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Fターム[3C001KA05]の内容

工作機械の自動制御 (2,390) | 目的 (508) | 熱変位、熱膨張の防止、対策 (125)

Fターム[3C001KA05]に分類される特許

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【課題】熱によるボールねじの長さの変化から生じる位置決め精度の低下を排除し、加工精度等を向上させること。
【解決手段】ベース26に摺動可能に支持されボールねじ12により駆動される可動体3をベース26上に配置し、ボールねじ12の一端を回転可能かつ軸方向移動不能に支持すると共に、他端を回転可能かつ軸方向移動可能に支持する支持装置をベース26上に配置し、ボールねじ12の長さの変化を測定する検出器24を取付け、これにより測定した値に基づいてリードとボールねじピッチ誤差補正値を演算し、この補正対象情報をNC装置に登録することにより、正確な位置決めを可能にした。 (もっと読む)


【課題】 温度センサの時定数や熱源からの距離によって生じる測定温度のムダ時間を補正し、熱変位の推定精度を向上する。
【解決手段】 熱変位補正プログラムが開始されると、温度センサによる温度測定が実行される(Step1)。主軸の回転数が変化する(Step2)と、カウンタがスタート(Step3)する。予め設定したカウント回数内(Step4でYesの場合)では、ムダ時間対応の相当発熱量演算(Step6)を、前々回の温度変化データを適用する演算式で行い、それ以外(Step4でNoの場合)は前回の温度変化データを適用する演算式で通常の相当発熱量演算(Step5)を行う。そして、熱変位相当温度変化を演算(Step7)し、この結果に熱変位変換係数を乗算して推定熱変位量に換算した後(Step8)、NC装置が補正出力処理(Step9)を行う。 (もっと読む)


【課題】 簡便かつ精確に主軸の変位を補正可能な変位補正方法を提供すること。
【解決手段】 主軸の先端に設けられた工具ホルダを介して所定の工具を脱着可能な数値制御工作機械において、(1)実際の工作機械運転に先立ち、主軸を最高回転数Nで回転および停止させたときの運転経過時間tと工具先端の変位量G1およびG2を一回のみ実測し、(2)この実測値に基づいて、変位量G1およびG2を、主軸の発熱・放熱に伴う変位量F1およびF2と、工具ホルダの引き込みに伴う変位量E1およびE2との和により求め、(3)実際の工作機械運転の回転開始時には、回転数nについて、適当な補正係数hを変位量G1に乗じた変位量h・G1を計算し、この変位量を打ち消す量を回転時補正量として工具先端の位置指令値を補正し、(4)工作機械運転の回転停止時には、主軸の回転数nについて、補正係数hを変位量G2に乗じた変位量h・G2を計算し、この変位量を打ち消す量を回転停止時補正量として工具先端の位置指令値を補正する。 (もっと読む)


【課題】 簡単な構成で、異なる環境温度で加工された複数の構成部品を容易に且つ確実に組付けることができる金型の製造方法を提供する。
【解決手段】 ポンチ1とリング2のスライドプレート10、20の摺動面10a、20aを摺動するように所定寸法に加工し組み付けてなる金型の製造方法であって、ポンチ1とリング2のスライドプレート10、20の摺動面10a、20aについての切削加工するときのそれぞれの想定環境温度と組み付けるときの想定環境温度との差T1,T2を求め、ポンチ1とリング2の素材の環境温度変化による膨張/収縮量の特性とから摺動面10a、20aのそれぞれの想定寸法変形量を求め、この想定寸法変化量に基づいて摺動面10a、20aの寸法設定を補正し、補正された寸法設定で摺動面10a、20aを切削加工し、ポンチ1とリング2を組み付ける。 (もっと読む)


