説明

独立行政法人土木研究所により出願された特許

21 - 30 / 107


【課題】低改良率であっても充分な補強効果が得られる合理的な盛土支持地盤の補強構造を提供する。
【解決手段】盛土10の周縁部下方の盛土支持地盤11中に杭状の第1の地盤改良体1を形成し、その内側に壁状の第2の地盤改良体2を形成し、さらにその内側に杭状の第3の地盤改良体3を形成する。第1、第3の地盤改良体よりも第2の地盤改良体の改良深度の方が深くなるように設定され、第1〜第3の地盤改良体のうち少なくとも1つもしくはいずれもが基礎地盤に達していない。第1の地盤改良体のさらに外側の盛土支持地盤中に壁状の第4の地盤改良体4を形成する。第2の地盤改良体中に芯材5を設ける。第2の地盤改良体の上部に引張材6を定着して外側への変形および変位を拘束する。盛土と盛土支持地盤との層境付近にその全面にわたって敷網材7を敷設する。 (もっと読む)


【課題】地表の移動を計測する領域に立ち入ることなく検出装置を設置可能な技術であって、従来技術に比べて設置場所や設置対象となる機器などの制約が少ない新たな技術を提供する。
【解決手段】地表の移動を検出する地すべり検出装置を地山の地表に設置する地すべり検出装置の設置装置であって、設置装置は、所定の操作部によって遠隔操作可能な空中を飛行する飛行体に搭載され、地すべり検出装置を吊り下げる吊り部を支持する支持部であって、吊り部を支持する支持状態と、吊り部材の支持が解除して地すべり検出装置を落下させる非支持状態と、を有する支持部と、支持部を制御する支持部制御情報であって、所定の操作部から出力される支持部制御情報を受信する通信部と、通信部で受信される支持部制御情報に基づいて、支持部の支持態様が支持状態又は非支持状態になるように支持部を制御する制御部と、を備える。 (もっと読む)


【課題】試験片と試験体の音速が異なる場合でも、精度の良いエコー高さ区分線が得られ、試験体底面の状態が不明である場合にも精度の良い感度補正を行う。
【解決手段】電気信号によって駆動され超音波を基準となる試験片及び試験体中に送信する送信用の超音波探触子と、送信用の超音波探触子と離隔して設けられ、試験片及び試験体の表面に沿って伝搬する波動を電気信号として受信する受信用の超音波探触子と、送信用の超音波探触子を励振し、かつ、受信用の超音波探触子からの電気信号を受信する送受信器とを備え、送受信器は、試験片の表面に沿って伝搬する波動に基づく受信信号の受信感度と、送信用の超音波探触子と受信用の超音波探触子との間の距離を同じにして、試験片の代わりに試験体を用いた際の、試験体の表面に沿って伝搬する波動に基づく受信信号の受信感度とを記憶し、2つの受信信号の受信感度の比または差に基づいて超音波探傷の感度補正を行う。 (もっと読む)


【課題】 トレンチ内に流入する泥や土砂をトレンチの下に溜めて排除することで、泥や土砂の堆積を起因とするトレンチの貯留機能の低下を抑制することができる植栽型浸透トレンチを提供すること。
【解決手段】 トレンチ底部にトレンチに流入する泥や土砂を溜める空間19をスペーサの例としての樹脂製パレット15により形成し、空間19は底面が泥や土砂の採取口20に向けて下向傾斜の勾配が付されており、この勾配により空間19に溜められた泥や土砂を採取口20へ自然流下させる。 (もっと読む)


【課題】 コア試料内部の薄層を比抵抗分布状況により見落としなく正確に地層分布を判読することができ、コア試料端に電流電極を設置して測定した場合でもコア試料端近傍で電流に乱れが生じることがなくて正確な比抵抗の測定ができる土質コア比抵抗測定方法及び測定装置を提供すること。
【解決手段】 所定長さで採取した測定用コア試料1の長さ方向両端に、該コア試料の比抵抗値に近い人工的に作成した疑似コア試料2,2’を密着させて配置し、この疑似コア試料の測定用コア試料から離れた側の両端に電流電極5,5’を密着させて配置するとともに、前記測定用コア試料の長さ方向に等間隔を置いて複数の電位測定用電極13を配置し、前記電流電極から電流を流すことにより前記電位測定用電極により測定用コア試料内に発生した区間電位をその測定区間を連続的に移動して前記測定用コア試料全体の長さ方向の比抵抗分布状況を測定する比抵抗測定装置18を配置した。 (もっと読む)


