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Fターム[2E139BC18]の内容

Fターム[2E139BC18]に分類される特許

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【課題】強風による横揺れを抑制することができるとともに、長期間の使用によってもゴムを劣化させることのない免震装置を提供する。
【解決手段】第1の支持部材11によって建物本体側の固定部材10を支持することにより、固定部材10の水平方向への移動を規制することができるので、強風による建物本体の揺れを抑制することができる。この場合、第2の支持部材12に建物本体側の荷重が加わらないようにすることができるので、長期間の荷重による第2の支持部材12のゴムの劣化を防止することができる。また、第1の支持部材11による固定部材10の支持を解除して第2の支持部材12のみで固定部材10を支持することにより、固定部材10を水平方向に移動自在にすることができるので、第2の支持部材12によって地盤側の揺れを吸収することができ、地震による建物本体側の揺れを抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】卓越する振動成分が主とする振動モードの次数に影響を受けることなく、効果的な減衰力を建物に付与することができる制震システム、及び建物の制震方法を提供する。
【解決手段】制御手段24によって、卓越する振動成分が主とする振動モードの振動数fに対して減衰力Fが最大になる減衰係数Ceqとなるように可変減衰ダンパー16を操作することにより、卓越した振動成分を有する振動モードの次数に影響を受けることなく、効果的な減衰力Fを建物14に付与することができる。 (もっと読む)


【課題】制振システムにおいて、より簡単にゲインを設定でき、かつ、地震に対する制振制御をより効果的に行えるようにする。
【解決手段】制御装置300は、地面GNDの変位によるビルBILの変位または地面GNDの速度によるビルBILの速度の少なくとも一方を相殺するように、マス112をビルBILに対して相対移動させる制御を行う。これにより、地震による力のビルBILへの影響を低減させて、ビルBILの揺れを低減させることができる。すなわち、地震に対する制振制御をより効果的に行うことができる。また、ゲインを切り替える必要が無いので、ゲインを切り替える制振システムの場合と比べて、多くのゲインを設定する必要が無い。従って、より簡単にゲインを設定することができる。 (もっと読む)


【課題】地震時における変位および後揺れを抑制し得る有効な免制震構造を提供する。
【解決手段】高層ないし超高層の建物をチューブ架構による本体部3とその中心位置に自立するコア部2とにより構成し、それら本体部とコア部との間に水平方向の相対振動を許容するためのクリアランス4を確保する。本体部を基礎底盤1等の基礎構造体上に底部免震装置5により免震支持して設置し、コア部を本体部よりも相対的に高剛性として基礎構造体に剛結して自立状態で設置し、コア部の頂部と本体部との間に頂部免震装置6を介装する。本体部の高さ方向中間部とコア部との間に、本体部をコア部により支持する中間部制震装置7としての可変剛性ダンパーを上下方向に間隔をおいて多段に介装し、本体部の底部および頂部の変位を変位センサー8,9により検知してその結果に基づき各可変剛性ダンパーの剛性を制御可能とする。 (もっと読む)


【課題】小型でかつ加えられた振動をフライホイールによる慣性モーメントと磁気粘性流体で調整可能な抵抗力とで減衰でき、更に磁気粘性流体攪拌用の振動を与えなくても磁性粘性流体が機能を発揮するようにする。
【解決手段】減衰装置1は、第1のシリンダー10と第2のシリンダー20とで形成されたケーシング30を備える。第1のシリンダー10に進退動できるスリーブ40が配置され、スリーブ40にはボールナット42が取り付けられ、スリーブ40の進退動はボールねじ43で回転運動に変換され第2のシリンダー20内のフライホイール50を回転させる。フライホイール50と第2のシリンダー20の内面と間に密閉領域46が形成され、磁気粘性流体49が封入されている。第2のシリンダー20の内周にはフライホイール50を磁気回路の一部として密閉領域46を横切る強度調整可能な磁場Mを形成する磁場形成手段60が配置されている。 (もっと読む)


【課題】制振装置のダンパ寿命を容易に判定可能な制振システムを備えた住宅を提供することを目的とする。
【解決手段】摺動距離と減衰力との相関を予め求めて条件DB76Aに予め記憶しておき、ダンパ34の変位量を検出して累積して履歴DB76Bに記憶する(100〜104)そして、これらの情報を読み出して、ダンパ34の寿命を判定する(106〜110)。例えば、摺動距離と減衰力の関係から、制振性能を満足する閾値減衰力を予め定めて記憶しておくことにより、対応する累積変位量(累積閾値)が分るので、変位センサ82によって監視したダンパ34の変位量の累積値が累積閾値以上になったか否かを判定することによってダンパ34の寿命を判定する。 (もっと読む)


