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Fターム[2G053CB08]の内容

Fターム[2G053CB08]に分類される特許

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【課題】鉄筋コンクリート部材に内包された鉄筋の腐食の程度を渦電流法によって検査するにあたり,部材の個体差や検査装置の機器配置のばらつきの影響が小さく,安定性の高い検査結果を得ることができること。
【解決手段】鉄筋コンクリート部材10の周囲に巻かれた第1コイル3と,所定の基準部材20に巻かれた第2コイル4とにより構成される差動コイルに複数の周波数の交流電流を供給し,その第1コイル3に供給される交流電流の周波数の差異に対する前記第1コイルのインピーダンスの差異の大きさを,鉄筋12の腐食の程度の指標値として検出する。 (もっと読む)


【課題】渦流計測による焼入パターンの検査において、計測系における機構やアルゴリズムの複雑化を招くことなく、計測系の温度変化の渦流計測値に対する影響を低減し、渦流計測値のバラツキを抑制することができ、計測精度の向上を図ることができる焼入パターン検査方法を提供する。
【解決手段】X−Y平面40にてトレランスゾーン41を予め設定し、検査部位についての計測点がトレランスゾーン41内にあるか否かにより、焼入パターンの良否を判定する検査方法であって、少なくとも材質、渦流センサに対する充填率及び表面性状について検査対象部品を模した基準部品を用い、経時温度変化にともなう、基準部品についてのX値及びY値のいずれか一方の値の変化と、所定の検査対象部品についてのX値及びY値それぞれの基準値に対する変化量の変化との相関関係を予め求め、該相関関係から導かれる前記変化量を補正量として、計測したX値及びY値を補正する。 (もっと読む)


【課題】真空浸炭処理された歯車の強度評価法の信頼性を高めることができる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】球体25の内部には歯部42の温度を測定する温度センサー29が内設されている。球体25の球径は、隣合う歯先43と歯先43との間を通過するが、歯底41に到達する前に歯部42、42の面に接触する外径に設定されている。すなわち、接触点44、44に接触しているため、球体25の図左右方向及び上下方向の位置が規定される。併せて、球体25の中心は歯底41の中心に合致する。
【効果】歯車の温度及び予め定められている温度補正情報に基づいて測定値を補正する。真空浸炭処理後の高温歯車の温度が下がりきる前に測定するので、工数を低減できる。 (もっと読む)


【課題】センサ部の少なくとも軸線方向の寸法の縮小化による装置の小型化を図るとともに、金属製品の様々な部位及び様々な形状の金属部品の検査を可能にすること。
【解決手段】渦電流による金属製品の内部検査装置は、直流定電圧が印加される、発振コイル6を有する発振回路4と、発振コイル6の発振電圧を整流して出力する整流回路5とを有するセンサユニット3を備え、整流回路5の出力電圧に基づいて金属製品100の内部を検査する。 (もっと読む)


【課題】第一発振回路(第一検出コイル)及び第二発振回路(第二検出コイル)を用いて金属の状態を高精度に検出するにあたり、相互干渉による検出精度の低下を回避すると共に、応答周期を短縮する。
【解決手段】第一検出コイルL1のインダクタンス変化に応じて発振波に位相ズレを生じさせる第一発振回路2と、第二検出コイルL2のインダクタンス変化に応じて発振波に位相ズレを生じさせる第二発振回路3とを備え、両発振回路2、3から出力される発振波の位相ズレに基づいて、金属の状態を検出するにあたり、相互干渉を避けるために、第一発振回路2と第二発振回路3を交互に駆動させる。また、第一発振回路2の駆動終了時及び第二発振回路3の駆動終了時に、それぞれ、第一発振回路2に係る最新の測定時間(位相ズレ)と第二発振回路3に係る最新の測定時間(位相ズレ)との差分を求めて出力する。 (もっと読む)


【課題】 従来の焼き入れ深さ検査装置では、良品を測定した場合における2つの検出コイルによる検出値の差分値と、不良品を測定した場合の前記差分値との差が小さいため、検査対象の良否の峻別能力を高くすることが困難であった。
【解決手段】 環状に形成され、検査対象Wが内部を貫通可能な励磁コイル22と検出コイル21とを備える渦電流センサ11であって、環状に形成され、前記励磁コイル22および検出コイル21の外周部に配置される参照用金属部材23と、環状に形成され、前記参照用金属部材23の外周部に配置される参照用検出コイル24とをさらに備え、前記励磁コイル22に交流電流を流すことにより低周波交流磁場を発生させ、発生した低周波交流磁場によって前記検査対象Wに生じる渦電流により誘起された誘導磁場を、前記検出コイル21および参照用検出コイル24によりそれぞれ検出する。 (もっと読む)


