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Fターム[2G053CB08]の内容

Fターム[2G053CB08]に分類される特許

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【課題】励磁兼検出コイルが温度変動したとしても、より高精度に渦電流を検出することができる渦電流検出方法および渦電流検出装置を提供する。
【解決手段】測定対象物に相当する仮想対象物Wを対象とし、かつ、励磁兼検出コイル16の温度を変化させたときに、複素平面上においてインダクタンスブリッジ回路の中点間電位差Vの挙動を表した近似直線A1を算出する。続いて、複素平面上において実数軸または虚数軸に対する近似直線A1の傾き角度θaを算出する。続いて、実際の測定対象物Wを対象として、複素平面上において中点間電位差Vの座標(Re1,Im1)を算出し、当該座標(Re1,Im1)に対して傾き角度θaを逆回転させる回転座標変換を行い、変換後座標の実数成分Re2または虚数成分Im2を算出する。そして、実数成分Re2または虚数成分Im2を渦電流相関値として出力する。 (もっと読む)


【課題】起動後に検出信号を早期に温度補償することを可能とし、そのための構成を比較的安価なものにすること。
【解決手段】探傷装置は、被検査体の表面に渦電流を発生させるための検出コイルと、検出コイルに交流電流を供給するための発振器と、検出コイルのインピーダンスを測定するためのブリッジ回路と、発熱する電気部品とを備え、ブリッジ回路で測定されるインピーダンスの変化に基づいて被検査体の表面における傷を検出するように構成される。そして、探傷装置1は、少なくとも発振器、ブリッジ回路及び発熱する電気部品が筐体6の内部に収容し、筐体6の内部を外部と遮断すると共に、筐体6の内部の空気を攪拌する循環ファン31を設けた。 (もっと読む)


【課題】被検査体上において把握されるコイルの運行情報に基づいてコイルの検知信号の感度補正を実行し、探傷精度に優れる渦電流探傷技術を提供する。
【解決手段】渦電流探傷装置1は、被検査体Uの表面にコイル23を運行させる運行制御部10と、このコイル23に励磁信号Jを送信して被検査体Uに渦電流を生じさせる送信部22と、この渦電流に誘導される磁場を検知したコイル23が出力する検知信号Dを受信する受信部24と、被検査体Uの表面を運行しているコイル23の運行情報Kを取得する情報取得部12と、この運行情報Kに関連付けした補正情報Hを保持する補正部25と、この補正情報H、励磁信号J及び検知信号Dに基づき被検査体Uの探傷信号Nを演算する演算処理部26と、から構成される。 (もっと読む)


【課題】 外気温の変動や通電時の発熱等によって励磁コイルと磁気検出センサとを含む検出センサヘッドの温度が変化する場合においても、検査対象物の異常箇所を正確に検出することができるバルクハウゼンノイズ検査装置を提供する。
【解決手段】 バルクハウゼンノイズ検査装置は、検査対象物Wを磁化する励磁コイル11と、励磁コイル11により磁化された検査対象物Wが発するバルクハウゼンノイズを検出する検出コイル13からなる磁気検出センサと、励磁コイル11に磁化のための交流磁界を発生させる交流電流を供給する電源4とを備える。磁気検出センサの温度を測定する温度測定手段7を設け、温度測定手段7により測定された磁気検出センサの温度により、前記磁気検出センサにより検出されたバルクハウゼンノイズの出力を補正するバルクハウゼンノイズ出力補正手段9を設けた。 (もっと読む)


【課題】軸受け部の潤滑剤の鉄粉濃度を定期的に測定し、異常時の対応が適切にでき、かつ設備の改造もほとんど不要な軸受けの管理方法および装置を提供することを目的とする。
【解決手段】鉄粉濃度の測定を連続的に行い、該鉄粉濃度の測定値の測定間隔ごとの上昇比が、所定の管理値A以上となった時点で、該軸受け内の潤滑剤を入替える処理を継続して行い、その後、該鉄粉濃度の測定値が、所定の管理値B以上となった時期で、該軸受けの交換時期を判断する。 (もっと読む)


