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Fターム[2E139BA02]の内容

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【課題】経済性および安全性の双方において優れた、建築物等の構造物に好適な超弾性合金材を備えた制振部材を提供する。
【解決手段】鋼材1に1つ以上の超弾性合金材2を鋼材1と直列に接合するように介在させた制振部材であって、超弾性合金材2の伸びを指定値以下に規制するための伸び規制部材3を有する制振部材。 (もっと読む)


【課題】剛性の異なる2つの構造物の間を制振部材で連結することにより制振する制振建物において、風荷重などの静的な荷重が作用する場合であっても低剛性の構造物に大きな変形が生じないようにする。
【解決手段】制振建物10は、異なる固有周期を有する外部構造20及び内部構造30と、一以上の高さ位置において内部構造30と外部構造20とを連結するように設置され、内部構造30と外部構造20との相対変位に応じて、変形することにより振動エネルギーを吸収する制振ダンパー41と、制振ダンパー41の変形を許容した状態と、制振ダンパー41の変形を拘束した状態とを実現しうるロック手段42と、を備える。 (もっと読む)


【課題】建築物等の構造部材に加わる圧縮力及び引張力等の外力を外力吸収ダンパ全体が均等に吸収して制震性能の向上を図れるようにする。
【解決手段】建築物の土台1と柱2a,2b及び横架材3等の構造部材で形成される矩形の空間部4における柱と土台又は横架材間に架設される補強部材間に履歴ダンパ20を介在する。外力吸収ダンパを、外力の作用方向に沿って配列される複数の中空部23を区画する複数のリブ22を有する、中空部及びリブが外力に応じて変形可能なアルミニウム製押出形材にて形成する。補強部材を、基端部が構造部材に固定される断面矩形状のアルミニウム製中空押出形材にて形成される第1及び第2の補強部材11,12にて形成し、第1及び第2の補強部材の先端部に、外力の作用によって互いに干渉するのを防止すべく切欠部15を形成し、外力吸収ダンパの長手方向に沿う対向する外側面に面接触した状態で固定される連結片16を有する。 (もっと読む)


【課題】本発明は平常時に建造物を地上から5m前後の高さで吊下した状態に保持しておくことにより、展望台,テニス場等の施設として使用することができ、且つ、地上のスペースを市場や駐車場などとして有効利用ができ、更に津波や洪水等の発生時に避難場所として利用出来る高さ可変な津波対応建造物を提供することを目的とする。
【解決手段】立設する支柱1と、該支柱1に沿って上下移動可能な建造物2と、該建造物2と支柱1の間で且つ建造物2に取付けた免震装置3と、建造物2が上下移動するための上下移動手段5と、から少なくとも構成する。また1本の支柱1を建造物2の中央に貫通して立設させ、上下移動可能な建造物2と支柱1の間に免震装置3を取付けるものとしても良く、又、支柱1に沿って滑動する滑動体を有した滑動部材が、免震装置3を介して取付けられるのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】面内せん断を受け且つ必要に応じ圧縮荷重を支える長方形金属平板について、降伏せん断荷重の確保と降伏後のせん断変形の進行にもせん断耐力の維持を図る。
【解決手段】(a)図に本発明の代表的補剛構造を示したが、周辺枠2,3で囲まれた面内せん断を受ける金属平板1の表裏両面から前記平板の過半を覆う補剛平板4を添接し層状に重ねて貫通ネジで止め、これにより加力初期段階での平板の面外曲げ変形を抑えせん断降伏荷重を確保する。金属平板のせん断変形の推移にも補剛平板が拘束しないようネジ穴5をルーズホールとし、(b)図の○印で大きく囲んだ部位で周辺枠材と補剛平板とがぶつからない様所定の隙間を設け、更に必要に応じて前記平板と補剛平板との添接面をアンボンド接触とし、降伏以降せん断大変形領域に至るまでせん断耐力の維持を図る。 (もっと読む)


【課題】安定したエネルギー吸収性能を得ることができるとともに、工期を短縮でき、抑制部材の組織変化を生じることがない振動抑制装置を提供する。
【解決手段】平板からなる抑制部材10を備え、二つの構造体70a,70bの間に設置し、抑制部材10がせん断変形することにより一方の構造体70bから他方の構造体70aに伝達される振動エネルギーを吸収して他方の構造体70aの振動を抑制する振動抑制装置1において、平面により抑制部材10を挟む態様で抑制部材10の表面と裏面とに配設した一対の拘束部材20と、一対の拘束部材20を締結固定し、一対の拘束部材と抑制部材10とを密接する締結部材30とを備えた。 (もっと読む)


