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Fターム[2G085BE06]の内容

粒子加速器 (3,302) | 装置の構造的特徴 (314) | 支持、取付け、固定、補強構造 (87)

Fターム[2G085BE06]に分類される特許

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【課題】液体金属ループに多くのベローズ13を用いるためコスト高になっていること。
【解決手段】この液体金属ループは、ノズル11と受け部12との間に液体金属を膜状に噴射することで陽子ビームのターゲットを形成するターゲット形成部1と、前記液体金属を循環させるループを構成する配管10とを有する。前記配管10の一部は、前記液体金属の噴射方向に平行に設けられ且つ非伸縮性の配管10のみから構成される。陽子ビームの照射により運転中に温度が上昇し、配管10が熱伸びするところ、前記ターゲット形成部1は液体金属を膜状に噴射して噴流でターゲットを形成するので、前記ノズル11と受け部12との間に構造物がなく、当該ターゲット形成部1により熱伸縮を吸収できる。このため、液体金属の噴射方向の配管10にはベローズ13を設けなくても良いので、製造コストを低減し、メンテナンス作業を削減できる。 (もっと読む)


【課題】被切削対象を容易に加工することができ、精度の高い超伝導加速空洞を形成することが可能な加工装置及び加工方法を提供することを目的とする。
【解決手段】加工装置は、一端側が大径部11であり、他端側が小径部12である中空状のワーク10Aを加工して、ハーフセル10を形成する加工装置であって、ワーク10Aを固定する固定治具1と、固定治具1を回転させる回転駆動部と、ワーク10Aを切削する切削工具4とを備え、固定治具1は、複数の部材からなり、ワーク10Aにおいて第1の被切削部分を切削するとき、複数の部材は、第1の被切削部分が露出するように第1のパターンで組み合わされ、ワーク10Aにおいて第2の被切削部分を切削するとき、複数の部材は、第2の被切削部分が露出するように第2のパターンで組み合わされ、ワーク10Aを取り外さずに、第1のパターンから第2のパターンへ複数の部材の組み合わせが変更される。 (もっと読む)


【課題】真空炉で1回加熱するだけで、加速管と接続部材とをリークを生じることなく確実に接合する粒子加速器の製造方法の提供。
【解決手段】接続部材(導波管接続部材220、真空引き管接続部材222)と加速管の外周部との接合面にロウ材が配されるとともに、接続部材に設けられた貫通孔220d、222dを介して、加速管の外周部に設けられたねじ穴290、292にねじを螺合させることにより接続部材を加速管の外周部に仮止めする工程と、加速管の外周部に仮止めされた接続部材の接合面と加速管の外周部とを押しつけ合うように弾性力を付与させた状態で、接続部材を保持治具によって保持する工程と、保持治具によって保持された接続部材と加速管とを真空炉に導入して加熱する工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】 発生する放射光の波長を大きく変えることが可能なアンジュレータを提供する。
【解決手段】 対向する2つのアンジュレータ磁石列は、磁石の配列方向における相対位置が可変であり、着磁周期の前半および後半それぞれによって、着磁周期の1/2の周期の磁場を形成し、着磁周期の全体によって、着磁周期と同じ周期の磁場を形成するように着磁されて、両者の合成磁場を形成する。磁石の配列方向における2つのアンジュレータ磁石列の相対位置のずれ量によって、磁場合成の割合が調整される。 (もっと読む)


【課題】 主として、組立精度の問題を解決した高周波空洞を提供する。
【解決手段】 複数の電極18と、リッジ14と、複数の電極18をそれぞれリッジ14に支持するステム16と、電極18、ステム16及びリッジ14を固定するセンターフレームと、複数の電極18と、リッジ14と、ステム16及びセンターフレームを収容する空洞とを備えた高周波空洞10において、高周波空洞10は、一部又は全部が一体型加工により成形されている構成とした。
この場合、複数の電極18と、ステム16と、リッジ14とが、一体型加工により成形されている構成とすると、加工効率に優れた高周波空洞となる。 (もっと読む)


【課題】溶接時における支持構造の簡素化をはかるとともに製品内面の平滑化をはかることができる超伝導加速空洞の製造方法を提供する。
【解決手段】軸線方向の両端に開口部(赤道部13、アイリス部)を有する複数のハーフセル15を軸線方向に配列し、相互の開口部同士が接触する接触部21を溶接によって接合して超伝導加速空洞を製造する超伝導加速空洞の製造方法であって、接合されるハーフセル15は軸線方向が上下方向に延在するように配置されるとともに下側に位置するハーフセル15における接触部21の下方に位置する内周面に外側に向かい凹む凹部25が形成され、接触部21を外側から貫通溶接して接合する。 (もっと読む)


【課題】加速粒子の照射方向におけるターゲットの変形を抑制することが可能なターゲット装置およびこれを備えた中性子捕捉療法装置を提供する。
【解決手段】ターゲット装置5は、陽子線Lの照射を受けて中性子Nを発生する物質からなる板状のターゲット10と、ターゲット10に対して陽子線Lの照射側とは反対側に位置するターゲット10の冷却板15とを備えたターゲット装置5であって、ターゲット10の照射方向への変形を抑制する固定部50を備えている。 (もっと読む)


