説明

独立行政法人土木研究所により出願された特許

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【課題】鋼床版の下面への補強桁(補強リブ)の固定による隙間を従来よりも小さくすることで鋼床版の変形量を小さくし、疲労破壊の可能性を低減可能な鋼床版の補強構造及び補強方法を提供する。
【解決手段】走行路の床版を構成する鋼床版の下面に、一定間隔で横桁を固定してなる鋼床版構造であって、前記横桁の間に走行方向に沿って複数の補強桁を設置し、該補強桁の上面を前記鋼床版の下面に当接した形態で、前記複数の補強桁間を連結部材で連結するとともに、前記横桁に隣接する前記補強桁を取付部材を介して該横桁に固定したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 橋脚下端付近及びラーメン橋脚の上端付近における軸方向鉄筋が大きな曲げモーメント作用時に座屈するのを有効に抑制するとともに、帯鉄筋及び中間拘束筋の配置を容易化する。
【解決手段】 橋脚コンクリート44中の表面近くに軸方向鉄筋41を配置し、この軸方向鉄筋より表面側のコンクリート中に、この軸方向鉄筋と接触又は近接するように横方向のプレキャストコンクリートの梁状部材42を配置する。この梁状部材にPC鋼材45によってプレストレスを導入し、上下方向に所定間隔をあけて、大きな曲げモーメントが作用する範囲に配置する。この梁状部材は、曲げ剛性によって軸方向鉄筋が外側に膨らみ出して座屈するのを有効に抑制する。 (もっと読む)


【課題】緩衝材の施工時にその裏込材が凍結しないようにし、緩衝材の施工後の気温の変化によって滞留水が凍結溶解を繰り返しても、緩衝材やFRPM板の継ぎ目等に亀裂が生じないようにする。
【解決手段】水路W等の内面1に緩衝材として成形体の発泡エチレン・プロピレンゴム4を設け、それをFRPM板3で被覆し、アンカー2で固定した。この発泡エチレン・プロピレンゴムは予め成形された成形体なので、低温下における施工においても、流動体の緩衝材を用いる場合のように、その施工時に凍結することはない。また、この発泡エチレン・プロピレンゴムは弾性があるので、内面と発泡エチレン・プロピレンゴムの間等に滞留した滞留水が凍結溶解により体積変化を生じても、その体積変化が発泡エチレン・プロピレンゴムに吸収される。そのため、FRPM板の継ぎ目等に体積変化に伴う亀裂が発生しにくい。 (もっと読む)


【課題】消化ガス利用システムにおいて、年間を通じて低コストに消化ガスの精製が可能な消化ガス精製方法とその精製装置を提供する。
【解決手段】少なくとも消化槽加温用機器燃料としての利用分を差し引いた一部または全量を精製し、この精製ガスを他用途の燃料として用いる消化ガス利用システムにおいて、吸収塔404内において高圧雰囲気下で消化ガスと吸収水とを接触させることにより、メタンを高濃度化した精製ガスを得る高圧水吸収法による消化ガス精製方法を用い、前記消化ガス精製系外から補給される補給水水温または前記吸収塔404へ循環される循環水水温が低い時期では、前記吸収塔404から排出された吸収水を系外に排水させる一過式に、また、前記補給水水温または循環水水温が高い時期では、前記補給水または循環水を冷却した後前記吸収塔404へ供給させる循環式に切り換える消化ガス精製方法およびその精製装置。 (もっと読む)


【課題】大型の低圧ガスホルダーを設置しなくてすみ、バイオガス発生量の変動などに対して、嫌気性発酵槽のガス圧力を目標値に維持でき、かつ、バイオガスが送り込まれる吸収塔内の圧力を設定値に維持してバイオガス精製を安定して行うことができること。
【解決手段】嫌気性発酵槽からのバイオガスをガス圧縮機によって吸収塔へ送り込み、前記吸収塔内にてバイオガスと水とを高圧状態で接触させてメタンを高濃度化した精製ガスを得るバイオガスの精製方法であって、前記ガス圧縮機に精製ガスを導く精製ガス循環ラインを設け、ガス圧縮機を予め設定された一定の回転数にて運転して、ガス圧縮機に導かれるバイオガス及び精製ガスの合計量を一定又は略一定に維持するとともに、前記嫌気性発酵槽のガス圧力が予め設定された目標値に維持されるようにガス圧縮機に導くバイオガス量を増減制御する。 (もっと読む)


