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Fターム[2D041BA12]の内容

Fターム[2D041BA12]に分類される特許

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【課題】止水ブロックが地下水の上昇進入を阻止するためセメントの希薄による部分的な弱体化が生じることがないので、造成杭の所望の圧縮強度が確保され、また、水分の多い軟弱地盤であっても、先端支持力も大きく確保される地盤改良工法を提供する。
【解決手段】オーガーにより穿孔した地盤の掘削孔に、その掘砂や山砂等の砂にセメント系の固化材が混合された未固化材料土を充填してその掘削孔を埋め戻し、掘削孔を埋め戻した未固化材料土に周囲の地盤に含む水を吸水させながら硬化させて杭状固化体が主体となる造成杭を成形する地盤改良工法において、埋め戻す前に予め掘削孔の下端において、少なくとも砂等からなる混合基材とセメント系の固化材を混合する攪拌工程を設け、該攪拌工程において、セメント系固化材に水ガラスを添加し急速硬化を伴わせて塊状に膨出した止水ブロックを形成し、掘削孔にその止水ブロックの上から未固化材料土の前記埋め戻しの充填をなすことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】施工が容易で且つ確実に地中埋設構造物、地上構造物などの浮上や沈下を抑制することが可能な、回転埋設杭、その埋設施工法及び地中埋設構造物浮上抑制装置を提供することを目的とする。
【解決手段】菅状の杭本体10と、杭本体10の下端部側周面に設けられた略1巻の螺旋翼11と、螺旋翼11の周方向に沿って等間隔に配置され、螺旋翼11の周縁から杭本体10の径方向に突出可能な2枚の補助掘削刃12とを備える。補助掘削刃12は、杭本体10を一方向に回転(正転)させて地中に埋設する方向に移動(推進)させる際に螺旋翼11の周縁に押し付けられ、また杭本体10を他方向に回転(逆転)させて地中から抜き出す方向に移動させる際に螺旋翼11の周縁から杭本体10の径方向に突出する。 (もっと読む)


【課題】既製杭と根固め部との一体性が確保されているという条件の下では、既製杭に有利な付着力や支圧力が作用していることを考慮し、それによって経済的な杭体構造及び根固め部構造とすることができる方法を提供する。
【解決手段】底部に根固め部2が形成された杭孔に、ストレート状の既製杭1をその下端部が根固め部に入り込むように埋設してなる埋込み杭の構造仕様決定方法であって、(1)設計荷重≦地盤から決まる支持力、(2)設計荷重≦根固め部での杭周面付着力+杭先端部支圧力を満足するように、杭体の仕様及び根固め部の仕様を決定する。 (もっと読む)


【課題】施工コストや環境負荷や工期の延長を抑制したうえで杭の軸力を効率よく増大させることができる杭構造および杭の構築方法を提供する。
【解決手段】平断面の形状が矩形状である軸部12と、地盤の支持層において軸部12の底部が拡大した平断面の形状が円状の拡底部14とを備え、拡底部14は、軸部12の底部における全周に亘って側方に拡大するように構成されていることを特徴とする。軸部12を形成するための孔を、水平多軸型掘削機を使用して掘削し、その後、リバースサーキュレーション工法を用いて孔を拡底する。 (もっと読む)


【課題】杭の拡底部材が孔底拡開部内で拡大しているか否かを確認することができる拡底部材の拡大確認装置及び拡大確認方法を提供する。
【解決手段】杭14の下端に設けられている拡底部材1が径方向外側に拡大したか否かを確認するための拡底部材1の拡大確認装置Sであって、一端部20aが拡底部材1の拡底板5に接続され、他端部20bが杭14の軸方向の中空部14aを通って杭14の上端まで延びるワイヤ20と、他端部20bが接続され、他端部20bの下方への移動量Pを測定する測定手段30とを備える。 (もっと読む)


