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Fターム[2G088KK01]の内容

放射線の測定 (34,480) | 検出回路又は信号の処理 (4,721) | 波高弁別、波高選別 (204)

Fターム[2G088KK01]に分類される特許

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【課題】パルス信号のピーク到達時刻を正確に計測することができるピーク検出回路、マルチチャネルアナライザおよび放射線測定システムを実現することにある。
【解決手段】被測定信号のピーク値を検出するピーク検出回路に改良を加えたものである。本回路は、被測定信号をサンプリングするAD変換器と、被測定信号の振幅がしきい値を超えたことを検出するしきい値検出部と、このしきい値検出部がしきい値を超えたことを検出してから所定の時間の間にAD変換器から入力されたデジタルデータのなかからピーク値となる最大値を検出するピーク検出部と、このピーク検出部が最大値を検出したときの時刻を出力するタイマ部とを設けたことを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】測定対象の放射線を低エネルギまで高感度でかつ安定した放射線計測が可能な放射線検出器を提供する。
【解決手段】測定用シンチレータ1、光電子増倍管2、ライトガイド3、前置増幅器4、および検出器校正用の光源としてのライトパルサ5を備え、ライトパルサ5は、指標線源51と、この指標線源51から放射された指標放射線を光に変換する指標用シンチレータ52とを有するとともに、指標用シンチレータ52から光電子増倍管2に向かう放射光の光量を調整する光学フィルタ55が設けられている。 (もっと読む)


本発明は放射線検出器(200)-特にX線検出器-に関する。当該放射線検出器は、入射光子(X)を電気信号に変換する少なくとも1層の感光層(212)を有する。電極(213)の2次元アレイが前記感光層(212)の前面に設けられている一方で、前記感光層(212)の背面は対向電極(211)を有する。前記電極(213)のサイズは、該電極の計数負荷に適応するように放射線の方向(y)に変化して良い。しかも前記放射線の方向(y)に対する前記電極(213)の位置は、前記の検出された光子(X)のエネルギーに関する情報を与える。
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【課題】短い測定時間で、精度の高い測定を行なうことができるマルチチャネルアナライザを実現することにある。
【解決手段】放射線のエネルギーに対応したピーク値をもつパルス信号が入力され、パルス信号のピーク値を下限値と上限値とで選択してヒストグラムを生成するマルチチャネルアナライザに改良を加えたものである。本装置は、所定のサンプリングレートでパルス信号の電圧レベルをピーク値と同じ単位のデジタルデータに変換する変換手段と、この変換手段のデジタルデータからピーク値を検出するピーク検出部と、このピーク検出部による検出後に選択が行なわれたピーク値それぞれの度数を求めるヒストグラム解析部とを有することを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】ZnS蛍光体を用いた中性子イメージ検出器において、計数率特性を維持したままガンマ線感度の低減を図る。
【解決手段】中性子用シンチレータとしてZnS:Ag/LiF中性子検出シートを用い、この検出シートの背後に64本の波長シフトファイバ束をおき、その下面に直交して64本の波長シフトファイバを配置し、縦軸と横軸の波長シフトファイバ束とする。波長シフトファイバ束はそれぞれ64チャンネル光電子増倍管に接続される。マルチアノード光電子増倍管から出力された信号は高速アンプと波高弁別器で10倍に増幅し、波高弁別する。その後、AND回路、ゲート時間発生回路、ゲート回路及びOR回路から構成される回路を用いて、ガンマ線と認識した場合には中性子信号を無効とする。その場合にも、XとYの出力信号のうち少なくとも1つの信号が所定のゲート時間内に計数される場合には中性子信号として計数する。 (もっと読む)