【課題】 安定的に適切な免震制御を行う。
【解決手段】 建物100の固有周期を長周期化させる免震積層ゴム20と、地盤110を支点として建物100に制振力を付与して、所定方向における建物100の振動を制振する制振力付与機構30であって、制振力付与機構30が制振力を発生させる際に、その先端部31cを所定方向に変位させるアクチュエーター31と、弾性を備え、アクチュエーター31の先端部31cの変位に伴って所定方向に沿って変形する制振積層ゴム32と、を備える制振力付与機構30と、を有し、免震積層ゴム20と制振積層ゴム32とが同じ材料系の積層ゴムである。 (もっと読む)


【課題】アクティブ制御からパッシブ制御へのスムーズな切換により、対象構造物を効果的に保護する。
【解決手段】制振装置120は、対象構造物上を水平方向に移動自在に設けられた可動マス150と、可動マスを駆動するアクチュエータ152と、対象構造物と可動マスとの水平方向の相対変位を検出する相対変位検出部154と、対象構造物の振動の強さを検出する振動検出部156と、振動検出部で検出された振動の強さに応じて、相対変位検出部で検出される相対変位を許容される所定のストローク範囲内に抑え、かつ振動を抑制するように、アクチュエータを介して可動マスを駆動制御する駆動制御部170と、対象構造物の振動を受動的に抑制する緩衝機能部160と、振動検出部で検出された振動の強さが所定の閾値以上となると、駆動制御部の駆動制御を停止する制御切換部172とを備える。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造により建物の免震・避震の効果を達成すること。
【解決手段】検出器、処理ユニット、吸震システム、油圧積載システムと多層摺動システムを含み、地震時において、検出器が建物の移動と傾斜を検知し、検出器が側傾角パラメーターを生成して処理ユニットへ提供し、処理ユニットが側傾角パラメーターを油圧積載システムの減衰係数に換算し、油圧積載システムが、対応する減衰力にて建物のバランスを調整・制御する。 (もっと読む)


【課題】地震以外の通常においても建物の減衰装置を有効活用する。
【解決手段】通常時は、ダンパ74の減衰力を低くし、梁の振動を効果的に減衰することができる。計測した基礎28の振動のレベルが予め設定した基準値を超えた場合や、地震速報を受信した場合には、ダンパ74の減衰力を高めることで、建物10の揺れを効果的に抑える。 (もっと読む)


【課題】建築空間を構成する床、天井、壁、窓等の建築構造物を基礎に剛結合された柱に緩く接合させることで、地震時の上下方向、水平方向振動が建築空間に伝わりにくくする。
【解決手段】地盤1上に設置された基礎2に剛結合された柱のグループA(3−1,3−2)と、各階の建築空間を構成する床、天井、壁、窓、各階に属する柱等のグループB(B1、B2)とが剛結合されておらず、弾性体やスプリングなどの免振部材5を通して緩やかに接続されると同時に、グループB同士は拘束装置23で程よく拘束されていることにより、地震動時の上下方向・水平方向振動が建築空間に伝わり難く、建築物全体の揺れも小さく抑えられること及び通常時は係留装置6によりグループBがグループAの柱に係留されることで風圧による建築空間の揺れが無い。 (もっと読む)


【課題】アクティブ制振方式を採用した風揺れ対策用の制振装置において、長周期地震動を含む地震動に対しても十分な制振効果を発揮することを可能にする手段を提供する。
【解決手段】本発明に係る制振装置は、風による構造物の揺れに同調して質量体を振動させ、その振動を構造物に伝達する風対策パッシブ制振モードKP、及び質量体に制御力を加えて質量体の振動を増幅させ、その振動を構造物に伝達する風対策アクティブ制振モードKA、を切り替える制御手段とを備え、長周期地震動を含む地震動を検知するための地震動検知手段を更に備え、地震動検知手段が長周期地震動を含む地震動を検知した場合、制御手段が、風対策アクティブ制振モードKAから、地震対策アクティブ制振モードJAに切り替え、該地震対策アクティブ制振モードJAは、質量体に制御力を加えて質量体の振動を減少させ、その振動を構造物に伝達するモードであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】地震の規模に応じて、適宜可変減衰ダンパの減衰力を制御することにより、制振構造物の柱に作用する軸力の増加を抑えることが可能となる可変減衰ダンパの制御システムを提供する。
【解決手段】地震時に、可変減衰ダンパ10が介装された制振構造物1における柱2または柱梁架構の応答量を検出する応答検出手段11、15と、この応答検出手段からの検出値に基づいて、可変減衰ダンパ10の減衰係数を切り換える制御手段12とを備えてなり、制御手段12は、上記検出値から柱2に作用する軸力を算出し、得られた軸力と予め設定された当該柱に作用する軸力の設定値とを比較して、上記軸力が上記設定値よりも大きい場合に、上記可変減衰ダンパ10の減衰係数をより低い値に切り換える。 (もっと読む)


