説明

独立行政法人土木研究所により出願された特許

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【課題】導電率の影響を考慮して2以上の三軸センサの相対位置を計測することにより、盛立構造物の変形を高精度に計測することが可能な変形計測システム等を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明にかかる変形計測システムの代表的な構成は、盛立構造物102に埋設される移動用三軸センサ110と、盛立構造物の表面近傍に配置される基準用三軸センサ112と、較正用三軸センサ114と、三軸センサから出力された信号を受信する信号受信部116と、導電率を入力する入力部118と、第1の磁場解析を行い磁場強度Hを導出する較正用磁場導出部122と、換算比率を導出する換算比率導出部124と、三軸センサが検出した誘起電圧Eと前記換算比率とから磁場強度Hを求める磁場強度換算部126と、第2の磁場解析を行い前記誘起電圧Eを誘起させる磁場を励磁させた三軸センサの位置を同定する位置同定部128とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【解決手段】 漏水個所6を有する地面に取水口8を有する柔軟な水密性のシート7を展開し、前記取水口8を前記漏水個所6に一致させ、前記シート7の外周縁を引き上げて漏水個所6の周囲を取り囲むように設置されたフレーム15に支持し、漏水個所6から漏出した水を容器状のシート7内に貯留する。
【効果】 少ない人員と資材で短時間に施工することができ、傾斜を有する地面に漏水している場合においても、確実にパイピングを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 アンカー長をなるべく短く抑えつつ、大きな引抜耐力を発揮できるアンカー構造を提供する。
【解決手段】アンカー造成部は、土留め用の張線S1,S2を地盤10内に定着させるためのものであり、支圧拘束具1を用いて構築される。支圧拘束具1は、注入ロッド9により注入されたグラウトを吐出する吐出口4Aを備えた拘束具本体2と、拘束具本体2に拘束された袋材Fとを備えている。支圧拘束具1は、地盤10内に配置されており、張線掛部材52に張線S1,S2を掛け止められている。アンカー造成部は、支圧拘束具1の吐出口4Aから吐出されたグラウトを袋材Fに充填されて、地盤10内に支圧拘束具1を配置するために形成された削孔13の内径よりも大きな外径まで拡径し、充填されたグラウトの固化体と共に拘束具本体2及び張線S1,S2と一体化されている。 (もっと読む)


【課題】コンクリート構造物等の内部の環境状態を簡易的に判断する技術を提供する。
【解決手段】外部注入型センサ10aが埋設されているコンクリート等の内部環境が、モルタル細孔内の水溶液がセロハン膜60を介してゲル50に取り込まれる。モルタル細孔内の水溶液がアルカリ性であれば、ゲル50は赤紫色に呈色する。そして、ゲル50の呈色状態を検出する際には、光源から照射用光ファイバ11に光を取り込み、出射面11aからゲル50へ向けて光が出力される。そして、検出用光ファイバ12の入射面12aからゲル50を透過した光が検出用光ファイバ12に取り込まれ、検出器により分析される。 (もっと読む)


【課題】トラフリブ形式などの鋼床版の下面からの補強において、比較的軽量の補強部材により鋼床版を容易かつ確実に補強することができ、鋼床版の疲労耐久性の向上を図れる鋼床版の補強構造を提供する。
【解決手段】Uリブ3とUリブ3の間のデッキプレート2の下にデッキプレート下面・左右Uリブ側板3b・3cの表面に吹付け工法で繊維補強型セメント系材料を吹付けることで断面略門形のブロック10を形成し、その上部水平部10aの上面全面、左右脚部10b・10cの外側面全面がそれぞれデッキプレート2の下面、左右のUリブ側板3b・3cの表面に対して密着させ、デッキプレートを下から支持し、デッキプレートとUリブの隅角部を補強し、輪荷重による隅角部におけるデッキプレートとUリブの局部変形を抑制し、デッキプレートとUリブの溶接部における局所応力を緩和して疲労寿命を向上させる。 (もっと読む)


