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Fターム[2G085CA20]の内容

Fターム[2G085CA20]に分類される特許

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【課題】四極電磁石の調整時間短縮を図ることのできる調整方法を提供する。
【解決手段】ビームライン上にビーム整形板2およびビームモニタ4を設置する。イオンビームを照射し、ビーム整形孔に通過させ、格子状に整形する。四極電磁石が励磁されていない場合、ビームモニタ4により、格子状配列形状のビーム形状が計測される。X方向においてイオンビームが集束するように、磁石3Aを励磁する。励磁電流が増すごとに、格子状配列のX方向間隔は狭くなり、X方向配列の5つの格子点は一つの略長円となり、Y方向に1つの点列(1×5)が形成される。点列形成を確認すると、X方向長さを計測する。励磁電流が増すごとに、X方向長さは短くなる。励磁電流を漸増し、各点(5点)の平均が基準サイズ以下になると、適切にビーム集束されたと判断し、端末7を介して、X方向集束調整完了指令を行ない、そのときの励磁電流値を記憶する。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子線の照射中におけるRI製造量の測定精度の向上を図ることが可能なRI製造装置及びRI製造方法を提供する。
【解決手段】荷電粒子線の照射中にRI製造部3で発生した中性子線の線量を測定する中性子線量測定手段9を備える構成とし、荷電粒子線の照射中のRI製造部3内のRI製造量を測定する。荷電粒子線の照射中に中性子線の線量を測定することで、従前と比較して、精度良くRI製造量を測定することができる。また、RI製造装置1では、中性子線量測定手段9によって測定された測定結果に基づいて、加速器2による荷電粒子線の照射を制御する制御手段12を備える構成とし、荷電粒子線の照射中に中性子線の線量を測定してRI製造量を把握した上で荷電粒子線の照射を調節する。 (もっと読む)


【課題】軸部材の摺動面の潤滑性を維持しつつ、真空容器へ空気の進入を防止して装置の信頼性の向上を図ることが可能な粒子加速器を提供すること。
【解決手段】本発明の粒子加速器は、真空容器の壁体3aを貫通して容器内の真空環境に達すると共に進退可能である軸部材21の周面21a上に潤滑剤を供給すると共に、軸部材21の周面21a上に形成された空孔38Aに対して真空排気を行う軸封装置30を有する構成とする。これにより、供給された潤滑剤によって軸部材の潤滑性を維持し、軸部材21の周面上21aに形成された空孔38Aに対して真空排気を行うことで、真空容器への空気の進入を防止する。 (もっと読む)


【課題】粒子線治療装置で要求される照射ビームのエネルギーの変更制御が容易でありかつ、装置コストおよび装置の大型化を抑えられるイオンシンクロトロンを提供する。
【解決手段】電磁石電源制御装置22は、対して励磁電流パターンデータ401に基づき励磁電流設定値221を偏向電磁石電源21に設定する。電流変化検出装置23は、偏向電磁石電源制御装置22から入力した励磁電流設定値221の変化量が更新制御の基準となる参照電流値(Iref)以上になると、高周波制御装置32内の周波数更新制御部36に周波数更新指令信号231を出力する。高周波制御装置32内の周波数更新制御部36は、周波数更新指令信号231を入力すると、周波数データメモリ35に記憶された周波数パターンデータ403から励磁電流設定値221の変化に対応する周波数データ351を読み込み、高周波発振器34に周波数設定値321として設定する。 (もっと読む)


【課題】機器構成が単純であり、かつ多極電磁石の励磁量を変更する際の閉軌道誤差の発生によるチューンの変化を簡単な手順で抑制することが可能なシンクロトロンを提供することを課題とする。
【解決手段】荷電粒子ビームを加速して出射するシンクロトロンであって、シンクロトロン中を周回する荷電粒子ビームの位置を測定するビーム位置モニタと、シンクロトロン中を周回する荷電粒子ビームの軌道を補正する軌道補正手段と、シンクロトロンの周回軌道上に四極磁場以上の多極磁場を発生させる多極電磁石とを備え、さらにビーム位置モニタと多極電磁石が入れ子状に設置されていることによって、上記課題を解決することができる。 (もっと読む)


