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Fターム[2G043GB28]の内容

Fターム[2G043GB28]に分類される特許

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【課題】化学発光可能な分子を含む試料を高精度で観察できる顕微鏡を提供する。
【解決手段】少なくとも2以上の安定な量子状態を有する化学発光可能な分子を含む化学発光試料73を観察する顕微鏡であって、化学発光過程により第1量子状態にある分子を、発光が抑制された他のエネルギー準位に遷移させる光を出射する光源31と、光源31からの光を化学発光試料73に集光する顕微鏡対物レンズ72と、顕微鏡対物レンズ72により空間的に選択される化学発光試料73の領域の一部の発光を抑制するように、光源31からの光を空間変調する空間変調素子32と、顕微鏡対物レンズ72により集光される光と化学発光試料73とを相対的に移動させて化学発光試料73を光により走査する走査手段52,53と、顕微鏡対物レンズ72により空間的に選択された化学発光試料73の領域からの発光を検出する検出手段54,55,58と、を有する。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、LIPS計測法において、レーザーパルスエネルギーの計測を利用せずに、プラズマそのものの情報から、プラズマ状態を特定できる手法を提示すること、更にはそのことによってコンパクトであるだけでなく精度の良いLIPS計測装置を提供することにある。
【解決手段】本発明のLIPS定量計測の解析手法は、例えば炭化水素系燃料と空気の混合状態の測定において、水素を着目原子としその486nmと656nmのスペクトル線のピーク値の比を算出してプラズマ状態の判定に利用するなど、プラズマスペクトルにおける1つ以上のスペクトルピーク値に基づいてプラズマ状態を判定し、校正データとして用いるようにした。 (もっと読む)


【課題】複雑な構造のフィルタを必要としない走査型レーザ顕微鏡を提供すること。
【解決手段】この走査型レーザ顕微鏡は、試料を照らすための照明用の放射線経路と、試料光を波長に応じて感知するための検出用の放射線経路とを備え、検出波長を選択するためのフィルタが設けられており、複数の部分放射線経路へと波長を選択するために、透過と反射との間の境界波長が場所によって変わる少なくとも1つのグラデーション・フィルタが設けられている。 (もっと読む)


撮像システムは、画像画素強度を露出時間で除算して、時間毎の強度を単位とする画像データを発生する。実施形態によっては、撮像システムは時間当たりの強度を単位とする蛍光光画像を、時間当たりの強度を単位とする励起光画像で除算することによって、定量的補正蛍光光画像を求める。定量的補正蛍光光画像は、撮像しようとする生物組織に対する撮像計器の位置に対して概ね不変である。別の実施形態では、撮像システムは時間当たりの強度を単位とする蛍光光画像と減衰補正距離値と組み合わせる。 (もっと読む)


【課題】目的元素の定量分析の際に任意の元素の半定量分析も実行して、目的元素の定量値を評価する際に有用な情報を同時に表示する。
【解決手段】ユーザーは予め定量分析を実行する目的元素と半定量分析を実行する元素とを設定し、目的元素については標準試料の濃度等の設定も行っておく。分析が開始されると、まず標準試料の測定を実行して得られたデータに基づき定量分析処理部201は検量線を作成して検量線保存部204に格納する。次に未知試料の測定を実行して蓄積部22にデータを格納すると、定量分析処理部201は設定波長のデータを読み出して検量線を参照して目的元素毎に定量値を求め、半定量分析処理部202は定性データベース205を参照して波長を決めて該波長に対応するデータから半定量値を計算する。処理制御部206は計算された定量値、半定量値を併せて表示部25に表示する。 (もっと読む)


【課題】不純物準位や欠陥準位を正確に求めることができる技術を提供する。
【解決手段】試料15にイオンビーム21を照射すると、イオン照射によって励起した正孔が捕獲中心に遷移するとき、価電子帯と捕獲中心のエネルギー準位の差に応じた波長の光を放出するので、放出光の強度のピークとその波長を測定すると、捕獲中心の準位が分かる。 (もっと読む)


【課題】回路の構成要素を減らすことができ、分光分析用の誘導結合プラズマを励起して保持するための比較的安価なRF発電機を提供する。
【解決手段】分光分析のための、トーチ27内で誘導結合プラズマを励起する誘導コイル26のためのRF発電機10。発電機10は、誘導コイル26と、並列接続させたコンデンサ25とを備えた共振負荷回路16にRF電力を供給するためにゲート駆動電圧22を介して固体スイッチング装置20のオン・オフを交互に切り替えるためのスイッチング回路12を備えている。各固定スイッチング装置20のためのゲート駆動回路24はそれぞれ、誘導コイル26の導線と互いに誘導結合する一部分30を有し、ゲート駆動電圧22を提供する。 (もっと読む)