【課題】支持地盤と直結する底側を乱すことなく、効率よく杭穴底部にセメントミルクを注入し、より確実な支持力を期待できる。
【解決手段】掘削ヘッド1で杭穴軸部12を形成し(a)、続いて杭穴根固め部13を掘削する(b)。根固め部13の底14に掘削ヘッド1を位置させ、吐出口5から20m/hの低速低圧でセメントミルクを注入しながら、距離H(≒50cm)まで上昇する(c)。根固め部13の底14を乱さず、確実に杭穴残存物をセメントミルクに置換する。距離Hから上方で、速度45m/hの高速高圧に切り換えて、吐出口5からセメントミルクを吐出しながら根固め部13の上縁15まで掘削ロッド10を上昇させる(d)。杭穴11の軸部12にもセメントミルクを注入して、掘削ヘッド1を地上19に引き上げて、杭穴11内に既製杭20を埋設して基礎杭25を構築する(e)。 (もっと読む)


【課題】施工中にその場で、圧縮強度が適切か否を判断でき、強度が不足してもセメントミルク類が固化する前に適切な対処ができ、無駄を省き、設計強度に見合った適切な基礎杭を構築する。
【解決手段】地上でセメントミルクの温度Tcを測定し、杭穴根固め部13内の掘削残存物の温度Tdを測定する。杭穴根固め部13の底14付近で全量の3分の1のセメントミルクを吐出し、掘削ヘッド1を回転上昇させながら全量の3分の1のセメントミルクを吐出し、掘削ヘッド1を昇降して残りの3分の1を吐出する。杭穴根固め部13内のセメントミルク混合物の温度Tcを測定し、各温度から、セメントミルク混合物のセメントミルク置換率56%を得る。予め用意した「圧縮強度・置換率グラフ」で置換率0.56%のときの推定圧縮強度17.6N/mmを得る。万一、設計圧縮強度に至らなかった場合にはセメントミルクを追加注入する。 (もっと読む)


【課題】試料採取口の開閉が確実であり、試料採取口が開口した時に採取口位置から下方の根固め液のみを確実に採取出来るようにした未固結先端根固め液の採取装置の提供を目的する。
【解決手段】上端に掘削ロッド15との連結部2を、その下部に油圧動作部3および試料収納室4からなる試料採取部6を、下端に掘削ヘッド7をそれぞれ具備し、前記試料採取部6内に、前記油圧動作部3により側壁5の内面と面接して上下動する摺動部材8の上動で前記試料収納室4の側壁4aに形成した試料採取口9を開口し、前記摺動部材8の下動で前記試料採取口9を閉塞して前記試料収納室4を密封する構成とした。 (もっと読む)


【課題】施工が容易で、要求された全支持力を確実に支持することができる基礎杭から構成される基礎杭群を提供する。
【解決手段】基礎杭群10は複数の基礎杭1a、1b、1c、1dから構成され、地盤90に設置され、構造物80を支持している。基礎杭1a、1b、1c、1dはそれぞれ、鋼管(杭本体に同じ)2a、2b、2c、2dと、鋼管2a、2b、2c、2dの先端または先端近傍に固設された略螺旋状のラセン翼3a、3b、3c、3dとを具備している。そして、ラセン翼3a、3b、3c、3dの外径が略同一に形成されている。 (もっと読む)


【課題】 場所打ちコンクリート杭を施工するための杭孔に残留しているスライムを地上側に汲み上げることが可能で、かつ重量物の移動を可能とするリフター装置付自走式スライム処理機を提供する。
【解決手段】 少なくとも水平方向に回動可能なブーム14を有し、進行方向の左右に設けられた無限軌道11によって地表GLを自走可能な自走装置本体10と、ブーム14に吊り具30を介して吊下げられ地表GLから地中に延びる杭孔90の底部に残留しているスライムSを地上側に汲み上げ可能な水中ポンプ40と、自走装置本体10における左右の無限軌道11の間に位置するロアフレーム13に取付けられ、地表GL側に位置する発電機100を持ち上げることが可能なリフター装置60と、を備え、リフター装置60の発電機100を積載する荷台80は、自走装置本体10の前進方向に移動した状態のブーム14に吊下げられた水中ポンプ40と無限軌道11の進行方向前端部11aとの間に位置する。 (もっと読む)


