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Fターム[2D118JA11]の内容

護岸 (9,935) | 防波、消波のための構造 (396) | 棒状、板状の立設物によるもの (67)

Fターム[2D118JA11]に分類される特許

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【課題】波浪や津波が押し寄せた際に、電源を必要とせず迅速に機能してその波を防波すると共に、押し寄せる波の外力及び波が引く際の外力によって押し倒されることのない防波装置を得る。
【解決手段】波浪、津波の際に防波構造体2の上端側から突出して防波する複数の浮上管部材3を、取水口8、流通路4を通じて各浮上管部材3の内周面3a側に流入させた海水の水圧及びこの浮上管部材3に発生する浮力により、収容孔5内をガイド管部材6に沿って上昇して防波構造体2の上端側から突出すると共に、各浮上管部材3の内周面3a側の海水が流通路4を通じて流出させることにより収容孔5内をガイド管部材に沿って下降して該収容孔5内に収容される構成とし、上記ガイド管部材6を、上記防波構造体2を上下方向に貫通し、上部側において上記浮上管部材3の昇降をガイドし、下端側が海底の地盤1まで打ち込まれているものとする。 (もっと読む)


【課題】想定規模を超える津波に対しても破壊されてしまうことなく可及的に粘り強く防波機能を発揮し得るフェイルセーフ機能を備えた防波構造物を提供する。
【解決手段】海岸線に沿って設けた護岸構造物11上に鋼板からなる版状の堤体12を起伏可能な状態で設置し、堤体と護岸構造物との間に堤体を支持する緩衝装置13を介装する。想定規模の波高に対してはその波圧に抗して緩衝装置が堤体を支持して堤体の起立状態を維持することにより陸側への越流を防止し、想定規模を超える波高に対してはその波圧により緩衝装置が作動して堤体が陸側に倒伏することにより越流を許容して堤体の破壊を防止する。堤体を陸側に向かって膨出する湾曲版形状の鋼板として起立状態において鉛直面に対して陸側に傾斜状態で設置することにより、その堤体がフレア型の防波構造物として機能する。 (もっと読む)


【課題】複雑な機構や動作を避け、自然の力をうまく活用し、高い信頼性で動作する可動式の防波堤を提供する。
【解決手段】防波堤は、軽質材の板と枠組みで作られた構造体から構成される。構造体は枠組みの一方の軸横柱3を海底の設置面に蝶番形式で接続し、他方の浮き横柱4,前後面の板材1,2縦柱5などの軽質材の浮力と波の力によって、軸横柱3を回転軸として設置面に取り着けられたドアのように立ち上がり、水位に応じて、防波堤として機能する。構造体は、扱い易く、強度を保ちやすい大きさで作成し、対象となる海岸線に平行に(海岸線の対象位置に)複数の構造体をある隙間を置いて並べる。構造体は、ほぼ垂直に立ち上がった後は、浮力によりほぼその位置に維持され、防波堤としての役割を果たす。また、引き波に対しても、浮力により堰として機能する。大規模な津波に対しては、構造体を複数列設置することで対応する。 (もっと読む)


【課題】固有振動数の調整が容易で減衰率を高くすることができ、シンプルな構造で低コスト化を図ることができ、波浪エネルギーや潮流エネルギーの影響の軽減を図ることができる、洋上風力発電機の支持架台として有用な海洋構造物を提供する。
【解決手段】下部が広がり上部が窄まった多角錐台をその中心軸線Lの周りに捩ることで得られる立体を仮想の基本形状とし、その立体の斜めの各稜線に沿って直線状の脚材2を配置することで、各脚材の中心線Sまたはその延長線を、前記立体の中心軸線Lを中心とする仮想の円筒に接するように構成し、その仮想の円筒と各脚材の中心線の接点の近傍で脚材を接合部材20によって相互連結すると共に、接合部材を配した高さレベルより下側の脚材によって囲まれた領域を開放空間5として確保した。 (もっと読む)


【課題】対象構造物に与えられる波の波力を低減することができる波力低減構造を提供する。
【解決手段】陸地3に設けられた対象構造物1の外面に取り付けられ、対象構造物1へ向かう波を、対象構造物1を回避するように分割する分割プレート15を備えている。分割プレート15は、対象構造物1の外面から外側へ向けて、波の対向方向に延びて設けられている。分割プレート15は、対象構造物1の海洋7側に1つ取り付けられている。分割プレート15は、鉛直方向における高さが、波の想定高さよりも高くなるように構成される。 (もっと読む)