【課題】電子ビーム発生装置及びこれを製造する方法を提供する。
【解決手段】本発明による電子ビーム発生装置方法は、カソード;カソードが一側開口部に結合されて内側に共振空洞が設けられたハウジング;及び、カソードとハウジングとの間に設けられ、カソードとハウジングとの間の結合強度に応じて圧縮され、共振空洞を外部と遮断するガスケット;を含む。前記共振空洞は、互いに連結されている第1の共振空洞と第2の共振空洞を含み、前記第1の共振空洞と前記第2の共振空洞は、前記カソードで発生された電子ビームが放出される方向に配列される。 (もっと読む)


【課題】ブローホールの発生および材料の酸化を防ぐことができる。
【解決手段】デフォーカスビーム(レーザビーム)11は、照射方向に直交する断面におけるエネルギー密度Eの分布形状が中央部にピーク部11aを有するガウス分布形状であり、ピークエネルギー密度(ピーク部11aのエネルギー密度E)Emaxが5.8×10W/cmより大きいと共に、エネルギー密度の分布形状における全エネルギーのうちピーク部11aを中心に50%のエネルギーが含まれる領域11cの外周部11dのエネルギー密度E50が、ピークエネルギー密度Emaxの75%以下である。 (もっと読む)


【課題】不要なエネルギー領域のX線の発生量を抑制するX線発生装置を提供する。
【解決手段】X線発生装置50は、第1の線形加速器54により加速された電子ビームBを出射するビーム出射部52と、電子ビームBの経路上で薄膜ターゲットT1を保持する保持部20と、薄膜ターゲットT1透過後の電子ビームBを減速するための第2の線形加速器56と、減速後の電子ビームBを受け止めるビームダンプ部18とを備え、第2の線形加速器56は、高周波が供給されることによって内部に定在波電場が形成される加速セル15aを備えた加速部15を有し、この加速部15は、定在波電場により荷電粒子を加速したときに当該荷電粒子を外部に出射する開口16を有し、この開口16から加速部15の内部に薄膜ターゲットT1通過後の電子ビームBが入射する位置に配置される。 (もっと読む)


【課題】簡素な構成でありながら、加速管で後ろ向きに加速された電子によるビーム出射手段の損傷等を防止できる電子加速器及びこれを備えたX線発生装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明に係る電子加速器11は、電子ビームBを出射するビーム出射手段13と、電子ビームBの進行方向を前記電子ビームBの進行方向に対し所定の方向に偏向する偏向磁場を形成する磁場形成手段14と、偏向磁場により偏向された電子ビームBが入射する位置に配置され、この入射した電子ビームBを高周波により加速可能な加速管15とを備え、偏向磁場は、加速管15から戻ってきた電子の経路上に形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
ドリフトチューブ線形加速器において、RFコンタクトを台座と土台間に挿入すると高周波電流の経路により台座と土台間に電位差が生じ放電するという問題があった。
【解決手段】
円筒共振器に固定された土台と、円筒共振器の円筒軸方向に直線状に配列された複数のドリフトチューブとを備え、ドリフトチューブの少なくとも一つは、台座を有するステムにより支持され、このステムにより支持されたドリフトチューブの設置位置が調整可能となるよう、台座は土台に固定されるとともに、台座と土台との間にRFコンタクトが挿入されたドリフトチューブ線形加速器において、台座と土台との間であってRFコンタクトから外側部分に電気的な接触部がない隙間を有するようにした。 (もっと読む)


【課題】生体内分布の情報を得るための薬剤の投与と治療目的のための薬剤の投与を2回に分けて行うような治療を1種類の医薬を利用するだけで可能とし、その診断と治療にかかる放射性医薬の価格を安価とし、さらに生体内分布の情報を正確に得ることができる医薬の製造に寄与できる医薬用放射性イットリウムを提供する。
【解決手段】基底状態に加え682keVの励起エネルギーを有する90Yもしくは556keVの励起エネルギーを有する91Yからなり、診断及び治療の両方の目的のために又は診断目的のために投与できる医薬に用いられることを特徴とする医薬用放射性イットリウム。
上記医薬用放射性イットリウムは、濃縮あるいは非濃縮の90Zr、91Zr、92Zr又は93Nbを含む原料ターゲットに、加速器からの高速中性子を照射し、特定の反応を起させることにより生成する。 (もっと読む)