【課題】検出ヘッドの環境変化にかかわらず一定の検出出力となる渦電流検出センサの提供。
【解決手段】渦電流検出センサ1にインピーダンス測定手段20により測定された検出コイル2のインピーダンスと参照コイル3のインピーダンスを用いて磁界の検出出力の校正をする校正手段30を備える。検出コイル2の測定中の検出コイルインピーダンスと、測定後の所定の時間以内に検出コイル2が測定対象物5から所定の距離離れた状態での検出コイル2の検出コイルインピーダンスとから測定対象物5の物性値を算出する。
所定の条件で計測された、検出コイル2の基準検出コイルインピーダンスと参照コイルの基準参照コイルインピーダンスと、測定対象物5の物性値を用いて、測定出力を校正する。 (もっと読む)


【課題】非鉄金属や非酸化鉄に加え、酸化金属を検出する金属検出装置を得る。
【解決手段】金属検出装置100は、樹脂を通過させる通過経路Rに磁界を発生させる駆動コイル105と、駆動コイル105により発生された磁界を受け、かつ通過経路Rを磁性体が通過した場合に、それぞれに生じる電圧の差が変化するように配置された第1及び第2のスパイラルコイル113,117と、平面的に形成され、中心部を通過経路Rとし、発振電流が流れ、かつ通過経路Rを導電体が通過した場合にインピーダンス変化が生じるように設けられた第3のスパイラルコイル125とを備え、第1及び第2のスパイラルコイル113,117に生じる電圧の差の変化と、第3のスパイラルコイル125に生じるインピーダンス変化とに基づいて、金属異物の混入の有無を判定する。 (もっと読む)


【課題】金属製のテストピースを通過経路に実際に通過させることなく金属検出機能の異常をより確実に検出する。
【解決手段】金属検出装置は、樹脂ペレットを通過させる通過経路Rの周りに通過方向に対してほぼ直交する平面状に配置され、発振電流を流した状態で通過経路Rを導電体が通過した場合にインピーダンス変化が生じるスパイラルコイル125と、両端が電気的に接続された第1の状態と、両端が電気的に接続されていない第2の状態とに切替可能に設けられたテストコイル121とを備え、スパイラルコイル125に生じるインピーダンス変化に基づいて、金属異物の混入の有無を判定する。テストコイル121は、第1の状態において、通過経路Rを導電体が通過した場合と同等のインピーダンス変化をスパイラルコイル125に生じさせるように設けられている。 (もっと読む)


【課題】測定対象の測定値に応じた信号レベルでセンサから出力された検出信号の温度ドリフトを精度よく解消すること。
【解決手段】センサ11からの検出信号の信号レベルに温度ドリフトを生じさせる要因となる伝送ケーブル19に沿って配設した信号線21の、温度により変動する抵抗値を測定し、信号線21の抵抗値−温度特性から、伝送ケーブル19の全長に亘る周辺温度に対応する温度情報、つまり、周辺温度の基準温度に対する温度差の情報を取得する。そして、温度ドリフト補正装置15のメモリ15bに記憶されている、伝送ケーブル19の長さに適合する温度−ドリフト相関テーブルから、受信装置13が検出する検出信号の信号レベルに生じる温度ドリフト率を特定し、特定した温度ドリフト率に基づき温度ドリフト補正装置15が検出信号の変位出力の信号レベルに、温度ドリフトを解消する補正を行う。 (もっと読む)


【課題】液中の粒子を定量的に且つ連続的に把握する粒子の濃度検出方法およびその装置を提供する。
【解決手段】粒子を含み得る液Sの流路L2に磁性部材14と対応部材16とを配置し、液S中で磁性部材14と対応部材16との少なくとも一方を他方に押圧して動かし、液S中の粒子により磁性部材14を摩耗して磁性粒子を発生させる磁性粒子発生手段2と、
磁性粒子発生手段2と同じ流路L2に位置して液S中の磁性粒子の濃度を計測する磁性粒子計測手段3と、
予め測定した磁性粒子の濃度と液S中の粒子の濃度との相関関係を示す検量線から、磁性粒子計測手段による磁性粒子の濃度を液中の粒子の濃度に換算し、液S中に含まれる粒子の濃度を検出する制御部4とを備える。 (もっと読む)


