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Fターム[2G088KK01]の内容

放射線の測定 (34,480) | 検出回路又は信号の処理 (4,721) | 波高弁別、波高選別 (204)

Fターム[2G088KK01]に分類される特許

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【課題】簡素な構成で3つの線種の放射線を個別に測定でき、α線スペクトルとγ線スペクトルにより指示上昇の原因を容易に特定でき、測定領域に混入するラドンおよびトロンの娘核種によるバックグラウンド計数値を補償する高感度で高安定な放射線モニタを提供する。
【解決手段】放射線モニタは、測定対象から放射される放射線を検出してパルス信号を発する放射線検出器、パルス信号の波高に係わるスペクトルに基づき測定対象核種の放射能を測定する測定部を備える放射線モニタにおいて、放射線検出器は、線種によりパルス幅が異なるパルス信号を出力し、測定部は、パルス幅に基づき線種を弁別し、パルス信号の波高を測定し、パルス信号を該波高に対応するチャンネルに割り当てて計数してスペクトルとしてメモリに格納し、所定の時限に亘るパルス信号のスペクトルを分析することにより測定対象核種の放射能を測定する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、検出イベントの時間分解記録のための検出器に関する。
【解決手段】検出器は、検出イベントが発生するときに、動作状態で電気信号を供給する変換装置(34、35、36)、及び変換装置(34、35、36)に結合され、電気信号に時間的に割り当てられたトリガ信号(5)を供給するように設計された少なくとも一つのトリガ(3)と、第一のアナログ時間信号(Z1)を供給する少なくとも一つの時間信号発生源(10)と、トリガ(3)に結合され、第一のアナログ時間信号(Z1)の、トリガ信号(5)に時間的に割り当てられた第一の瞬間値(E1)を供給するよう設計された少なくとも第一のサンプル採取器(6)とを有する評価電子機器を有する。
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【課題】 放射性廃棄物中に含まれる核種の新規な分離方法および上記放射性廃棄物中の簡便なウラニウム定量分析の方法を提供する。
【解決手段】 ステップS1において、放射性廃棄物の核種が溶存するフッ酸水溶液を調製し作製する。ステップS2において、上記フッ酸水溶液中に溶存する核種をフッ素イオン型の陰イオン交換樹脂を用いてイオン交換吸着させる。ステップS3において、上記陰イオン交換樹脂にイオン交換吸着した核種を所定の化学薬液により選択的に溶離し分離する。ステップS4において、例えばサマリウムを添加して上記核種を共沈分離する。そして、ステップS5において、上記共沈物のα線スペクトル測定を行なう。このようにして、例えば上記放射性廃棄物中のウラニウム同位体の同定とその定量分析が簡便に行なえるようになる。 (もっと読む)


選択的に放射線を検出する装置は、中性子放射物、例えばプルトニウム等の検出を容易にする中性子検出器と、ガンマ線源、例えばウラニウム等の検出を容易にするガンマ線検出器と、および/または放射線源を遮蔽することのできる材料、例えば鉛等の検出を容易にする蛍光X線分析器とを含む。
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【課題】高温環境下でもゲインが劣化せず、ゲインの補正の容易化も可能にする。
【解決手段】放射線を照射する線源2と、検出器3と、信号処理部10と、該信号処理部出力に基づいて所定の処理動作を制御する制御部4と、検出器3に所定電圧を供給する電圧供給部5とを少なくとも備える。信号処理部10は、可変ゲイン増幅手段12と、波高値判定手段20と、測定波高値が基準波高値以下であって計算電圧値が基準電圧値よりも低いと判定したときに検出器3への供給電圧値を高くする電圧判定手段23と、電圧判定手段が計算電圧値を前記基準電圧値以上と判定したときに増幅出力のゲインを計算してゲイン計算値がゲイン基準値以上であると判定したときに検出器3への供給電圧を高くするゲイン判定手段26と、ゲイン計算値が前記ゲイン基準値より小さいと判定したときに可変ゲイン増幅手段12にゲインの変更を指示するゲイン変更指示手段29とを備える。 (もっと読む)


【課題】 低コストの放射線検出回路、放射線検出器および放射線検査装置を提供する。
【解決手段】 放射線検出回路10は、2つの検出素子D1、D2が接続された差動増幅器11と、波形整形回路12と、コンスタントフラクション・ディスクリミネーター(CFD)13と、極性弁別器14と、検出データ生成回路15等から構成される。放射線検出回路10は、2つの検出素子D1、D2からのガンマ線の入射に起因する検出信号を差動増幅器11に供給する。放射線検出回路10は、一方の検出素子D1からの検出信号の極性を正、他方の検出素子D2からの検出信号の極性を負として、下流側を1系統とし、検出データ生成回路15がこの極性に応じてガンマ線が入射した検出素子D1、D2を識別し、検出素子番号とガンマ線の入射時刻データを出力する。 (もっと読む)