【課題】四角形フレームの内側に壁材等の建築物構成要素を合理的に収納配置できるようになる制振装置を提供すること。
【解決手段】建築物を構成する4本の構成部材により正面視で四角形に形成されている四角形フレーム5の内側に配設される制振装置10は、制振具11と、制振具11から放射状に延出し、制振具11と四角形フレーム5とを繋ぐ4本のブレース13とを含んで形成されており、ブレース13の延出方向と直交する制振具11の厚さ方向におけるブレースの寸法W5は、制振具11の厚さ寸法W3と同じ又はこの厚さ寸法W3よりも小さく、ブレース13は、制振具11の厚さ寸法W3と同じ寸法をブレース13の延出方向に延長したときに想定される制振具厚さ延長領域Sから制振具11の厚さ方向に突出していない。 (もっと読む)


【課題】ゴムと金属製のプラグを併用することによって、残留変形の発生を抑制した上で、減衰性能を高める。
【解決手段】筋交い材3の下端部に、中板11の上端部が複数の固定具12にて固定されている。この中板11の下端部の表裏面にそれぞれシート状ゴム13,14の一面側(内面側)が接着剤を用いる接着または加硫接着されている。そして、各シート状ゴム13,14の他面側(外面側)それぞれに、筋交い端部の側板15,16の第1の部分15A,16Aが接着されている。側板15,16の第1の部分15A,16Aは、シート状ゴム13,14を介して中板11を挟みそれらを積層してなる積層構造を形成しており、この積層構造を金属製のプラグ18が貫通して設けられている。 (もっと読む)


【課題】大規模の地震に対しては勿論のこと、中小規模の地震に対しても構造物を効果的に免震支持できる上に、容易、安価に製造できる免震装置を提供すること。
【解決手段】積層方向Aの荷重Bを支持するようにした免震装置1は、弾性材料層2及び剛性材料層3が交互に積層されていると共に剪断方向Cにおいて弾性的に剪断変形自在な積層体4と、積層体4の内周面5で規定された中空部6に配されていると共に剪断方向Cに変形自在であって加わる剪断方向Cの振動エネルギを当該剪断方向Cの変形により吸収する振動エネルギ吸収体7とを具備している。 (もっと読む)


【課題】架構の最大変形時における制振装置の性能低下を低減することを目的とする。
【解決手段】制振装置10は、粘性型ダンパー14及び履歴型ダンパー16の2つの特性を有するダンパーを備えている。粘性型ダンパー14は速度に依存するため、その振動低減力Fは、架構12の繰り返し水平変形速度が最大となる原点(層間変位量δ=0)で最大となり、架構12の水平変形方向が逆向きとなる静止点(層間変位量δ=±δ)でゼロとなる。一方、履歴型ダンパー16は、変形量に依存するため、その振動低減力Fは、原点(δ=0)で小さくなり、架構12の層間変位量が最大となる静止点(層間変位量δ=±δ)で最大となる。 (もっと読む)


【課題】従来の座屈拘束ブレースなどのブレース型制振ダンパと比べて、より細身で軽量のブレース型制振ダンパを提供する。
【解決手段】ブレース型制振ダンパ10は、各々が長手方向の圧縮荷重及び引張荷重を受けて伸縮するように塑性変形する複数のブレース芯材12と、それらブレース芯材の周囲を囲繞してそれらブレース芯材の長手方向に延在するシース部材16とを備える。シース部材はブレース芯材の各々を所定方向へ膨出させるように彎曲させて保持することで、長手方向の圧縮荷重を受けたブレース芯材の各々に所定の座屈方向の一次座屈モードの座屈を発生させるようにしている。更に、各々が所定の座屈方向に一次座屈モードの座屈を発生したブレース芯材からシース部材へ作用する横方向の荷重がそれらブレース芯材の間で互いに相殺するように、それらブレース芯材の所定の座屈方向が定められている。 (もっと読む)


【課題】 地震時の振動エネルギーを有効に吸収する付加質量制震建物
【解決方法】 1層〜5層程度の低層建物本体と、、前記建物本体上部に搭載された固有周期延長構造体とを有する付加質量制震建物であって、前記固有周期延長構造体は、付加質量1t当たり0.02kN/cm≦k≦0.1kN/cmの水平剛性kと、付加質量1t当たり0.01kN・sec/cm≦cの減衰係数cを有する支承部と、当該支承部によって支持された建物本体重量の10%以上である付加質量とを有し、一次水平固有周期が2秒以上である付加質量制震建物。 (もっと読む)


【課題】減衰の小さい塔状構造物の応答を効果的に抑制する。
【解決手段】基壇部2の頂部から塔状部1を立設した形態の塔状構造物の制振構造であって、基壇部の水平剛性を塔状部の水平剛性よりも大きく設定するとともに、基壇部の水平剛性と並列に慣性質量ダンパー3とオイルダンパー4等の減衰要素とを設置して、該基壇部の水平剛性と前記慣性質量ダンパーによる慣性質量により定まる振動数を前記塔状部の固有振動数に同調させる。塔状部の水平剛性k1、基壇部の水平剛性k2、塔状部の有効質量m1であるとき、慣性質量ダンパーによる慣性質量ψを ψ≒(k2/k1)m1 とすれば良い。 (もっと読む)


