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Fターム[2G047AB04]の内容

Fターム[2G047AB04]に分類される特許

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【課題】きわめて簡単な方式で以って、配管の全体の内面状態を万遍なく且つ効率良く検知可能とした配管あるいは板の状態検知方法及びその装置を提供する。
【解決手段】配管肉厚部に超音波を放射し、該配管不連続部からの反射波を解析して該配管の状態を検知する配管状態検知方法であって、前記反射波の初期データである初期波形データと該初期波形データ採取時から一定時間経過後に採取された前記反射波の波形データであるモニタリング波形データとの差を差分波形データとして算出し、前記差分波形データのエコーを予め設定された基準エコーと比較して該差分波形データのエコーが前記基準エコーを超えたとき前記配管の減肉を検知することを特徴とする。 (もっと読む)


本発明による方法は、超音波試験の干渉保護を強化するという問題の解決に関するものである。超音波トランスデューサによって受信した信号をいくつかのゾーンに分割し、主信号を欠陥から反射された信号の待機ゾーン内に配置されたその成分から分離し、プロービングパルスの作用のゾーンから及びベースエコー待機ゾーンから広帯域増幅器に信号を送信することにより、異なる時間ゾーンからの信号に個別の処理を施している。欠陥から反射された信号の待機ゾーンからの信号にフィルタリングを施し、欠陥から反射された信号の待機ゾーン内における最大信号振幅を判定している。この振幅の値を最大許容可能値と比較し、この比較の結果から欠陥の存在/不存在を判定している。欠陥から反射された信号の待機ゾーン内において、プロービングパルスのスペクトルの及び受信している有用な信号のスペクトルの特性を示している周波数成分の振幅をプロービングパルスのスペクトルの及び受信している有用な信号のスペクトルの特性を示してはいない周波数成分の振幅と比較することにより、欠陥の存在/不存在における判定の信頼性を評価している。受信信号から同期干渉を除去するべく、受信信号の蓄積の主及び副サイクルを実行し、且つ、蓄積の主及び副サイクルを実行した結果として得られた合計信号を減算することにより、同期干渉が除去された受信信号を取得している。この方法を実現する装置も提示されている。独立請求項数は、2であり、図面数は、12である。
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【課題】超音波探傷に際し、表面き裂の傾き角を迅速かつ高精度に求めることを可能とする。
【解決手段】表面き裂4の開口縁の第1のカ所Enから固体表面に沿って検出点Oまで直接伝搬する表面波超音波である直接波を発生させて、これを検出点Oで検出するとともに、開口縁の第1のカ所Enに対向する第2のカ所Efからき裂4の先端を迂回してから検出点Oまで伝搬する表面波超音波である迂回波を検出点Oで検出し、さらに第1及び第2のカ所En、Efから伝搬し、き裂先端で縦波及び横波にそれぞれモード変換した超音波である縦波モード変換波及び横波モード変換波の少なくとも一つを検出点Oで検出し、直接波と、迂回波と、縦波モード変換波又は横波モード変換波と、についての、それぞれの発生カ所En、Efから検出点Oまでの伝搬時間、及び超音波の音速に基づいて、表面き裂4の傾き角を得る。 (もっと読む)


【課題】レーザ光照射によるアブレーション現象を利用して被測定物の内部に超音波を発生させ、遠隔操作性、非接触性を損なうことなく、超音波送信を行ない、被測定物の表面に送信レーザ光照射の影響が及ばないようにしたもの。
【解決手段】本発明に係る超音波送信装置10は、被測定物11表面に照射される送信レーザ光GLを出力する送信レーザ光源12と、この送信レーザ光源12から出力された送信レーザ光GLを所望の集光条件で被測定物11の表面に照射し、アブレーション現象により被測定物11内に超音波を発生させて超音波信号を送信させるレーザ照射光学系13と、この照射光学系13によって被測定物11表面に照射された送信レーザ光GLの照射位置およびその近傍を、表面酸化に対して不活性な酸化防止流体Fを流す流体噴出装置11とから構成されたものである。 (もっと読む)


【課題】塗装材及び被検査材の厚みが変化する場合においても、欠陥の検出感度を維持し、また正確な反射源位置を表示する。
【解決手段】塗装材及び被検査材の厚みを測定する第1ステップ(ステップ101〜107)と、それらの厚み測定値に基づき、超音波検査装置のアレイプローブの各振動素子に設定する遅延時間を変更する第2ステップ(ステップ108)と、変更後の遅延時間に基づき超音波を送信して探傷する第3ステップ(ステップ109)を実施し、塗装材及び被検査材の厚みが変化しても、各振動素子から発信した超音波を被検査材内の検査目的の位置で集束するように設定する。また、塗装材の厚みを超音波で測距して、その測定結果を基に、塗装材と被検査材の境界(被検査材の表面)位置を特定し、被検査材内における反射源位置を精度良く求め、精度よく超音波検査装置の表示器に表示させることができる。 (もっと読む)


