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Fターム[2G085BC15]の内容

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Fターム[2G085BC15]に分類される特許

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【課題】四極電磁石の調整時間短縮を図ることのできる調整方法を提供する。
【解決手段】ビームライン上にビーム整形板2およびビームモニタ4を設置する。イオンビームを照射し、ビーム整形孔に通過させ、格子状に整形する。四極電磁石が励磁されていない場合、ビームモニタ4により、格子状配列形状のビーム形状が計測される。X方向においてイオンビームが集束するように、磁石3Aを励磁する。励磁電流が増すごとに、格子状配列のX方向間隔は狭くなり、X方向配列の5つの格子点は一つの略長円となり、Y方向に1つの点列(1×5)が形成される。点列形成を確認すると、X方向長さを計測する。励磁電流が増すごとに、X方向長さは短くなる。励磁電流を漸増し、各点(5点)の平均が基準サイズ以下になると、適切にビーム集束されたと判断し、端末7を介して、X方向集束調整完了指令を行ない、そのときの励磁電流値を記憶する。 (もっと読む)


【課題】電磁石に供給するパルス状電流の頂部における変動を抑制可能な電磁石用電源装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る電磁石用電源装置1Aは、第1電圧で予め充電された第1コンデンサ21の第1放電電流を電磁石5に供給することにより、パルス状電流Iを頂部まで立ち上げる第1電流源2と、パルス状電流Iの立ち上げ後に、第2電圧で予め充電された第2コンデンサ31の第2放電電流を電磁石5に供給し、さらにその後、第3電圧で予め充電された第3コンデンサ33の第3放電電流を第2放電電流とともに電磁石5に供給することにより、パルス状電流Iを頂部において維持する第2電流源3とを備えている。 (もっと読む)


【課題】1台の加速器で加速エネルギーを容易に変えることができ、加速中は高周波加速電極部の共振周波数の変更は不要な円形加速器を提供すること。
【解決手段】偏向磁場を形成する偏向電磁石と、荷電粒子の周回周波数に合わせて高周波電界を発生させるための高周波電源と、この高周波電源に接続された高周波電磁界結合部と、この高周波電磁界結合部に接続された加速電極と、荷電粒子の周回方向に高周波電界を発生する加速ギャップを、加速電極との間に形成するよう設けられた加速電極対向接地板とを備え、荷電粒子の周回周波数が、荷電粒子の入射から出射までの間に、荷電粒子の出射部分における周回周波数に対して、0.7%以上、24.7%以下の変化量で変化する偏向磁場を、偏向電磁石が生成するようにした。 (もっと読む)


【課題】 発生する放射光の波長を大きく変えることが可能なアンジュレータを提供する。
【解決手段】 対向する2つのアンジュレータ磁石列は、磁石の配列方向における相対位置が可変であり、着磁周期の前半および後半それぞれによって、着磁周期の1/2の周期の磁場を形成し、着磁周期の全体によって、着磁周期と同じ周期の磁場を形成するように着磁されて、両者の合成磁場を形成する。磁石の配列方向における2つのアンジュレータ磁石列の相対位置のずれ量によって、磁場合成の割合が調整される。 (もっと読む)


【課題】サイクロトロンが用いられるイオンビーム生成装置を小型化する。
【解決手段】図1の右側には、中心軸方向の磁場の強度を、図1の左側に示された構成に対応させて示す。サイクロトロン50からECRイオン源(イオン源)20までの磁場の強度が連続的に一定値以上に保たれている(零とならない)点である。Wienフィルター30やECRイオン源20においては磁場が利用されるため、それぞれにはコイルが用いられているが、これらにおいて用いられる磁場は、これらのコイルによって生成された磁場とサイクロトロンの磁場が重畳した磁場となっている。すなわち、このイオンビーム生成方法においては、ECRイオン源20からサイクロトロン50に至るまでのイオンビームが通過する経路の中心軸方向において、連続的に分布する磁場を形成する。各構成要素における軸方向の磁場強度を微調整するためにもソレノイドコイル41は使用される。 (もっと読む)