【課題】装置全体をコンパクトに構成できる分光器およびこれを用いた共焦点光学系、走査型光学顕微鏡を提供することを目的とする。
【解決手段】分光器を、複数の波長を含んだ発散光を実質的に点光源として出射する出射端と、該出射端から出射された発散光を略平行光にする第1の光学系と、該第1の光学系により略平行光になった光束を分光する分光素子と、該分光素子により分光された光束を焦点面近傍に集光する第2の光学系とを備え、前記第1の光学系が負の焦点距離をもつ第1のレンズ群と正の焦点距離をもつ第2のレンズ群とから構成する。 (もっと読む)


【課題】検出領域と異なる領域に位置する位置合わせ領域が小さくても、計測光を検出領域に当たらないように照射し、低コストで容易に生物化学反応カセットを位置調整する。
【解決手段】生物化学反応カセットが正確に取り付けられていると仮定した際に段差部14,14’が位置すると考えられる部分より距離L1だけ外側の位置P1,P1’に計測光をそれぞれ照射する。計測光を内側にスキャンして、両端部の2つの段差部14,14’の位置をそれぞれ検知する。検知された段差部14,14’の位置から内側に微小距離L2だけずらした位置に計測点P2,P2’を設定する。計測点P2,P2’に計測光をそれぞれ照射し、その反射光A2b,A2b’を受光し、それぞれの受光データを比較する。両方の受光データが異なる場合には、それらが一致するように生物化学反応カセットを移動させて傾きを調整する。 (もっと読む)


【課題】物質の状態(つまり、溶液状態か固体状態か、組成、または大きさ等)に関わらず、高い励起効率とイオン化効率を得ることができる、プラズマを励起および/またはイオン源とした物質の励起および/またはイオン化方法、およびこの励起方法を利用した分析方法と分析装置を提供する。
【解決手段】プラズマ12中に導入することにより、物質を励起するおよび/またはイオン化させる物質の励起および/またはイオン化方法において、前記プラズマ12近傍および/または前記プラズマ12内にて、物質にレーザ光2aを照射し、その後、前記レーザ光2aを照射された物質を、前記プラズマ12中に導入することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】コヒーレントアンチストークスラマン散乱法を利用する顕微鏡装置において、ロックインフリーな検出方法を提示し、かつ多種の振動モードを同時検出する目的に適った顕微鏡装置を提供する。
【解決手段】第1の波長を持つ第1のパルスレーザ光P1及び第2の波長を持つ第2のパルスレーザ光P2を発生する光源部と、第1のパルスレーザ光P1及び第2のパルスレーザ光P2を分析対象40に照射する光学系25と、第1のパルスレーザ光P1の光源部21から分析対象40までの光路長を調整する光路長調整部30と、第1及び第2のパルスレーザ光P1、P2の照射によって分析対象40から発せられるコヒーレントアンチストークスラマン散乱光C1を検出する検出部50とを備える。 (もっと読む)


【課題】 対物レンズの焦点を試料位置に正確に合わせると云った処理が不要であり、測定中、励起光が一箇所に長い時間照射されて試料中の蛍光標識物質が劣化するのを防ぐことの出来る蛍光検出装置を提供する。
【解決手段】 試料に励起光を照射してそこから発せられる蛍光を検出することで試料中の特定物質の測定を行う蛍光検出装置である。レーザ光を測定箇所に集束するとともに該測定箇所から発せられる蛍光を集光する対物レンズと、対物レンズを励起光のフォーカス方向および該フォーカス方向と交差する方向とに駆動するレンズアクチュエータとを備え、試料の測定時に、励起光の焦点が測定対象の試料をまたいで往復移動するようにレンズアクチュエータを動作させる。 (もっと読む)