【課題】複数の超音波探傷法を簡単な操作で切り替えて実施可能にする。
【解決手段】第一の探触子と第二の探触子とを探傷器の送信部並びに受信部に対し任意に切り替え可能とするスイッチング回路を有し、スイッチング回路は、第一の探触子で超音波ビームの送受信を行う斜角探傷法により探傷試験を行う第一のモードと、第一の探触子で超音波ビームを送信し、第二の探触子で回折波を受信するSPOD法により探傷試験を行う第二のモードと、第一の探触子で超音波ビームを送信し、第一の探触子で反射波を受信し、かつ第二の探触子で回折波を受信する斜角探傷法とSPOD法の組合せによる探傷試験を行う第三のモードと第二の探触子で超音波ビームの送受信を行う垂直探傷法により探傷試験を行う第四のモードとを選択可能とする。 (もっと読む)


【課題】検査員の技量によることなく、検査対象の欠陥を精度良く、容易かつ確実に探傷することができる超音波探傷システムを提供する。
【解決手段】超音波探傷システム10は超音波探傷装置からの超音波信号に基づいて極大値を検出する極大値検出装置11と、極大値検出装置11からの検出値をその検出時刻とともに記憶する記憶装置12と、センサ1の諸条件に基づいて極大値間の間隔を求める極大値間隔予測演算装置13とを備えている。記憶装置12で記憶された極大値のうち連続する2つの極大値の間隔と、極大値間隔予測装置13で求めた極大値間の間隔とが比較演算装置14により比較されて、2つの極大値が同じ欠陥からの超音波に対応するか否か判定して欠陥深さが求められる。比較演算装置14で求めた欠陥深さは、表示装置6に表示される。 (もっと読む)


【課題】水浸法(全没水浸法、局部水浸法、水柱超音波法)を用いて、スラブのように表面が粗い検査材の表層部にある微小欠陥を高いS/Nで探傷することが可能な超音波探傷方法および装置を提供することを目的とする。
【解決手段】圧電型振動子を用い、水を介して、被検査材の探傷を行なう超音波探傷方法において、被検査材に対してクリーピング波を送信し、被検査材に存在する欠陥で反射したクリーピング波を送信位置とは異なる位置で受信する。 (もっと読む)


【課題】水浸法で検査材の内部からの微小な反射波をさらに高い検出能力により探傷することが可能な超音波計測装置を提供することを目的とする。
【解決手段】超音波の送受信を送信用振動子と受信用振動子に分割し、送信用振動子と受信用振動子との間に音響隔離面を設置して行なう水浸法による超音波計測装置において、前記音響隔離面の検査材側下端部の先端で生じる反射波が受信用振動子に入らないように音響隔離面の下端部の形状を定める。 (もっと読む)


【課題】超電導体を含む物体の超電導特性を簡単に評価する。
【解決手段】臨界温度よりも高い高温(常温)状態で物体1内での超電導体の状況(超電導体の存在割合や欠陥率など)を検査し、この高温状態での検査結果に基いて物体1の超電導特性を評価する。高温状態での検査は、放射線(X線など)20の透過、超音波伝播などの非破壊的方法、または切り出した試料を顕微鏡で観察することなどによって、物体1の断面画像8を作成し、この断面画像8に基いて物体1内での超電導体の状況を検査する。 (もっと読む)


【課題】 JIS A1416で定められている従来の音響透過特性の測定方法に用いられる大掛かりな設備を用いることなく、板状体の音響透過特性を測定する場合、音源部からの発信音波が試料を回り込むため、受音部は試料を透過する音波の他に試料を回り込む音波も受信してしまうという問題がある。
【解決手段】 板状体の第1主平面側に配置された音源部からの発信音波を前記板状体を透過させ、透過した音波を前記板状体の他方の第2主平面側に配置された受音部で受信し、その受信音波を分析することにより板状体の音響透過特性を測定する方法であって、前記受音部を、開口部を有する防音材で被覆し、前記防音材の前記開口部を、前記第2主平面に接触させて配置したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】煩雑な作業を必要とすることなく物体の表面から深さ方向への硬さ分布を正確に測定する。
【解決手段】 表面1aから深さ方向へ硬さが変化している物体1の硬さ分布を測定する方法であって、物体1の表面1aに広帯域超音波の表面波ULを異なる二つの伝播距離L1,L2で生じさせ、伝播距離の差とこの時生じる各周波数における超音波の位相差とから、各周波数における表面波ULの音速を算出し、当該音速に基づいて、各周波数に対応した深さにおける物体1の硬さの指標値を算出する。物体1の表面1aに向けて集束する広帯域超音波を発信する超音波センサ5を設けて、発信される超音波の集束点FPを表面1aから異なる深さZ1,Z2の二位置に設定することにより、表面1aに広帯域超音波の表面波ULを、異なる二つの伝播距離L1,L2で生じさせる。 (もっと読む)


【課題】 超音波探傷をしようとする欠陥部が被検査体の表面き裂として存在し、且つ、当該面上に障害物が存在する場合であっても、「一回反射法」を利用することなく、当該欠陥部を好適に検査できる超音波探傷装置用の探触子ユニット、及び、超音波探傷法によるき裂深さの推測方法を提供する。
【解決手段】 発信用探触子1aと受信用探触子1bとを備えた超音波探傷装置用の探触子ユニット1であって、発信用探触子1aは、その音軸2aが受信用探触子1b側に傾いて当該探触子ユニット1に配置されていることを特徴とする超音波探傷装置用の探触子ユニット、及び、探触子ユニット1を利用した超音波探傷法によるき裂深さの推測方法。 (もっと読む)