【課題】一台のシンクロトロンからビームロスなく同時に二本以上の輸送ラインに出射ビームを供給し、ビーム利用要求に合わせて、単位時間当たりのシンクロトロンの利用効率を上げる。
【解決手段】本発明に関わるビーム出射装置は、粒子ビームがベータトロン振動しながら周回するシンクロトロン1と、該シンクロトロン1に備えられ粒子ビームをその進行方向と平行な縦方向高周波電場を印加することによって加速または減速する高周波加速空洞3と、シンクロトロン1に接続されシンクロトロン1から出射される粒子ビームが輸送されるビーム輸送ライン2とを備えるビーム出射装置Rであって、シンクロトロン1内を所定の定常状態で周回する前記粒子ビームに対して高周波加速空洞3による縦方向高周波電場の位相を180度ずらすように制御し、シンクロトロン1から出射される粒子ビームの運動量と出射角度を二極化する制御手段を備える。 (もっと読む)


【課題】低コストで、線量の揺らぎが防止され設定量の線量が得られるビーム制御装置、粒子線照射装置、およびこれらの制御方法を提供する。
【解決手段】本発明のビーム制御装置は、シンクロトロン2を備え、シンクロトロン2からのベータトロン振動の共鳴を用いた粒子線ビームの取り出しを行うためのビーム制御装置1であって、シンクロトロン2内の粒子線ビームのセパラトリクス生成のための共鳴の次数に対応した多極電磁石6と、多極電磁石6の磁場強度を、生成したセパラトリクス面積を所望の大きさに保ちながら、高く制御することによって、前記粒子線ビームのビームスピルリップルを所定量以下に低減するビーム制御手段とを備えている。 (もっと読む)


【課題】偏向電磁石に荷電粒子加速機能を付加させることにより、円形粒子加速器などで使用される加速機器の数を大幅に低減させることによって円形粒子加速器などの低価格化、小型化を可能にする。
【解決手段】偏向用励磁電流によって、第1偏向磁場用励磁コイル16、第2偏向磁場用励磁コイル17を励磁させて、磁性体15のギャップ14内に偏向磁力線20を生成させ、磁性体15のギャップ14に配置された真空空洞パイプ10中を通過する荷電粒子を偏向させながら、加速用励磁電流によって、加速用励磁コイル22を励磁させて、磁性体15内に加速用磁力線23を生成させるとともに、この加速用磁力線23によって磁性体15の両端部間に誘導電圧Vaを生成させ、磁性体15のギャップ14に配置された真空空洞パイプ4中を通過する荷電粒子を加速させる。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子の軌道を調整する磁力線の磁場分布を変化させ、各種偏向機能、各種収束機能、他の機能などを持たせることにより、荷電粒子加速器のリングで使用される電磁石の種類数を大幅に低減させ、加速器の低価格化、小型化を達成する。
【解決手段】励磁電源4によって、第1励磁ユニット2の励磁方向、励磁量、第2励磁ユニット3の励磁方向、励磁量を各々、制御させて、第1励磁ユニット2に、指定された磁場分布パターンの第1ギャップ内磁力線16を生成させるとともに、第2励磁ユニット3に、指定された磁場分布パターンの第2ギャップ内磁力線17を生成させ、指定された磁場分布パターンのギャップ内磁力線18を生成させる。 (もっと読む)


【課題】中心運動量の変化が少なく、また加速した粒子のほとんどを出射させることができる円形加速器を提供すること。
【解決手段】荷電粒子を周回軌道に沿って周回させて荷電粒子ビームを形成する偏向電磁石と、荷電粒子を加速するための高周波加速空洞と、荷電粒子のベータトロン振動を安定領域と共鳴領域に分割するための領域分割装置と、荷電粒子を周回軌道から取り出すための出射装置とを備えた円形加速器において、高周波加速空洞内の高周波の周波数を制御する周波数制御部と偏向電磁石の磁場強度を制御する磁場制御部とを有し、高周波加速空洞内の高周波の周波数と偏向電磁石の磁場強度とを制御することにより荷電粒子ビームの中心軌道を変位させて、荷電粒子を上記ベータトロン振動の上記共鳴領域に移動させる制御を行う制御装置を備えた。 (もっと読む)


