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Fターム[2G088KK01]の内容

放射線の測定 (34,480) | 検出回路又は信号の処理 (4,721) | 波高弁別、波高選別 (204)

Fターム[2G088KK01]に分類される特許

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【課題】検出器内での散乱成分を取得可能として、検出器の感度を高める。
【解決手段】深さ方向の検出位置とエネルギーが識別可能な(3次元)検出器20を用いて放射線を検出する際に、深さ方向の検出位置に応じて、信号とノイズを識別するエネルギーウィンドウを変えることにより、検出器内での散乱成分を取得可能とする。深さ方向の検出位置に応じて、異なる検出素子20A、20Bを用いることができる。 (もっと読む)


【課題】放射線の検出感度を高め、漏洩箇所を精度良く特定できる放射性物質漏洩監視装置を提供する。
【解決手段】放射性物質漏洩監視装置1は、ドライウエル11に両端が連絡されるサンプリング配管2に粒子フィルタ4を設け、粒子フィルタ4をバイパスしてサンプリング配管2に接続されるサンプリング配管3にチャコールフィルタ6を設ける。γ線検出器5が粒子フィルタ4の近傍に、核種分析検出器7がチャコールフィルタ6の近傍に設置される。ドライウエル11内で漏洩が生じた場合、ドライウエル11内からサンプリングされたガスに含まれる粒子状の放射性物質は粒子フィルタ4に捕捉され、気体状の放射性核種はチャコールフィルタ6に吸着される。γ線検出器5は捕捉された放射性物質からのγ線を検出する。核種分析検出器7は、吸着された気体状の放射性核種のγ線を検出し、このγ線の検出信号を用いて核種分析を行う。 (もっと読む)


【課題】排ガス再結合器等の性能劣化を高感度に検出することができる簡便な構成の放射線監視装置を提供する。
【解決手段】原子力発電所における排ガス中の放射能濃度を測定する放射線監視装置であって、排ガスを低放射能領域に導くサンプリング配管22,23及び計測ライン51,52に設けられ、ガンマ線のエネルギを低減させた状態で通過させるフローセル31A,31Bと、計測ライン52に排ガスを導入して閉じ込める三方弁53A,53B、フローセル31A,31Bに面して配置されたGe検出器32、開口部33aを有しGe検出器32を囲う可動式遮蔽体33、波高分析装置35、信号処理装置36、制御部37、操作表示部38を備え、気体廃棄物処理系から排ガスをサンプリングし、サンプルガスからの511keVのガンマ線に係る陽電子放出核種の濃度を測定することにより排ガス再結合器等の性能劣化を高感度に検出する。 (もっと読む)


【課題】詳細で精密な分析を短時間で行うことができ、しかも、個体差の少ない波長分散型X線分光器を提供する。
【解決手段】試料Sから放出されたX線が分光され、X線検出器10に導入されることにより該X線検出器10から出力される信号はプリアンプ14を経てA/D変換器30に入力され、所定のサンプリング周期でサンプリングされディジタル化された後、ディジタル処理回路32に入力される。ディジタル処理回路32は、入力されたディジタル信号をその波高値に応じて弁別した後、それぞれ独立的に計数し、波高分布データを作成する。 (もっと読む)


パルス成形器124は、前記検出された光子を示す電荷パルスの積分された電荷を記憶する帰還キャパシタ208を有する積分器202を備える。積分器の出力パルスは、検出された光子を示すピーク振幅を有する。エンドパルス識別器214は、電荷パルスのエンドを識別する。コントローラ216は、パルスのエンドが識別されると、積分器202のリセットを駆動する制御信号を生成する。エネルギー弁別器128は、直列接続された比較器のチェーン132を有する。比較器702、704の各々の出力は、当該比較器702、704の直前の比較器の出力によって影響を及ぼされる。決定コンポーネント706は、比較器702、704の出力を決定し、コントローラコンポーネント708は、電荷収集時間の経過の後、比較器702、704の出力を記憶するように、決定コンポーネント706をトリガする。
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【課題】放射線計測時におけるパイルアップの判定精度を向上させることにより、放射線の誤計測を無くし、且つそのエネルギーを正確に測定する放射線計測用パルスプロセッサを提供する。
【解決手段】イベント信号に基づいたタイミング信号を出力する時定数の異なる複数のイベント検出回路15a、15b、15cの後段にその出力を遮断するディスエーブル手段16と、各イベント検出回路15a、15b、15cがイベント信号を入力した時からそのイベント信号に基づくタイミング信号がパイルアップ検出回路19に入力されるまでの期間を一定にするように、タイミング信号を遅延させる遅延手段17を設け、このタイミング信号を用いてパイルアップ判定とベースライン補正を行う。また、イベント信号に基づいたパルス信号を遅延させる遅延回路20を設ける。 (もっと読む)


