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Fターム[2D118JA18]の内容

護岸 (9,935) | 防波、消波のための構造 (396) | 防波、消波制御を行うもの (14)

Fターム[2D118JA18]に分類される特許

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【課題】地震の震動などの悪影響を受けることなく、海波に対して安定して効果的な消波を行う海上浮揚式消波装置、及び津波被害の軽減が可能な海波減衰システムを実現する。
【解決手段】海面に浮遊させる浮体の端部に傾斜して固定される主消波板20を設ける。さらに主消波板の上方側へ向けて間隔が連続して狭くなるテーパ状空間40が形成されるように、主消波板上部の消波面側に補助消波板30を並設する。テーパ状空間内に流入した海水がノズル効果により次第に流速を増し、主消波板の上端から天上へ向けて噴出する。そして、その噴出する海水が補助消波板の上端を越える越波に衝突して海波の波エネルギーを減衰させる。また、海底に固定された固定杭に浮体を係留索で係留するようにして、地震の震動によって消波装置本体が損壊するなど地震の悪影響を受けにくくする。 (もっと読む)


【課題】従来の防波堤では、巨大なツナミには、巨大な構造物を構築する必要がある。小規模でも、ツナミの衝撃力に強い防波堤を提供する。
【解決手段】海岸に沿つて鉄製や炭素繊維のFRP製の壁状ボツクス3を隣接させ、センサーによりそれの前面に衝突するツナミの運動量の変化量を求め、その全裏面に均一にそれと等しい対向する力積を加える方法として火薬6を使用する。ボツクス3と結合させた水平のピストン4とそれを内蔵したシリンダー5との間でそれを爆発させ前面でツナミを打ち返す。ボツクス3の底面に車輪7を取り付け、水平のシリンダー5の側面にも同様にして可動可能にする。前面と沖側支柱1の間に、またシリンダー5と陸側支柱1の間にもバネ2を取り付ける。場合によっては、これらを固定し、同様にツナミの運動量の変化量を算出し、それと等しく、対向する力積を得るのに火薬6を使用してもよい。 (もっと読む)


【課題】港外と港内の海水の交換を行いつつ、波浪の浸入または津波の越流を効果的に抑制する。
【解決手段】港外Aと港内Bの海水を交換するための通水孔2aを下部に設けた基台2の上端に、平常時は波浪によって動揺し、津波、高潮時には前記通水孔2aを塞ぐ浮体3bを下方に、上方には基台上部からの越流を防止する止水板3cを位置させ、これら浮体3bと止水板3cの間に回転軸3aを設けた扉体3の前記回転軸3aを、扉体3が回転軸3aを支点とする上下揺動自在となるように回転自在に取付ける。
【効果】平常時は、港外と港内の海水の交換を可能としつつ、津波、高潮時は、基台下部の通水孔を通っての海水の浸入、及び基台上部からの越流を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】通常は防波、防潮の機能を発揮し、想定以上の津波が来襲した場合に、津波による流体力・波力を低減可能な回動式パラペットおよびそれを備えた津波防災構造物を提供する。
【解決手段】この回動式パラペット10は、防波堤または防潮堤の上部工22に設置され、上部工の陸側に設けられて直立する直立壁11と、上部工に設けられかつ直立壁を回動可能とするヒンジ部13と、を備え、直立壁は、通常、上部工に直立し、津波による流体力・波力が作用したとき、ヒンジ部を支点として陸側へ回動する。 (もっと読む)


【課題】
今回の東日本大震災で判明したように、予想をはるかに超える大津波には、従来技術である止水壁の反力に頼る既設の防波堤は、津波被害防止にあまり役に立たなかった事実を踏まえ、今後は既設の防波堤活用を前提に、津波水流の一部緩和を目的とする装置を、短期に増加設置が可能な形の技術確立が課題。
【解決手段】
課題を解決する為に、パスカル原理を応用した本願発明の津波推力利用の津波水流衝撃力緩和装置は、具備された取水口3から噴射口4まで空洞で密閉状態を保つ取水口3から入坑した推力の高圧流体が、当該装置通過で進行方向を転換したその推力の高圧流体の流量分の全部が、津波水流本体に対して逆水流の形で噴射できる構造の、少ない費用で設置された当該装置1の後方は、その流量の二倍分が津波水流の衝撃力を緩和させる。 (もっと読む)


【課題】岸壁・護岸における地震に対する安定性を保つことのできる岸壁構造または護岸構造を提供する。
【解決手段】この岸壁構造または護岸構造は、岸壁または護岸の背面に周囲の地盤との間で地下水の出入りを遮断するように遮水部を設け、遮水部に排水手段を設置し、排水手段により遮水部における水位を一定以下に恒常的に保つようにしたものである。 (もっと読む)