【課題】第一発振回路(第一検出コイル)及び第二発振回路(第二検出コイル)を用いて金属の状態を高精度に検出するにあたり、相互干渉による検出精度の低下を回避する。
【解決手段】第一検出コイルL1のインダクタンス変化に応じて発振波に位相ズレを生じさせる第一発振回路2と、第二検出コイルL2のインダクタンス変化に応じて発振波に位相ズレを生じさせる第二発振回路3とを備え、両発振回路2、3から出力される発振波の位相ズレに基づいて、金属の状態を検出するにあたり、相互干渉を避けるために、第一発振回路2と第二発振回路3を交互に駆動させる。 (もっと読む)


【課題】ヘルムホルツコイルによって生じる磁界の温度補償をより精度良く行うことが可能な磁界発生装置を得る。
【解決手段】磁界発生装置は、ヘルムホルツコイル1の抵抗値を検出する抵抗値検出部10と、当該抵抗値検出部10によって検出された抵抗値に基づいて電流を変化させる温度補償部11とを備える。 (もっと読む)


【課題】MR流体の粒子濃度の決定に際して流体導電率を考慮に入れる材料の透磁率を測定するための方法を提供する。
【解決手段】一次および二次の同軸コイルとして形成される2つの電気インダクタは、共通の磁気コア空間を共有する。一次コイルに印加される第1のAC電圧は、材料の透磁率に比例する磁束をコア内に形成する。磁束は、サンプルの見掛け上の透磁率を示すAC電圧を二次コイルに誘導する。見掛け上の透磁率は、材料中に配置される第1および第2の電極間に直列に設けられる第2のAC電圧および抵抗器からなる回路により、導電率に対して補正される。材料が磁性流体であると、透磁率は、サンプル中の磁性粒子の濃度に比例し、二次電圧信号の振幅から逆算することができる。 (もっと読む)


【課題】装置本体のコンパクト化を妨げることなく,検知能力の向上が図られたトナー濃度検出装置を提供すること。
【解決手段】トナー濃度センサ20を構成する配線基板は,6層構造をなし,各層に螺旋状のプリントコイル21〜26が形成されている。プリントコイル21〜26は,巻回数,巻回方向,電極の配置が等しく,基板の厚さ方向からみてパターン中心の位置が略同一になるように構成されている。また,隣り合う層間のプリントコイルはスルーホール27a,27B,27b,27C,27cによって電気的に接続され,すべてのコイルが直列接続されて1つのコイルをなしている。また,プリントコイル21〜26は,基板の厚さ方向から見て,電流を流したときの電流の方向が同一となるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】高周波焼入等の焼入が施された鋼材の部品について、その焼入パターン切れの非破壊検査によるインラインでの全数検査が可能となり、焼入品質を向上させることができるとともに、焼入パターンの検査に際し、ロスコストや時間の削減を図ることができ、さらには、渦流計測において部品等の温度変化による計測値に対する影響を排除することができ、検査の信頼性を向上させることができる焼入パターン検査方法を提供すること。
【解決手段】検出信号の交流励磁信号に対する位相差に起因する出力値Xを示すX軸40xと、検出信号の大きさの出力値Yを示すY軸40yとから定められるX−Y平面40を用い、渦流センサを用いて計測した多数の良品データ42を温度ドリフトさせた点の分布に基づきトレランスゾーン41を予め設定し、出力値X・Yから定まるX−Y平面40上の点が、トレランスゾーン41内にあるか否かにより焼入パターンの良否を判定する。 (もっと読む)


【課題】簡単で低コストの構成であっても、周囲の温度変化に伴う影響を少なくして、物品の正確な良否検査を行える電磁誘導型検査方法及び電磁誘導型検査装置を提供する。
【解決手段】励磁コイル2aヘ励磁回路部3から高周波電圧を印加して生じさせた交流磁界に、被検査ワークWを搬送路10に沿って間欠的に搬送させる。検出コイル2bに生じた誘導電圧に対応した検出信号が検出部4から位相検波部5へ出力される。位相検波部5で、励磁電流の周波数成分のみの信号が抽出されて検査部6ヘ送られる。第1通過検知器8の検知信号に基づく磁気センサ2でのワーク通過時間内における位相検波部5からの出力信号の最大値と最小値とを検出し、両者の差に基づいて被検査ワークWの良否を判定する。 (もっと読む)


