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Fターム[2E139BC11]の内容

異常な外部の影響に耐えるための建築物 (12,908) | 制振装置の特徴(付加重錘を含む) (333) | 付加重錘の固有振動数の設定 (40)

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【課題】様々な規模、形態の建物に広く適用可能な3次元免震システムを実現する。
【解決手段】免震ピット1内に免震基礎2を上下免震装置としての空気バネ3により上下方向に免震支持し、免震基礎上に建物5を積層ゴム4等の水平免震装置により水平方向に免震支持する。免震基礎と免震ピットの側壁との間に、免震基礎の水平変位拘束機構としての積層ゴム6を介装する。免震基礎の周縁部と免震ピットの底面との間に、建物のロッキングを抑制するためのロッキング抑制装置として、免震基礎の上下振動によって作動する回転慣性質量ダンパー8と板バネ9等の付加バネとからなるTMD機構7を介装し、その固有周期をロッキング周期に同調させる。 (もっと読む)


【課題】変位を抑制しつつ免震効果を充分に発揮し得る有効適切な免震構造を提供する。
【解決手段】構造体1を構造体バネ2と構造体減衰3を介して固定端に接続し、構造体の地震動入力に対する応答変位を低減させるための応答低減機構を構造体バネと並列に設置する。応答低減機構を、慣性質量ダンパー4と、慣性質量ダンパーに対して直列に接続した付加減衰7と、付加減衰に対して並列に接続した復元バネ5’とにより構成し、復元バネ5’のバネ剛性k2および付加減衰7の減衰係数Cd2を、構造体バネ2のバネ剛性k1、構造体1の質量m、慣性質量ダンパー4の慣性質量ψ2に基づいて適正に設定する。付加減衰にリリーフ機構を付加し、慣性質量ダンパーに過負荷防止機構を付加しても良い。 (もっと読む)


【課題】鉄骨造の山形ラーメン架構に適用する有効適切な制振システムを提供する。
【解決手段】山形ラーメン架構1における柱3と梁2との剛接合点の近傍位置に回転慣性質量ダンパー7を設置し、その回転慣性質量ダンパーに対して山形ラーメン架構の振動を伝達するための線状体8を柱および梁に沿って配設して、その線状体を柱の脚部および梁の中央部と回転慣性質量ダンパーとの間に張設し、回転慣性質量ダンパーと線状体とにより構成される制振機構6の固有振動数を制振対象の山形ラーメン架構の固有振動数に同調させる。 (もっと読む)


【課題】付加バネを不要として構成を簡略化し得る有効適切な制振機構を提供する。
【解決手段】多層建物の地上階の低層部における任意の階を制振階としてその上下の層間に慣性質量ダンパー1と減衰機構2を並列設置する。慣性質量ダンパー1の慣性質量ψと減衰機構2の減衰係数cを、制振階の層剛性k、制振階の上層の質量m、多層建物の制振階より上部の全質量M、多層建物の1次固有周期T1に基づいて設定して1次モードの振動を制御する。上下に連続している複数階の全体を制振階とする場合にはその合成層剛性に基づいて同調を行う。制振階とは別の階に第2の制振階を設定してその層間に第2の慣性質量ダンパー3と第2の減衰機構4を並列設置し、それらの慣性質量ψtと減衰係数ctを第2の制振階の層剛性ktと高次固有周期Tsに基づいて設定して高次モードの振動を制御する。 (もっと読む)


