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Fターム[2H049BC03]の内容

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【課題】その後の収縮を伴う加熱処理により位相差フィルムとされるオレフィン系樹脂フィルムに粘着層を介して収縮性フィルムを貼り合わせた状態で、特定の処理を施すことにより、後の加熱処理において粘着層とオレフィン系樹脂フィルムとの間に気泡が発生するのを防止し、nx>nz>nyの関係を有する位相差フィルムが均一に安定して製造できるようにする。
【解決手段】オレフィン系樹脂フィルム1の片面又は両面に粘着層3を介して収縮性フィルム2を貼り合わせ、これをロール14に巻き取り、巻き取られたロール状フィルムを、30〜70℃の温度で20〜200時間保持して養生することにより、位相差フィルム前駆体を製造する方法が提供される。得られる前駆体に、収縮を伴う加熱処理を施し、さらに収縮性フィルムを粘着層とともに剥がすことにより、位相差フィルムが得られる。 (もっと読む)


【課題】単層で高い透明性と優れた波長分散特性を有し、広帯域の光に対して特定の位相差を与えることができ、他の材料との密着性が非常に高く、しかも負の複屈折性の中でも特異的なネガティブAとしての光学特性を達成できるとともに複屈折の波長分散特性を逆分散とすることも可能な位相差フィルムを提供すること。
【解決手段】異なる2種類の構造単位を含有し、且つ、一方の構造単位のうちのフェニル基の立体配置がexo配位である構造単位の含有比率が、90モル%以上であるノルボルネン系開環共重合体からなるフィルムを延伸してなる位相差フィルム。 (もっと読む)


【課題】 大型の原反フィルムおよび延伸機を必要とすることなく、大型で高配向の偏光子を製造可能な偏光子の製造方法を提供する。
【解決手段】 前記親水性ポリマーフィルム1を幅方向に延伸する幅方向延伸工程と、前記親水性ポリマーフィルムを染色処理する染色工程とを有する偏光子の製造方法であって、前記幅方向延伸工程において、前記親水性ポリマーフィルム1の幅方向両端に前記長手方向に沿って厚膜部11が形成され、前記親水性ポリマーフィルム1において、前記厚膜部11とそれ以外の領域との境界に前記長手方向に沿って段差部12が形成され、さらに、前記幅方向延伸工程の後の次工程において、ロールR1を用いた前記親水性ポリマーフィルムの搬送が、前記ロールR1の軸方向の各肩部に、前記親水性ポリマーフィルム1の幅方向両端部に形成された各前記段差部12を掛けた状態で実施することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】製膜時に発生した段状ムラを横延伸工程において効果的に改善することができる。
【解決手段】本発明は、二軸延伸熱可塑性樹脂フィルムの製造における縦延伸工程において、縦延伸温度がTg℃以上Tg+30℃以下であるとともに、縦延伸倍率が2.8倍以上3.5倍以下であり、かつ、縦延伸工程を経た熱可塑性樹脂フィルムの結晶化度が5%以上20%以下であるとともに、厚みムラが15%以下となる条件で行う。 (もっと読む)


【課題】フィルム端部の耐折性に優れ、膜厚精度が高い、非晶性樹脂フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の製造方法は、少なくとも横方向への延伸を行う延伸工程と冷却工程とをこの順に有する非晶性樹脂フィルムの製造方法であって、該冷却工程の入口温度をTstart(℃)、出口温度をTend(℃)、該冷却工程の全長さをLall(m)としたときに、80>(Tstart−Tend)>0であり、該冷却工程中の任意の地点の温度T(℃)と冷却工程入口からの距離L(m)とが実質的に式(1)を満たすように直線勾配関係で該冷却工程を行う。
T=−{(Tstart−Tend)/Lall}×L+Tstart (1) (もっと読む)


【課題】高速動画の表示に対しても、視野角が広く、コントラスト、輝度むらの改善された液晶表示装置を提供する。
【解決手段】液晶セル70とそれを挟む2枚の偏光子64がクロスニコルに配置された液晶表示装置において、前記2枚の偏光子64の間に、アスペクト比2〜100の複屈折粒子を含有しかつRoが50〜500nmである光学フィルム62を、バックライト側の偏光子64の透過軸74と該光学フィルム62の遅相軸63が垂直となるように配したことを特徴とする液晶表示装置。 (もっと読む)