【課題】小型化できる偏向電磁石装置及び挿入光源装置を提供する。
【解決手段】挿入光源装置は、ビーム軌道に沿って第一の偏向電磁石装置、第二の偏向電磁石装置及び第三の偏向電磁石装置をこの順に配置している。第二の偏向電磁石装置14では、リターンポール7A,メインポール11A及びリターンポール7Bがこの順序でビーム進行方向の上流側から連結部材9Aに設置され、リターンポール7C,メインポール1B及びリターンポール7Dがこの順序でビーム進行方向の上流側から連結部材9Bに設置される。対向するリターンポール7Aとリターンポール7Cの間、対向するメインポール11Aとメインポール11Bの間、及び対向するリターンポール7Bとリターンポール7Dの間に、荷電粒子ビームが内部を通過するビームダクトが配置される。連結部材9Aと連結部材9Bが非磁性体の支持部材で連結される。 (もっと読む)


【課題】照射するビーム粒子の散乱を低減し、かつ真空雰囲気の保持性能の高い荷電粒子線照射装置を提供する
【解決手段】荷電粒子線照射装置のビーム取り出し窓14を、粒子線透過膜101、連結ダクト104、及び粒子線透過膜102を有する二重構造とすることで、照射するビーム粒子の散乱を低減し、かつ荷電粒子線照射装置内の真空雰囲気の保持性能を高める。 (もっと読む)


【課題】磁極ギャップを所定の精度で管理でき、磁場精度の高い偏向電磁石を提供することを目的とする。
【解決手段】 荷電粒子ビームの周回軌道が形成される軌道面POを挟むように所定の間隙MGをおいて対向するように配置された対となる磁極11を備え、対となる磁極11は、それぞれ周方向Sにおける端部11eが着脱自在となっており、端部11eは、それぞれ周方向S外側からのボルト締めにより、磁極の本体11bに固定され、磁極の本体11bには、それぞれ端部11eを支えるための軌道面POに平行で軌道面POに対向する第1の受面PbHと、軌道面POと周方向Sに垂直で周方向Sの外側を向く第2の受面PbVとが設けられ、第2の受面PbVに設けられたボルト13のねじ穴HbB、および端部11eに設けられたボルトの貫通穴HeBは、当該ボルトのねじ先13Pよりも頭13Hの方が軌道面POに近づくように、軌道面POに対して傾いている。 (もっと読む)


【課題】加速チェンバーから望ましくない気体粒子を除去する改良型の真空システムを提供すること。
【解決手段】加速チェンバーを囲繞するヨーク体部を有するマグネットヨークを含むサイクロトロンを提供する。本サイクロトロンはさらに、荷電粒子を所望の経路に沿って導くための磁場を発生させるためのマグネットアセンブリを含む。このマグネットアセンブリは加速チェンバー内に配置される。この磁場は加速チェンバーを通りかつマグネットヨーク内部を伝播するが、この磁場の一部分はマグネットヨークの外部に漏洩磁場として逃げ出る。本サイクロトロンはさらに、ヨーク体部に結合された真空ポンプを含む。この真空ポンプは、加速チェンバー内に真空を導入するように構成されている。このマグネットヨークは、真空ポンプが75ガウスを超える磁場を受けないように寸法設定している。 (もっと読む)


【課題】空気への放熱量を確保し、熱的に安定状態が保たれるようにすることのできるビームダンプの積層構造を提供する。
【解決手段】ダンプターゲット11の周囲に外側に向かって積層される熱伝導性を有する複数の板状部材13a,13b,13c,13dを備えたビームダンプ10の積層構造であって、対向する板状部材13aと13b、13bと13c、13cと13dの接触面には互いに交差する排気用溝がそれぞれ形成され、板状部材13b,13c,13dには各排気用溝の交差部分に連通する排気用貫通孔が形成され、排気用貫通孔に排気設備19が接続されており、排気設備19によって排気用貫通孔を介して各排気用溝内が排気されて真空状態に保たれることにより、積層された各板状部材13a,13b,13c,13dが固定される。 (もっと読む)


【課題】周囲の空気への放熱量を確保し、熱的に安定状態を保つビームダンプの積層構造を提供する。
【解決手段】ビームダンプ10の積層構造は、荷電粒子ビームが照射されるダンプターゲット11と、ダンプターゲット11の周囲に外側に向かって積層される熱伝導性を有する複数の板状部材13a,13b,13c,13dとを備え、対向する板状部材13a,13b,13c,13dの接触面には互いに嵌合可能な凹部及び凸部がそれぞれ形成される。 (もっと読む)


【課題】濃縮235Uを使用せず、高強度で半減期の長い放射性廃棄物を多量に発生させることなく、効率よく廉価に放射性同位元素の安定供給ができる技術を提供する。
【解決手段】試料容器に封入した気体原料ターゲットに加速器からの高速中性子を照射し、気体原料ターゲットの種類に応じて下記のいずれかの反応を起させ、放射性同位元素を生成させることを特徴とする。
(1)(n,2n)反応:1個の中性子の照射により2個の中性子を放出する反応
(2)(n,p)反応:1個の中性子の照射により1個の陽子を放出する反応
(3)(n,np)反応:1個の中性子の照射により1個の中性子と1個の陽子を放出する反応
(4)(n,n’)反応:1個の中性子の照射により入射中性子のエネルギーと異なるエネルギーの1個の中性子を放出する反応 (もっと読む)


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