説明

独立行政法人土木研究所により出願された特許

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【課題】 河川堤防の裏のり面被覆用土質材料であって、十分な耐侵食性及び透水性を有し、植生可能な堤防の裏のり面被覆用土質材料と、それを用いた被覆方法の提供。
【解決手段】 土(81、82)に少量の土壌固化材(83)と、土壌団粒剤と、化学繊維製の短繊維(84)と、水とを混練して流動化させた土質材料であって、堤防の裏のり面(12)の被覆土として求められる流水に対する耐侵食性、透水性、植生を可能とする保水性及び軟らかさを備えており、吹き付けによって堤防裏のり面(12)に被覆可能である。 (もっと読む)


【課題】遠隔地において火山噴火の際に生じる降灰を検知するための従来の降灰検知器は、降灰の有無や空気中の灰の濃度を測定する程度のものであり、土石流発生の因子となりうる灰の堆積量や堆積物の粒度を検知することはできなかった。本発明は、灰の堆積量とともに、堆積物の粒度を遠隔地において検知することができ、土石流発生の虞を事前に予知することを可能な自動降灰・降雨量計を提供する。
【解決手段】本発明の自動降灰・降雨量計1は、降灰収集筒2と、該降灰収集筒2内の水位を測定する水位計4と、降灰収集筒2の内容物の重量を測定する荷重計5と、降灰収集筒2内に設けられた透水性を有する灰受け板6と、該灰受け板6の下方側に設けられ、降灰集筒2内の水を抜くための排水口10とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】有孔部の目詰まりが生じず、短時間で且つ経済的に設置でき、保孔管の上下方向の遮水性を確保し観測区間の水の出入りのみが許容され、しかも地下水位変化に迅速に追従でき、水位測定を行う際の不感域が少なく、そのため水位変動を正確に観測できるようにする。
【解決手段】水位観測孔を形成する継ぎ足し可能な保孔管10と、外周面に円筒状の親水フィルタ12が装着可能で保孔管の先端から突出自在の有孔管14と、有孔管の先端に固定される先端コーン16を具備する打込み式水位観測装置である。先端コーンは、保孔管により伝達される打撃力を受ける外周衝打面と、保孔管の頂部から挿入される打撃ロッドにより伝達される打撃力を受ける内部衝打面を有し、有孔管と親水フィルタで形成される有孔部20の下方外周と上方外周に、保孔管の下端内周との間を遮水するOリング22,24が装着されており、水位計が有孔部の内部まで挿入可能になっている。 (もっと読む)


【課題】 手間が掛からず安価で藻類の増殖を抑制することのできる閉鎖水域における藻類増殖抑制方法及びその装置を提供する。
【解決手段】 上部及び下部に水の流入又は流出が可能なスクリーン21,22を有し、微生物を担持可能な微生物保持担体Sを収容する生物反応槽2を閉鎖水域の表層付近に設置し、曝気手段3により生物反応槽2を下方から曝気して、生物反応槽2の内側に緩やかな上昇流と生物反応槽2の外側に緩やかな下降流を発生させると共に、微生物保持担体Sを流動化させることを継続することで藻類の増殖に必要な微量金属を酸化する微量金属酸化微生物を微生物保持担体Sの表面に自然発生的に担持させ、この微生物保持担体Sに担持させた微量金属酸化微生物により生物反応槽2の下部から流入させた閉鎖水域の水に含まれる微量金属を酸化して不溶化させ、酸化させた微量金属酸化物を前記下降流で沈降させる。 (もっと読む)


【課題】 付着藻類や浮遊藻類などの大量発生による景観障害等を防止することができ、且つ、設備費、運転費が共に安価である下水処理水の藻類増殖抑制方法及びその装置を提供する。
【解決手段】 下水に浄化処理を施して有機物濃度を低下させた下水処理水を、微生物を担持可能な微生物保持担体Sが収容された生物反応槽2に通水し、この生物反応槽2おいて、散気板21で下部から空気を送り込んで曝気することを継続することにより、藻類の増殖に必要な微量金属を酸化する微量金属酸化微生物を自然発生的に微生物保持担体Sの表面に担持させ、この微量金属酸化微生物により下水処理水中に含まれる微量金属を酸化し、浮遊物質除去装置(沈殿槽3、砂濾過装置3’、膜分離装置3”)で反応槽処理水から微量金属の酸化物を除去する。 (もっと読む)