【課題】 各種計測装置において検出された検出信号をA/D変換して得られるデジタル検出信号のノイズ成分を除去する。
【解決手段】 検出信号値の増減を検出し、検出信号値が予め設定された回数連続増加又は減少しているか否かに基づき、前後の検出信号値の差分値を予め設定された数で除した圧縮値を直前に出力された処理後出力値に加算するか、上記検出信号値をそのまま出力するかを判断して実行する構成とすることにより、ノイズ成分のみを低減することが可能となる。より処理精度を向上させるために、差分値と所定の閾値とを比較する構成とすることもできる。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、検査時間を短縮することができるγ線の同時計数方法及び核医学診断装置を提供することにある。
【解決手段】
上記目的を達成する本発明の特徴は、放射線検出器51で検出されたγ線のエネルギに基づいて、同時計数装置80に設定する時間窓を決定し、決定した時間窓を用いて同時計数処理することにある。これは、データ処理装置12に設置された記憶装置81が、検出されたγ線のエネルギに対応する時間窓の補正値(又は、時間窓の値)の情報を記憶し、その情報に基づいて同時計数装置80に設定する時間窓を決定しているために可能となった。 (もっと読む)


【課題】 起動領域モニタシステムに侵入する電気的ノイズを測定して原子炉出力制御系に与える影響が回避できるようにした起動領域モニタシステム用ノイズ監視システムを提供すること。
【解決手段】 原子炉A内の中性子検出器1から検出信号を取り出すための同軸ケーブル2を、金属製のパイプからなる電線管7の中に布設して原子炉圧力容器6から取り出すようにした起動領域モニタシステムにおいて、この電線管7に複数個の電流プローブ8a〜8gを設け、電線管7に流れる電流を同軸ケーブル2に侵入する電気的ノイズとして検出し、ケーブル9によりノイズ測定装置10に入力することにより、同軸ケーブル2に現れる電気的ノイズが常時測定でき、かつ複数個の電流プローブ8a〜8gを用いたことにより、電気的ノイズの発生箇所が特定できるようにしたもの。
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【課題】 ZnS(Ag)シンチレーション検出器の利便性を生かしつつ、α線の波高弁別を可能にし、それによって天然の放射性核種による影響を低減して効率的かつ円滑に汚染管理が行えるようにする。
【解決手段】 入射するα線により励起されてシンチレータ光を発するZnS(Ag)シンチレータ22の層と、シンチレータ光を電気信号に変換する光電子増倍管16と、得られたパルス信号を計数する計数率計34を具備している。シンチレータの層は、その厚みが分離対象となるα線放出核種からのα線の飛程以上であってα線のエネルギー吸収がシンチレータの層内で全て生じ、且つ発生したシンチレータ光のシンチレータ自身による遮光が無視できる厚さとし、更に計数率計の前段に波高弁別回路32を設置する。 (もっと読む)


【課題】 画像記録体からの画像の読取りを高速化した場合であっても、リセットノイズの発生を確実に防止する。
【解決手段】 制御手段40が、第1サンプルホールド回路32のサンプル開始タイミングが第2サンプルホールド回路33のサンプル開始タイミングよりも早くなるように、第1サンプルホールド回路32および第2サンプルホールド回路33を制御する。 (もっと読む)


【課題】微弱な放射線源であるバグソースを使用することなく、弁別レベル等の動作の健全性を確認することのできる放射線検出器およびその試験方法を提供する。
【解決手段】放射線および光に有感なセンサ部1と、センサ部1からの出力を後段に電気的に伝える増幅部2と、増幅部2からの出力が所定の値以上であった場合に論理パルスを生成する弁別部3と、センサ部1に光を入射する発光部4と、発光部4の発光のための信号を送出する発光部駆動部5と、弁別部3において生成された論理パルスを計数する計数部6とを備えている構成とする。 (もっと読む)