【課題】蛍光層の劣化を防止すると共に、放電を防止しイオンビームの視認性を向上することが可能な蛍光体及び蛍光体を備えた真空箱を提供すること。
【解決手段】導電性物質を含む蛍光層12とし、この蛍光層12を導電性材料から成るベース板11の表面に成膜する。これにより、イオンビームが照射される蛍光層12に導電性物質が含まれているため、イオンビームによる電気エネルギを、蛍光層12を介して導電性材料から成るベース板11に伝達することができる。そのため、蛍光層12における蓄電を抑制し、蓄電による放電現象を防止することができる。また、導電性物質を含む蛍光層12が、導電性材料から成るベース板11の表面に成膜され、蛍光体全体が導電性を有する構成であるため、蛍光層12のスパッタリングを抑制することができる。これにより、蛍光層12の劣化を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】簡素な構成で粒子の衝突位置を正確に検出することができる粒子衝突位置検出装置を提供すること。
【解決手段】粒子衝突位置検出装置10は、四角平板状に形成された圧電基板4と、その圧電基板4の4辺に対応する位置に設けられた複数の位置検出用電極E1〜E4と、各位置検出用電極E1〜E4と信号処理回路5を介して接続される制御装置6とを備える。圧電基板4に粒子ビームが衝突すると、その衝突により発生したひずみ波が各位置検出用電極E1〜E4に伝わり、ひずみ波が電気信号S1〜S4に変換されて出力される。制御装置6は、各電気信号S1〜S4の時間差に基づいて粒子ビームの衝突位置を求める。 (もっと読む)


【課題】信頼性の高いビームの位置ずれ検出を行うと共に、一部のビーム位置モニタが故障でもビームの位置ずれ検出を可能とする。
【解決手段】シンクロトロンから複数の照射室にビームを導入する複数の照射コース毎に、それぞれビームの位置ずれを検出するビーム位置モニタを設置する粒子線治療装置のビーム位置ずれ検出装置であって、各照射コース毎にビーム位置モニタを複数個設置し、各照射コースの各ビーム位置モニタ毎にビームの位置ずれを測定しビームの位置ずれを判定し、各照射コースの複数のビーム位置モニタの判定結果を基に該当照射コースのビームの位置ずれを判定する。 (もっと読む)


【課題】高精度、高再現性があり、大規模加速器における複数のビーム位置計測手段を設置する場合に、それぞれのビーム位置計測信号の同期を確保することができ、更に、人の判断と操作を不要とするビーム位置フィードバック制御装置を可能とした加速器のビーム位置計測装置を提供する。
【解決手段】位置センサ700に接続した位置信号処理回路701と、位置信号処理回路701の出力によりゲインを判定するゲイン判定手段702と、ゲイン判定手段702により位置信号処理回路701の出力の減衰量を切換える減衰量切換え手段703と、減衰量切換え手段703の出力を位置データに変換してプロセッサ706に入力にするアナログ信号入力手段704と、ゲイン判定手段702の選択信号を減衰量データとしてプロセッサ706に入力するデジタル入力手段705を備え、前記のアナログデータに対して、減衰量の補正をプロセッサ706で行う。 (もっと読む)