【課題】検出器設置空間が狭隘であっても、極低線量で複数核種が存在する条件で、機器内に存在している固体ウランの識別及び線量測定を外部から簡便に行えるようにする。
【解決手段】被測定機器の近傍に設置されるγ線検出器10と、その検出信号を伝送する光ケーブル12と、検出信号を分析・演算処理する信号処理装置14とを具備している。γ線検出器は、電極で挟まれた化合物半導体からなる薄板状の検出器母材を複数枚積層して1系統分の検出素子26とし、それを複数並置して複数系統の検出要素28とし、各系統毎にプリアンプ30を設置して検出信号を得る構造である。信号処理装置は、各系統毎に検出信号を増幅するメインアンプ32と、増幅したパルス信号を波高分析処理してウラン235に起因するγ線を計測する波高分析部34と、計測結果を加算して信号強度をウラン量に換算する加算処理部36と、その結果を表示する表示部38とからなる。 (もっと読む)


【課題】アンプ回路の初段の静電容量の増大を抑制しつつ、高密度実装化を達成するとともに、外部ノイズがアンプ回路に侵入するのを低減する。
【解決手段】多層プリント基板の第1層11には、放射線検出素子105、直流カット用コンデンサC1およびアンプ回路107を配置し、配線パターンP1には、第1層11の配線パターンH1、H2下に第2層12の配線パターンP1が配置されないようにするための開口部17a、17bを形成するとともに、多層プリント基板の第3層13には全面電極P2を形成する。 (もっと読む)


本発明は、CTスキャナにおけるエネルギー分解単一X線光子検出に特に適した放射線検出器100に関する。好ましい一実施形態において、検出器100はシンチレータ素子Sのアレイを有し、ここで入射X線光子Xは光学光子hνのバーストに変換される。シンチレータ素子Sに関連するピクセルPは、所定の収集間隔内にこれらが受け取る光学光子の数を決定する。そしてこれらの数は、単一X線光子Xを検出するため、及びそのエネルギーを決定するためにデジタル処理されることができる。ピクセルは特にデータ処理用の関連デジタル電子回路を備えるアバランシェフォトダイオードによって実現され得る。
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【課題】 雑音の影響をできるだけ受けず波高値の測定精度を向上させたデジタルフィルタを提供する。
【解決手段】 入力信号を遅延させる遅延手段2Aと、遅延手段2Aからの前記入力信号に係数を乗ずる乗算手段3Aと、前記入力信号と乗算手段3Aからの出力信号とを減算処理する減算手段4Aとを有する第1段の差分処理手段1Aを備え、差分処理手段1Aからの出力信号を差分処理手段1Aと同じ構成の次段以降の差分処理手段1B,1Cにおける遅延手段2B,2Cの入力信号とすることを、少なくとも2回(段)以上繰り返すデジタルフィルタにおいて、各段の差分処理手段1A,1B,1Cにおける遅延手段2A,2B,2Cの遅延時間L,M,Nは、互いに異なる値である。特に、3段の差分フィルタの場合は、2つの段の遅延時間の和が残りの1つの段の遅延時間に等しい。 (もっと読む)