【課題】ワイヤー等の曲げ剛性のない吊り材により吊り支持されて振り子として振動する吊り構造物の振動を速やかに減衰させる。
【解決手段】重心位置を揺動中心8とするロッキング揺動体6を吊り元7に回転支承9を介して揺動自在に設置する。ロッキング揺動体6の揺動により抵抗力を生じてその揺動を減衰せしめる減衰機構10を付加する。ロッキング揺動体6の重心位置8の直下を吊り点11としてそこから質量体2を吊り材1により吊り下げ、吊り材1の長さL1により定まる質量体2の固有振動数と、揺動中心8から吊り点11までの距離L2により定まるロッキング揺動体6の揺動における固有振動数とを同調させる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、陸屋根面に日射利用装置を設置しても耐震性が低下せず、屋上の防水層の劣化が防止でき、メンテナンスや改修も容易であり、日射利用装置の位置の変更や他の用途への変更も容易な陸屋根建物の日射利用装置設置構造を提供することを目的としている。
【解決手段】 防水層2が形成された陸屋根1a面上に設置された制振部材を構成する弾性部材3及び減衰部材4と、該制振部材を介して支持されて陸屋根1a面の全面を覆う床部材5と、該床部材5上に載置して固定された日射利用装置6とを有して構成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】制振構造体の寿命を向上させることができる構造の提案
【解決手段】制振構造体100は、対向するプレート111、112と、対向するプレート111、112の間に配置され、対向するプレート111、112にそれぞれ接着された第1ゴム121と、第1ゴム121の外周に配設された第2ゴム122とを備えている。この制振構造体100は、第2ゴム122の100%モジュラスが、第1ゴム121の100%モジュラスの40%以上75%以下である。また、対向するプレート111、112と平行をなす横断面において、第2ゴム122の面積は、第1ゴム121および第2ゴム122の総面積の5%以上30%以下である。 (もっと読む)


【課題】建物のスペース効率を高め、ひいてはプラン対応力を向上させることができる制振装置及びこれを用いた建物を得る。
【解決手段】建物の屋上には制振装置24が設置されている。制振装置24は、ALCパネル52の上面に載置された架台60と、これを覆うTMDカバーケース66によってその外郭が構成されている。架台60の上面にはマウント78が配置されており、かかるマウント78に蓄電池34が載置されている。蓄電池34は重量物であり、これを付加質量として利用するようになっている。 (もっと読む)


【課題】 キャビンが昇降しても制振効果に劣化が生じないようにする。
【解決手段】 塔状構造物本体2に昇降式のキャビン3を備えた塔状構造物1の所要個所に、可動マス12と、その固有振動数を調整するためのばね定数が調整可能なばね要素13と、ダンパ要素14とからなる振動系を備えたパッシブ型の動吸振器11を設ける。塔状構造物1にてキャビン3の高さ位置hが変化するときに、キャビン3の高さ位置hの変化と塔状構造物1の固有振動数の変化との関係を予め数値計算又は実測により蓄積したデータベースを備えた制御器16にて、キャビン3の高さ位置hの情報を基に、塔状構造物1の固有振動数を求めて、パッシブ型の動吸振器11におけるばね要素13のばね定数を、可動マス12の固有振動数が求めた塔状構造物1の固有振動数に常に同調するように調整させる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、錘の固有周期を変更できる制振装置、及び制振装置を有する建物を提供することを目的とする。
【解決手段】建物12の揺れが大きくなり、振動検知装置58によって検知された床スラブ28(錘)の振動の大きさが所定値以上となった場合、制御手段56がソレノイド54を作動させる。ソレノイド54は、ストッパ部材52を上方に移動させ、ストッパ部材52とピン44とを係合させる。これにより、コイルばね48の付勢力によってピン44が固定台50側へ移動してフランジ42から抜け出し、係合部材34と床スラブ18Aの貫通孔36との係合が解除され、係合部材34が下方へ移動(落下)する。この結果、係合部材34による吊り材26の一部26Aの固定(拘束)が解除され、床スラブ28の吊り長さがLからL(図4参照)に変わり、床スラブ28の周期が長周期化される。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造により動特性または振動特性を調整できる粘性マスダンパーとバネ付き粘性マスダンパーを提供する。
【解決手段】直動変位の変位方向に沿ってねじ送り方向を向けた雄ねじを設けられた直動軸110と、前記雄ねじに嵌めあう雌ねじを設けられた回転体120と、前記回転体120を回転自在に支持するフレーム130と、前記フレーム130の内面と前記回転体120との隙間に封入された粘性流体140と、を備え、前記フレーム130の内面と前記回転体120との前記隙間の少なくとも一部の離間距離を変化させられる様にした。 (もっと読む)