【課題】製作が容易であり、厚さのみならずRe値及び配向角においても均質な二軸延伸光学フィルムを低コストで製造することができる、延伸光学フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】未延伸フィルムを、複数の把持子を備える延伸機に連続的に供給し、前記未延伸フィルムの両端部を前記把持子で把持し、前記把持子を移動させることにより前記未延伸フィルムを縦及び横方向に同時二軸延伸する工程を含む、延伸光学フィルムの製造方法であって、前記同時二軸延伸の工程が、前記把持子が未延伸フィルムを把持する際のピッチが10〜60mmの間隔であり、且つ相対する両把持子の一方が延伸終了部に到達したとき、各対の前記両把持子の中心を結ぶ線と、前記フィルム面内におけるフィルム搬送方向に垂直な方向とがなす角度が、0.5°以内にあるよう制御されることを特徴とする延伸光学フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】溶剤可溶で成形加工性に優れ、且つ、高耐熱性、高透明性であり、且つ靱性に優れたポリイミド樹脂、当該ポリイミド樹脂を成形して得られるポリイミドフィルム、及び当該ポリイミドフィルムを具備してなる電気・電子部品を提供する。
【解決手段】シス構造のシクロヘキサンテトラカルボン酸二無水物と、ビス(アミノフェノキシフェニル)スルホンとから得られる溶剤可溶性ポリイミド樹脂。 (もっと読む)


【課題】ポリビニルアルコール系樹脂からなる偏光子の片面又は両面に接着剤を介して透明保護フィルムが貼合されている偏光板において、偏光子と保護フィルムとの接着力を高める。
【解決手段】ポリビニルアルコール系樹脂からなる偏光子20の片面又は両面に接着剤を介して透明保護フィルム30,35が貼合されてなり、保護フィルム30,35の少なくとも1枚は、偏光子20との接着面に無機酸化物の層50,55を有する偏光板が提供される。一方の保護フィルム30が非晶性ポリオレフィン系樹脂やポリプロピレン系樹脂などのオレフィン系樹脂である場合に、この構成は特に有利である。この場合の保護フィルムを構成するオレフィン系樹脂は、面内位相差を有する位相差フィルムであってもよい。この偏光板を液晶セルの少なくとも一方の側に配置して、液晶表示装置とされる。 (もっと読む)


【課題】液晶表示装置等に用いた場合に、光弾性係数の絶対値が小さく、成形安定性に優れる光学材料用成形体を提供する。
【解決手段】アクリル系化合物25重量%以上85重量%以下、芳香族ビニル系化合物10重量%以上50重量%以下、六員環酸無水物5重量%以上25重量%以下からなるアクリル系樹脂 100重量部(a)と紫外線吸収剤 0.1重量部以上10重量部以下(b)及び熱安定剤 0.1重量部以上10重量部以下 (c)とを含む樹脂組成物を特定の割合で重量%配合することを特徴とする光学材料用成形体。 (もっと読む)


【課題】環境温湿度変化に対して光学特性変化が少なく、かつムラのないフィルム平面性、面状、透明性、光学的均一性を有し、なおかつ機械的強度に優れた環状ポリオレフィン系樹脂フィルム、光学フィルム、偏光板および液晶表示装置を提供する。
【解決手段】少なくとも環状ポリオレフィン系樹脂を含む樹脂組成物が10〜50質量%溶解している環状ポリオレフィン系樹脂溶液を無端支持体上に流延し、剥離して製膜されるフィルムであって、前記環状ポリオレフィン系樹脂溶液は、無端支持体上に流延されてから剥離されるまでの間にゲル化点に到達することを特徴とする環状ポリオレフィン系樹脂フィルム。
ここに、ゲル化点とは、前記環状ポリオレフィン系樹脂溶液の貯蔵弾性率をE’、損失弾性率をE’’としたとき、E’とE’’との値の大小関係が逆転する温度をいう。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で処理液中に生成する異物の除去効率を向上させ、歩留まりの向上が図れる偏光フィルムの製造方法、及びその製造方法により得られる偏光フィルムを提供する。
【解決手段】本発明に係る偏光フィルムの製造方法は、架橋剤及びヨウ化物を含有する処理液中にポリビニルアルコールフィルムを浸漬して、所定の処理をする工程を含む偏光フィルムの製造方法であって、前記処理は、前記処理液を活性炭に接触させることにより処理液中のポリビニルアルコールを吸着除去しながら行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 大型の原反フィルムおよび延伸機を必要とすることなく、大型で高配向の偏光子を製造可能な偏光子の製造方法を提供する。
【解決手段】 親水性ポリマーフィルム1の幅方向の両端を把持手段により把持し、前記把持手段を前記フィルム1の長手方向に進行させると共に、フィルム1の両端を把持する把持手段の少なくとも一方をフィルム1の幅方向の外側にも移動させることでフィルム1を幅方向に延伸する幅方向延伸工程と、フィルム1を二色性物質により染色処理する染色工程とを有し、前記幅方向延伸工程を、前記染色工程および前記染色工程とは別の工程の少なくとも一つの工程において実施する偏光子の製造方法であって、前記幅方向延伸工程および前記染色工程が、フィルム1の少なくとも一方の面に、気相中で処理液61aを接触させることで実施され、処理液61aの接触後、フィルム1表面に付着している処理液61bを液切手段62により分離除去する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は画素サイズの小型化等による高精細な画像の鮮明性を低下させることなく、外光の写り込みや、コントラストの低下を有効に防止でき、屈曲耐性、密着性が良好な防眩性光学フィルム、防眩性光学フィルムの製造方法、該防眩性光学フィルムを用いた偏光板及び表示装置を提供することにある。
【解決手段】透明基材上に該基材と異なる部材により複数の独立の凸構造部を有し、更に該凸構造部を被覆して表面形状が凹凸構造を有する様に透明樹脂層が形成されており、該凸構造部を構成する部材と透明樹脂層を構成する部材とが硬度差を有することを特徴とする防眩性光学フィルム。 (もっと読む)


