説明

独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構により出願された特許

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【課題】
活性金属の分散性が高く、高い中間留分収率を与える水素化処理用触媒を安定して製造することが可能な、水素化処理用触媒の製造方法を提供すること。
【解決手段】
炭素原子を含む炭素質物質の含有量が炭素原子換算で0.5質量%以下である担体に、周期表第6族、第8族、第9族及び第10族の金属から選択される少なくとも一種の活性金属元素を含む活性金属成分を担持させて、触媒前駆体を得る担持工程と、前記担持工程で得られた前記触媒前駆体を焼成して、水素化処理用触媒を得る焼成工程と、を備える、水素化処理用触媒の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 気泡塔型スラリー床反応器を用いるフィッシャー・トロプシュ合成反応の触媒活性は十分維持し、反応器のスタートアップに要するコストを低減することが可能な気泡塔型スラリー床反応器のスタートアップ方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の気泡塔型スラリー床反応器のスタートアップ方法は、フィッシャー・トロプシュ合成反応により炭化水素を生成するための気泡塔型スラリー床反応器の再稼動に際して、気泡塔型スラリー床反応器で生成し、水素化処理された、炭素数21以上のパラフィン炭化水素を40質量%以上含有し且つ過酸化物価が1ppm以下である水素化処理油を、気泡塔型スラリー床反応器に供給することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 中間留分の生産を目的とするワックス留分を含む炭化水素原料油の水素化分解において、触媒の安定期でも高い中間留分収率を与える水素化分解触媒、及び該水素化分解触媒を用いる炭化水素油の製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の水素化分解触媒は、ゼオライトと固体酸性を有する非晶性複合金属酸化物とを含む担体と、前記担体に担持された周期表第8族〜第10族の貴金属から選択される少なくとも一種の活性金属と、を含有してなる水素化分解触媒であって、前記水素化分解触媒は、炭素原子を含む炭素質物質を含有し、前記水素化分解触媒における前記炭素質物質の含有量が炭素原子換算で0.05〜1質量%である。 (もっと読む)


【課題】
得られる炭化水素油の組成を維持しつつ、FT合成触媒を捕集するフィルターの負荷を低減することが可能な炭化水素油の製造方法、並びに、それを実現可能なフィッシャー・トロプシュ合成反応装置及び炭化水素油の製造システムを提供すること。
【解決手段】
触媒粒子を含むスラリーと該スラリーの上部に位置する気相部とを有する反応器を備えるフィッシャー・トロプシュ合成反応装置を用いて、フィッシャー・トロプシュ合成反応により炭化水素油を得る、炭化水素油の製造方法において、上記スラリーの平均温度Tと上記スラリーの前記気相部と接する液面の温度Tとの差T−Tが5〜30℃となるように上記スラリーの温度を調節して、上記フィッシャー・トロプシュ反応を行うことを特徴とする、炭化水素油の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 高い水素化異性化活性と抑制された分解活性を有し、低温流動性に優れた中間留分を高い収率で得ることができる水素化精製触媒、及び該水素化精製触媒を用いる炭化水素油の製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の水素化精製触媒は、固体酸性を有する非晶性複合金属酸化物を含む担体と、前記担体に担持された周期表第8族〜第10族の貴金属から選択される少なくとも一種の活性金属と、を含有してなる水素化精製触媒であって、水素化精製触媒は炭素原子を含む炭素質物質を含有し、水素化精製触媒における炭素質物質の含有量が炭素原子換算で0.05〜1質量%である。 (もっと読む)


【課題】GTLプロセスにおいてFTオフガスを管式リフォーマー用の燃料に使用した際の、FTオフガスに含まれる重質炭化水素の析出による加熱用のバーナーチップの閉塞を防止する。
【解決手段】FTオフガスに含まれる重質炭化水素を、吸収油との接触、蒸留塔への導入、冷却又は吸着剤への通気により除去し、除去した後のFTオフガスを管式リフォーマーの燃料として使用する。これにより、管式リフォーマーの長時間にわたる安定的な運転が可能となり、FTオフガスの燃料としての有効利用を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】 FT合成油由来の水素化処理油からより多くの灯油基材の製造を可能とする灯油基材の製造方法、及び灯油基材を提供すること。
【解決手段】 本発明の灯油基材の製造方法は、フィッシャー・トロプシュ合成油の水素化処理油から得られる初留点が95〜140℃であり終点が240〜280℃である第1留分から炭素数7以下のパラフィンを除去して炭素数7以下のパラフィンの含有量が0.1〜0.7質量%である第2留分を得ることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】触媒の安定した流動状態及び反応状態を確保しながら、短時間でスタートアップすることができるようにすることである。
【解決手段】合成ガスを第1コンプレッサ34により圧縮して供給する合成ガス供給路31と、触媒スラリーを収容する反応容器30と、反応容器から導出される未反応合成ガス及び炭化水素を気液分離する気液分離器38と、気液分離後の未反応合成ガスを第2コンプレッサ35により圧縮して反応容器に再循環させる第1再循環路32と、合成ガスの導入量を徐々に増加させる立ち上げ運転時に、気液分離後の残りの未反応合成ガスを第1コンプレッサの吸入側に再循環させる第2再循環路33と、を備える。 (もっと読む)


【課題】液面位置を高精度に検出すること。
【解決手段】スラリーが収容された収容容器30に併設されるスタンドパイプ82と、スタンドパイプ82と収容容器30とを連通する連通管84、86と、スタンドパイプ82内のスラリーに浮遊するフロート88と、スラリーに含有された触媒粒子のスタンドパイプ82内への侵入を規制する規制部94と、を備えているフロート式液面計80を提供する。 (もっと読む)


【課題】反応容器内の温度を高精度に制御すること。
【解決手段】反応容器30の底部30aに配設され、内部を液体冷媒が流通する下除熱部32aと、反応容器30において下除熱部32aよりも上方に配設され、内部を液体冷媒が流通する上除熱部32bと、を備え、下除熱部32aには、第1温調部121により温度が調節された液体冷媒が供給され、上除熱部32bには、第1温調部121とは異なる第2温調部122により温度が調節された液体冷媒が供給される温度制御システム100を提供する。 (もっと読む)


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