【課題】基板に複数本のドリルで複数の穴を同時に加工する場合に、基板に明けられる穴の位置のずれを小さくする。
【解決手段】X方向に移動可能なテーブル3上に戴置されたワークに穴を明ける前に、テーブル3の上方に配置されX方向と直交するY方向に移動可能なクロススライド6に戴置された複数のスピンドル12のそれぞれ先端に支持された複数の工具の軸線のスピンドル12の設計上の軸線に対するX方向、及び、Y方向の各方向毎のずれを検出し、検出された各方向毎のずれの平均値を算出し、複数のスピンドル12の軸線の座標を加工しようとする穴の中心座標に対して各方向毎にそれぞれ平均値だけ補正して、ワークに穴を明けることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 極座標制御方式マシニングセンタにおける基準点の補正方法を提供する。
【解決手段】 極座標制御方式マシニングセンタは、ワークを載置する旋回テーブル50と、旋回テーブル50の旋回中心Cを通るY軸に沿って制御される工具ヘッドを有し、工具ヘッドの工具主軸は、旋回テーブル50に垂直なZ軸に沿って制御される。旋回テーブル50上に基準点誤差量測定用ピン100を取付け、工具主軸に取付けたタッチセンサSでY軸上の座標を検知して主軸原点位置からの距離Lを演算し、Y軸上の基準点誤差量ΔYを補正する。距離R位置にタッチセンサSを設定し、ピン100を両側からタッチさせて、角度θ,θを検知する。この角度差からX軸方向の誤差量ΔXを演算して補正する。 (もっと読む)


【課題】 低コストで高精度なボールねじ熱変位の補正方法を提供する。
【解決手段】 ボールねじ14と接触している熱源の熱量を温度センサ2の温度から推定し、該熱源の熱量と該熱源がボールねじ全長に与える熱量の比率の分布とを予め記憶し、推定した熱源の熱量と、該比率の分布と、該熱源の位置とから該熱源がボールねじに与える熱量分布の時間変化を推定し、推定された熱量分布の時間変化から第1の温度分布の時間変化を推定する一方、ボールねじ14と接触していない熱源の温度を、温度センサ1,3,4から推定し、該熱源の温度と該熱源がボールねじ全長に与える温度の比率の分布を予め記憶し、推定した熱源の温度と、該比率の分布と、該熱源の位置とから該熱源がボールねじに与える第2の温度分布の時間変化を推定する。そして、これらの第1及び第2の温度分布を足してボールねじの温度分布を推定し、ボールねじの熱変位補正量を求める。 (もっと読む)


【課題】 加工対象物の温度に応じて、適切な長さの被加工領域を加工することができるレーザ加工装置を提供する。
【解決手段】 レーザ加工装置は、表面に基準点及び参照点が画定され、加工対象物を保持し、外部から入力される制御信号に基づいて、加工対象物を移動させるステージと、ステージに保持された加工対象物にレーザビームを照射するためのレーザ光源と、基準点及び参照点の位置情報を取得するための位置検出器と、位置検出器により取得した基準点及び参照点の位置情報に基づいて、ステージが移動する移動距離を算出し、移動距離に基づいて、ステージを制御する制御装置とを有する。 (もっと読む)


【課題】 ワークの固定位置、材質、機械の設置位置での環境に合わせた補正を適用することを可能とする。
【解決手段】 テーブル上のワークの固定座標を予め設定し、前記計測温度と前記刃先座標と前記固定座標に基づいて現在の刃先座標におけるワークの固定座標での変位量を求め、さらに刃先座標よりワークの固定座標から刃先座標までの距離を算出し、前記計測温度と該固定座標から刃先座標までの距離に基づいてワークの固定座標から刃先座標までのワークの変位量を求め、各変位量の和を推定値として、該推定値に基づきNC装置により熱変位を補正する。 (もっと読む)


【課題】 工作機械の構造物の温度分布を考慮し、また機械の位置情報、工具の刃先位置又はワーク位置情報に基づいて熱変位量を推定する熱変位補正方法を提供する。
【解決手段】 コラムの複数箇所の温度を測定することにより各軸方向に関するコラムの温度分布関数を算出し、その温度分布関数とサドル位置および工具の刃先位置より、サドルの現在位置におけるコラムの熱変位量と、サドルから刃先位置までの変位量をそれぞれ算出し、両者の和を熱変位推定値として、その熱変位推定値に基づきNC装置により熱変位を補正する。 (もっと読む)