【課題】さほど大きな翼を設けなくても、高い先端支持力が得られる鋼管杭およびその支持構造を提供するとともに、この支持構造を容易に施工できる鋼管杭の施工方法を提供する。
【解決手段】先端部外周に高さtが6mm以上かつ鋼管杭1径D1の10%以下、ピッチPとの比率P/tが7.7〜33で巻き付き角度θが45°以下の螺旋状の突起11Aを有する鋼管杭の中空部にオーガーを挿入し、オーガーにより地盤3を掘削するとともに鋼管杭を回転貫入させ、地盤中の支持層または支持層を含む根固め柱2を構築する区間にオーガーヘッドが達した段階でオーガーヘッドの掘削径を根固め柱の径D2相当に拡大して根固め柱の高さ分だけ掘削するとともにオーガーヘッドより固化液を噴出し、根固め柱に鋼管杭を回転貫入させ回転貫入が終了した後に、鋼管杭の先端部を根固め柱に残置してオーガーを引き抜き、固化液を固化させる。 (もっと読む)


【課題】セメントの反応熱を比較することで、未固結試料のセメント量を簡易かつ比較的高い精度で推定する。
【解決手段】地上1のプラント2で、設計した配合でセメントミルクを生成するプラント2を設けてある。地上1から掘削して杭穴4を形成すると、杭穴4の底部には泥土5が溜まる。プラント2のセメントミルク3の一部を採取して、原液試料3aとして温度を測定し、基準時刻tからの時間を測定し、「時間−温度」のグラフを作成する。また、プラントのセメントミルクを、杭穴4の底部に注入して、ソイルセメント6を生成し、その一部を地上に取り出して未固結試料6aとする。未固結試料6aの温度を測定し、基準時刻tからの時間を計測して、「時間−温度」のグラフを作成する。両試料の温度、温度変化、上昇傾向などを比較して、未固結試料6aのセメント量を推定する。 (もっと読む)


【課題】拡大根固め部の水平方向の任意な位置で充填物を採取して、拡大根固め部の性能をより正確に把握する。
【解決手段】上端に連結部14を有する基部11に支持片16を突設して、腕杆20の基端部21を軸止し、腕杆20の先端部22に収容容器25を取り付け、採取装置本体10とする。採取装置本体10の連結部14を地上からのロッド3に連結して、採取装置1とする(a)。採取装置1は腕杆20が下方に垂れた状態で、杭穴31の軸部32(径D)内を通過して(a)、拡大根固め部33の採取位置で、腕杆20を回動して水平状態とし、穴壁34付近の充填物を採取できる(b)。収容容器25の開口部26を開いて充填物を採取した後、開口部26を塞ぎ、腕杆20を下に垂れた状態に戻して、地上に引き上げできる(a)。腕杆20を斜めにすれば、任意の位置の充填物を採取できる(c)。 (もっと読む)


【課題】根固め部の発熱を軽減して、より信頼の高い根固め部を形成する。
【解決手段】掘削ロッド30で、杭穴21を掘削し軸部22、拡大根固め部23を形成する(a)(b)。拡大根固め部23内に、セメントより比熱の低い骨材を混入したセメントミルクを注入して、根固め部23内に充填材25を形成する(c)。杭穴21内に既製杭40を沈設して、下端41を拡大根固め部23内に位置させ、地上20で支持する(d)。既製杭40の中空部42内に、冷却パイプ1を埋設し、冷却パイプ1内に冷却液を循環させて拡大根固め部23を冷やし、拡大根固め部23が固化後に基礎杭構造50を構成する(e)。 (もっと読む)


【課題】杭穴の拡底部内での根固め部を有効活用して、鉛直支持力を発揮する。杭穴の軸部下端、拡底部の上端付近の掘削量を減らして、効率良い拡底部を構成する。
【解決手段】地面12から杭穴軸部15の下端15aに続いて円錐形の拡底部16を形成した杭穴14を形成し、杭穴14の軸部15の下端15a(拡底部16の上縁17a)を杭穴基準線20とする。杭穴基準線20に、各既製杭1の既製杭基準線10を合わせる。第1の既製杭1は、軸部3に続き、縮径して下面4aを有する段差部4、下方軸部5を形成し、軸部3の下端3aを既製杭基準線10とする(c)。第2の既製杭1は、中空ストレート状で、底面2はフラットに形成され、底面2が既製杭基準線10とする(a)(b)。第3の既製杭1は、軸部3に環状の突起6、6を形成し、一番下の突起6Aの下面7の上を既製杭基準線10とする(d)。 (もっと読む)


