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Fターム[2G061CA02]の内容

機械的応力負荷による材料の強さの調査 (10,712) | 試験片、材料 (1,033) | 金属材料 (404) | 特殊鋼 (19)

Fターム[2G061CA02]に分類される特許

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【課題】T型溶接継手構造体におけるT継手部の疲労特性を、煩雑な疲労試験を行なうことなく、簡便かつ迅速に評価するための方法を提供する。
【解決手段】引張強度500〜650MPaのベイナイト組織鋼板を用いたT型溶接継手構造体におけるT継手部の疲労特性を評価する方法であって、T継手部の溶接熱影響部において、下記式(1)で表される繰り返し軟化パラメータ(1)を用いてT型溶接継手構造体の疲労特性を評価する方法である。繰り返し軟化パラメータ(1)=1/√(A×KAM)・・・(1)、但し、A×KAM>10。式中、Aは、隣接する2つの結晶の方位差が15°以上の大角粒界で囲まれた領域を結晶粒としたとき、前記結晶粒の平均円相当直径(μm)であり、KAMは、結晶粒内の平均方位差(Kernel Average Misorientation、°)である。 (もっと読む)


【課題】従来のBWRにおける圧力容器鋼の監視試験片から、直接破壊靭性値を取得する評価方法を得ることにある。
【解決手段】中央に平行部が形成された引張試験片1を使用して引張試験を行った後に切断された残材1a、1bに対し当初の引張試験片の平行部1cの径まで加工した丸棒2を製作し、この丸棒2に機械的切り欠きと疲労予き裂6を導入し、この機械的切り欠きと疲労予き裂6を導入した丸棒を使用して曲げによる破壊試験を実施し、この曲げによる破壊試験から得られた最大荷重から破壊靭性値を求めることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 高強度鋼からなる転がり軸受などの転動部品の破損の起点として、最も有害と考えられているアルミナ系介在物の任意の予測体積中に存在し得る最大サイズを、精度よく、かつ効率良く推定する。
【解決手段】 高強度鋼の試験片に、超音波領域の周波数の振動となる軸荷重を負荷する超音波軸荷重疲労試験に適用する。軸荷重の負荷(S3)に先立ち、試験片に拡散性水素をチャージし(S1)、常温大気中で放置して拡散性水素を散逸させる(S2)。この後に、前記軸荷重の負荷によって試験片を疲労破断させる(S3)。破壊の起点となったアルミナ系介在物の大きさを測定し(S4)、極値統計解析によって任意の予測体積中に存在し得るアルミナ系介在物の最大サイズを推定する(S5)。 (もっと読む)


【課題】疲労亀裂に作用した応力を高精度に推定することができるオーストナイト系スレンレス鋼の応力状態推定方法を提案する。
【解決手段】オーストナイト系スレンレス鋼からなる試験片に対して亀裂進展試験を行う第一工程と、試験済み試験片の亀裂破面に発生したマルテンサイトの厚みをEBSP法を用いて測定する第二工程と、亀裂における応力拡大係数とマルテンサイトの厚みとの関係曲線を求める第三工程と、疲労亀裂を有する評価対象物に発生したマルテンサイトの厚みをEBSP法を用いて測定する第四工程と、関係曲線に基づいて評価対象物におけるマルテンサイトの厚みから疲労亀裂における応力拡大係数を求める第五工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】クリープ損傷による組織変化が少ない高合金ボルトにも適用でき、従来よりも精度が高いボルトの余寿命診断法を提供することを目的とする。
【解決手段】高温下で使用されるボルトの余寿命診断方法であって、診断対象のボルトを構成するボルト材料のクリープ試験を行って寿命時間および寿命伸び率を求める工程、寿命時間およびクリープ試験温度から時間温度パラメータを求める工程、寿命伸び率に対して時間温度パラメータをプロットした寿命診断線図を作成する工程、診断対象のボルトの使用前後の伸び率を測定する工程、および診断対象のボルトの使用前後の伸び率と寿命診断線図とを用いてボルトの余寿命を診断する工程を含む診断方法。 (もっと読む)