【課題】波の進行方向上にある対象構造物に対する波力を低減することができる波力低減構造を提供する。
【解決手段】陸地3に設けられた対象構造物1へ向かう波の進行方向上において、対象構造物1の海洋(波)側に設けられ、波が衝突する複数の耐波力構造物15を備えている。陸地3には、対象構造物1の海洋(波)側に堤防5が設けられ、複数の耐波力構造物15は、対象構造物1と堤防5との間に設けられている。複数の耐波力構造物15は、方形の配置エリアE1に、格子状に配置されている。 (もっと読む)


【課題】河川の水位が上昇した場合、自動的に堤防からの越水を防止することができるとともに、メンテナンス作業が不要な新規の越水防止装置又はこの越水防止装置を用いた河川の越水防止構造を提供する。
【解決手段】河川Rの堤防Bの上面に配置されたベースプレート1と、このベースプレート1に対して軸5を介して回動自在に連結され、河川Rの水位が該ベースプレート1の高さよりも低い場合には該ベースプレート1から河川R方向に水平に突出してなり、河川Rの水位の上昇により流れる水力により起立する方向に回転する回動プレート2と、上記ベースプレート1の上方に配置され、上記回動プレート2が起立した際に該回動プレート1が所定以上回転することを阻止するストッパー3,6と、を備えてなる。 (もっと読む)


【課題】港外と港内の海水の交換を行いつつ、波浪の浸入または津波の越流を効果的に抑制する。
【解決手段】港外Aと港内Bの海水を交換するための通水孔2aを下部に設けた基台2の上端に、平常時は波浪によって動揺し、津波、高潮時には前記通水孔2aを塞ぐ浮体3bを下方に、上方には基台上部からの越流を防止する止水板3cを位置させ、これら浮体3bと止水板3cの間に回転軸3aを設けた扉体3の前記回転軸3aを、扉体3が回転軸3aを支点とする上下揺動自在となるように回転自在に取付ける。
【効果】平常時は、港外と港内の海水の交換を可能としつつ、津波、高潮時は、基台下部の通水孔を通っての海水の浸入、及び基台上部からの越流を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】通常波浪作用時の作用外力を簡単な構造で低減可能であり、また、想定外の津波来襲のような想定を超える外力が作用した場合にも、防波堤の破壊を最小限に抑え、破壊後の防波堤の安定性や港内静穏度をある程度確保し、また、容易に修復可能な防波堤構造を提供する。
【解決手段】この防波堤構造は、港湾に設けられる防波堤10の上部工12にパラペット13を配置し、パラペットが波浪や津波による外力の作用で支点を中心にして回動可能でかつパラペットの自重モーメントにより元の位置に復元可能なようにパラペットを上部工と剛接合せずに設置する。 (もっと読む)


【課題】従来の鋼製で水密性能を有する水門設備に比べて構造が簡単で、重量を軽減できる防波堤を提供する。
【解決手段】この防波堤は、構材の鋼管11,12,13,21,31,22,23をスリット状に配置した構造体からなる函体であり、半潜水状態で波の砕波・減衰と防塵を行うものである。函体の四角状の断面内には、鋼管間に配置される膜材50を備えるとともに、両外側には鋼製の砕波スクリーン60を備える。外洋側から港内へ進入する波は、函体の外洋側に配置されたスクリーン60で一次砕波される。そこを通過した波は、函体中間部に一定間隔で配置された帯状の繊維シート50a、50を通過する際に二次砕波され、更に港内側に配置されたスクリーン60にて三次砕波される。 (もっと読む)


【課題】 地震、大津波などにより生じる巨大水圧に耐え得る構造物又は堤防などの構築を課題とする。
【解決手段】
鋼材の中間部へ所定の長さに亘り鋼板を周繞設置し、前記鋼材の外面と鋼板の内面との間へ、コンクリートを打設してなる鋼コンクリート杭の複数本を、所定間隔で幅方向に数本打設し、長さ方向に所定数打設すると共に、前記鋼コンクリート杭の頭部を緊結し、前記鋼コンクリート杭に近接して鋼格子を敷設したことを特徴とする杭枠構造体により上記課題を解決した。 (もっと読む)


【課題】津波のエネルギーを減衰させることにより、堤体の破壊を防止し、津波による沿岸の被害を最小限にするようにした防波堤を提供する。
【解決手段】堤体1の外海側面5には略三角形状の水平断面を有する主突条7を上下方向に多数形成し、各主突条は中央部7aが上下両端部7b、7cよりも内海側に位置するように湾曲していることを特徴とする防波堤。前記堤体の外海側面における主突条と主突条との間には、略三角形状の水平断面を有する補助突条9を上下方向に形成し、該補助突条の水平断面は該主突条の水平断面よりも小さい。前記主突条と補助突条とにおける稜部にはそれぞれステンレス鋼の表面板11、13を被覆する。 (もっと読む)