【課題】各臨床目的に応じた感度で細菌測定を行うことができる検体分析装置を提供する。
【解決手段】検体に含まれる細菌を分析する検体分析装置。検体と細菌を染色する染色試薬とを混和して測定試料を調整する試料調製部と、前記試料調製部によって調製された測定試料に光を照射して、染色された細菌から蛍光を受光し、前記測定試料に含まれる細菌を測定する測定部と、細菌測定の感度を入力する測定感度入力手段と、入力された測定感度に応じて、前記測定部により測定される測定試料の量を制御する制御部と、を備えている。
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【課題】非常に深い領域(例えば、表面から約100μm以上)まで観察する場合であっても、表層から深層まで鮮明な画像を得ることのできる多光子励起走査型レーザ顕微鏡を提供することを目的とする。
【解決手段】パルスレーザ光を出射する光源装置と、光源装置から発せられたパルスレーザ光を標本に照射し、標本において発せられた蛍光を観察する観察装置本体と、標本における観察面の深さに応じて、標本に照射するパルスレーザ光の光量を制御する制御装置とを備える多光子励起型観察装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】蛍光検出情報の不確定要素を除外して、定量的にFRETの発生の程度(例えばFRET効率)を測定することを可能とするFRET検出方法および装置を提供する。
【解決手段】測定対象サンプルの蛍光のうち、ドナー分子が発するドナー蛍光成分の漏れ込み率と、アクセプタ分子が発するアクセプタ蛍光成分の漏れ込み率と、FRETが発生しない場合のドナー蛍光成分の非FRET蛍光寿命と、を少なくとも含む、予め記憶手段に記憶されているキャリブレーション情報を取得し、測定対象サンプルの蛍光の蛍光強度情報および位相情報と、ドナー蛍光成分の漏れ込み率およびアクセプタ蛍光成分の漏れ込み率とを用いて、ドナー蛍光成分のFRET蛍光寿命を求め、FRET効率を求める。 (もっと読む)


【課題】シート上に散布された紛体の目付分布、目付量を非接触でリアルタイム計測を可能とする、紛体の目付測定方法を提供する。
【解決手段】平面基材上に載置された紛体に光を照射し、前記紛体により散乱、回折もしくは反射された光または前記粉体からの蛍光発光の強度を測定し、この測定値と予め作成しておいた検量値と比較することにより粉体の目付を測定することを特徴とする紛体の目付測定方法。 (もっと読む)


【課題】米の品質を高精度に測定することができる米の品質測定方法及び米の品質測定装置を得る。
【解決手段】本品質測定方法では、米の古米化(品質劣化)の要因である米の蛍光由来物質に対応する特定波長域(340nm〜380nm又は400nm〜440nm)の励起光を米に照射し、この励起光の照射により米が発する自家蛍光のうち特定波長域(420nm〜500nm又は440nm〜500nm)の可視光腺を自家蛍光として取得するので、米の自家蛍光強度を明確に認識でき、これにより、米の品質を高精度に測定できる。 (もっと読む)


【課題】複数の検出サブアレイを有する分光測定装置におけるスペクトルデータ分析のための新規な方法および新規な手段を提供する。
【解決手段】第1のオフセットデータを使用して第1のオフセット関数を獲得し、
第2のオフセットデータを使用して第2のオフセット関数を獲得し、
前記第1のオフセット関数と前記第2のオフセット関数との差を使用して、前記第1の時間に対して選択された時間で、スペクトルシフトをサブアレイ位置に対して獲得し、
前記選択された時間は、前記第1の時間と前記第2の時間との間にあり、
前記スペクトルシフトは、前記第1のオフセット関数と前記第2のオフセット関数を補間することによって得られる。 (もっと読む)


【課題】液晶用配向膜の配向性を調べるための手段として試料全面に発光ポリマーを塗布し、加熱処理して下地である配向膜の配向状態を反映した発光ポリマー膜を形成し、この発光ポリマー膜に励起光を照射することで発生する蛍光を測定することで配向状態を測定する方法があるが、この方法では励起光のスポット径未満の微細領域について測定することができないという問題があった。そこで、励起光のスポット径未満の微細領域を測定するための方法を提供する。
【解決手段】発光ポリマー膜を島状に形成し、この島を励起光のスポット径より大きい間隔を取って配置する。すると励起光が照射された場合に島状のスポット部分のみが蛍光を発することになる。この島の寸法を励起光のスポット径よりも小さく設定することで、励起光のスポット径未満の領域に対しても分析が可能となる。 (もっと読む)


【課題】高い相対波長分解能、高い絶対波長分解能又は高い対波長感度での検知を高速、小型且つ安価な装置で行えるようにする。
【解決手段】何種類かの刺激20に反応し光24を出射する刺激波長コンバータ12即ちある種の光源を1個又は複数個設ける。拡散部材30は、透過構造40の入射面上で一方向又は多方向沿いに拡がるようコンバータ12からの光24を拡散させる。透過構造40は、拡散した光32をその入射面にて受光して出射面から光子検知部材50へと出射し波長情報をもたらす。構造40の光子エネルギ透過特性はその入射面沿いで横変しており、部材30は、光子エネルギ透過特性の横変方向と直交していない方向を含む一方向又は多方向沿いに構造40の入射面上で光が拡がるよう拡散光32を発生させる。光源を複数個設ける場合は、光源毎分離状態が保たれるよう拡散光32を発生させるとよい。 (もっと読む)


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