【課題】加速器において、エネルギーの異なる複数のビームを短時間で取り出す。
【解決手段】本発明の加速器の制御装置は、磁場基準発生部と電流基準変換部とを備える。磁場基準発生部は、磁束密度が初期値から初期加速完了レベルまで増加する初期上げパターンと、所定の減少幅で磁束密度が減少する減少パターンと、磁束密度が終了値まで減少する終了パターンとを記憶しており、初期上げ指令を受けた場合には初期上げパターンに従った磁束密度情報を、初期上げパターンに従った磁束密度情報の出力後に減少指令を受けた場合には減少パターンに従った磁束密度情報を、終了指令を受けた場合には終了パターンに従った磁束密度情報を、経過時間に応じて出力する。電流基準変換部は、更新された磁束密度情報に応じた磁場を発生させるコイル電流値を求めて、これを加速器の磁場コイルの電源供給部に入力する。 (もっと読む)


【課題】簡便、確実に、整数次の高次光を低減する。
【解決手段】磁石配列12は、電子通路5内の位置Zn(n=1、2、・・・)近傍を蛇行しながら進む電子10が、他の位置を通過する時に比べて大回りするように設置されている。位置Znは、格子点間隔aに対する格子点間隔bの比率がr=b/a(r>1)である2次元長方形格子が形成された平面に含まれ、2次元長方形格子の短辺方向に対して無理数である勾配αで傾斜し、かつ、a・cosα<b・cos(90°−α)の関係を満たす直線LをZ軸方向に規定したときに、その直線を基準とする所定幅のウインドウ内にある2次元長方形格子の格子点の直線への投影点である準周期格子点のうち、準周期格子点の点列の標準間隔よりも長い間隔で配置された準周期格子点の位置である。 (もっと読む)


【課題】ビーム取り出しの高速ON/OFFが可能な環状加速器、ならびにそれを用いた、柔軟な照射に対応可能な粒子線治療システムを提供する。
【解決手段】上記課題を解決する本発明の特徴は、周回する荷電粒子ビームを加速・減速する環状加速器200と、環状加速器を制御する加速器制御装置501とを備え、環状加速器200は、荷電粒子ビームのビーム軌道上に、少なくとも1台の六極電磁場成分発生装置26と、この六極電磁場成分発生装置26の設置位置での荷電粒子ビームのビーム軌道を変位させる少なくとも1台の軌道偏向電磁石とを有し、加速器制御装置500は、六極磁場成分発生装置26を励磁して環状加速器200から荷電粒子ビームを取り出している期間に、軌道偏向電磁石の励磁を開始するように制御することにある。 (もっと読む)


【課題】スポットスキャニング照射で治療精度を容易に向上できる粒子線治療システムを提供する。
【解決手段】粒子線治療システム100は、シンクロトロン200とビーム輸送系300と照射装置500から構成される。制御装置600は、照射装置500に荷電粒子ビームを供給する際には出射装置26に印加する高周波電力をONし、荷電粒子ビームの供給を遮断する際には出射装置26に印加する高周波電力をOFFした後に、シンクロトロン200に設置した電磁石の励磁量を変化させて安定限界を広げ荷電粒子ビームの出射を停止し、次に荷電粒子ビームの供給を再開する前に安定限界を狭め荷電粒子ビームの一部を出射し、該荷電粒子ビームをビーム輸送系300に設置した電磁石で遮断する。 (もっと読む)


【課題】パルス状の励磁電流により磁場を発生させるとき、磁場の立ち上がりを速く、かつ安定させるとともに、フラットトップの長さを長くさせて、制御対象粒子線の軌道が乱れないよう構成された高速励磁型電磁石システムを提供する。
【解決手段】パルス伝送ケーブル4を介してパルス状の主励磁電流が供給されたとき、整合型終端装置5によって、インピーダンス整合させながら、主電磁石2の主励磁コイル12に主励磁電流を供給して、主磁束を発生させるとともに、補助励磁電流生成装置6、パルス伝送補助ケーブル7によって、主励磁電流の一部から主励磁電流の波形を補正するのに必要な波形、位相を持つパルス状の補助励磁電流を生成させ、これを補助電磁石3に供給させて、補助磁束を発生させ、終端装置8で終端させる。 (もっと読む)