本発明は、流体(6)の処理デバイス(2)及び/又はこのようなデバイスの内部機能構成部分(4)の、流体に曝露されてファウリングに曝された表面(3)のファウリング(5)の量を判断するためのファウリング検出機構(1)及びファウリング検出方法に関する。ファウリング検出機構及びファウリング検出方法は、表面、例えば熱伝達面のファウリング量をモニタリングするために、そしてまたこのような流体処理デバイス及び/又はこのようなデバイスの内部機能構成部分のクリーニング工程をモニタリングするためにも有用である。本発明によれば、検出機構(1)は、流体(6)の光透明度T及び/又は伝導性導電率Qを測定するための手段(9)を含む少なくとも1つの第1センサ(7)を備える。センサは、表面(3)の近く及び/又は内部に配置された少なくとも1つの感応領域(8)を含み、感応領域が流体(6)に少なくとも一時的に曝露される。
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【課題】高温領域における磁気特性を測定する必要が無く、しかも温度依存性比透磁率又は室温BHカーブを用いた従来手法に比べて、より正確な解析結果を得ることができる磁界解析装置を提供する。
【解決手段】外部電流及び/又は磁石によって解析対象物に生ずる磁束密度の分布を、該解析対象物を表現した数値解析モデル、外部電流の向き及び大きさを示した外部電流情報及び/又は磁石情報、並びに解析対象物の温度を示した温度情報に基づいて算出する磁界解析装置1に、解析対象物の所定温度における磁界の強さ及び磁束密度の関係を示す磁気特性を受け付ける受付手段と、所定温度の磁化率及び他の温度の磁化率の関係を示す磁化率温度特性情報を記憶する記憶手段と、受付手段が受け付けた磁気特性、記憶手段が記憶する磁化率温度特性情報、外部電流情報及び/又は磁石情報並びに温度情報に基づいて、磁束密度の分布を算出する算出手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】装置コストを抑制しつつ、磁気検査を高速かつ高精度に行うこと。
【解決手段】移動制御部が、噴出エアーの介在によって印刷物との間隔が微少間隔となったならば、磁気ヘッドの温度変化が止まる熱平衡状態を待ち合わせることなく、磁気ヘッドの走査を開始し、走査が開始されたならば、磁気情報記憶指示部が、磁気ヘッドからの信号値を記憶部へ記憶させる指示を行い、近似曲線算出部が、記憶部へ記憶された信号値の中から磁気検出がない部分に対応する磁気なし信号値を抽出し、抽出された磁気なし信号値の変動履歴をあらわす近似曲線を算出し、補正処理部が、算出された近似曲線に基づいて記憶部へ記憶された信号値を補正するように印刷物検査装置を構成する。 (もっと読む)


【課題】大判印刷物の磁気検査を高速に行うこと。
【解決手段】走行機構のローラ間に複数の磁気ヘッドを取付軸方向に配列したヘッドユニットを用いることとしたうえで、走行機構のローラが大判印刷物に接した状態でヘッドユニットを走行機構の走行方向へ移動させる制御を行うとともに、走行機構のローラが大判印刷物に接しない状態でヘッドユニットを大判印刷物と平行な面上で所定の方向へ移動させる制御を行い、磁気ヘッドが取得した信号値に基づいて大判印刷物の磁気検査を行うように印刷物検査装置を構成する。 (もっと読む)


【課題】高分解能で高精度な目標制御が可能な磁気検出器と磁化面の磁化状態を一括検出できる磁気検出器と、それらを用いた簡便構成の高性能異物検査装置を提供することを目的とする。
【解決手段】磁性粒子封入セル30とカメラ31とで形成された磁気検出器32を備えることを特徴とし、磁性微粒子の磁気検出パターン変動をカメラで光学的に撮影することで高精度な磁気検出が可能となり、磁源の強度や位置などの詳細情報が得られ磁気異物の検出が高精度にできる簡便構成の高性能異物検査装置を実現できる。 (もっと読む)


