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Fターム[2G088KK01]の内容

放射線の測定 (34,480) | 検出回路又は信号の処理 (4,721) | 波高弁別、波高選別 (204)

Fターム[2G088KK01]に分類される特許

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【課題】入力エネルギーを計測する装置において、LSIの実装面積を削減すると同時に装置を小型化できる計測回路及びそれを用いた計測装置を提供する。
【解決手段】入力エネルギーを電気信号に変換する検出素子群19と、前記電気信号を波形整形して入力波形が設定した閾値を超えたことを示すトリガ信号を生成すると共にピークの波高値を保持するアナログ信号処理回路39と、前記波高値をデジタル信号に変換するA/D変換器50と、アナログ信号処理回路39とA/D変換器50を制御して入力位置と波高値を取得してデータを送出するデジタル信号処理回路79とで構成する。前記検出素子群19は、検出範囲をマトリクス状に分割して、互いに直交して延びるX軸検出信号17とY軸検出信号18が出力されるマイクロストリップ型検出素子群とし、アナログLSI及びデジタルLSIの入出力信号ピン数及び計測回路を削減する。 (もっと読む)


【課題】エネルギー分解能に優れた核医学診断装置および核医学診断方法を提供することにある。
【解決手段】核医学診断装置は、半導体素子Sと金属製の導電部材22,23とを、導電性粒子および樹脂バインダで構成される導電性接着剤21Aにより接着してなる接着構造を有し、半導体素子Sに放射線が入射したときに発生する電荷が導電性接着剤21Aを介して導電部材22,23から検出回路30を通じて信号として取り出される構成を備え、放射線が入射したときに発生する電荷による電流よりも大きい電流を、少なくとも導電性接着剤21Aに流すための通電手段40と、通電手段40により流れた電流から検出回路30を保護する保護回路31とを設ける。 (もっと読む)


【課題】放射線源の時間的推移の解析を精度よく行なうことができるマルチチャネルアナライザを実現することにある。
【解決手段】放射線のエネルギーに対応したピーク値をもつパルス信号が入力され、このパルス信号のピーク値をピーク検出部によって検出し、放射線の解析を行なうマルチチャネルアナライザに改良を加えたものである。本装置は、ピーク検出部20のピーク値に対応するチャネルの計数を行なうヒストグラム解析部21と、ヒストグラム解析部21によるチャネルごとの計数結果を記憶する領域を、複数個有する記憶部と、トリガ信号を出力するトリガ信号出力部27と、記憶部の各領域にヒストグラム解析部の計数結果を書き込め、トリガ信号出力部27からのトリガ信号によって、書き込む領域を切り替えるメモリコントローラ25とを設けたことを特徴とするものである。 (もっと読む)


