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Fターム[2G001JA07]の内容

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【課題】入射角に応じた反射X線強度を求めるX線反射率測定方法において,アナライザー結晶を用いて入射角の読み取り目盛りを高精度に修正することにより,入射角の測定精度と再現性を高める。
【解決手段】反射率測定の前に,入射角ωの読み取り目盛りの修正作業を実行する。その修正作業では,受光スリット18の開口幅をX線反射率測定時よりも広くして,反射経路の途中にアナライザー結晶58を配置して,試料16の表面からの全反射X線20を検出する。そのとき,試料表面に対する入射X線10の入射角ωaを正確に決定でき,それに基づいて入射角の読み取り目盛りを修正する。その後,アナライザー結晶58を反射経路から外して,試料表面のX線反射率測定を実施する。入射角を高精度に決定できるので,高精度の反射率測定が可能になる。 (もっと読む)


本発明は試料表面を検査する方法に関する。この方法は、試料表面に向けて誘導される複数の一次ビームを発生するステップと、複数の一次ビームを、試料表面上のそれぞれの位置に集束させるステップと、一次ビームが入射するとすぐ、試料表面から発生する荷電粒子の、複数の二次ビームを収集するステップと、収集された二次ビームの少なくとも1つを光学ビームに変換するステップと、光学ビームを検出するステップとを含む。
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【課題】原子番号の低い結晶材料或いはワークに用いられる短波長X線回折測定装置及びその方法を提供する。
【解決手段】その装置はX線管1と、入射絞り2と、テーブル4と、サンプルまたはワーク3の位置制限部分に用いられる位置制限受光スリット5、測角器7と、検出器6と、エネルギー分析器9とを備えており、X線管1と検出器6はサンプルまたはワーク3が置かれるテーブル4の両側に位置し、検出器6は回折透過X線の受光に用いられる。本発明の短波長X線回折透過方法によれば、サンプルまたはワーク3を破壊せずに、より厚い結晶材料サンプルまたはワーク3の異なる深さと異なる箇所のX線回折スペクトルを測定し、コンピュータ10でデータ処理を行い、サンプル又はワーク3における各点の位相、残留応力等のパラメーター及びその分布を得ることができる。本発明は、操作が簡単で、測定時間が短いという利点を有し、正確で、かつ信頼できるX線回折スペクトルを得ることができる。 (もっと読む)


本発明は、広範囲にわたる高エネルギーX線を利用してX線透過像を測定する装置の空間分解能を測定するために用いる素子、前記素子の製造方法および前記素子を用いた空間分解能の評価方法を提供する。本発明は、X線透過像を測定する装置の空間分解能を評価する素子であって、角柱状基材上または細線状基材上にX線遮断層とX線透過層とを交互に積層した多層膜を有し、且つX線遮断層の吸光係数が、使用するX線の波長において、X線透過層の吸光係数の3倍以上である素子、前記素子の製造方法および前記素子を用いた空間分解能評価方法に関する。
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【課題】 核種を同定できると共に含有量を定量化できるようにする。
【解決手段】 分析対象試料18に、外部中性子源からパルス中性子を照射し、透過する中性子のエネルギー分布を中性子検出器22で検出し、飛行時間測定法によって核種毎に依存する中性子共鳴ピークの凹みを観測することにより、前記試料中に含まれる核種の同定と含有量の定量を行う。分析対象試料を1次元あるいは2次元の試料駆動台16に載せて、試料を移動してコリメートされたパルス中性子を照射し、遮蔽体によりバックグラウンドを除去した状態で透過中性子を中性子検出器によって測定すると、試料中に含まれる核種の種類と含有量の位置依存性も求めることができる。 (もっと読む)


【課題】 蛍光X線の検出感度の向上及び装置の小型化を図ることができる蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】 リング状に形成されかつ軸方向の一端部(端部)2aからリング状の1次X線aをその少なくとも一部が集束するように放射するX線発生器2と、このX線発生器2で包囲された内部空間11に中心軸がX線発生器2の中心軸Dと一致するようにかつX線発生器2の中心軸D上の一端部2a近傍に配置した試料10と対向するように挿入されると共に、1次X線aの照射により試料10から発生する蛍光X線bを検出するX線検出器3と、を備えた。 (もっと読む)


対象(5)の干渉性散乱撮像データを得る装置は、一重なりのライン検出器(6a−6an−1,6an+1−6a)を具備する。各検出器は、対象(5)を通過する放射線ビーム(2a)の軌道(2b)の小部分に向けられ、対象において干渉的に散乱される放射線ビームの光束(b−bn−1,bn+1−b)がライン検出器に進入し、そこで検出できるようにする。各ライン検出器は、それぞれの散乱光束を進入させる細長開口(30)と、該開口に平行に配置される検出器要素列(27)とを有し、それぞれの散乱光束と検出媒体間の相互作用により生成されてそれぞれの散乱光束に垂直な方向に走る電荷または光子は、検出器要素により検出される。ライン検出器とそれらの各検出器要素は、複数の一次元画像を形成するのに十分な散乱データを同時に記録できる向きに配置される。各一次元画像は、それぞれの角度で対象において散乱される放射線から構成される。
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