【課題】洗いの作業を行うことなく、試料溶液中の標的化合物を簡便に且つ迅速に検出する検出方法を提供する。
【解決手段】平均粒子サイズ50nm以下の磁性体ナノ粒子コロイド溶液中に、標的化合物を含む被検液を注入し、該被検液中の標的化合物と前記磁性体ナノ粒子とを結合させて100nm以上のサイズを有する磁性体ナノ粒子結合体を形成させ、この磁性体ナノ粒子結合体を含む分散液を、少なくとも磁気抵抗(MR)素子及び永久磁石からなる磁気センサーに近接させて磁気抵抗の変化を測定することにより、前記磁性体ナノ粒子結合体のみを検出し、間接的に前記標的化合物を検出することを特徴とする標的化合物の検出方法である。 (もっと読む)


本発明は、サンプル室1における磁場Bを生成する励起ワイヤ11,13と、サンプル室における磁気粒子2により生成される磁場を感知する、例えばGMR要素といった磁気センサ要素12とを有する磁気センサデバイスに関する。そのデバイスは、線形コンダクタ14と平面コンダクタ15とからなる基準場生成器を更に有する。線形コンダクタと平面コンダクタとの間には、磁気センサ要素12が配置される。上記コンダクタ14,15により生成される基準磁場Brefは、サンプル室1を貫通することはなく、磁気センサ要素12にのみ到達する。従って、基準磁場Brefによるセンサ信号の成分は、分離され、センサゲインを計算するのに使用されることができる。例えば、この値は、測定の間のデバイスの自律較正に使用されることができる。
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本発明はマグネティックバイオセンサ100のようなマイクロセンサ装置に関する。マイクロセンサ装置は、たとえばサンプルチャンバにおけるマグネティックビードでラベル付けされる分子の濃度といった物理量の測定のためのプローブセンサのアレイ10.1,10.2,10.3を有する。アレイは、プローブセンサの近くに配置され、測定されるべき物理量から遮断されるリファレンスセンサ10.4を更に有する。リファレンスセンサの測定信号は、温度のような環境の条件の影響を反映し、したがってプローブセンサの測定信号を補正するために使用される。センサは、変動を最小にし、ハードウェアの複雑さを低減するため、マルチプレクサを介して、更なる処理のために同じ検出器ユニットに接続される。

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【課題】磁気センサにより紙幣などの紙葉類の識別を行う装置において、耐環境性に優れ、鉄粉や砂鉄などの付着を防止でき、安定して且つ正確に紙葉類の真贋を識別できるようにする。
【解決手段】 磁気インクが印刷された印刷媒体1の搬送路上で、印刷媒体1に磁界を印加して着磁し、搬送路の後段で着磁された磁気インクの残留磁気による磁界を検出する磁気センサ4と、挿入口2から挿入された印刷媒体1の進入を進入センサ3からの信号により検知する媒体進入検知手段5とを備える。そして、磁気センサ4は、媒体進入検知手段5が印刷媒体1の進入を検知したときに、印刷媒体1に印加する磁界を印刷媒体1の搬送方向と直交する方向に発生する電磁石を備える。 (もっと読む)


Nは少なくとも2であるN個の並列磁気センサーストリップを有する少なくとも1つの磁気センサー素子が提供される。またN個の磁気センサーストリップにわたり一定電圧が印加される。センサー装置は、高い均一な感度を備えた広いセンサー表面が要求されるアプリケーションに有利に適用され得る。

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自動車のパティキュレートフィルタ(13)の状態を判定する装置であって、電気測定装置をすすの堆積を測定するすすセンサとして備えた装置が開示される。この測定装置は、回路構造(22、23)を有する電気的構成要素と、測定手段(24)とを含んでおり、回路構造(22、23)は、構成要素の電気的又は磁気的パラメータを特性化する電界又は磁界を励起するために用いられ、この電界又は磁界はすすの堆積によって変化する。測定手段(24)は、構成要素の電気的又は磁気的パラメータをすす堆積の尺度として記録するために用いられる。本発明によれば、電界がパティキュレートフィルタ(13)の部分容積領域を貫通しかつその部分容積領域が構成要素の一部分となるように、回路構造(22、23)が配置される。
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