本発明の目的は、光子計数画像装置の計数精度を損なうことなく、読み出し電子回路の特性および速度を非常に向上させることである。この目的は、本発明によれば、単一の光子計数用の読み出しチップ(2)であって、a)それぞれの検出器ダイオードに各々割り当てられた個々に動作するN番目の複数のチャネルであって、カウンタ(8〜8128)を有する各チャネルが、Mビットの長さとプログラマブルビット(pb1〜pb128)の数とを有するバイナリカウンタとして構成される個々に動作するN番目の複数のチャネルと、b)カウンタ(8〜8128)およびプログラマブルビット(pb1〜pb128)の値を入力するためのシリアルまたはパラレルデータ入力シフトレジスタ(4)と、c)複数のK個のデータ出力(20)を各々有する複数のデータ出力シフトレジスタ(16)であって、K個のデータ出力(20)の各々をデータ出力シフトレジスタ(16)の選択可能なビットに選択的にマルチプレクスするための手段(18)が設けられる複数のデータ出力シフトレジスタ(16)とを有する読み出しチップ(2)によって達成される。これらの特徴により、サイクル毎にカウンタをKビットの並列群で読み出すことができるので、カウンタをはるかに速く読み出すことが可能になる。さらに、読み出し速度を極めて向上させる重要性のビットにK個のデータ出力をマルチプレクスすることによって、各チャネルの各カウンタの選択可能な可変長ビットを有利に読み出すことができる。
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【課題】ピーク間隔が狭くとも、効率よく被測定信号のピーク値を測定することができるピーク検出回路および放射線測定装置を実現することにある。
【解決手段】被測定信号のピーク値を検出するピーク検出回路に改良を加えたものである。本回路は、被測定信号の振幅がしきい値を超えたことを検出するしきい値検出回路と、被測定信号をサンプリングしてデジタルデータを出力するAD変換器と、しきい値検出回路がしきい値を超えたことを検出してから所定の時間の間にAD変換器によってサンプリングされたデジタルデータのなかから最大値を検出する最大値検出回路とを設けたことを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】監視対象の誤検知を未然にかつ確実に防止し、原子力発電所の運転効率や点検時等の作業効率を向上させ得る放射線モニタリング装置を提供する。
【解決手段】本発明に放射線モニタリング装置10は、高線量作業の線源となる核種からのγ線のみを検出する特定γ線検出手段11と、監視対象とする事象に伴なう放出核種、および高線量作業の線源となる核種からのγ線量のグロスを検出するグロスγ線検出手段12と、特定γ線検出手段11からのγ線測定値によってグロスγ線検出手段12からのグロスγ線測定値による放射線監視を除外する判定装置15とを有し、この判定装置15により監視対象の事象を検知するものである。 (もっと読む)


【課題】トランスミッションデータがエミッションデータへ混入することを抑止することにより、定量性が良好で高画質の診断画像を短時間に撮像可能な陽電子放出断層撮影装置を提供する。
【解決手段】陽電子放出断層撮影装置1は、被検体17に投与した放射性薬剤を標識する陽電子放出核種に起因する511keVの消滅ガンマ線を計測しエミッションデータを収集するとともに、被検体17を減弱補正用線源21で照射して透過ガンマ線を計測しトランスミッションデータを収集し、エミッションデータに対しトランスミッションデータを用いて減弱補正を行う。減弱補正用線源21内の放射性物質41は、消滅ガンマ線に係るコンプトン端52のエネルギー以下のエネルギーを有する照射ガンマ線を放射する、ガドリニウム153(153Gd)などの放射性同位元素を含有する。 (もっと読む)


【課題】 放射線検出器を所定温度以下に維持し、個々の放射線検出器間の温度ばらつきを抑え、時間分解能およびエネルギー分解能を向上させ、診断精度を向上させる。
【解決手段】 核医学診断装置は、被検体Hが挿入される計測空間部Kが形成された撮像装置を有し、撮像装置が、複数の放射線検出器21および信号処理装置を有して計測空間部Kの周りに配置される検出器ユニット20と、隔壁50によって仕切られた導入部30および排出部40と、を備え、導入部30に導入された冷却用媒体が信号処理装置を冷却した後に、隔壁50によって仕切られた排出部40へ排出される。 (もっと読む)


【課題】機器等に内包されているガンマ線源の放射性核種の識別、放射性核種別のガンマ線濃度及び空間分布を非破壊で計測し、画像化する。
【解決手段】ガンマ線源2を内包する容器1と、その周囲に配置されてガンマ線源から放出されるガンマ線をコリメータ6を通して検出するガンマ線検出器7と、検出したガンマ線検出信号を処理してエネルギーと計数値を計測するガンマ線検出信号処理装置9と、単位時間あるいは単位位置毎に計測したガンマ線エネルギーとガンマ線強度とのスペクトル分析により放射性核種の識別と放射性核種の強度とを解析するエネルギー弁別処理装置10と、識別された放射性核種毎にガンマ線源の濃度及び空間分布を画像化する画像化計算処理装置11と、その計算処理の結果に基づき可視化表示する画像化表示装置12とを有する可視化装置である。 (もっと読む)