【課題】免震装置の減衰性能を能動的に変化させ、多様な入力振動に対して効果的な免震を行うことができる免震装置を提供することを目的としている。
【解決手段】せん断変形可能な積層体4の内側に、入力振動を減衰させる減衰材5が積層体4の積層方向に貫設されている免震装置1において、減衰材5に対して可変的に圧力を加える加圧手段6が備えられている。 (もっと読む)


【課題】建物ユニット又はユニット式建物からなる複数のユニット建造部が離し置きされ、それらユニット建造部の間に中間建造部が設けられた建築物において、地震時等における中間建造部の破損を好適に抑制する。
【解決手段】建物は、複数の建物ユニットからなる建物本体12を備える。建物本体12は、互いに離し置きされた2つの建物ユニット群からなるユニット建造部X1,X2と、そのユニット建造部X1,X2の間に設けられた中間建造部X3とを有している。また、各ユニット建造部X1,X2には、地震や強風等の外乱発生時において2つのユニット建造部X1,X2の振動を同調させるための同調化手段が設けられている。同調化手段は、各ユニット建造部X1,X2の振動を吸収する制振装置40により構成されている。 (もっと読む)


【課題】建築物の屋上又は屋内に設置される制振装置(TMD)の過渡応答初期の応答低減効果を大きく高め、安価で取り付け容易で制振効果の高い建築物のTMD制振システムを提供する。
【解決手段】制振システムは、地震時に建物への入力地震動を打ち消す方向に作用する重錘と、該重錘と建物との間に介装されるバネ及びダンパーとから成る制振装置(TMD)と、該制振装置をロック状態に維持し、地震時にロック解除するトリガー装置4を備え、前記TMDのバネは、予め所定長さ伸縮させてTMDの付加により建築物単体のときの振動モードの近傍に生じる固有振動数の近接した複数の振動モードが重畳することにより生じる“うなり”の包絡線の位相変化を利用して設定した初期変位が与えられると共に該初期変位がトリガー装置4で維持されており、地震時にロック状態が解除されて該初期変位が解放される。 (もっと読む)


【課題】 入力削減機構による絶対応答が制振対象構造物の固有振動数より高い周波域で一定値に収束しないようにする。
【解決手段】 基礎4上の剛柱5の頂部に設けたブラケット6に、梃子7の上端部を支点となるピン8で揺動可能に連結する。梃子7の支点近くに、制振対象構造物mに設けたブラケット9をピン10で揺動可能に連結する。梃子7の下端部に所要の質量mを取り付けて、入力削減機構を形成する。更に、基礎4上に設けたアクチュエータ11により所要の質量mと一緒に梃子7を揺動させることができるようにする。地震発生時に基礎4の変位に伴って制振対象構造物mが揺れるときに、梃子7の作用により入力を削減すると共に振動の長周期化を図り、更に、アクチュエータ11の制御力により所要の質量mと一緒に梃子7を揺動させて、入力削減機構が有する制振対象構造物の固有振動数より高い周波域での入力削減特性を打ち消させる。 (もっと読む)


【課題】建物に低廉なコストで微小振動から大地震までの制振効果を与えることが出来る制振建物の提供。
【解決手段】建物本体部A1の上方に該建物本体部A1に対して移動可能に支承された付加質量部A2と、建物本体部A1と付加質量部A2との間に介在し、復元力特性と減衰性とのうちの少なくとも1つを変更し得る制振部A3と、所定の階層の地震時の振動応答値を検出する振動応答値検出手段となる加速度センサ6〜9と、該加速度センサ6〜9により検出された振動応答値と、制振建物Aの振動特性とに基づいて、復元力と減衰値とを算出する演算装置と、該演算装置で得られた前記復元力及び減衰値に基づいて、前記制振部A3の復元力特性と減衰性の一方または両方を変化させる振動特性変更手段とを有する。 (もっと読む)


【課題】回転連結部の少ない吊り支承方式のアクティブマスダンパー、及びこのアクティブマスダンパーを有する建築物を提供することを課題とする。
【解決手段】構造物12に設置されている構造体16に回転可能に吊り下げされた吊り部材32と、吊り部材32の下端部に固定された錘18とによって単振り子が構成されている。よって、風等により構造物12に発生する振動を抑制する制御力を、錘18の揺動により構造物12に水平方向に作用させ、構造物12に発生する振動を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】使い勝手の良い建造物の制御装置等を実現する。
【解決手段】振動の加速度データを取得するための加速度センサと、該加速度センサにより取得された前記加速度データに対してハイパスフィルタによるフィルタ処理及び積分処理を行って前記振動の速度データと変位データを求め、求められた該速度データと該変位データとに基づいて、外力が入力されて振動する建造物を制御するコントローラと、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


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