本発明はガンマ線撮像装置に関し、本ガンマ線撮像装置は、観察視野(5)を持つガンマカメラ(1)、軸(x2)の周りに広がり、ガンマカメラ(1)の観察視野(5)の、ガンマカメラから所定距離(d)を超える部分に含まれる観察視野(8)を持つコリメータ(6)によってコリメートされたガンマ線分光検出器(7)、照準軸(x3)を有するレーザポインタ(9)であって、ガンマ線分光器コリメータ(6)に近接して位置することにより、照準軸(x3)がコリメータ(6)の観察視野(8)の軸(x2)にほぼ平行で、且つコリメータ(6)の観察視野(8)と交差する、レーザポインタ(9)、及びレーザポインタ(9)が指すゾーン(12)の位置を特定する手段(1、10)を備える。
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安定した測定が可能な熱中性子束モニタを提供する。 第1シンチレータ1と、第2シンチレータ2と、光検出部3とを備えている。第1シンチレータ1は、熱中性子と核反応を起こす核種を備えている。第2シンチレータ2は、このような核種を、第1シンチレータ1よりも少ない濃度で備えているか、あるいは、実質的に備えていない。第1シンチレータ1と第2シンチレータ2は、共に、γ線に反応して発光する。光検出部3は、第1シンチレータ1と第2シンチレータ2の発光出力に基づいて、熱中性子束を測定する。これにより、γ線の影響を除去して、熱中性子束を精度良く測定できる。
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【課題】検出器の軽量化、放射線の検出効率の向上、半周又は全周方向の計測による検出情報の精緻化、設定の簡易化による操作性の向上を図る。
【解決手段】放射線の入射方向を検出するための放射線方向性検出器であって、周方向から入射する放射線に対して互いに影を形成するよう、周方向に少なくとも一部を重ねて配設された、同じ材質からなり、あるシンチレータの発光が他のシンチレータに入射しないようにされた複数のシンチレータ(41、42、43)(101、102、103)と、各シンチレータと光学的に接合された受光面を有する受光素子(51、52、53)(111、112、113)とを備え、各シンチレータにおける、直接入射する放射線と他のシンチレータの影になって間接的に入射する放射線の割合の組合せが、周方向における入射方向により異なるようにする。 (もっと読む)


対象イベントがγ線検出システム内で検出される。信号内のイベントの多重度、信号内のイベントの密度およびその他の局面を含む望ましくない信号の特性が決定される。信号は、その予想される特性に基づいてフィルタリングされる。期待される特性を有さない信号は排除され、それらの排除された信号を除外したイメージが形成される。
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本発明は、複数のセンサ素子を持つ放射線センサ104を提供し、各センサ素子は、光電検出部と、前記光電検出部に衝突する電磁放射線の強度を示す取得されたアナログ信号の内蔵式アナログデジタル変換に対する積分電流・周波数変換器とを持つ。典型的には、前記検出器素子は、フォトダイオードのような光検出器の画素に対応する。好ましくは、前記電流・周波数変換器及び前記光電変換部は、共通基板上に互いのそばに配置され、前記放射線センサの費用効果の高い大量生産を可能にするCMOS技術に基づいて実装される。
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時間分解能の極めて早いガンマ線検出装置を提供する。シンチレーター結晶としてCsBr(臭化セシウム)を用い、光電子増倍管としてMCP内蔵タイプを用いることにより、ガンマ線検出において従来の値を大きく上回る時間分解能を得られる。
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PET断層撮影装置において、真の散乱(TS)および偶発の(R)崩壊イベントを包含するイベントに関する真の(T)崩壊イベントの選別を提供する新規な方法を提供する。これにより、PETスキャナーの感度および分解能を向上させることができる。上記の方法は、検出器において受信されたX線の放射角を決定するため、検知器においてコンプトン散乱相互作用を再構成する手段を含んでいる。また、上記の方法には、γ線の偏光効果および陽子崩壊およびコンプトン散乱と関連する電子の反跳データが用いられることができる。γ線の偏光効果を使用することによって、PETを用いている際における、Tイベントに相当する選択されたデータの質を向上させることができる。一方、TSおよびRイベントに相当するデータを同時に抑制することもできる。
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個人X線線量計システムは携帯用検出器(100)及び読み取り装置(114)を有する。携帯用検出器(100)は、プログラムされた不揮発性メモリ素子(102)のアレイ(104)と、入射X線の一部をUV放射線に変換するシンチレータ素子(106)とを有する。UV放射線に変換されていないX線(112)に曝される結果、メモリ素子(102)の一部は各々の浮遊ゲートに電荷を有することになり、それにより、対応する閾値(Vt)変化が生じさせられる。ある被爆時間後、読み取り装置(114)が、Vt変化されたメモリ素子(102)の数を表すデータを検出器(100)から読み出し、所定の較正曲線を用いて、ユーザが被曝した放射線量(122)を上記データから決定する。

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