【課題】吸収水の水温の上昇により吸収水量を増加させても、減圧タンク内の吸収水中の溶存メタンの回収率を向上させることにより、精製ガス中メタン濃度を容易に一定に保持することを可能ならしめる消化ガス生成装置の運転方法を提供する。
【解決手段】消化タンクから供給され、ミスト除去後の消化ガスを圧縮する消化ガス圧縮機を備え、この消化ガス圧縮機により圧縮された消化ガス中の二酸化炭素などを吸収水に溶解させて除去する吸収塔を備え、吸収塔から抜取られた吸収水が供給され、この吸収水を減圧して放散させたガスを前記消化ガス圧縮機に戻すと共に、ガス放散後の吸収水を系外に排水する消化ガス精製装置の運転方法において、吸収水の水温が予め設定した設定温度を超えると、前記水温と設定温度との温度差に応じて前記変圧タンクの内圧を通常設定圧よりも低圧に減圧する。 (もっと読む)


【課題】
水素付加の高速応答性と水素付加反応率(転化率)をともに高める。
【解決手段】
水素付加反応を行う第一の反応器31と、第一の反応器31に接続され、第一の反応器31から液体の状態で供給される未反応物および反応生成物を含む液体供給物の水素付加反応をさらに行う第二の反応器32と、第一の反応器31および第二の反応器32の内の少なくともいずれか一方に水素を供給する水素供給口5aとを備え、第一の反応器31に、水素付加用の第一の触媒43と、第一の触媒43を担持する第一の触媒担体42と、第一の触媒43を加熱するための第一の加熱手段41と、第一の触媒43に向けて不飽和炭化水素を間欠噴霧供給する噴霧手段3,20とを備え、第二の反応器32に、水素付加用の第二の触媒53と、第二の触媒53を担持する第二の触媒担体52と、第二の触媒53を加熱するための第二の加熱手段51とを備える水素付加装置1とする。 (もっと読む)


【課題】 崩落土砂の除去作業や対策工などの安全性を確保するために、地すべり崩壊地内に立ち入らずに、残った残壁面の変位を非接触で精度良く計測監視できるようにする。
【解決手段】 再帰性反射塗料を収容した容器2と、該容器を装着して計測対象に向けて飛ばされる矢状飛翔体3と、該矢状飛翔体を飛翔させるための発射装置とを備える。前記容器は前記計測対象に衝突すると前記再帰性反射塗料を開放して当該計測対象に光反射体5を形成する。特に、地すべりの予想される斜面、地すべり崩壊後の残壁面や岩塊を前記計測対象としてこれに向けて前記矢状飛翔体を飛翔させることで、地すべり崩壊地内に立ち入らずに、光反射体を形成する。形成した光反射体をターゲットとしてトータルステーションのような光波測距機器やレーザ測距機器等の光計測機器により計測対象の変位を計測する。 (もっと読む)


【課題】 特に複雑な形状の亀裂が入った岩盤斜面についても対処可能な岩盤斜面の安全度評価方法を提供することである。
【解決手段】 対象となる岩盤について三次元座標データを取得する工程と、三次元座標データを基にして岩盤の1次模型を作成する工程と、1次模型から2次模型用型枠を作成する工程と、2次模型用型枠内の所定箇所に既存亀裂を模した異質材を設置し、かつ、岩盤の強度を目標強度として配合した固化材を2次模型用型枠に打設することによって2次模型を作成する工程と、2次模型について遠心力模型実験を行うことによって、2次模型の破壊時の遠心力を求める工程と、破壊時の安全率を基にして、岩盤の安全率を計算する工程とを含むことを特徴とする方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】 より簡素な設備によりタービン排気の熱エネルギーを回収できるようにした加圧焼却炉設備及びその運転方法を提供することにある。
【解決手段】 加圧式焼却炉1と、加圧式焼却炉1からの高温排ガスを利用して圧縮空気の生成と送風を行う過給機15と、加圧式焼却炉1を冷却状態から始動するために使用する始動バーナ3と、を備えた加圧焼却炉設備において、過給機15のタービン15b下流に廃熱蒸気ボイラ23を設けるとともに、廃熱ボイラ23で発生する蒸気を過給機15のタービン15b入口上流に吹き込む蒸気供給路24を設けた。 (もっと読む)


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