【課題】従来のNaI(Tl)検出器のようにγ線のスペクトルを分析できる上に、速中性子の測定も可能であり、また、検出器の価格が、NaI(Tl)検出器に比較して安価であり、軽量大型の検出器を提供する。
【解決手段】検出部は、PS31・36と、ライトガイド33a・33bと、PM部35a・35bと、プリアンプ部37a・37bと、を有している。PS(プラスチックシンチレータ)31・36は、それぞれγ線と中性子とを光エネルギーに変換する。ライトガイド33a・33bは、検出された光を光電子増倍管35a・35bへと導く機能を有する。光電子増倍管35a・35bは、光信号を電気信号に変換する。プリアンプ部37a・37bは、光電子増倍管からの電気信号を増幅する機能を有する。ホウ素入りパラフィン32は、5mm検出器36を通過した中性子を吸収させる機能を有する。 (もっと読む)


【課題】G(E)関数法とDBM法の2つの方法のメリットを合わせもつMCA機能を有する線量率測定装置を得る。
【解決手段】放射線の入射に対し検出器から出力された電気的なアナログパルスをADC51によりデジタル値に変換し、マルチチャンネルアナライザ機能部52のマルチチャンネルスケーリング機能は、チャンネルを一定時間ごとにスキャニングしながら、各チャンネルに対応するディスクリ電圧を格納したチャンネルメモリ53を参照して、ディスクリ電圧を超えるデジタル値をチャンネルごとにカウントし、このカウント結果に基づき、演算部54bで線量率を演算するようにした。 (もっと読む)


【課題】素子を形成するウエハサイズなどの制約に影響されない構造、および、検出面を大面積化しても静電容量を増大させない構造、をそれぞれ採用して大型の検出対象に適用可能な低消費電力・簡易構造の半導体型の放射線検出センサを提供する。さらに、このような放射線検出センサを複数用いてさらなる大型の検出対象に適用可能な半導体型の放射線検出センサユニットを提供する。
【解決手段】回路基板2の検出素子設置面の配線部21とワイヤ配線部3との接続位置と、回路基板2の信号処理部設置面の配線部21と信号処理部4との接続位置と、が回路基板2の表裏でそれぞれが略一致することで信号経路を短縮した放射線検出センサ100とした。また、このような放射線検出センサ100を搭載した放射線検出センサユニットとした。 (もっと読む)


【課題】γ線環境又は人が近づけない環境において、α線及びβ線を測定することのできる放射線測定装置を提供する。
【解決手段】放射線測定装置は、α線が透過する遮光膜4と、透過したα線により発光するα線シンチレータ1と、α線シンチレータの発光を伝送する光ファイバ80と、α線シンチレータ1と光ファイバ80の一端との間に介在し発光を集光する集光手段2と、α線シンチレータ1、集光手段2及び光ファイバ80の端面を雰囲気環境から遮光する遮光箱9と、光ファイバ80の他端に接続され伝送された発光を光電変換して検出する光電子増倍手段10と、検出された検出信号を増幅する増幅手段14,15と、増幅された検出信号の波高を分析する波高分析手段16,17と、波高分析されたα線による信号をノイズと区別するデータ処理手段18と、を有する。 (もっと読む)


【課題】高解像度ポジトロン断層法システムに於けるアナログ/デジタル変換器(ADCs)の数量の最小化を実現する。
【解決手段】増幅器とコンパレータを数個内蔵しているシンチレーションデジタル化装置と、二つのアナログ/デジタル変換器(ADC)と、一つの放射イベントのデジタル数値を分析する解析器とを備える。エネルギー準位に対応する参考電圧を参考にして放射イベントから生成された数個のアナログ電圧パルスを比較し、二つのグループの係数によりすべての信号を増幅し、続いて二つのグループの増幅された信号を加算し、加算された信号をデジタル化し、そしてデジタル化された信号を分析することで多数の放射イベントに対応するデジタル数値を決定する。 (もっと読む)


【課題】エネルギーウィンドウを、光子検出手段それぞれごとに個別に設定して、極力精度の高い計数を行うとともに位置情報を収集して得られる画像の画質を向上する。
【解決手段】光子検出手段4を、シンチレータ6と光電子倍増管7とから構成し、光電子倍増管7それぞれにエネルギーウィンドウ設定手段8および同時計数回路部9を順に接続し、同時計数回路部9にデータ収集回路部10、画像処理部11およびモニタ12を順に接続する。エネルギーウィンドウ設定手段8において、各シンチレータ6から光電子倍増管7を経て出力される電気信号を蓄積することによって形成されるエネルギースペクトルの半値幅を求め、その半値幅に基づいて、例えば、下限を半値幅の1.5倍、上限を半値幅の2倍と設定するようにして、エネルギーウィンドウを設定する。 (もっと読む)