【課題】必要な鉛直支持力が得られるとともに施工費用を低減することができる多段拡径杭及び構造物を得る。
【解決手段】多段拡径杭20は、軟弱層22と支持層24とを含む地盤12に埋設される軸部28と、軸部28の軸方向の複数箇所に形成された拡径部30(中間拡径部32、34、及び拡底部36)と、を有し、複数の拡径部30は、各支持層24に配置されるとともに各支持層24の厚さに合わせて応力伝播範囲が各支持層24内となるように外径が決められている。これにより、多段拡径杭20として必要十分な鉛直支持力を得ることができる。さらに、必要以上に大きな各拡径部30を構築することがなくなり、従来のように各拡径部の外径を同じにしているものに比べて、施工費用を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】既製杭の突起の下面から支持地盤に支圧力を作用させて、1本の既製杭が負担すべき垂直荷重を増加させ、高鉛直支持力と高水平支持力とをバランス良く発揮する。
【解決手段】軸部2、拡底部3の杭穴1を掘削する(a)。下端部の下部軸部に環状リブ5、6を形成し、最上段の環状リブ6の上面6cに連続して大径の上部軸部43を形成して下杭32とし、下杭32に上杭30を連結してコンクリート製の既製杭4とする(b)(c)(d)。拡底部3内にセメントミルク(支持地盤の強度に対応した固化強度100〜300kg/cm2 程度)を注入した杭穴1内に既製杭4を下降して(b)(c)、セメントミルクが固化後に、杭穴1の拡底部3内に既製杭4が埋設された杭構造10を構築する(d)。環状リブ5、環状リブ6の下面6aが杭穴1の拡底部3内に位置する。 (もっと読む)


【課題】杭孔の拡大掘削部に、杭本体先端部の根固め部及び拡大杭周部を備えた基礎杭を施工するときに、その機能を確保しつつ施工時間を短縮する。
【解決手段】地盤Gを掘削した杭孔20の底部側で、根固め部11と拡大杭周部12の形成範囲22A、22Bを互いに異なる掘削径で拡大掘削して、拡大掘削部22を形成する。拡大掘削部22の掘削時に、根固め部11の形成範囲22Aに対して拡大杭周部12の形成範囲22Bを小さい掘削径で掘削し、それぞれ杭周充填液や根固め液を供給する。杭孔20内に杭本体2を設置して、杭本体2の外周に硬化した杭周充填部10を形成し、杭本体2の先端部に大径な根固め部11を、根固め部11の上側に小径な拡大杭周部12を設ける。 (もっと読む)


【課題】所定の強度の杭を効率よく形成できると共に、充分な支持力を確保できるようにする。
【解決手段】複数の場所打ち杭Pを間隔をあけて設置する各予定箇所2毎に、それら予定箇所2の周囲に、予め、地盤改良を実施し、その後、各予定箇所2に場所打ち杭Pを設置する。 (もっと読む)


【課題】既製杭の突起の下面及ぶ傾斜段部の下面から支持地盤に支圧力を作用させて、1本の既製杭が負担すべき垂直荷重および引抜力を増加させる。高鉛直支持力と高水平支持力とをバランス良く発揮する。
【解決手段】軸部2、拡底部3の杭穴を掘削する(a)。杭穴1内に、下端部に環状リブ5、6及び傾斜段部35を形成した下杭に32に上杭30を連結したコンクリート製の既製杭を下降する(b)(c)。拡底部内にセメントミルク(支持地盤の強度に対応した固化強度100〜300kg/cm2 程度)を注入し、セメントミルクが固化後に、杭穴1の拡底部3内に既製杭4が埋設された杭構造10を構築する(d)。環状リブ5、6及び傾斜段部35が杭穴1の拡底部3内に位置する。 (もっと読む)


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