【課題】現場に設置した際の特性調整や経年変化後の再調整に適した動吸振器を提供する。
【解決手段】下端に錘4が取り付けられた棒ばね3を振動させて制振対象物に加えられる振動を吸収するとともに、錘4との間に構成する磁気ダンパ14によって棒ばね3の振動を減衰させる動吸振器1であって、棒ばね3が挿通する孔が穿設されたフレーム2と、フレーム2に棒ばね3の上部を固定する内筒体5と、棒ばね3の軸線上の一部において、棒ばね3の振動を規制するように棒ばね3に当接し、棒ばね3が振動する際の支点を形成する外筒体6とを備える。内筒体5を回転させ、フレーム2における棒ばね3の固定位置Bを上下方向に移動させることで、錘4と永久磁石8との間隔を拡縮させて減衰特性を調整する。また、外筒体6を回転し、支点を上下方向に移動させることで、支点から錘4までの距離を伸縮させてばね特性を調整する。 (もっと読む)


【課題】相対加速度に比例する反力を生じる慣性質量ダンパーにおいて、過大な加速度が作用した場合にダンパー反力(負担力)を制限して頭打ちとする。
【解決手段】相対振動を回転運動に変換して回転錘10に伝達する振動伝達機構としてのボールねじ機構と回転錘10との間に、回転錘を振動伝達機構に対してトルク伝達可能に連結するとともにそれらの間で伝達されるトルクが所定の制限値を超えた時点で回転錘を振動伝達機構に対して相対回転させてトルク伝達を制限するトルク制限機構11を介装する。トルク制限機構を滑り材17の摩擦力を利用する構成とするか、あるいは汎用のトルク保持装置を利用する。 (もっと読む)


【課題】振り子の原理と転動原理を融合して、コンパクトで長期振動による大振幅発生時にも常に一定の振動数を保つ高性能な制振装置を提供する。
【解決手段】転動子20と、該転動子20を転動可能に支持する支持体30とを備えて成り、支持体30は、水平面に対して下方へ凹む湾曲断面に形成されて、転動子20が転動するための支持面40を有し、支持面40は、その中央の最下部から両側方向に遠ざかるにつれて、前記湾曲断面を規定する湾曲線の曲率半径が漸次短縮すると共に、該曲率半径の中心が前記最下部を通る鉛直線上を漸次下降する形状に設定される。 (もっと読む)


【課題】 簡単な構造でばね機構を吊り部材に取り付けることができるばかりでなく、その位置調整作業も容易でしかも全体をコンパクト化できる構造を備えた制振装置を提供する。
【解決手段】 建築物等の基盤に載置される基枠2と、この基枠2に吊り下げられた左右一対の吊り部材3、4と、これら吊り部材3、4に吊り下げ支持されるマス体5と、上記左右一対の吊り部材3、4間に斜めに配置されると共に、一端が一方の吊り部材3に対して位置固定的に連結され、他端が他方の吊り部材4に対してこの吊り部材4に沿って移動可能に形成の取付部材6を介して位置調整可能に連結されたばね機構とを備えた制振装置において、上記取付部材6は他方の吊り部材4に設けられたねじ部8と、このねじ部8に螺合することで吊り部材4に沿って移動可能な取付部本体9と、この取付部本体9に設けられて上記ばね機構の他端と連結するアイプレート10とから構成されている。 (もっと読む)