【課題】波高値(α線計測部3のパルス波高分析器3eの出力)とα線のエネルギーとの対応関係を自動的に算出できるようにすることにより、α線測定装置のエネルギー校正を自動化することで、人的労力を軽減させることを目的とする。
【解決手段】α線測定装置1内の計測容器10内の真空度と、α線が半導体検出器12に入射するまでに損失するエネルギーとの対応関係は、計算によって導出できることにより、予め、制御ユニット6に格納する。更に、排気装置4の計測容器10内の真空度を変化させることにより、真空度と計数率が最大となるときの波高値との対応関係を自動計測し、この計測結果を制御ユニット6に格納する。そして、真空度とα線が半導体検出器12に入射するまでに損失するエネルギーとの対応関係と、真空度と計数率が最大となるときの波高値との対応関係とに基づいて、波高値とα線のエネルギーとの対応関係を導出する。 (もっと読む)


【解決手段】パイルアップを検出する方法は、ノイズトリガ値に対してプリアンプ出力信号の瞬間の傾きをテストする工程と、瞬間の傾きがノイズトリガ値を超えていたと判断された後に、プリアンプ出力信号の第1後続部分を特定する工程とを含んでおり、第1後続部分では、プリアンプ出力信号の瞬間の傾きは最大値に増加する。本方法は、第1後続部分に続いて、プリアンプ出力信号の第2後続部分を特定する工程であって、第2後続部分では、プリアンプ出力信号の瞬間の傾きは、ノイズトリガレベルを超えているままであるが、最大値からノイズトリガレベルよりも減少している工程と、第2後続部分に続いて、瞬間の傾きがノイズトリガレベル以下に減少する前に、プリアンプ出力信号の第3後続部分を特定する工程であって、第3後続部分では、プリアンプ出力信号の瞬間の傾きは、ノイズトリガ値よりも増加する工程と、それに応答して、パイルアップが起こったと判断する工程とを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】窒素以外の元素からのガンマ線を低減ないしは除去することができる、中性子探知法による窒素含有化合物の検知方法および装置の提供。
【解決手段】被検知領域に中性子を照射し、低密度のシンチレータおよび光電子増倍管を備える第1の検出器により被検知領域からのガンマ線を測定し、第1の検出器に連接し、複数層からなるガス式ドリフトチェンバーを備える荷電粒子二次元位置検出器により第1の検出器を透過した荷電粒子を測定し、低密度のシンチレータおよび光電子増倍管を備える第2の検出器により電子・陽電子を測定し、第1および第2の検出器から同時に信号が検出された場合において、荷電粒子二次元位置検出器に荷電粒子の2つの飛跡が検出され、且つ、当該2つの飛跡が所定の角度を構成する場合には、対生成反応が生じたと判定し、当該2つの飛跡から窒素に起因するガンマ線の入射方向を算出する窒素含有化合物の検知方法および装置。 (もっと読む)


【解決手段】プリアンプ信号のエッジを検出する方法は、プリアンプ信号の第1部分を特定する工程であって、第1部分の各部が第1極性を有する瞬間の傾きを有する工程と、第1部分の直後に続く第2部分を特定する工程であって、第2部分の各部が逆の第2極性を有する瞬間の傾きを有する工程と、、第2部分の直後に続く第3部分を特定する工程であって、第3部分の各部が第1極性を有する瞬間の傾きを有する工程とを含む。その方法は、更に、第2部分の終点と始点の強度の間の第1差を特定する工程と、第3部分の終点の強度と第1部分の始点の強度の間の第2差を特定する工程と、(i)第1差が閾値を超え(ii)第2差が閾値のある割合を超えるとき、エッジを検出する。 (もっと読む)


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