【課題】測定されるビームの状態をほとんど破壊することなく当該ビームの位置、分布および強度のうちの少なくとも一つを測定することのできるビームモニタセンサを提供する。
【解決手段】本発明に係るビームモニタセンサ1は、加速器から輸送されてくるビームを測定するために、前記ビームが輸送されるビームダクトD内に配置されるビームモニタセンサであって、前記ビームダクトD内の前記ビームの軌道O上に配置される薄膜体2と、前記薄膜体2上に形成された蛍光層3と、前記蛍光層3が形成されている面を撮影する、前記ビームの軌道O外に設けられた撮影カメラ4と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】
量子ビームの3次元的な測定を簡便に行うことができるビーム測定装置、及びビーム測定方法、及びそれを用いたポンプ・プローブ測定方法を提供する。
【解決手段】
本発明の一態様にかかるビーム測定装置100は、レーザ発振器11によって発振したパルスレーザ光の波長が時間に応じて変化するよう、パルスレーザ光のパルス波形を整形して出射する光源部10と、光源部10から出射したパルスレーザ光に対して入射位置に応じた時間遅延を与える遅延素子23と、パルスレーザ光を入射位置に応じて異なる偏光状態に変換する偏光変換素子24と、を有する入射光学系20と、入射位置に応じて異なる結晶軸を有する電気光学素子30と、パルスレーザ光から所定の偏光成分を取り出す偏光子46と、偏光子46で取り出されたパルスレーザ光のスペクトルを測定する分光測定器50と、を備えるものである。 (もっと読む)


【課題】高精度かつ省スペースで、製作コストが削減された粒子加速器のビーム位置モニタの提供。
【解決手段】ビームダクトD内の電極11A〜11Dからの電極信号aの模擬信号である基準信号bを発生する基準信号発生部12を備え、通常は電極信号aを入力信号とするが基準信号発生部12が基準信号bを発生している場合には入力信号を基準信号bへ切り替える入力信号切替部13と、増幅・検波部14と、アナログ・ディジタル変換部15とを、各々の電極11A〜11Bに対して備えるとともに、基準信号bを用いて各々の増幅・検波部14の回路特性を求める制御部18と、制御部18で求められた回路特性により、各々の増幅・検波部14で検波された電極信号aを補正して、この補正された各々の電極信号aを用いてビームダクトD内のビームBの中心位置を計算する演算部16とを備えた。 (もっと読む)


【課題】入射粒子線ビームが時間構造を持つ場合であっても、精度よく線量を測定できる粒子線測定用モニタ装置、粒子線測定方法および粒子線測定システムを提供する。また、粒子線ビーム強度が小さい場合であっても、オフセットノイズの影響を抑制できるようにすることおよび精度のよい位置モニタを行えるようにする。
【解決手段】粒子線が入射される容器1と、この容器内に配置された一つ以上の高電圧電極2i,2ii,…および一つ以上の収集電極3i,3ii,…と、高電圧電極に高電圧を印加するための電源回路と、収集電極に接続され、監視すべき粒子線量を計測する計測回路4とを有する粒子線測定用モニタ装置において、外部信号により計測回路を測定または非測定の状態に制御するための制御機構を有する。 (もっと読む)


【課題】様々な影響を受けて変化するビーム輸送系内でのビームのずれを簡易な設備により補正するシンクロトロン加速器の制御方法、シンクロトロン加速器、並びに、シンクロトロン加速器を制御するためのコンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供すること。
【解決手段】荷電粒子ビームを出射するシンクロトロン加速器の制御方法であって、荷電粒子ビームの加速器軌道上のシンクロビーム軸A1と加速器からの出射ビーム取り出し位置Cにおいて直交する平面P1と、シンクロビーム軸A1及び出射ビームの軸A2を含む平面P2との交線がなす軸A3方向のベータトロン振動数を、シンクロビーム軸A1上で調整することにより、出射ビームの軸方向のずれを補正する。 (もっと読む)


コンパクトで小さいスケールの構造を有する一体化された粒子生成線形加速器を備えるコンパクトな加速器システムである。このコンパクトな加速器システムは、エネルギの大きな(〜70−250MeV)陽子ビームもしくは他の原子核を生成することができ、また、遠隔ビーム移送においては大抵の場合必要とされてきた偏向マグネットや他のハードウエアを必要とすることなしに、医療を受ける患者に向けてビームを移送することができる。一体化された粒子生成加速器を支持構造上で一体として駆動することができ、これにより粒子生成加速器の方向駆動による粒子ビームの走査が可能となる。 (もっと読む)