【課題】溶接された領域を含む少なくとも一つの材料のサンプルの再熱割れ感受性を判定するシステム及び方法を提供する。
【解決手段】サンプルの長さを測定するステップと、サンプルに第1の応力を印加して、サンプルの所定の伸びを実現するステップと、伸びを達成したサンプルに所定の熱処理を施すステップと、サンプルが少なくとも2つの異なる断片に破断するまでサンプルに第2の応力を印加するステップと、破断したサンプルの再熱割れ感受性を判定するステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】鋼材の厚さ方向のアレスト特性を正確に評価する方法を提供する。
【課題手段】 評価対象鋼板の表面および裏面に脆化板および下部板を接合したものを試験片として、鋼板の厚さ方向についてのアレスト特性を評価する方法であって、脆化板が、質量%で、C:0.10〜0.22%、Si:0.03〜0.5%、Mn:0.4〜2%、P:0.004〜0.05%、S:0.002〜0.020%、Al:0.002〜0.05%およびN:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、下記(1)式で表されるCeqが0.35〜0.50であり、かつYSが350〜550MPa、TSが450〜700MPa、vTrsが10〜30℃を満たし、評価対象鋼板の厚さ方向がき裂進展方向に一致するように配置され、高密度エネルギー溶接、拡散接合または摩擦攪拌接合により接合されたものであることを特徴とする鋼板のアレスト特性評価方法。
Ceq=C+Si/24+Mn/6+Ni/40
+Cr/5+Mo/4+V/14・・・・(1)
ただし、(1)式中の元素記号は、鋼中の元素記号の含有量(質量%)を意味する。 (もっと読む)


【課題】多結晶のニッケル基合金からなるニッケル基合金部品について高精度に寿命を推定することができるニッケル基合金部品の寿命推定方法を提供する。
【解決手段】多結晶ニッケル基合金から形成されたニッケル基合金部品1の寿命推定方法であって、ニッケル基合金部品1の各部位における使用時の使用温度の推定値と応力の推定値とに基づいて、相対的に損傷の度合いが大きい最損傷部位Wを特定する第1工程と、最損傷部位Wについて1または複数の手法により破断までの破断時間を求める第2工程と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高圧水素容器などに用いられる高圧水素耐圧部材の疲労設計を精度よく行うことを可能にする。
【解決手段】高圧水素ガス環境下にあるフェライト鋼製の高圧水素耐圧部材の疲労設計方法であって、前記フェライト鋼の大気中にて示される材質の引張強さSuが958〜1144MPaの範囲にあり、かつ前記水素ガス環境圧力が45MPa迄の範囲において、前記高圧水素ガス環境下での疲れ破壊限界応力S(MPa)を S(MPa)=2577−1.8925×Su(MPa)の式(1)により求める。前記式(1)によって求められる疲れ破壊限界応力に基づいて前記高圧水素耐圧部材に対する高圧水素ガス環境の影響を判定する。 (もっと読む)


【課題】宇宙機用推薬タンク内部のメッシュ部の液圧破壊試験装置および試験方法を提供する。
【解決手段】チャンネル部材の開口面にシーム溶着されたメッシュ部材の液圧破壊試験装置Mであって、ベース部材10の上に載置され、試験片18のメッシュ部材の面外変形を可能とする空間11を備えた試験片保持台12と、試験片保持台12の上に載置され試験片18の開口部周辺を押さえる水圧底板13と、水圧底板13の上に載置された膜部材と、膜部材の周縁を水圧底板13との間で狭持するとともに試験片18に向かって開口したシリンダ15と、シリンダ15に挿通されたピストン16と、からなり、試験片保持台12に保持された試験片18のメッシュ部材に膜部材を介してシリンダ15とピストン16によって面外方向の液圧を付加する。 (もっと読む)


【課題】繰り返し応力が作用する評価部位に適用でき、正確かつ簡便にき裂の発生・進展挙動を評価することが可能な高感度磁束密度計による金属材料の損傷評価装置、その損傷評価方法、及びその損傷評価システムを提供する。
【解決手段】被測定物の磁束密度を測定可能な高感度磁束密度計と、それで測定した磁束密度情報及び前記評価部位に作用する応力の繰り返し数情報が共に入力可能とされた演算処理手段とを具備し、高感度磁束密度計のプローブを評価部位に非接触状態で対向配置した金属材料の損傷評価装置、その損傷評価方法、及びその損傷評価システム。 (もっと読む)


【課題】試験片に大きなき裂を発生させることができるCBB試験方法を提供する。
【解決手段】厚さ約10mm、幅約130mm、長さ約320mmの試験片1を用い、他方、その試験片1に1%ひずみを付与する試験治具8を、内面に試験片1に1%ひずみを付与すべく所定の曲率で曲げるための凹状の曲面2が形成された上下の抑え治具3と、その上下の抑え治具3の曲面2間に配置され上下に凸状の曲面4を有する中子5で形成し、試験片1を上下の抑え治具3の曲面2に通水性を有する隙間形成材10を介して配置すると共に、その間に中子5を挟んで上下の抑え治具3をプレス等にて押圧し、さらに上下の抑え治具3をボルト6・ナット7で固定して試験片1に所定の曲率を付与し、しかるのち、高温・高圧の純水中に浸漬してその試験片1の応力腐食割れを観察する。 (もっと読む)