【課題】東北大震災級の巨大津波を阻止することのできる防波堤を提供する。
【解決手段】3重(列)に配置する事により津波の威力を弱める。第一波の2m〜3mの波に対しては、テトラポット状(円柱・角錐)の島状の防波堤にて弱める。次の第二波の6m〜7mの大波(射流)に対しては、第二列目の防波堤により、第一波の波を反射させ当てる事により弱める。さらに、第三波が第2防波堤を乗り越えても第三の防波堤により阻止する。全ての防波堤には、支持地盤までコンクリート杭、鋼管杭、サンドコンパクションパイルを打ち込み、堤防を横断する樋管水門は設けない。 (もっと読む)


【課題】津波のような高い波に対抗し得る高さや強度を保持する防波堤を容易に建造できるようにする。
【解決手段】防波堤1において、複数の中空パイプ6を中空部7において上下に伸延させた補強材8で上下に連結して構成体3を形成するとともに、複数の構成体3を左右に密着させて並設する構成とした。また、左右に並設した複数の構成体3の海側の側面を左右に伸延させた複数本の連結材5a、5eなどで上下に間隔をあけて連結したので、防波堤の強度を増大させることができるとともに消波作用も発揮することできる。さらに、連結材5a、5eなどを水平に対して傾斜させて海水の滞留を防ぎ、連結材の腐蝕を防止した。 (もっと読む)


【課題】 想定を超える津波が来た場合でも押し流されてくる船舶やコンテナなどを捕捉し得るとともに平時は低く環境を損なわないようにすることができる非常用防護装置を提供すること。
【解決手段】 防護柱を立設して流されてくる漂流物を捕捉するようにした非常用防護装置において、前記防護柱は、高伸調節可能になっていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 従来の防波堤は、波を防ぐことをだけを目的にしていたため、一旦工事を始めると、そこに住んでいる住民のことはあまり考えず、次の被害が無いように防波堤を作っていた。しかし、その防波堤は住民の住む環境を無視していたため、囲い過ぎ、夏は蒸し風呂のようになっていた。そこで、本発明の少被害波除は、櫛の歯のように、間を開け、柱(2)が波(5)のエネルギーを半減させ、風も通る物である。そして、溜まった海水(6)は、次の波(5)を予防する。
【解決手段】 本発明の少被害波除は、波除(1)の内側に柱(2)を多数設置することで、大きな波(5)は柱(2)に当たり、被害が少なくなる。また塀(3)は、がぶった波(5)の海水(6)を溜めることで、波(5)の破壊するエネルギーを少なくする。 (もっと読む)


【課題】津波等の発生時にのみ防波機能を発揮することができ、施工やメンテナンスが簡便で低コストな防波堤を提供すること。
【解決手段】本発明の水回転式防波堤は、防波板と、防波板の下端と水底面とをそれぞれ回動自在に連結する第1のリンクと、防波板の途上と水底面とをそれぞれ回動自在に連結し、前記第1のリンクよりも長尺な、第2のリンクと、前記防波板に設け、浮力の導入及び解放によって前記防波板の重心位置を制御可能な、浮沈制御体と、からなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】津波等の発生時にのみ防波機能を発揮し、且つ施工やメンテナンスが簡便で低コストな防波ユニット及び防波堤を提供すること。
【解決手段】本発明の防波ユニットは、水底に収納及び突出自在な一組の支柱と、前記一組の支柱に取り付けて水底に載置した昇降体と、前記昇降体に対して回動自在に軸支した一組の防波板と、からなり、前記昇降体に浮力を導入することにより、前記支柱及び昇降体が浮上するとともに、前記防波板が水底で倒れた状態から起立することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】施工作業を容易に行うことができ、かつ浮上管への水平方向の応力を十分に受け得る補強部材を配置すること。
【解決手段】上下に長尺に形成され、水底側に開口部11aを有して水底地盤E内に挿入固定された外筒管11と、外筒管11の内部に挿入され、外筒管11の長手方向に昇降移動可能に配置されるとともに、自身の内部に供給された気体により浮力を生じて上昇可能に設けられた浮上管12とを備える可動式防波堤10において、外筒管11は、水底面GLに対して開口部11aが一致され、浮上管12は、外筒管11がかつ水底面GLから下方に所定深さH1で埋設された部分に対し、上昇位置の浮上管12への水平方向の応力を受ける浮上管側上部補強部材12cを設ける。 (もっと読む)


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