【課題】 評価対象のコンクリート構造物に固定し、一定反力での自動削孔・抵抗指標情報の自動収集ならびに弾性波検出のための加速度計を配置するコンクリート構造物診断装置及びその測定診断方法の提供を課題とする。
【解決手段】 装置固定部10と、装置移動部20と、装置移動部20に支持されたハンマードリル1と、装置移動部20に把持・固定されたレーザ変位計5と、レーザセンサー6と、加速度計7と、ハンマードリル1の電源線に取り付けられた電圧コード8aと、電流測定用のクランプセンサー8bに接続した電力計8と、データ収集装置9と、評価対象コンクリート構造物50の表面及び背面にマトリックス状に複数取り付けられたハンマードリルの打撃による弾性波の反射波及び透過波を検知する加速度計7xとから構成することを特徴とするコンクリート構造物診断装置100。
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【課題】 被検査体との関係において、探触子が具体的にどこにあるかという位置情報を把握する機能を有し、検査しようとする溶接部から探傷子までの位置等を、正確且つ簡便に計測することができる探傷子用の治具を提供することを目的とする。
【解決手段】 治具1は、本体2及びガイド部材3から基本的に構成され、ガイド部材3は、ガイド部材3の一部を構成するガイドプレート3bの外側面と本体2の一部を構成するベースプレート2bの外側面との仮想交線を軸として自由に回動できるように本体2に取り付けられる。 (もっと読む)


【課題】走行する金属帯を検査対象とし、金属帯の板厚が変わった場合でもそれに対応することができ、しかも金属帯中の内部欠陥を精度よく検出することができる水柱式超音波探傷装置、及び水柱式超音波探傷方法を提供する。
【解決手段】金属帯の板厚に合わせて、センサを昇降させるセンサ昇降手段を具備した水柱式超音波探傷装置、及びそれを用いた水柱式超音波探傷方法。 (もっと読む)


【課題】振動子アレイを用いた超音波探傷を高速に移送される被検体の検査に適用するに当たり、検査に歯抜けが発生しないようにする。
【解決手段】1次元に配列された多数の超音波振動子からなる振動子アレイを用いて被検体の断面を検査する方法において、前記振動子アレイの一部または全ての超音波振動子から超音波を送波し、該送波された超音波によって生起された反射波を、前記振動子アレイの一部または全ての超音波振動子を用いて受波し、該受波された信号をディジタルの波形信号へ変換し、前記振動子アレイの中から選択された複数の超音波振動子で構成される超音波振動子群の各振動子と前記被検体内部に形成する連続的な受波焦点との距離に基づき、前記各振動子のディジタル化された受波信号の時間軸を変換し、前記各振動子の時間軸を変換された受波信号を加算合成することにより、振動子アレイの下に受波ニードルビームを形成する。 (もっと読む)


【課題】被検体にある角度を持って貫通させた管の溶接部のように、肉盛型状が複雑となっている部位の探傷を正確に行えるようにした超音波探傷方法及び装置を提供することが課題である。
【解決手段】探触子1と被検体5及び管2との間隔をそれぞれ略一定に保ちながら、探触子1における振動子の配列方向を前記管2の管軸を中心とする半径方向とし、予め前記複数の振動子のそれぞれから発した超音波により前記被検体5の表面形状の情報を取得して記憶手段に記憶させ、該記憶した被検体5の表面形状に基づき、複数の振動子のそれぞれから被検体5に向けて発せられる超音波の遅延時間を制御して、被検体5の内部の所定位置に超音波を収束させ、管2の周方向に探傷をおこなうようにした。 (もっと読む)


【課題】建築物等の検査に便利な検査補助具2の提供。
【解決手段】検査補助具2は、連結部4と表示体6とを備えている。連結部4はリング状であり、磁石からなる。表示体6は、人の手に類似の形状を呈している。この検査補助具2は、打診棒10と共に用いられる。打診棒10は、シャフト12と、このシャフト12の一端に取り付けられた打診子14とを備えている。打診子14は、実質的に球状である。打診子14は、磁石によって吸い寄せられる金属からなる。この打診子14に、磁力によって連結部4が付着している。クラック16のうち損傷の激しい部分が、表示体6によって指し示される。この状態で写真が撮影される。この写真に基づき損傷の激しい部分が特定され、修理される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、被検体を安定的に加振することにより振動データを正確かつ敏感に検知することができる品質検査装置を提供する。
【解決手段】加振機50は、ポテンシャルコアが前記被検体に当たるように設定されている。加振機50は、調節手段の一例として位置調節機構58を備えている。ノズル52の上下左右前後方向における位置、噴出口の向き、角度等を調節することによりパネル30等の被検体からノズル52の噴出口までの距離や噴射角が調節可能となっている。ノズル52は着脱可能に取り付けられ、交換可能となっている。 (もっと読む)


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