【課題】最適な形状の測定ピースを用い、また最適な測定ピースの加工方法及び表面処理方法を用いることで、測定精度を向上させることができると共に、測定点数と誤差の関係を明確にすることで、効率よく測定する。
【解決手段】測定ピース4を緊張材1に定着される定着部材3と被定着部材2の間に介装して、この緊張材1に作用している緊張荷重を測定する方法であり、先ず、測定ピース4の測定面に磁歪式応力測定器9の検出プローブ8を円周方向の複数箇所に当てて出力値を測定し、既知の応力と磁歪式応力測定器9の出力値の応力感度から応力値を求める。次に、この応力値に断面積をかけて測定ピース4に作用している圧縮荷重を求めることにより、緊張材1に作用している緊張荷重を測定する。 (もっと読む)


【課題】簡易なモデルを用いてスポット溶接部の破断を高精度に判定可能な技術を提供する。
【解決手段】破断判定装置が、ナゲットと金属板の境界部が破断するときの限界応力を記憶する記憶手段と、ナゲット中央に作用する軸力、曲げモーメント及び剪断力を入力する条件入力手段と、入力された前記軸力及び曲げモーメントから、前記境界部に作用する最大剪断応力を算出する剪断応力算出手段と、入力された前記剪断力に基づいて、前記境界部に作用する最大引張応力を算出する引張応力算出手段と、算出された前記最大剪断応力及び最大引張応力と前記記憶手段に記憶された前記限界応力とに基づき、スポット溶接部の破断を判定する判定手段と、を備える。 (もっと読む)


【課題】クロム(Cr)含有量9%以上のクロム-モリブデン(Cr-Mo)フェライト系高強度耐熱鋼の硬さから精度よくクリープ損傷を推定する方法を提供すること。
【解決手段】焼戻しマルテンサイト組織のフェライト系耐熱鋼のクリープ損傷を非破壊的に推定するフェライト鋼のクリープ損傷推定方法において、部材表面の硬さを測定し、予め作成した硬さとひずみ量の関係から当該部材のひずみ量を推定し、別途求めたクリープひずみ曲線との比較からクリープ損傷を求めるフェライト鋼のクリープ損傷推定方法である。
特に測定する耐熱鋼表面の硬さは、最も早く損傷が進行する溶接熱影響部の最小硬さを測定することが望ましい。 (もっと読む)


【課題】 金属材料の高温状態での加工を精度良く行うためには材料の塑性変形特性の把握が必要であるが、従来は所要温度毎に材料を取換え特性測定を繰返していた。本発明は1枚の材料で1回の連続した試験で各温度における特性を測定し得る。
【解決手段】 金属板11を支持する2つの支持体7と、金属板に荷重を印加し、一定の速度で金属板を変形させる負荷体2と、金属板の変形に関与する部分を昇温するための加熱器12と、加熱器の出力を所定の温度に制御する制御器6とを備え、金属板を常温から温度t1に昇温して、温度t1における上記金属板の荷重−変形特性を測定し、その後常温に戻して、同一の金属板で改めて温度t1とは異なる温度t2に昇温して、温度t2におけ
る上記金属板の荷重−変形特性を測定し、さらに同様な作業を各々異なる温度でn(nは2以上の整数)回繰り返し、それぞれの温度における測定結果より複数の温度状態における上記金属板の荷重−変形特性を測定することにより、諸特性が導出し得る。 (もっと読む)


【課題】従来の引張試験方法とは異なる観点に基づいた重り式制御法を用いた引張試験方法により、従来方法では求めることができなかった固体材料の降伏点を容易に検出できる検出法を提供する。
【解決手段】検出対象の固体材料に対して、定荷重Wnの作用によるひずみεnの安定を待って、順次ステップ荷重Wsを追加した定荷重W(n+1)を段階的に作用させていき、各段階毎に測定した定荷重Wnの作用時におけるひずみεnの安定に要する時間Ts(n)が、安定推移から不安定な挙動を示したときの応力σnを、その固体材料における降伏点σyとした。また、各定荷重Wnの作用によるひずみεnの一階差分値εm、又は二階差分値εoが安定推移から不安定な挙動を示したときに、当該定荷重Wnにおける応力σnを、その固体材料における降伏点σyとする。 (もっと読む)


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