【課題】臨界事象と宇宙線入射を弁別して宇宙線による誤警報を防止することのできる臨界警報装置用の放射線検出器を提供する。
【解決手段】放射線を検出して検出信号を発生する検出部(8,9)と、前記検出部に接続されて前記検出信号に含まれる宇宙線の信号を除去する演算回路(12,13,14,15,16)と、前記演算回路に接続されて臨界の信号を出力する出力部(10,11)とを備えている構成とする。 (もっと読む)


【課題】 高価な測定装置を使用することなく、連続X線発生源の軟線と硬線の割合を算出する方法及び装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 均一な物質に連続X線を照射して得られる透過厚と透過強度との関係を示す透過厚特性データを用いて、連続X線を単色X線の重ね合わせでモデル化して、軟線と硬線の割合を算出する。 (もっと読む)


【課題】
中性子を用いた簡易な軽元素分析装置を提供する。
【解決手段】
α線検出器を備えた中性子発生管と、軽元素の飛行方向とエネルギーを同定可能な軽元素検出器を用い、それぞれの検出器からの信号を同時計数することにより、加速器等の大型の装置を用いることなく、簡便な装置で試料中の水素及び重水素等の軽元素分布を非破壊で計測することができる。 (もっと読む)


【課題】半導体検出器を用いた核医学診断装置における検出タイミングを、雑音に対する時間ばらつきが少なく、プロセスばらつきに対する補正が容易な形で高精度化する。
【解決手段】半導体検出器と、前記半導体検出器に結合された電荷蓄積手段と、前記電荷蓄積手段から発生する信号を所定の閾値でタイミングを弁別する回路と、前記電荷蓄積手段から第1の時定数で帯域を制限した波形整形回路1と、前記電荷蓄積手段から第2の時定数で帯域を制限した波形整形回路2と、前記波形整形回路1のアナログピーク値1をホールドする回路1と、前記波形整形回路2のアナログピーク値2をホールドする回路2と、
前記アナログピーク値1と前記アナログピーク値2よりタイミング補正データを生成し前記タイミング弁別回路のタイミング情報に対して補正を行う信号処理を具備することを特徴とした放射線検出回路。 (もっと読む)


【課題】X線検出用の変換装置を提供する。
【解決手段】X線を光に変換する蛍光体6030と、光を電荷に変換する光電変換素子と電荷に基づく電気信号を転送するスイッチ素子とを有する画素が絶縁基板上に二次元に複数配置されたセンサ基板6011と、スイッチ素子を駆動するためのシフトレジスタSR1が実装され、センサ基板に接続された第1フレキシブル回路基板と、画素からの信号を検出するための集積回路(IC群)が実装され、センサ基板に接続された第2フレキシブル回路基板と、を有する。 (もっと読む)


【課題】バイアス電流や冷却温度などの測定環境変動により特性変化するTESで、計測中のエネルギー感度のズレを補償するために、頻繁に感度校正することが難しかった。
【解決手段】パルス信号印加手段7を備え、パルス信号印加手段からの電流パルスをバイアス電流供給手段52の出力に加算することによりTES1にパルス信号を加える。さらに、波高分析器4から出力された波高スペクトルを有限時間間隔で複数回測定し保存し、保存された波高スペクトルのパルス信号に対応するピーク位置と実際のエネルギーの値が一致するように感度係数を導出し、それを用いて感度校正してエネルギースペクトルを与える演算処理装置18を備える。 (もっと読む)