【課題】流入防止対象域の外へ水中漂流物を自然エネルギーにより移送可能でかつ運用コストが基本的に発生しない水中漂流物の移動制御構造物、移動制御方法及びこれらに用いる構造体を提供する。
【解決手段】この水中漂流物の移動制御構造物は、緩やかな勾配面11と急な勾配面12とを有する非対称断面からなる所定長さの三角柱10を短手方向に複数並べて構成される構造体20を水底に設置し、構造体20を三角柱10の長手方向に対する法線が波の進行方向に対して斜めになるように位置決めすることで、波によるエネルギーによって水中漂流物が流入防止対象域から外れる方向に移動するような水流を発生させる。 (もっと読む)


【課題】従来の膜式水門と比べて優れた膜式水門を提供する。
【解決手段】流水や船舶の水路を横切る方向に設けられた一対の支持柱と、前記一対の支持柱に固定され前記一対の支持柱により支えられて展張される膜構造体と、前記一対の支持柱の上部に両端がそれぞれ固定される頂部圧縮梁、及び、前記一対の支持柱の下部に両端がそれぞれ固定される底部圧縮梁のいずれか一方又は両方を備え、平水時において、前記一対の支持柱間の略中央における前記膜構造体の撓みδ0が0であるように前記膜構造体が展張されている。 (もっと読む)


【課題】消波用開口率αを小さくすることができる簡易な機構を備えた可動式防波堤を提供する。
【解決手段】可動式防波堤1は、浮上鋼管6と隣接する浮上鋼管6との間に形成される隙間の湾外側に、その隙間の幅よりも大きい外径を有する筒体5を備える。筒体5は、接続具で懸吊されており、水平方向に遊動可能なので、荒天時において、湾外から湾内へ波浪が向かう押波時は、波浪の力で浮上鋼管6間に押し付けられて浮上鋼管6間の隙間を封鎖し、湾内への波浪の侵入を防止する、一方、湾内から湾外へ波が向かう引波時は、波の力で湾外側へ押し出されて、浮上鋼管6間の隙間を開放して湾外へ海水を排出する。 (もっと読む)


【課題】浮上用鋼管を浮上させるための空気を防波堤本体内に貯留可能な可動式防波堤を提供する。
【解決手段】浮上用鋼管6は、本発明の特徴であって、内部に圧縮空気が貯留された空気室6dと、空気室6dの上方に設けられた浮力室6eと、空気室6dの圧縮空気を浮力室6eに供給する第1給気手段7と、浮力室6eの上に設けられ、浮上用鋼管6の上端部に設けられ、上面が開放された開放室6fとを備えている。 (もっと読む)


【課題】河川や海と接する壁面の詳細な状態を直接に、かつ自動的、正確に検出し、護岸壁のメンテナンスや洪水時の対応に有用な情報が得られる護岸監視システムを提供する。
【解決手段】川または海水に接する壁面を監視するための護岸監視システムであって、壁面の少なくとも一部に設けられ、信号を発信する複数の通信装置201、通信装置201によって発信される信号を受信する通信制御部204、受信された信号に基づいて、複数の通信装置201のうちの信号の発信を停止した通信装置201の位置を特定する通信途絶判定部205、通信途絶判定部205によって特定された位置の分布状態を表示する表示データ生成部206及びディスプレイ207を備える。 (もっと読む)


【課題】低天端で、かつ景観にも影響を与えない津波防災構造物を提供することである。
【解決手段】津波防災構造物1は、堤体2の上面に前壁5と後壁9と上壁7とからなる中空堤体3が形成され、該中空堤体3内にはフロート10の上面に立設された昇降板4が内蔵され、長周期の波のみを中空堤体3内に流入させるための大きさが開口率と高さとによって決定された流入用スリット6が前壁5に開口され、該流入用スリット6からの波の流入によって昇降板4を上昇させて上壁7から突出させる昇降口8が上壁7に開口されてなる。 (もっと読む)


【課題】 高い遮水性能を有する防潮・防波堤を提供すること。
【解決手段】 水路の両側にそれぞれアンカレイジを設け、同両側のアンカレイジ間には、各アンカレイジに端部を係止され、深さ方向全水深に亘って伸びると共に幅方向で前記両側のアンカレイジ間に亘って延びる膜構造物1を設け、前記膜構造物1は、長手方向に亘って設けられた中空のチューブケーブル6を備えていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
費用や時間を削減でき、船舶の航行や、自然環境に影響を与えず、景観も損なわない高性能な津波防波堤を提供する。
【解決手段】
海面に浮上させる浮体から不透水性の幕体を垂らして膜体の下縁部を海底に固定するとともに、浮体の沖側海底に置く固着点と浮体とを複数の繋留索で結び、浮体中心を幕体下縁部海底固着点の直上海面より平時の満潮時水深の50パーセントに相当する距離以上沖側に位置するように配置し、浮体中心から海底に垂らす幕体の下縁部海底固着点までの寸法を津波襲来時に想定する水深に加えて水深の50パーセント以上長くしたものとすることを特徴とし、浮体の浮上沈降機構を持ち、平時は海底附近に沈設格納して津波の来る前に浮上展開させる津波防波堤とする。また、浮体を可撓性膜製の気嚢や硬質の気体容器にしたり、浮体の浮上に化学変化により発生するガス体を利用する。 (もっと読む)


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