【課題】 加工点における熱的な変位量の推定を的確に行い、補正によって加工精度を十分に高める。
【解決手段】 工作機械本体11を構成するベース12、コラム14、主軸ヘッド15、テーブル13の温度変化度合の相違する複数の温度測定箇所に位置して温度センサ28〜36を設ける。制御装置は、各温度センサ28〜36により同一時刻に測定された初期の温度を基準温度(T0 )として記憶装置に記憶する。制御装置は、任意の時点における各温度センサ28〜36の現在の測定温度(T)を取込み、各測定温度(T)と各基準温度(T0 )と比から温度変化(ΔT)を求め、その温度変化(ΔT)に基づいて各構成部位の熱的な変位量を算出して加工点における変位量に換算し、その換算された変位量に応じて各軸の移動量を補正する。このとき、各構成部位の熱的な変位量を、各構成部位の熱膨張・熱収縮と、温度上昇度合の相違に起因する反りとの双方を考慮して求める。 (もっと読む)


【課題】 加工点における熱的な変位量の推定を的確に行い、補正によって加工精度を十分に高める。
【解決手段】 工作機械本体11を構成するベース12、コラム14、主軸ヘッド15、テーブル13の温度変化度合の相違する複数の温度測定箇所に位置して温度センサ28〜36を設ける。制御装置は、各温度センサ28〜36により同一時刻に測定された初期の温度を基準温度(T0 )として記憶装置に記憶する。制御装置は、任意の時点における各温度センサ28〜36の現在の測定温度(T)を取込み、各測定温度(T)と各基準温度(T0 )と比から温度変化(ΔT)を求め、その温度変化(ΔT)に基づいて各構成部位の熱的な変位量を算出して加工点における変位量に換算し、その換算された変位量に応じて各軸の移動量を補正する。このとき、各構成部位の熱的な変位量を、各構成部位の熱膨張・熱収縮と、温度上昇度合の相違に起因する反りとの双方を考慮して求める。 (もっと読む)


【課題】
マニシングセンタなどの発熱量が頻々変化する工作機械を、一定の温度分布が保てるように冷却できる冷却装置を提供する。
【解決手段】
機体温度または機械設置室温を基準温度として設定する基準温度設定手段と、冷却液供給装置から冷却配管に送給される冷却液の温度測定手段と、冷却配管から冷却液供給装置に戻る冷却液の温度測定手段と、選定された一方の温度測定手段による冷却液の測定温度が設定された基準温度と一致するように冷却液供給装置に設けた冷却液の冷却制御装置と、両温度測定手段による測定温度間の温度差が設定された一定値を維持するように冷却液供給装置に設けた冷却液の供給流量制御装置とから構成する。 (もっと読む)


【課題】
工作機械の送りねじと加工ワーク双方の熱変位を包括的に補正することにより、基準温度における加工ワークの実寸に基づいた加工精度の改善を実現する。
【解決手段】
第1に、駆動軸1の位置決め精度を正しく補正するために、ほとんど熱膨張しないインバー材Rの絶対基準を設け、この絶対基準との対比による正確な位置決め方法を確立する。
第2に、加工ワークWの材質固有の線膨張係数と、加工ワークの長さ、加工ワークの温度から、ワークの精度判定の基礎となる基準温度における寸法を見据えた補正を、第1の加工時の位置決めに反映させる。 (もっと読む)


工作機械コントロール方法は明らかにされて、ワーク生産プロセスを実行するために、前記プロセスに従って工作物を加工するために切削工具(40)を有する工作機械を使用して開示された工作機械制御方法であって、切削工具(40)は、シャンク(30)を有する第1の部分と、切削面(48)を有する第2の部分、および、オプションで、工具ホルダ、プロセスの少なくとも一の状態を感知するための切削工具(40)の第2の部分に備わるセンサー装置(42、44)、および機械コントローラ(24)を有し、プロセスを開始させるために機械コントローラ(24)のコントロールの下で、機械を作動させるステップと、プロセスの少なくとも一の状態を感知するステップと、プロセス中に感知された状態に従って、コントローラまたはセンサーベースの切削パラメータを適応させるステップとを備える。切削工具(40)は、プロセス中に交換可能であってもよい。プロセスは、単一の切削動作であってもよい。センサーベースのパラメータは、機械コントローラから独立に適応し得る。
(もっと読む)