【課題】 微細植物プランクトンの数をより正確に計測することができ、しかもその計測を迅速、客観的に行うことができる植物プランクトンの計測法を提供する。
【解決手段】 群体を形成している微細な植物プランクトンを含む水5に植物プランクトンそのものが破壊されない程度の超音波を照射して植物プランクトンを細胞単位にバラバラに分散し、この分散した細胞単位の植物プランクトンの数をフローサイトメーター4で計測する。 (もっと読む)


【課題】 長距離の追跡が可能であって、精度の向上とコストの削減、及び労力の軽減を図ることができるとともに、周辺環境への悪影響も少なくて済む酸素又は二酸化炭素溶解式地下水追跡法を提供すること。
【解決手段】 地すべり斜面に設けた複数のボーリング孔のうち斜面上部のボーリング孔からトレーサーとなる酸素又は二酸化炭素をボーリング孔内の地下水に吹き込み、斜面下方のボーリング孔内で地下水の溶存酸素濃度又は溶存二酸化炭素濃度を測定し、その測定値から斜面の地下水の流下経路を推定する。 (もっと読む)


【課題】コンプレッサーの駆動によって圧縮された余剰空気を加圧流動焼却設備系内で有効利用し、同時に設備コストやランニングコストを低減させる。
【解決手段】被処理物Sを燃焼させる加圧流動炉10と、この燃焼により発生した排ガスによって駆動されるタービン41及びこのタービン41によって駆動され、加圧流動炉10内に供給する空気を圧縮するコンプレッサー42を有する過給機40と、排ガスから熱回収して白煙防止用空気を予熱する白煙防止用予熱器50と、排ガスの清浄化を行う排煙処理塔60とを備える。加えて、コンプレッサー42で圧縮された空気を加圧流動炉10内に供給する経路77と、この経路77から分岐して白煙防止用予熱器50に連なる分岐経路52とを備え、この分岐経路52を通して圧縮空気が白煙防止用空気として白煙防止用予熱器50に導かれる構成とする。 (もっと読む)


【課題】始動用バーナーの燃焼用空気送気用ブロワを使用しない又は小型化することにより、設備コストやランニングコストを低減させる。
【解決手段】被処理物Sを燃焼させる加圧流動炉10と、この燃焼により発生した排ガスによって駆動されるタービン41及びこのタービン41によって駆動され、加圧流動炉10内に供給する圧縮空気を生成するコンプレッサー42を有する過給機40を備える。コンプレッサー42に対して設けられた空気供給手段43からの空気を、前記コンプレッサー42を通して前記加圧流動炉10内に加圧空気を供給する経路と、この経路における前記コンプレッサー42を通った後の経路から分岐して、前記加圧流動炉10の始動用バーナー12に連なる分岐経路を有し、前記加圧流動炉10の立上げの際に、空気供給手段43からの空気を、前記コンプレッサー42を通して前記加圧流動炉10内に加圧空気を供給し、かつ、前記分岐経路を通して前記加圧空気を前記始動用バーナー12の燃焼用空気として供給するように構成した。 (もっと読む)


【課題】タービン出口側から潤滑油が流出するおそれのない加圧流動焼却設備とする。
【解決手段】被処理物Sの加圧流動炉10と、排ガスによって駆動されるタービン41及びこのタービン41の駆動軸46によって駆動され加圧流動炉10内に供給する空気を加圧するコンプレッサー42を有する過給機40と、駆動軸46を含む軸部分を囲う仕切り材、これに供給される潤滑油を貯留するタンク91、このタンク91内の潤滑油を密閉容器内に導く上流経路92、この上流経路92を通して潤滑油タンク91内の潤滑油を仕切り材内に強制的に送る送液ポンプ93、及び、仕切り材内の潤滑油を潤滑油タンク91に導く下流経路94を有する潤滑油の循環機構90と、を備え、下流経路94の内圧が上流経路92の内圧よりも低くなるように構成する。 (もっと読む)


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