【課題】
撮像中に異常な放射線検出器を判定し、放射線検出器からのノイズ信号による生成画像への悪影響をなくすことができる核医学診断装置を提供できる。
【解決手段】
PET装置は、周方向に複数の検出器ユニットを備え、検出器ユニット内に複数のユニット基板を有し、前記ユニット基板が、γ線を入射する複数の検出器、および検出器のそれぞれが出力するγ線検出信号を処理するアナログASIC24とデジタルASIC26を含んでいる。アナログASIC24は時定数の異なる2つのスロー系を有し、それぞれ波高値VE1,VE2を出力する。デジタルASIC26のノイズ判定部36eは、波高値VE1,VE2の相関関係から本来のγ線検出信号かノイズかを判定し、ノイズカウント部36fでノイズ判定の計数を行い、検出器出力信号処理制御部36gで前記計数にもとづき当該の検出器からの出力信号に対する信号処理を制御する。 (もっと読む)


本発明は、特にコンピュータ断層撮影における光子(32、34)であるX線光子を検出する装置(10)、撮像装置、及び方法に関する。光子(32、34)は、電気パルスに変換され、弁別器(20)を用いて閾値と比較される。これらの機能を実行する電気回路網(12)は、処理信号が進行する電気経路(22)を変更することが可能なスイッチング素子(28)を有する。スイッチング素子(28)を作動させるためのトリガー信号(V)は、電気経路(22)の電気的な状態から得られる。光子(32、34)に関するパルスが検出されると、第1の光子(32)に由来する電荷パルスの処理が後続の第2の光子(34)によって影響されることを回避するよう、スイッチング素子(28)が作動される。
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【課題】現状のピクセル型半導体素子をより良く有効に用いることこと。
【解決手段】半導体検出器1の各ピクセル型半導体素子1aから出力される各エネルギ信号eをピクセル・エネルギスペクトラム解析装置3の解析により各画素値を求め、各画素値を分類装置4により各ピクセル型半導体素子1aの性能の程度に応じた例えば第1乃至第3の分類C、C、Cにピクセル分類し、このうちピクセル型半導体素子1aの性能が低いと分類された例えば第2の分類Cの注意ピクセルと第3の分類Cの欠損ピクセルとの各画素の値を補間処理装置6によりそれぞれ補間処理する。 (もっと読む)


【課題】圧入された二酸化炭素の地中での挙動の監視。
【解決手段】地下の石炭層(本層1、下層2)に通じる複数の孔井を設け、これら複数の孔井のうち、下層2に通じる圧入井3から二酸化炭素ガスを圧入して下層2内の石炭などに固定させ、その後、二酸化炭素と置換されて放出されるメタンガスを主成分とする炭化水素系ガスを生産井4から回収する二酸化炭素の固定および炭化水素系ガスの生産システムにおいて適用される二酸化炭素の地中浸透モニタリング方法とする。間隔を開けて5つの地点(A、B、C、D、E)に穿設した観測孔内の底部に放射線強度計(γ線スペクトロメータ)の検出器を設置し、圧入井3には二酸化炭素ガスを圧入すると同時に、放射線強度計によってγ線強度の経時的変化を調べることにより、圧入された二酸化炭素の地中での挙動、すなわち二酸化炭素の地中浸透状況およびこれに伴う地中ガスの生産状況を監視できる。 (もっと読む)


【課題】漏洩箇所を短時間により精度良く検出できる原子力施設の漏洩監視システムを提供する。
【解決手段】原子炉格納容器1内で蒸気系及び原子炉冷却水系の近くに配置された複数のサンプリング口13は、セレクターバルブを介して管路23に接続される。Ge検出器を有する放射能測定部30Aが管路23に設けられる。Ge検出器は、各サンプリング口からサンプリングされたガス中の放射性核種(N−13,N−16,Mn−54,Co−60)のγ線を検出する。波高分析器34Aはγ線検出信号を用いて核種分析を行う。データ処理装置36は、核種分析情報を入力し、N−13,Mn−54等の放射能量に基づいて漏洩が蒸気系か原子炉冷却水系かを判定する。蒸気系の漏洩の場合、データ処理装置36はN−13/N−16比を用いて蒸気系における漏洩箇所を特定する。その漏洩箇所の情報は表示装置37Bに表示される。 (もっと読む)