【課題】ブレースの座屈を抑制することを目的とする。
【解決手段】ブレース16は、上下方向に隣接する上架構12と下架構14にまたがって取り付けられている。ブレース16と立面視にて交差する梁24には、規制部材が設けられている。この規制部材が粘弾性ダンパの保持材に当たることにより、当該粘弾性ダンパの架構12、14の面外方向の変位が規制されている。 (もっと読む)


【課題】鋼製耐震壁を具備する既存建物の耐震性を向上させることができて、しかも施工上の様々な制約から解放されて耐震改修工事を行い易い既存建物の耐震改修方法を提供する。
【解決手段】鋼製柱と鋼製梁とに囲まれつつこれらに接続された鋼板耐震壁を有する既存建物の耐震改修方法である。前記鋼板耐震壁と前記鋼製柱との接続境界部分にスリットを形成することにより、前記鋼板耐震壁を前記鋼製柱から分離する工程と、前記鋼板耐震壁を上側耐震壁分離片と下側耐震壁分離片とに切断して分離する工程と、前記上側耐震壁分離片と前記下側耐震壁分離片とを連結材で連結することにより、前記既存建物の剛性を調節する工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】既存高層建物を簡易にかつ確実に制震改修するための工法を提供する。
【解決手段】既存高層建物の低層階を対象として該低層階における既存耐震要素1を撤去して制震機構2を設置する。改修対象の低層階の層数nを既存高層建物全体の層数の7%以上かつ20%以内とする。改修対象の低層階の層剛性を当該階の直上の非改修階の層剛性より小さくする。改修対象の低層階に設置する制震機構における減衰要素の減衰係数ciを、当該階で支持する質量Mi、建物の一次固有振動数f1に基づき、 ci=(5〜25)nf1Mi の範囲に設定する。改修対象の低層階に設置する制震機構としてオイルダンパー3と慣性質量ダンパー4とを併用し、また、慣性質量ダンパーの慣性質量ψiを ψi=(0.5〜2.0)Mi の範囲に設定する。 (もっと読む)


【課題】 オフィス建物として有効利用できる制振構造物を提供する。
【解決手段】 第1構造物2と、該第1構造物2と間隔をおいて、かつ該第1構造物2を囲むように設けられるとともに、該第1構造物2よりも高い剛性を有する第2構造物10と、前記第1構造物2と前記第2構造物10との間に介装されて、両者2、10間を相対変位可能に連結する複数の制振装置16とを備えている。第1構造物2は、鉄骨構造の高層のオフィス建物であり、前記第2構造物10は、鉄骨構造、コンクリート充填鋼管構造、又は鉄筋コンクリート構造の構造物である。 (もっと読む)


【課題】製造がより簡便であって、しかも屈曲線方向に対するより均質な屈曲変形が可能で、延いては円滑なエネルギ吸収が得られる、鋼製柱と鋼製梁との接合部に適用される鋼製柱梁接合部用の制振補強技術を提供する。
【解決手段】鋼製柱2と鋼製梁3との接合部に適用する制振補強金物1の両側の取付部4,5を除いた中間部分を、前記接合部の内側の隅部を中心としてほぼ放射状に延びる複数の屈曲線に沿って交互に屈曲して蛇腹状に形成するとともに、それらの各屈曲部における屈曲角を前記屈曲線の全長においてほぼ一定の角度とするとともに、各屈曲部の高さが前記隅部に近い方から外側へ向けて漸増するように構成する。 (もっと読む)


【課題】重量のある構築物の転倒防止がより簡便、容易に施工できる、弾性体シートと塊状体とを組み合わせた器材およびこの器材を用いて転倒防止された構築物の提供。
【解決手段】内部塊状体3を内部に配した弾性体シート2の周縁部に、内部塊状体の高さより大きい高さの外部塊状体4が配してあることを特徴とする転倒防止用器材1、および、この転倒防止用器材1を、石材5、6の間に挿入して、石材を積み重ねて構築された耐震構築物。 (もっと読む)


【課題】免震構造物に長周期の卓越周期が入力された場合の被害の抑制を図ることができる長周期地震動対応システム、及び免震構造物を提供することを目的とする。
【解決手段】地震計9で計測された地震動に基づいて、免震構造物3への入力が予測される地震動の予測卓越周期を解析し、解析した予測卓越周期が免震状態での免震構造物に共振を生じさせる共振範囲に属する場合には、免震装置の作動を制限して免震構造物の固有周期を短周期化する。その結果として、免震状態で共振を引き起こす虞の高い長周期の卓越周期が入力された場合であっても、免震構造物の固有周期とはズレて共振の発生は防止され、被害の発生を抑制することができる。 (もっと読む)


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