【課題】 比較的簡単な構成でもって簡易的に、主軸と移動部材との間の相対的位置の補正を行うことができる工作機械を提供すること。
【解決手段】 工作機械本体の主軸部に回転自在に支持された主軸と、工作機械本体に往復動自在に支持された移動部材と、主軸を回転駆動するための第1駆動源12と、移動部材を往復動させるための往復駆動機構24と、往復駆動機構24を駆動するための第2駆動源34と、第1及び第2駆動源12,34を作動制御するための制御手段とを備え、主軸と一体的に被加工物が回動され、移動部材と一体に加工工具が移動される工作機械。主軸部温度を検知するための第1温度検知手段40とボールねじ部温度を検知するための第2温度検知手段42とが設けられ、制御手段は、第1及び第2温度検知手段40,42の検知温度に基づいて主軸と移動部材との間の相対的位置を補正する。 (もっと読む)


【課題】工作機械の熱膨張率と被加工物の熱膨張率とが著しく異なる場合でも環境温度を常温化することなく精度よく加工することができ、かつコスト的にも安価に実施し得るNC工作機械の熱変形補正方法を提供する。
【解決手段】NC工作機械は、送り系のピッチ誤差を補正するピッチ誤差補正機能を有する。NC工作機械の熱変形補正方法は、室温を測定する工程S1と、ストローク長さ当たりの常温に対するNC工作機械の熱変形量と被加工物の熱変形量の差分を演算する工程S2と、この差分を基にピッチ誤差補正機能の各補正点の2次補正量を設定する工程S3と、この2次補正量をピッチ誤差補正機能の各補正点のピッチ誤差補正量にそれぞれ減算又は加算してピッチ誤差補正量を修正する工程S4とを備える。 (もっと読む)


【課題】主軸回転数に基づいて熱変位を算出するため、主軸回転数が変化するときには、特別に複雑な処理を施す必要がなく、発熱現象及び放熱減少を個別に捉える必要が無く、主軸回転数が変化しても熱変位を適正に予測でき、その結果、適正に熱変位補正を行うことができる工作機械の熱変位補正方法及び熱変位補正装置を提供。
【解決手段】
CPU110は、工作機械の主軸の熱変位量Sを応答曲面法に基づく下記演算式で、演算し、この熱変位量を補正量として、主軸と平行なZ軸方向に移動可能とされた移動テーブルの位置制御指令を補正する。
=b・Sn−1+b・ω+b・ω+b・ω+b・Sn−1・ω
但し、Sn−1は、前回推定した熱変位量、ωは主軸回転数であり、b1〜5は係数である。 (もっと読む)


【課題】 主軸の高速回転が可能で、高回転精度、高静剛性・動剛性を有し、高能率で高精度な加工が行える金型加工装置を提供する。
【解決手段】 工具11を回転させるスピンドル装置1の主軸4を、静圧磁気複合軸受6〜9で支持し、次の手段を設ける。静圧磁気複合軸受6〜9の励磁電流を検出する電流検出手段15〜18と、その電流検出値から加工状態を把握する加工状態把握手段19を設ける。外部指令応答オンオフ手段20を設け、静圧磁気複合軸受6〜9は、外部の指令で静圧気体軸受部のみによる支持を可能とする。ハウジング5の温度を測定する手段76と、温度測定対応出力手段77とを設ける。 (もっと読む)


【課題】 工作機械の全加工領域での静的精度を補償する変形誤差の補正方法を提供する。
【解決手段】 工作機械全体の3次元の有限要素モデルを作成し、非定常熱伝導解析により、有限要素モデルの各節点の温度変化を求め、非定常有限要素解析により、温度変化に基づく各節点での熱変形量を求め(ステップS2)、各節点での熱変形量により誤差モデルを作成し、この誤差モデルに基づき、工作機械の加工領域内における誤差量を算出し、3次元の誤差マップを作成して(ステップS4)、所定時間間隔毎の3次元の誤差マップによるデータベースを構築して(ステップS9)、ワークを加工する際には、経過時間及び構成機械の各軸における位置に対して(ステップS10)、データベースから各軸の補正量を求め、工作機械の指令位置を補正量により補正する(ステップS11〜S16)。 (もっと読む)


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