【課題】スポットスキャン法において、スポット数が多くなった場合でも照射時間を短縮し、かつ目標照射量のビームを精度良く各スポットに照射できるようにする。
【解決手段】中央制御装置46は、事前に目標照射量に応じて、スポット毎に照射時間がほぼ一定となるように目標ビーム電流値を決定し、加速器制御部47は、その目標ビーム電流値が得られるようシンクロトロン4から出射する荷電粒子ビームの電流値を調整する。また、中央制御装置46は事前にビーム電流値に対する遅延照射量を計算し、照射装置制御部48及び加速器制御部47は目標照射量から遅延照射量を引いた設定照射量に達した時点で出射停止信号を出力してビーム出射を停止する制御を開始する。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成と制御で非正弦波の加速電圧を発生させ、荷電粒子ビームを加速する円形加速器を得る。
【解決手段】円形加速器において、偏向電磁石13に通電する電磁石電源22は、通電電流値の時間変化波形I(t)データと、これに対応して偏向電磁石13で発生する偏向磁場強度Bの時間変化波形B(t)データとの間の、予め求められたI(t)/B(t)相関データに対応し、クロック信号と同期して前記I(t)データに対応する電流の時間変化波形I(t)を出力し、高周波加速装置15に入力する高周波電圧を出力する高周波加速電源20は、前記B(t)データに対して荷電粒子ビームを所定の軌道に維持できるエネルギーEの時間変化波形E(t)データで定められるエネルギーに対応した加速に必要な非正弦波電圧の時間変化波形V(t)を前記クロック信号と同期して出力する。 (もっと読む)


【課題】発生磁場と印加電圧の周波数特性が一定ではない磁極材料を使用した四極又は六極電磁石においても設定磁場が得られる磁場発生装置及びシンクロトロンを得る
【解決手段】四極又は六極電磁石と、電磁石電源10と、波形を発生する波形生成器9とを有する磁場発生装置であって、前記四極又は六極電磁石に発生する磁場15と前記電磁石電源10への入力電圧12とから求めた前記四極又は六極電磁石の周波数特性を含む入出力の伝達関数から設定磁場を発生させる入力電圧12を決定し、前記波形生成器9からこの入力電圧12と同じ波形の入力信号12を発生し、この入力信号12を前記電磁石電源10に入力して前記四極又は六極電磁石に電圧を印加して、前記設定磁場を得るように構成した。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子ビームエネルギーの安定性を確保しつつ、治療実施時以外の電力消費を少なくし、トータルの運転コストを低くすることができる粒子線治療装置及び治療方法を提供する。
【解決手段】荷電粒子源5で発生した荷電粒子を加速器3に入射させる入射装置2と、加速空洞6及び複数の電磁石8を有し前記入射装置2から入射された荷電粒子ビームを加速する加速器3と、前記加速空洞6及び複数の電磁石8を駆動制御する電源と、前記加速器3から出射された荷電粒子ビームを照射室7へ輸送するビーム輸送系4と、を備え、前記加速器は治療実施時及び待機運転時に一定周期のパターン運転が行われる粒子線治療装置1において、前記待機運転時の運転パターンの加速時間及び減速時間が治療実施時の運転パターンの加速時間及び減速時間よりも長くすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
複数の治療室有する粒子線照射装置において、治療室のコース切替時の初期化励磁に掛かる時間を短縮し、高い治療スループットの粒子線照射装置を提供する。
【解決手段】
荷電粒子ビームを入射,加速,出射する加速器11と、複数の治療室2A,2B,2Cのそれぞれに設置する照射装置24A,24B,24Cと、加速器から出射した荷電粒子ビームを照射装置に輸送するビーム輸送装置3とを備え、ビーム輸送装置3がいずれか一つの照射装置に荷電粒子ビームを輸送するように、荷電粒子ビームのビーム軌道を切り替える切替電磁石7A,7Bを有し、加速器が荷電粒子ビームを出射しているときに、荷電粒子ビームを第1照射装置に輸送するように切替電磁石を制御し、加速器が荷電粒子ビームを入射及び加速しているときに、他の照射装置につながる他の切替電磁石を励磁し、その後に減磁する制御を行う制御装置40を備えることで、上記課題を解決できる。 (もっと読む)


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