説明

日立アロカメディカル株式会社により出願された特許

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【課題】ドプラ変移周波数スペクトル表示における流速が高い成分の見えにくさの改善。
【解決手段】FFT解析器24から出力されるエコー信号のドプラ変移周波数のスペクトルは、Log変換器26にて対数増幅され、ダイナミックレンジ調整部30に入力される。ダイナミックレンジ調整部30は、Log変換器26から入力されるドプラスペクトルの各ドプラ変移周波数成分の信号強度(輝度)を、当該成分のドプラ変移周波数に対応するダイナミックレンジ設定値を用いて変換する。このとき、ダイナミックレンジ調整部30は、ドプラ変移周波数が大きくなるほど、ダイナミックレンジが小さくなる関係(マップ)を用いて、そのドプラ変移周波数に対応するダイナミックレンジを求める。これにより、ドプラ変移周波数(流速)が大きくなって信号が小さくなると、ダイナミックレンジが狭まることで、信号とノイズとの輝度の差が広がる。 (もっと読む)


【課題】より簡易に超音波探触子を製造でき得る製造方法を提供する。
【解決手段】振動子10の背面に形成された振動子側電極20と中継基板30の上面に形成された基板側電極32とを互いに密着させた状態で、振動子10および中継基板30を接合する際には、予め、位置合わせすべき範囲、すなわち、振動子側電極基板20の形成範囲、および、基板側電極32の形成範囲にのみ、濡れ性向上のための表面処理を施す。その後、電極形成範囲に液状接着剤38を塗布し、振動子10および中継基板30を重ね合わせる。このとき、濡れ性が高まった電極形成範囲にのみ広がった接着剤38の表面張力により、自動的に、振動子10および中継基板30の位置決めがなされる。その後、振動子10を中継基板30に押し当て、電極間の接着剤38を押し出した後、加圧しながら加熱し、接着剤を硬化させる。 (もっと読む)


【課題】FETを利用した受信入力保護回路の新しい回路構成を提供する。
【解決手段】受信入力保護回路10は、互いに直列的に接続された2つのデプレッション型FET(M1,M2)を備えている。そして、比較的小さな受信信号に対して、デプレッション型FET(M1,M2)が非飽和領域で動作し、入力端子INから受信アンプ20まで受信信号を通過させる。一方、比較的大きな送信信号に対しては、デプレッション型FET(M1,M2)が飽和領域で動作して送信信号の通過を制限する。 (もっと読む)


【課題】DICOM等に準拠した診断レポートにおいて、特定のノードが有するノード値を検索できるようにする。
【解決手段】診断レポートは特定のノードツリー構造を有する。同一ノード名の2つのノード92,94が存在している場合において、ターゲットノード92とは別にキーノード93を指定することにより、そのキーノード93によって規定される参照パスを利用して、正しい検索ルートが特定される。その結果、ターゲットノード92だけを特定することが可能となる。そのために、検索条件記述部及び絞り込み条件記述部を有する検索条件記述ファイルが生成され、検索エンジンは当該ファイルの記述内容にしたがって前処理及び本処理を実行する。 (もっと読む)


【課題】ユーザ操作に応じたトレースラインの形成においてユーザを支援する技術を提供する。
【解決手段】トレース補助断面100は、その断面内に対象組織42を含むように、且つマニュアルトレース用参照断面58と交わるように設定される。参照断面画像58Aは、マニュアルトレース用参照断面58に対応した断層画像であり、補助断面画像100Aはトレース補助断面100に対応した断層画像である。参照断面画像58A内の点Pと補助断面画像100A内の点Pは、三次元データ空間内における同一点に対応している。同一点であっても、断面の相違により、画像内における明瞭性が異なる場合がある。そこで、補助断面画像100Aを利用して対象組織の輪郭情報が設定され、その輪郭情報が参照断面画像58Aに反映される。 (もっと読む)


【課題】対象組織を視覚的に明示するための新しい画像形成技術を提供する。
【解決手段】Bモード処理部22は、複数の超音波ビームに対応した複数のエコー信号に基づいて骨110を含んだBモード画像の画像データを形成する。ドプラ処理部24は、複数の超音波ビームに対応した複数のエコー信号からドプラ情報を抽出する。振動器50から骨110に対して振動が加えられ、骨110が振動することにより、骨110から得られるエコー信号内にドプラシフトが発生する。ドプラ処理部24は、エコー信号に含まれるドプラシフトを検出する。これにより、Bモード画像に対応した断層面内で骨110の振動が検出され、Bモード画像内のどの位置で振動が生じているのかが確認される。 (もっと読む)


【課題】胎児等の治療を行う医療システムにおいて、治療前後の状態を超音波により確実に計測できるようにする。
【解決手段】内視鏡10の先端部には円環状に複数の振動子12が設けられている。各振動子12は斜め内向きの姿勢で設けられており、これにより複数の超音波ビームが治療点においてクロスする。それらの振動子12を用いて治療点における血流についての3次元血流速度ベクトルが演算される。先端部は観察窓14A及びレーザー光出射管も有している。 (もっと読む)


【課題】再構成処理により得られる表示画像の信頼性を高める。
【解決手段】位置情報付与部13は、各走査面から得られる各断層画像データに対して三次元空間内におけるその断層画像データの位置を特定するための位置データを付与する。前メモリ14には時系列順に複数の断層画像データが記憶される。再構成処理部20は、複数の基準画像の各々を分割の単位とすることにより、前メモリ14に記憶された複数の断層画像データを複数の画像群に分割する。そして、複数の画像群の各々から、互いに周期的に対応した複数の断層画像データが抽出され、一つのデータブロックとして後メモリ26に記憶される。三次元画像形成部28は、後メモリ26に記憶された再構成後の複数の断層画像データに基づいて、各断層画像データをその位置データから特定される表示空間内の位置に対応付けて、表示画像を形成する。 (もっと読む)


【課題】足置き台上に置かれた生体に対し、超音波を送受して生体内の骨の評価を行う超音波骨評価装置において、足置き台近傍に現れるアーチファクトの発生を抑制する。
【解決手段】生体を挟んで配置される振動子ユニット16A,16Bの一方から超音波を送信し、生体を通過した超音波を受信して受信信号を得る。受信信号を格納部76に格納する。移動機構52により振動子ユニットを移動させ、測定領域内で繰り返し超音波の送受信を行い、複数の測定点の受信信号を得る。各測定点の受信信号の最大値を算出し(78a)に基づき、骨領域を画定する(78b)。最大値は、足置き台等周囲の構造物を伝播する超音波の影響を受けにくく、アーチファクトの発生が抑制できる。骨領域を正確に画定でき評価の精度が向上する。 (もっと読む)


【課題】より簡易に製造でき得る振動子を提供する。
【解決手段】振動子は、上面および下面に電極が設けられた複数の圧電体22を面方向にずれた状態で積層した積層体であって、前記電極により当該積層体の上面、下面および圧電体間に電極層24が形成された積層体と、前記積層体の上面に配置されたグランド電極30と、前記積層体の下面に配置されたシグナル電極32と、積層方向にのみ導電性を発揮する姿勢で配される複数の異方導電体28と、を備える。異方導電体28は、圧電体22をずらして積層することで外部に露出した電極層24の露出部分と、前記グランド電極30、シグナル電極32、他の電極層24の露出部分のいずれか一つの間に配置されることで、偶数番目の電極層24−2,24−2同士および奇数番目の電極層24−1,24−3同士を電気的に一つに接続する。 (もっと読む)


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