【課題】エッジ角による収束力を容易に変えることにある。
【解決手段】電子銃から出射した電子を高周波加速空胴1に導き、この高周波加速空胴1内で電子を加速すると共に、この加速された電子を前記高周波加速空胴1の外部に設けられた偏向電磁石2により、ビーム軌道を180度偏向した後、再度前記高周波加速空胴1内に入射して加速することを複数回繰返して、高エネルギーを得る電子線装置において、前記偏向電磁石2の磁極端部に入出射ビームに対して所望のエッジ角を有する鉄片10を着脱可能に取付けて、収束力を調整可能にする。 (もっと読む)


【課題】ノイズの影響を排除し、高精度、高再現性があり、大規模加速器における複数のビーム位置計測手段を設置する場合に、それぞれのビーム位置計測信号の同期を確保することができる加速器のビーム位置計測装置を提供する。
【解決手段】アナログ信号処理回路21は、恒温槽401を信号処理回路と温度センサー403を収納した信号処理部恒温槽407と発熱体402を収納した温度調整恒温槽408とに分割し、温度調整恒温槽408を信号処理部恒温槽407と距離を置いて配置し、この両者の恒温槽を管路409Aと409Bで接続し、管路上に送風装置410を配置し、そして電源404と発熱体スイッチ405と温度制御回路406とを恒温槽401の外部に配置した構成となっている。また、温度センサー403からの温度モニタ信号は温度制御回路406に入力し、温度制御回路406から発熱体スイッチ405へ開閉指令を出力する構成とする。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、耐放射線性及び二次電子放出特性に優れている量子ビームモニタ用電極を提供すること。
【解決手段】本発明の量子ビームモニタ用電極1は、複数のリボン状のカーボングラファイト薄膜210が所定間隔おきに一方向に沿って並設されたモニタターゲット21を備えている。カーボングラファイト薄膜210は、厚さが0.5〜100μm、幅が0.05〜50mmであることが好ましく、隣接するカーボングラファイト薄膜210間の距離は、0.01〜100mmであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 大出力の放射光、エキシマレーザ光及びX線等の高エネルギービームの中心位置を高精度で測定することができ、長期間安定して動作すると共に、従来品よりも低コストで製造することができるビーム位置モニタ及びビーム位置測定方法を提供する。
【解決手段】 高抵抗ダイヤモンド層1の一方の面上に、複数の短冊状電極2aからなる表面電極群2、低抵抗ダイヤモンドからなり各短冊状電極2aの両端部に夫々接続された電流分配層3a及び3b、電流分配層3b及び3bの両端部に夫々接続された信号取り出し電極4a乃至4dを形成する。また、高抵抗ダイヤモンド層1の他方の面には、表面電極群2が形成されている領域の反対側の領域に裏面電極を形成する。そして、表面電極群2と裏面電極との間にバイアス電界を印加して検知部5で生成したキャリアを表面電極群2で補集し、電流分配層3a及び3bを経由して信号取り出し電極4a乃至4dから出力する。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子ビームの軌道のズレを修正する軌道制御装置及び制御方法を提供すること。
【解決手段】誘導加速セル7を用いたシンクロトロン1において、シンクロトロン1の設計軌道2にある荷電粒子ビームの設計軌道2からのズレを感知する位置モニター11からの位置シグナル11a及びバンチ3の通過を感知するバンチモニター9からの通過シグナル9aを受けて、誘導電圧の発生タイミングを制御するデジタル信号処理装置12と、デジタル信号処理装置12で生成されたゲート親信号12aを基にスイッチング電源5aのオンおよびオフ制御するゲート信号パターン13aを生成するパターン生成器13からなる荷電粒子ビームの軌道制御装置6。 (もっと読む)


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