【課題】地盤改良工事において、原位置土の影響を受けることなく、高強度で品質の安定した固化パイルを造成することができる固化パイル造成による地盤改良方法を提供する。
【解決手段】地盤中に貫入可能とするケーシングパイプ4を備えた地盤改良施工機械を用いて、ケーシングパイプ4の上部に取り付けたホッパー7において砂利・砕石等の骨材とセメントミルクとを所定の混合比にて混合して供給材とし、このホッパー7から砂利・砕石等の骨材とセメントミルクとを所定の混合比にて混合した供給材をケーシングパイプ4内に投入すると共に、このケーシングパイプ4を地盤中に貫入し、貫入したケーシングパイプ4から供給材を排出しながら引抜き・打戻しを繰返して、地盤中に固化パイルを造成することにより、軟弱な地盤を安定した地盤に改良する固化パイル造成による地盤改良方法である。 (もっと読む)


【課題】 魚道のための独立した流れを形成するような必要がなく、流れの緩やかな領域を形成できて、魚の遡上経路として好適な隅角部魚道を提供すること。
【解決手段】 水路の底壁に設置される魚道であって、縦向板部47aと該縦向板部の両側から上向き傾斜に連接された横向板部47bからなる略V字状の阻流板を複数個、水路の底壁に沿って所定の間隔をおいて配置し、前記阻流板の略V字状になった内側部及び外側部に沿った部分に魚類の遡上経路となる流れの緩やかな領域を形成した。 (もっと読む)


【課題】従来よりも手間がかからず、かつ、簡易な構成でありながら、広範囲に渡る地表の移動の計測を行うことができる技術を提供する。
【解決手段】地山の地表の移動を計測する地すべり計測装置であって、前記地山のうち地すべりを計測する地すべり計測対象領域に設置され、該地すべり対象領域の地表の移動と共に移動し、音を出力する音出力手段、からの音を取得する音取得手段であって、該地すべり計測対象領域と離れた領域に設置される音取得手段と、前記音取得手段で取得される音の到達時間から、前記音出力手段と前記音取得手段との到達距離を複数回算出し、複数回算出した到達距離の変位に基づいて前記地すべり計測対象領域の地表の移動を計測する移動計測手段と、前記移動計測手段による計測結果を出力する計測結果出力手段と、を備える。 (もっと読む)


【課題】地盤破壊・崩壊予測の信頼性を高めるため、地盤の電位差データから外的要因による電位変化を除去して、内的要因による電位変化を的確に把握するための方法を提供する。
【解決手段】地盤に設置した電極ERと電極ER〜ER間を接続した複数の測線で電位差を計測し、各測線個別の電位差データを、各測線からの電位差データの和で除算することによって、電位分担率を求め、この電位分担率の変化を地盤破壊・崩壊に係る内的要因による前兆変化として評価する。電位分担率は、個別の電位差データを、各測線からの電位差データの総和で除算することによって外的要因をキャンセルしたものとなるので、内的要因の変化指標として捉えることができる。 (もっと読む)


【課題】大掛かりな施設や動力を必要とせず、単純な構造により実現可能であり、効率良く大量に、水底に堆積した水中堆積物を他の領域に流送することができる水中堆積物の流送方法、及びその装置、並びにその吸引パイプを提供すること。
【解決手段】両端が開口した吸引パイプ5から形成され、一端が、水の取り入れ口である取水口2aに、他端が、吐出口側の接続端51となっている。両端の中間部には、折返し部52が形成され、該折返し部のある管材の下部は切り欠かれ、この切り欠かれた部分には、水中堆積物の表面形状の変化に追随可能な柔軟性を有するシート部材が接着されている。このシート部材には前記水中堆積物の吸引用の底面吸引孔が管材内と連通して複数穿設されていると共に、前記吸引パイプ5の側面部分には、水中堆積物吸引用の側面吸引孔が管材内と連通して穿設されている。 (もっと読む)


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