【課題】放射性物質を使用することなく、光パルス発光手段を用いることにより、長期間にわたって放射線検出器の動作の健全性を確認することができ、さらに、その際、この動作健全性確認手段が放射線の測定そのものに影響を与えない放射線検出器を提供する。
【解決手段】光にも有感な放射線を検出する放射線検出部と信号増幅部と波高弁別部とカウンタ部とからなる放射線検出手段と、この放射線検出手段の動作健全性の確認のための光パルス発光部と前記光パルス発光部の動作を制御する発光制御部と前記光パルス発光部から前記放射線検出部近傍まで光を導く光路からなり、前記発光制御部に前記光パルス発光部の発光時間特性を調整する機構を設ける。 (もっと読む)


【課題】低濃度の放射性廃棄物を測定した場合であっても、放射能強度の定量精度を向上することができる放射性廃棄物の放射能測定方法を提供すること。
【解決手段】被検体1と放射線検出器2を相対的に移動して走査しながら、放射線検出器2と前記被検体1との間に設置されたコリメータ3から入射される被検体1からの放射線を被検体全域で積算測定し、被検体の垂直方向及び半径方向の放射能強度を定量する放射能測定方法であって、被検体1及び該被検体1の上端および下端の外領域S8、S0を含めて垂直方向にほぼ等分割して、各分割領域の放射線をR1の範囲で測定する。 (もっと読む)


【課題】RIを投与された被検体20内から放出されたガンマ線7をガンマカメラ5により測定し、RIの分布状態を画像化する場合、メインウィンドウの総カウント値が減じることなく、且つRIの量および測定時間を増加させずに、散乱成分を有効に除去する補正を行なうことができる核医学データ処理装置等を提供する。
【解決手段】ガンマカメラ5に、RIに固有の光電ピークを中心とする所定の幅のメインウィンドウ内及び外のエネルギーを有するガンマ線7のカウント値を、各々ガンマ線7が入射した平面上の位置(X、Y)毎に収集させ、各々カウント値記録DB39の上記位置に対応する要素内にメインウィンドウ内又は外カウント値(CMj、CSj)として記録する。CSj及びCMjの総和(SS、SM)を各々求め、SSをSMで除した補正係数(SS/SM)を求める。CMj+CMj×(SS/SM)を上記要素内に補正後カウント値として記録する。 (もっと読む)


検出システムは、中性子およびγフォトンの両方を含む高エネルギー粒子のパルス束を発生させ、かつ該パルス束(140)を分析すべき物品(600)の方向に指向させるための粒子供給装置(500)、該粒子は該物品中の物質の核と反応させるためのもの;少なくとも3つの検出器アセンブリを含む検出ユニット(400)、これらの検出器アセンブリは、それぞれのエネルギー範囲において、該高エネルギー粒子パルス束に応答して該物品から来て、それに衝突する中性子およびγフォトンに応答性であって、対応する経時信号を送給することができる;および時間関連信号特性を含む、前記物品への前記パルス束の印加後の前記信号からのサインを、このサインを格納ずみ参照サインと比較するために発生させることができる、前記検出器の出力側に接続されたデータ処理ユニット(800)を備える。本発明は対応する検出方法も提供する。特に空港での手荷物保安検査、地雷検出などに適用。
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【課題】外部からの輻射熱や磁場による出力信号波高値の変動を、サンプル測定しながら補正できる超伝導放射線分析装置を提供する。
【解決手段】放射線のエネルギーを温度変化として検出するマイクロカロリーメータ1と、マイクロカロリーメータより抵抗値が小さいシャント抵抗2と、マイクロカロリーメータに定電圧を印加するバイアス電源5と、マイクロカロリーメータに一定の熱量を付加させるための熱付加装置8と、マイクロカロリーメータに流れる電流を検出する信号検出機構11と、熱付加装置からの熱量付加に同期して、信号検出機構からの出力信号のうち付加した熱量に対応する波高値を測定する波高値モニター9と、波高値モニターからの出力に基づいて熱付加装置からの熱量に対応するように波高値を補正するエネルギー補正装置10とを備える。 (もっと読む)