【課題】 煩雑なギャップ管理を要することなく、転動装置や転動装置部品の焼入れ深さを精度良く測定することができる焼入れ深さ測定方法、およびこの測定方法に用いられる焼入れ深さ測定装置を提供する。
【解決手段】 この焼入れ深さ測定方法では、転動装置または転動装置部品を測定対象物20として励磁する励磁コイル3と、インピーダンス検出回路5と、信号処理回路6とを備えた焼入れ深さ測定装置1を用いる。励磁コイル2のインピーダンスの変化から、測定対象物20の焼入れ深さを測定する。励磁コイル2は、測定対象物20に接触させて測定を行う。励磁コイル3とは別に検出コイルを設け、検出コイルで検出した磁束から焼入れ深さを測定するようにしても良い。また、温度補正を行っても良い。 (もっと読む)


本発明は、関心対象(101)の画像再構成結果内のアーチファクトを推定する方法及び装置に関する。本発明に係る装置は、関心対象(101)に印加される一次磁場を生成する少なくとも1つの送信コイル(109、109’)、及び一次磁場に応答して関心対象によって生成される二次磁場によって誘起される電気信号を測定する少なくとも1つの測定コイル(110、110’)を有するコイル配列(105)と、関心対象(101)とコイル配列(105)との間での相対的な動きを検知し、相対的な動きが発生したときにトリガー信号を発生する動き検知手段(112、114、112’、114’;312、314、312’、314’)と、トリガー信号に応答して、相対的な動きによって生じるアーチファクトを表す関心対象の導電率分布の変化を、相対的な動きの前及び後に測定された電気信号に基づいて計算するプロセッサ(125)とを有する。
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【課題】流動する全ての流体を計測の対象として、人手をかけずにオンライン計測し、タイムリーで精密な状態監視機能を実現する。
【解決手段】非磁性体からなる第1ボビン11に1次コイル14と2次コイル15とを巻回した基準用コイル対10と、非磁性体からなる第2ボビン17に1次コイル20と2次コイル21とを巻回し、その2次コイル21を基準用コイル対10の2次コイル15に対して差動出力を得るように接続した検出用コイル対16とを備え、検出用コイル対16の空洞部18cに、磁性粉を含有する流体を流動させる非磁性体からなるパイプPを貫通させるとともに、基準用コイル対10および検出用コイル対16の各1次コイル14,20に、同位相かつ同電流または同電圧の交流信号を印加し、2次コイル15,21から出力される差動出力により、パイプP中を流動する流体が含有する磁性粉濃度を検出可能な構成としている。 (もっと読む)


【課題】導電率検出器の耐食性を維持したまま被測定液の温度変化にすばやく追従できる導電率検出器およびこの導電率検出器を用いた導電率計並びに電磁濃度計を提供する。
【解決手段】 被測定液Sの導電率に応じた信号および温度信号を出力する電磁誘導式の導電率検出器において、
励磁トランス10aおよび検出トランス10bを内蔵した検出部10を備え、前記被測定液Sの導電率に応じた信号を出力する検出器本体1と、
この検出器本体1の外周面全体を覆うとともに前記被測定液Sに対して耐食性を有する皮膜Lとを備え、
ケース内に温度センサを収納したセンサ部2を前記検出器本体1に連結させ、前記検出部10とともに前記被測定液Sの液面下に位置させるようにした。 (もっと読む)


【課題】装置の複雑化や製造コストの増加を抑えつつ、移動する帯状又は板状の磁性体に交番磁界を印加しながら、当該磁性体の磁気特性を安定して精度良く測定することができる磁気特性測定装置及び磁気特性測定方法を提供すること。
【解決手段】移動する磁性体Fを交番磁界で磁化して磁気特性を測定する磁気特性測定装置1を提供する。この磁気特性測定装置1は、磁性体Fの通過位置近傍に配置された磁化器10,20と、磁化器による磁束を検出する検出コイル13,23と、検出コイルから出力される検出電圧を入力信号として、磁性体に誘起された磁束密度を測定する磁束密度測定部102,202と、励磁電流の値から算出した磁界の大きさと磁束密度とに基づいて、磁気特性を算出する磁気特性算出部103,203と、磁性体が通過する速さVに基づいて該速さに起因した誤差が低減するように磁気特性を補正する磁気特性補正部400と、を有する。 (もっと読む)


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