【目的】小型軽量で、周波数の変化する振動体の振動を制振する能動型振り子式ダイナミックダンパを提供する。
【構成】基台2上に設けたステッピングモータ3の出力軸4に中間部5bの基端を取付け、中間部5bの先端にマス5を設けて本体機構部6を構成する。ステッピングモータ3は基台2に設けた振動センサ7が検出した検出値に基づいて、制御部8が逆位相でマス5を振動するよう制御する。
マス5の振動は、R×W(Rは揺動半径,Wはマス5の質量)からなる大きな等価質量Mが出力軸4の上で上下振動することと同じになり、大きな制振エネルギーを発生して制振することができる。このときレバー比を大きくでき、しかもフリクションロスが小さいので、エネルギー収支においてエネルギー効率がよく装置を小型・軽量化する。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造により所望の免震性能または制振性能を発揮できる装置とその装置を構成する要素の諸元を容易に設定できる免震装置と制振装置とを提供する。
【解決手段】特定方向の相対変位を回転体の回転量に変換する慣性接続要素30と、特定方向の相対変位に対応して特定方向にそって作用する弾性反力を発生するバネ要素40と、特定方向の相対速度に対応して特定方向にそって作用する減衰抵抗力を発生するダンパー要素50と、を備え、前記慣性接続要素30と前記ダンパー要素50とを並列接続した系と前記バネ要素40とを直列接続した系であるバネ付き粘性マスダンパーが対象構造物10に連結された、ものとした。 (もっと読む)


【課題】より有利に軽量化が可能であり、振動を早期に収束させ得るようにした建物構造物の制振装置を提供する。
【解決手段】建物構造物105に対して、先端部が建物構造物105の主振動方向と同じ方向へ振動可能なように板ばね部材101を支持固定する。建物構造物が振動していない場合に、板ばね部材101の先端部に取り付けられている板ばね側取付部材103は、建物構造物105が振動していない場合に建物構造物105に接触した状態に配設される。さらに、建物構造物の制振装置のうち建物構造物105に対して振動する部位は、衝突による振動抑制対象である建物構造物105の固有振動数より小さい固有振動数を有するようにチューニングされている。従って、振動入力時に、板ばね側取付部材103が、建物構造物105に確実に衝突することにより建物構造物105の振動を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】原理的にはTMDと同様に機能するものの、従来一般のTMDのように格別の付加質量を必要とせずに、充分な応答低減効果が得られる制振構造とその諸元設定方法を提供する。
【解決手段】建物内の任意の層間(たとえば1階と2階との間)に中段階(たとえば中2階)として使用する中間層5を設置し、中間層の躯体を上層および下層の躯体に対してそれぞれ上下の支持部材(吊り材6および間柱7)を介して水平変位可能に支持し、中間層と上層または下層との間には付加バネ10を介装し、中間層と上下の支持部材と付加バネにより構成される付加振動系を建物内に設ける。中間層の質量mと、中間層と上層との間の層剛性k01と、中間層と下層との間の層剛性k02と、付加バネのバネ定数kとにより定まる付加振動系の固有振動数を、建物の固有振動数に同調させる。 (もっと読む)


【課題】個々の動吸振器における質量体の重量が小さくなっても従来の動吸振器と同等以上の振動吸収効果を発揮でき、かつ既存の鉄骨建造物への設置が容易である分散型動吸振機構およびその設置方法を提供する。
【解決手段】鉄骨建造物1に設けられる動吸振機構であって、質量体13を有し、質量体13が鉄骨建造物1に対して振動エネルギが加わると運動するように設けられている複数の動吸振器10を備えており、全ての動吸振器10における質量体13の合計重量が、動吸振機構を設ける鉄骨建造物1の重量の1%以上である。複数の動吸振器10の質量体13を合計した合計重量と同じ重量の質量体を有する従来の動吸振器と同等以上の振動吸収効果を得ることができる。しかも、個々の動吸振器10における質量体13はその重量が軽くてもよいので、所望の場所に設置することができ、設置作業も容易になる。 (もっと読む)


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