【課題】複数のフラットパネル型マルチアノード光電子増倍管をXY平面内に複数連結して配置した場合に、中性子入射位置および入射時刻を高精度で演算し記憶する。
【解決手段】中性子入射位置検出装置は中性子入射位置検出器、および接続チャネル信号受信記憶手段と隣接チャネル信号送信手段と隣接チャネル信号受信記憶手段と中性子入射位置演算記憶手段とを有する複数の中性子入射位置演算記憶回路基板Fとを備える。中性子入射位置検出器は中性子シンチレータSと複数のフラットパネル型マルチアノード光電子増倍管Pとを有する。複数の各フラットパネル型マルチアノード光電子増倍管Pと対応する複数の各中性子入射位置演算記憶回路基板Fとは、それぞれが接続される複数の接続チャネル信号伝送路4で接続し、隣接チャネル信号送信路と隣接チャネル信号受信路とを有する隣接チャネル信号伝送路6で中性子入射位置演算記憶回路基板Fどうしを接続する。 (もっと読む)


コンピュータ断層撮像システムは、画像化領域116の周りを回転するとともに、該画像化領域を通って放射線を放射するx線源108を有する。少なくとも1つの有限エネルギー解像度検出器112は、放射された放射線を検出する。少なくとも1つの有限解像度検出器112は、複数の副検出器204を有する。複数の副検出器204の各々は、1又はそれより多くの異なるエネルギー閾値と関連付けられる。エネルギー閾値の各々は、対応するエネルギーレベルに基づいて、複数の入射光子をカウントするために使用される。再構成システム136は、画像化領域116にいる被検体の1又はそれより多くの画像を生成するために、光子カウントを再構成する。
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【課題】パイルアップの影響を抑えて最適な検出下限となるように、入射線の強度を決定して測定を行うことが可能なエネルギー分散型放射線検出システム及び対象元素の含有量測定方法を提供する。
【解決手段】エネルギー分散型放射線検出システム1は、試料Mに所定の強度で入射線Pを照射する入射系2と、入射線Pが照射されることで試料Mから放出される放射線Qを検出する検出系3とを備え、検出された放射線Qのスペクトルに基づいて試料Mの対象元素の含有量を特定するもので、検出された放射線Qのスペクトルに基づいて、対象元素の検出下限が最小となる入射線Pの最適強度を決定して、入射線Pを最適強度で照射させることが可能な制御部10を備える。 (もっと読む)


【課題】エネルギー分散型X線分析装置において検出器で検出されたX線をエネルギー弁別して計数する場合の計数の精度を向上させる。
【解決手段】入力データが閾値THを越えるとRS−FF32はセットされ、入力データの正ピークP2の最大値データを検出・保持した後、その最大値データと入力データとの差分が設定値TPを越えたならばRS−FF32はリセットされる。このリセットのタイミングで正ピーク検出部21に保持されている最大値データをラッチ回路36にラッチする。設定値TPは決定処理部38により、その時点で保持されている最大値データに応じて決められ、最大値データが大きい場合には設定値TPも大きくなる。これにより高エネルギー側でのノイズの重畳による信号波形の窪みを無視することでピークの誤検出を防止でき、低エネルギー側での低いピークの見逃しも防止することができる。 (もっと読む)


【課題】放射線測定器、特に個人線量計において外来電波や振動衝撃が起因で起こる誤動作を防ぐ。
【解決手段】電磁的ノイズを検出するノイズセンサ102と衝撃を検出する衝撃センサ103とを備え、信号処理部104はノイズ検出信号109及び衝撃検出信号110のどちらかが有効のとき放射線センサー101が出力する信号108を無効扱いとすることで、ノイズによる誤動作を防ぐ。 (もっと読む)


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