【課題】生産性が高く、液晶表示装置に組み入れたときに高コントラストを実現できる熱可塑性フィルムを提供すること。
【解決手段】幅方向に遅相軸があり、0.5×Re≦Rth<Reであり、80℃100時間処理前後のNZ値の変化が10%以下である熱可塑性フィルム(Reは面内のレターデーション、Rthは厚み方向のレターデーション、Nzは0.5+(Rth/Re)である)。 (もっと読む)


【課題】面内および膜厚方向レターデーションの発現性に優れ、偏光板加工適性に優れた光学フィルムを提供する。
【解決手段】ラクトン環含有重合体を含む熱可塑性樹脂組成物からなり、線熱膨張係数が80ppm以下である光学フィルム。 (もっと読む)


【課題】フィルム品質を悪化させることなく、フィルム破断発生率の極めて低い運転が可能となる光学用フィルムの製造方法、及び、それらを実現するための製造装置を提供する。
【解決手段】非晶性の熱可塑性樹脂フィルムを縦延伸した後に横延伸する逐次二軸延伸による光学用フィルムの製造方法であって、横延伸工程において熱可塑性樹脂フィルムを幅方向に変形する際に、熱風を熱源としたテンターを用いる製造方法において、送り側のフィルム固定具と返り側のフィルム固定具との間に仕切板1を設置し、且つ、仕切板1を調整することでフィルム固定具に当たる熱量を調整し、光学フィルムを製造する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、液晶表示装置に使用した場合に、そのコントラスト比を高くすることができる光学積層フィルムを提供することを課題とする。
【解決手段】 光学積層フィルム11は、偏光子2と、該偏光子の一方の面に積層された位相差フィルム3と、を備え、偏光2子は、二色性物質を含有する親水性ポリマーの延伸フィルムを有しており、この偏光子2の波長1000nmにおける面内の複屈折率(Δnxy[1000])が、0.01〜0.03であり、位相差フィルム3は、屈折率楕円体がnx>ny≧nzの関係を満足するフィルムであり、位相差フィルム3の遅相軸方向が、前記偏光子2の吸収軸方向と実質的に直交するように配置されている。 (もっと読む)


【課題】光学異方性を自在に制御できる新規な組成物、及び光学補償シート等として有用なフィルムを提供する。
【解決手段】無機粒子と、該無機粒子の少なくとも一部を被覆するとともに、第1の有機化合物を含有する第1の層と、該第1の層の少なくとも一部及び/又は前記無機粒子の少なくとも一部を被覆するとともに、第2の有機化合物を含有する第2の層とを有する複合粒子、ならびに少なくとも一種の高分子を含有する組成物であって、第1及び第2の有機化合物がそれぞれ、液晶化合物のコア部を形成し得る基を有することを特徴とする組成物;及び該組成物から形成されたフィルムである。 (もっと読む)


【課題】面内レターデーションReが100nm以上で且つ厚み方向のレターデーションRthとReとの関係が、Rth<Re/2を満足する延伸セルロースアシレートフィルムを製造する。
【解決手段】未延伸のセルロースアシレートフィルムAを一対のローラ14、16の周速差で引っ張ることにより長手方向に縦延伸して、面内レターデーションReが100nm以上で且つ厚み方向のレターデーションRthとReとの関係が、Rth<Re/2を満足する延伸セルロースアシレートフィルムの製造方法において、一対のローラ14、16間に設けた加熱炉18内において、セルロースアシレートフィルムAを、該フィルムの結晶化温度Tc−10℃〜Tc+70℃の範囲の延伸温度で且つフィルム幅方向の温度差が10℃以内になるように加熱しながら、縦延伸倍率が1〜2倍になるように自由端一軸延伸する。 (もっと読む)


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