【課題】アンカーのヘッド部がねじ切り加工されていない既設アンカーであっても、特殊なジャッキやアタッチメントを必要としない。さらに、既に付与されている緊張力に大きな影響を与えずに取り付けることができ、また、容易に交換ができる。
【解決手段】アンカーヘッドの上部にジョイントスリーブを設置し、テーパー状に穿設したジョイントスリーブの挿通孔には、引張材との隙間を埋め引張方向に力が働くことによりジョイントスリーブと引張材が一体化されるようにクサビを嵌合し、ジョイントスリーブのオネジ部にテンションスリーブのメネジ部を螺着させ、ジョイントスリーブの上端側からテンションロッドのオネジ部をテンションスリーブのメネジ部に螺着させ、テンションスリーブのオネジ部に定着ナットのメネジ部を螺着させ、油圧ジャッキに定格の荷重をかけテンションロッドを牽引することでアンカー体に再緊張力を付与し、前記定着ナットを支圧板に当接させるまで螺進させ、再緊張状態を保持する (もっと読む)


【課題】従来の光式変位センサや電気式変位センサ(伸縮センサ)を用いて、これらの伸縮計の機構を変えることなく低コストかつ簡便な機構と1台の一軸方向検出変位センサで2区間の変位を計測し、また、少ない台数で多数区間の変位箇所を特定する面的変状計測装置を提供する。
【解決手段】2つの移動杭の変位状態を計測する装置において、固定杭に固定された一軸方向検出変位センサと、同変位センサに繋がれた接続線と同接続線の一端に設けた変位伝達機構と、両端がそれぞれ前記各移動杭に連結され中途が前記の変位伝達機構に揺動もしくは摺動自在に張設され且つ移動杭の変位に追従して非伸縮状態で全体移動自在に張設された計測線とから構成されたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ナットの締め付け作業時におけるボルトの共回り現象を抑制することが可能な鋼板接合用のボルトを提供すること。
【解決手段】両ネジボルト1(ボルト)は、接合鋼板12のボルト孔12aの内径よりも大径の直径Dを有する節部2と、節部2の両側に設けられたネジ部5、6とを備えている。両ネジボルト1は高力ボルトであり、接合鋼板12と接触する節部2の接触面3には、接合鋼板12と節部2との間の摩擦係数を高めるための加工部4が形成されている。加工部4は、接合鋼板12と接触する接触面3に複数の突起4aを設けることにより、節部2の全周にわたって凹凸が繰り返し連続する波形状に形成されている。 (もっと読む)


【課題】冬期路面状態の定量的な評価システムを提案する。
【解決手段】プローブカーには、動輪とは独立して自由回転する試験輪と、該試験輪が回転する向きを前記プローブカーの進行方向に対してわずかの角度だけ斜めに固定する試験輪斜め固定装置と、前記試験輪の軸方向に発生する横反力を測定する横反力測定装置と、前記プローブカーの位置を測定する位置測定装置と、該位置測定装置により取得した位置データ及び前記横反力測定装置にて測定された横反力データとを前記サーバコンピュータに送信する送信装置とを設け、サーバコンピュータには、プローブカーから送信された情報を受信する受信装置と、該受信装置が受信した情報を道路区間にリンク付けする道路区間リンク付け装置と、該リンク付け装置によりリンク付けされた情報をデータベースに登録するデータベース登録装置とを設けた。 (もっと読む)


【課題】固定観測点の路面状態、路線の路面温度分布及び路線の路面状態を推定するシステムを提供する。
【解決手段】固定観測点における水・雪・氷貯留量を推定するシステムであって、熱収支モデルの式が、路面に出入りする熱量を示す項として、路面からの赤外放射量と、顕熱伝達熱量と、潜熱伝達熱量と、地中伝導熱量と、水・雪・氷の凍結または融解に利用可能な最大凍結融解熱量とを含み、熱収支モデルの式を解くことにより、最大凍結融解熱量を算出する手段と、最大凍結融解熱量(M')と、水・雪・氷貯留量との関係に基づいて、実際に使用される凍結融解熱量を算出する手段と、水収支モデルの式が、水・雪・氷貯留量の変化率をそれぞれ示す水・雪・氷収支の各式とからなりかつ各式は凍結融解熱量を変数として含み、水・雪・氷貯留量をそれぞれ算出する手段とを備える。 (もっと読む)


21 - 30 / 107