【課題】 パルス計数計で、ノイズ補正により補正結果が低く出力されることがなく、低い計数率での統計的な揺らぎが増加せず、信号帯域とほぼ同じ周波数帯域のノイズが重畳した場合でも、リアルタイム処理可能な範囲で、ノイズの影響を低減する。
【解決手段】 パルス信号を出力するセンサ1と、パルス信号を計数する時間間隔を決定する計数間隔設定手段2と、センサ出力のパルス数を計数する計数手段3と、計数間隔設定手段2の出力からその間隔でのセンサ出力の最大上昇率を評価する上昇率評価手段8と、過去の平均値に基づいて比較値を算出する比較値設定手段7と、今回の計数値と比較値とを比較する比較手段4と、比較手段4の判断結果に基づいて、上昇率評価手段8の出力と過去の平均値とを用いて、今回の計数値を補正する補正手段5と、補正手段5の過去の出力値を用いて過去の平均値を算出する平均算出手段6と、を有する。 (もっと読む)


本発明は、シンチレータおよび光検出器を有する、イオン化放射、好ましくはγ線とX線の測定のための検出器であって、該光検出器が、予め規定された光源、好ましくは発光ダイオード(LED)を使うことによって安定させられ、その状況で、光源の光パルスの長さおよび/または形状が、シンチレータによって発散された光パルスの長さおよび/または形状と異なっていることを特徴とする検出器に関わる。光源誘起パルスと放射誘起パルスは、それらのパルス幅に基づいてすべての他のパルスから分離される。検出器は、集積されたγパルスの平均のパルス幅に依存する検出器温度シフト(偏移)によって、検出器の、出力信号のパルス波高であるところの、測定された光出力を修正することによってさらに安定させられる。
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【課題】 良好な時間分解能でのγ線対のTOF計測が可能なポジトロンイメージング装置を提供する。
【解決手段】 γ線対を検出する放射線検出器10、15と、γ線の検出に対応してタイミング信号71、72を生成する信号処理回路11、16と、タイミング信号の時間差によってγ線対の飛行時間差を計測する計測回路20と、タイミング信号71、72に対応する校正信号81、82を供給する校正信号供給装置40とによって、イメージング装置1Aを構成する。そして、γ線対計測用のタイミング信号と、校正計測用の校正信号との両者を、同一の計測期間内において計測回路20へと入力するとともに、校正信号による校正データを用いて、タイミング信号による飛行時間差の計測データの校正を行う。 (もっと読む)


【課題】広範囲のエネルギーの中性子に対して感度特性の良好な線量測定を実現する。
【解決手段】熱中性子検出器20は、外界から飛来する熱中性子と、中・高速中性子が人体で減速・反射されて入射する熱中性子とを検出する。高速中性子検出器30は、ラジエータ32による高速中性子の反跳反応で生じた陽子を検出するが、同時にバックグラウンドγ線も検出してしまう。この検出信号を、波高弁別回路62は、バックグラウンドγ線を完全に除去するよりも低いしきい値で波高弁別する。波高弁別回路62の出力にはγ線の検出パルスが混じっているが、これは波形弁別処理部70で波形弁別を行うことで除去するので、高速中性子の検出パルスのみを抽出できる。高速中性子検出の波高弁別のしきい値を低くできるので、従来感度の悪かった0.01〜0.1MeV近傍の中性子も検出できるようになり、感度特性が向上した。 (もっと読む)


X線及びガンマ線の分光光子線量測定のための本発明の方法では、測定されるパルス波高分布によって処理される。ルーチンの場合には線量率測定は十分な精度で、しかし高い測定繰り返し周波数で行われる。より詳細な分析の場合にはできるだけ最良のエネルギ分解能及び線量率の放射性核種への割り当ての可能性によって処理される。これら二つの測定モードの選択は改善された測定をその都度の測定課題に適合することを可能にする。本発明の方法は2つの要求を1つのシステムにおいて組み合わせる。すなわち比較的良好なエネルギ分解能及び線量成分を個々の核種に割り当てる可能性を有する動作と高い反復レートで線量率が迅速かつ十分に精確に求めなければならないケースとを組み合わせる。両方の場合において様々な線量測定パラメータ又は臓器線量を算定する可能性が存在する。
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