密封管を複数本分散設置する構成でもよい。 (もっと読む)


21 - 30 / 51